お葬式

最後の朝ごはんをあげて、仏壇前で自分での簡略的お葬式を行う。仏壇の前で浄土宗のお経のCDをかけて、最後は自分でお経をあげた。正しいお葬式じゃないけど、気持ちです。仏壇は家庭のお寺だからこういうとき家に仏壇があるのはいいなと思う。

14時からの予約でひかりペット霊園へ。ここがいいなと思ったのは家族でやっていてその人たちの写真がホームページに出ていたからだ。現地について手続きして、忘れずにメモリアル手形を依頼。火葬した後じゃ不可能だからこれだけは忘れずにと思ってたやつ。手続きが終わるとセレモニー室へみこちゃんを連れて行く。ここでお葬式をやってくれるのだ。花やごはんをあげて、もって行った写真を飾ってもらって開始。写真も撮った。おっとその前に、手形を取る。んで開始。お経もあげてくれるけど、日蓮宗で大丈夫かと聞いてくれた。宗派は違えど同じ仏教だし何もしないよりはいいと思い、お願いする。ちゃんと焼香もする。南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経~とあげてくれているときに、自分は小声で南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏~。みこちゃん迷っちゃうかなぁ?大丈夫、先に家でお葬式してきたし。最後に体をなでてやってお別れ、その場で白い布に包まれる。火葬部屋に行き、合掌して火葬。さようなら、みこちゃん。極楽浄土でお父さんとまた仲良く暮らしてください。お父さん待ってるよ。

火葬は1時間足らず。火葬が終わるとお骨を拾う。お骨の写真も撮る。相手が人じゃできないけどね。人がなくなったときのように、お骨の説明を丁寧にしてくれる。猫ものどぼとけがあるんだね。やはり理科の時間になるね、この瞬間って。青い塊があるのは、肝臓から出る液体が火葬によって青く変わるそうだ。肝臓が悪いとおなかの部分が真っ青になるらしいけど、みこちゃんの場合ごく少量。やはり特別どこか悪いということじゃなかったことか。じゃあ大往生じゃないか。よかったね。あとはうんこは燃えない。うんこは土ということなのか?拾ったお骨は骨壷に入れて人の場合とまったく同じできれいなケースに入れてくれる。これでお葬式は終わり。

ちなみに今回はデラックス葬というもので個別で火葬して自分でお骨を拾えて、お骨を持ち帰ることができるというコース。メモリアル手形を入れて、ホームページでの割り引き券適用で32,500円。他も見てたけど、だいたい個別で持ち帰りだとこれくらいみたい。帰りは病院に寄って診察料支払い。全部で8万円くらい。みこちゃんの場合だと、以前尻尾の付け根にできた悪性腫瘍の手術で入院したときも十ウン万かかったし、ペットというのはお金がかかるから無責任には飼えないよ。だからこれから飼おうとしてる人はよく考えてくださいね。でもその代わり最後までちゃんとできることしてあげられれば自分もそれだけ家族として大事と思っていたことを実感するし、お金以上に与えてくれるものが大きいし、もちろんペットも幸せを感じてくれるはず。

メモリアル手形 帰宅して、はい、みこちゃん、また帰ってきたよ~。お骨と写真とメモリアル手形を仏壇においた。メモリアル手形、すごくいい。ほんと思い出になる。立体的な形として残るし。
やっと落ち着いた。でも今日何も食ってない。やはり何か食いたいと思わない。平日は一人で飯食ってるけど、今日は一人じゃ食えないと思ったのでけぶさん呼んで夕飯につれてってもらったよ。ただつまんで軽く食う程度。んでなんとなくのやけ酒。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です