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フォトブック作成開始

2020-01-15_142314

フォトブック作ってみようかなと思い立ち、四国八十八ヶ所のお遍路旅をテーマにして作成を開始しました。

選んだのは品質が良さそうなビスタプリント。スマホのアプリもあるけれど、PC版の高機能エディターがすごく良く出来ていて、やり出すと止まりません。

でも88のお寺。1寺1ページとして、そのほか入れると100ページくらいになります。お値段は選択した横長Lサイズ(28cm×21cm)だと1万以上だけど、旅の思い出として綺麗な本ができるのなら納得です。

作成に時間がかなりかかりそうですが、頑張って完成させるぞ。

お遍路さんの旅 #9-3-6 大窪寺

■第88番札所 医王山 遍照光院 大窪寺

大窪寺は真言宗で本尊は薬師如来です。87番からは結構遠く山道が続きます。いかにも結願寺に向かっているような雰囲気がありました。お寺の駐車場に着くとかなり広くて大きな駐車場なのに、満車状態でした。手前に第二駐車場の案内版があったのを思い出し、来た道を戻り国道377号に来たら左折してトンネルをくぐると第二駐車場がありました。こちらもかなり広いにも関わらず、ものすごい空き方でした。で、実際境内まで遠いのかというと山門(二天門)経由で本堂へ行くならむしろ第一駐車場よりも近いです。

奈良時代に行基がこの地を訪れたとき悪夢を感得し草庵を建て修行をしたのが開基とされ、のちに唐から帰朝した弘法大師が現在の奥の院にある岩窟で虚空蔵求聞持法を修法し、谷間の窪地に堂宇を建て薬師如来坐像を刻んで本尊とされ、結願の地と定められたそうです。

第88番境内図
境内図

山門(二天門)
山門(二天門)

本堂
本堂

本堂
本堂

大師堂
大師堂

仁王門
仁王門

お砂踏み道場(大師堂地下内陣)
お砂踏み道場(大師堂地下内陣)

納経所
納経所

阿弥陀堂
阿弥陀堂

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山門(二天門)

お参り後御朱印をいただいて結願です。結願の証を忘れずにいただきました。納経時に結願の証(2000円)をお願いし、小さな紙に氏名を記入してすると名前を書いて発行してもらえます。意外にお願いしている人が少ないのがなんとなく不思議でした。結願したら普通もらわない?

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ということで2014年4月29日から開始したお遍路さんの旅は10回四国訪問して一区切りです。長かったなぁ。

お参りの後はお寺の正面にある八十八庵で、この旅初のさぬきうどんをいただきました。このお店は以前テレビでやってたのを見たことがあったので、さぬきうどんはここでいいやと決めていたお店です。

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一番オーソドックスな釜たまうどんにしました。初めて食べましたがうん、確かにおいしいです。シンプルだからこそのおいしさでした。

ということで後は空港に行って帰るだけですが、ちょっと飛行機の時間まであるので、行けそうな道の駅でスタンプだけゲットして帰ろうということで、道の駅ながおと道の駅しおのえに寄りました。

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それでもまだ時間ある!ので空港の反対側へ。飛行機の1便でも離発着してくれればよかったんですが、何も来ずでした。

レンタカー返却してチェックインすると、今度はなんと飛行機が遅れてる!25分遅れの18:15発に変更になりました。

夕飯はたまたま連絡くれた知人と上野で待ち合わせて一軒めいったんですが、なんとトイレが故障した結果1時間もせずとも閉店となってしまい、はしごになりました。

ということでお遍路さん終わったので、次は高野山へお礼参りに行けたらなと思っています。

お遍路さんの旅 #9-3-5 長尾寺

■第87番札所 補陀洛山 観音院 長尾寺

長尾寺は天台宗で本尊は聖観世音菩薩です。行基がこの地を歩いていると道端に楊柳の霊夢を感じ、その木で聖観音菩薩像を彫造し本尊として安置したのが始まりだそうです。

第87番境内図
境内図

仁王門
仁王門

仁王門の釣鐘
仁王門の釣鐘

本堂
本堂

大師堂
大師堂

さて、お遍路さんの旅も大詰め、次は最後の札所88番に向かいます。

お遍路さんの旅 #9-3-4 志度寺

86番に向かう途中、道の駅を発見したのでスタンプゲットしました。道の駅 源平の里むれです。

道の駅 源平の里むれ道の駅 源平の里むれ

スタンプだけゲットしてすぐさま出発です。

■第86番札所 補陀洛山 志度寺

志度寺は真言宗で本尊は十一面観世音菩薩です。近江から志度浦にたどり着いた霊木で凡薗子尼(おおしそのこ)がら十一面観音を刻み、堂を建てて安置したのが始まりといいます。

第86番境内図
境内図

仁王門と五重塔
仁王門と五重塔

鐘楼
鐘楼

本堂
本堂

大師堂
大師堂

仁王門・本堂・本尊は国指定重要文化財です。御朱印をいただくとき閻魔大王の御朱印もあるそうで話を聞くと本尊の十一面観音と同様、十一面の閻魔様ということで、御朱印いただいた後焔魔堂をお参りしました。

次は87番に向かいます。

お遍路さんの旅 #9-3-3 八栗寺

■第85番札所 五剣山 観自在院 八栗寺

八栗寺は真言宗大覚寺派で、本尊は聖観世音菩薩です。屋島の東、標高375mの五剣山の8合目にあります。大師がこの山に登り求聞寺法を修めた時に、五振りの剣が天振り注ぎ、山の鎮守蔵王権現が現れました。そして「この山は仏教相応の霊地なり」と告げられたので、それらの剣を山中に埋め山の鎮護とし五剣山と名づけ開基したといいます。

八栗ケーブル八栗ケーブル

八栗ケーブルの八栗登山口駅からかわいいケーブルカーに乗ってお参りします。往復で930円です。

第85番境内図
境内図

多宝塔
多宝塔

大師堂
大師堂

聖天堂
聖天堂

ケーブルカー側からお参りすると仁王門や本堂は逆方向になります。

本堂
本堂

お参りしてから仁王門の方へ行ってみました。

仁王門(二天門)
仁王門(二天門)

仁王門の先にあったのは、お迎え大師さま。屋島の向こう剣山まで一望できる展望台になっていました。

お迎え大師DSCF0438
お迎え大師

お迎え大師からの眺望
お迎え大師からの眺望

ケーブルカーで降りてきたのは、12時すぎ。今日も当初計画から30分ほど遅れています。次は86番に向かいます。

お遍路さんの旅 #9-3-2 屋島寺

■第84番札所 南面山 千光院 屋島寺

屋島寺は真言宗御室派で本尊は十一面千手観世音菩薩です

屋島は高松市の東の火山台地の半島で、屋島寺はその南嶺にあります。鑑真和上によって開創されたと伝えられ、東大寺に船で向かう途中、屋島の沖で山頂から立ちのぼる瑞光を感じ屋島の北嶺に登り普賢堂を建てて、普賢菩薩像を安置、創建されたといいます。

屋島に入るとドライブウェイとなりますが、今は無料のようでした。

第84番境内図
境内図

東大門
東大門

千体堂と三体堂
千体堂と三体堂

大師堂
大師堂

蓑山大明神
蓑山大明神

本堂の右にある蓑山大明神は、四国狸の総大将「太三郎狸」と呼ばれる土地の氏神さまです。

本堂
本堂

四天門
四天門

境内はかなり広い感じで綺麗なお寺でした。お参りした後は周辺散策へ。

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海側まで歩いていくとそれはもう素晴らしい眺望でした。高松市が一望できます。近くには新屋島水族館も。ほんとは寄りたかったけれど、ショーの時間が合わず、あまりのんびりもできないので、散策したあとは85番へ向かいました。

お遍路さんの旅 #9-2-8

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さて今日の宿はファーストイン高松さんです。ここに決めた理由は、このホテルはホテルというよりサウナに個室ルームもあるという感じのところで、サウナたっぷり入れるのがサウナ好きの自分にとっては一番だから。普通のビジネスホテルのシングルよりもアメニティはまったくないですが、テレビもあるので十分です。

ということで夕飯は宿から歩いて10分くらいのサンダー酒場というところをネットで調べてそこに行きました。

店名がちょっとあやしいかんじがしましたが、入ってみるといたって普通の居酒屋でメニューも自分好みでリーズナブル。

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とってもいいお店でした。

帰りはちょっと高松城方面に行って夜の高松城も。

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戻ってからサウナ満喫して部屋飲みしました。明日は最終日です。

お遍路さんの旅 #9-2-7 高松城

今日の最後は日本100名城にも選定されている、高松城です。高松城は瀬戸内海に面して築城された海城で、日本三大水城(高松城、今治城、中津城)の一つに数えられ、史跡高松城跡 玉藻公園として整備されています。玉藻公園の駐車場についたのは16時を過ぎていました。開園時間は17時までなので足早に回ります。

艮櫓(うしとらやぐら)
艮櫓(うしとらやぐら)

駐車場近くに内堀を挟んで艮櫓(うしとらやぐら)が見えます。重要文化財です。

旭門と旭橋
旭門と旭橋

旭門
旭門

園内には駐車場前から旭橋を渡り、旭門から入ります。入場料は200円。

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艮櫓(うしとらやぐら)

桜の馬場
桜の馬場

桜の馬場はその名のとおり桜が植えられ、馬場があったところです。

桜御門跡
桜御門跡

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披雲閣

桜御門から先は三の丸で、披雲閣や枯山水の庭園、内苑御庭などがあります。

北の丸への門
北の丸への門

渡櫓と月見櫓
渡櫓と月見櫓

月見櫓と水手御門
月見櫓と水門

渡櫓と水手御門
渡櫓と水手御門

三の丸から北の丸に入ると渡櫓、水手御門、月見櫓があります。これらも重要文化財です。

水門
水門

三の丸から二の丸へ入る直前に水門があります。堀と海がつながっていて水位調節をするのためのものです。

二の丸
二の丸

鞘橋
鞘橋

二の丸を抜けると本丸へ続く鞘橋があります。

鞘橋から見た天守閣跡
鞘橋から見た天守閣跡

本丸と天守閣跡
本丸と天守閣跡

天守閣跡から見た水門
天守閣跡から見た水門

天守閣跡から見た鞘橋と二の丸
天守閣跡から見た鞘橋と二の丸

天守閣跡
天守閣跡

鞘橋を渡ると本丸と天守閣跡があります。このあたりで蛍の光がなりだしました。閉園時間まであと10分です。急いで出ないと!

披雲閣庭園の紅葉
披雲閣庭園の紅葉

かなりの急ぎ足で散策しましたが、なんとか閉園時間に間に合いました。

さて、宿はすぐ近くです。

お遍路さんの旅 #9-2-6 一宮寺

■第83番札所 神毫山 大宝院 一宮寺

一宮寺は真言宗御室派で、本尊は聖観世音菩薩です。
開基は義淵僧正、当時は大宝院と称し法相宗に属していたが、のちに諸国に一宮寺が建立の際、行基菩薩が一宮寺に改名、さらに弘法大師が聖観世音菩薩を刻み、伽藍を再興し真言宗に改められたそうです。

第83番境内図
境内図

西門
西門

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本堂
本堂

大師堂
大師堂

護摩堂
護摩堂

菩薩堂
菩薩堂

今日のお参りはここまで。次は高松城へ向かいます。