今日も足利文化財一斉公開へ行って文化財の見学。
■浄林寺離れ「からくり屋敷」
最初の文化財は、浄林寺離れで通称「からくり屋敷」。ちょうど昨日サイタマ健康ランドでサウナ入っているときに、足利文化財一斉公開のニュースやってて、このからくり屋敷が出てた。なんだか面白そうな屋敷である。んでなんでからくりなのか?幕末の文人画家、渡辺崋山の隠れ家として建てられたからとか言われているらしい。
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ちゃんとボランティアの学生?が数人いて、仕組みを説明してくれる。引き出しを開け取り出すと、床下へ逃げられるようになっている。へぇー。パッと見、箪笥だなと思うと階段になってる。天井は二階の部屋とつながっている。二階のある襖を開けると、そこには廊下が現れ、その右奥に小さな隠れ部屋。この部屋がさっきの一階の部屋とつながってた。ふーん、忍者屋敷みたいでなかなか面白かった。
■足利ハリストス正教会のイコン(聖画像)
イコンとは、ギリシア正教の教会堂にあるハリストス(キリスト)・生神女マリヤ・聖人・殉職者などを指すそうだ。山下りんというイコン画家の作。美しい絵と綺麗な教会内部がとてもやさしい雰囲気を感じさせる。
■物外軒茶室
次は教会のすぐ近くにある物外軒茶室。紅葉が美しい日本庭園に建てられた茶室である。パンフレットの案内によると、もと足利・猿田の萬屋三代目の長四郎三により、明治初年に渡良瀬川河畔の萬屋邸内に建てられ、その後現在地に移築され、今は足利市に寄付されたとのこと。普段は公開していないそうだけど、なかなか風情のある素晴らしい庭園で普段公開してないのはなんだかもったいない感じ。 |
■福厳寺 木造釈迦如来坐像
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さて次は福厳寺の木造釈迦如来坐像。パンフレットの案内によると、この釈迦如来坐像は福厳寺の本尊で檜材で寄木造り、表面は黒漆塗りで、目には玉眼が入れられている。禅宗寺院に多い、禅定印(腹前で右を下に両手を重ねる印)を結んでいる。製作年代は15世紀頃と考えられる。ということで結構古い仏像だ。写真撮っていいのかなぁと迷ったが、撮らせていただいた。福厳寺は足利七福神の布袋尊を祀るお寺でもあった。 |
■緑町排水場
次に向かったのは、足利の水道施設の緑町排水場。その名のとおり、水道を給水するための排水地があり、昭和初期に建造された国登録有形文化財となっている。見るとただの芝の公園に見えて面白い。あと水道山記念館。これも国登録有形文化財。おしゃれな洋館で内部も昭和初期を思わせる。見学が終わるとお土産に飲料水バッグと足利の自然水のペットボトルをくれた。おー、太っ腹。 |
■今福浄水場
次は、緑町排水場と連動した水道施設の今福浄水場。ここは水道の水源地で、ここで集められた地下水がポンプを使った緑町排水場へ送られるそうだ。昭和初期に作られたポンプ室は国登録有形文化財。緑町排水場との高低差は30メートル以上。このポンプを使って排水場まで水を送り上げるということだ。水道施設ってあんまり見学とかしたことなかったが、こういうのってどこも同じなのかな?昭和初期ってのがすごいなと感心。 |
ということでここを見学後にも自然水をくれた。結構レア?
■ニホンカワモズク自生地
次はニホンカワモズク自生地。ニホンカワモズクとは、普通に見られるカワモズクと思われていたが、実は新種と判ったというとても珍しいものである。神明宮という神社の弘法の池に生育している。ということで天然記念物。なんか絶滅危惧されているみたい。現地では近所の人たちが見物客をおもてなし。 |
■トチセン
本日最後の文化財は株式会社トチセンのレンガ建造物。レンガ造りの捺染工場、汽罐室、レンガサラン工場など国登録された有形文化財。ここのレンガは深谷のレンガ工場で造られたものが使用されている。 |
また、壁は空襲から避けるための黒の迷彩が残っていて不思議な模様で面白い。
っつーことで8ヶ所もの文化財を廻ってからのやっとありつけた遅めの昼飯は久々に味の民芸。近くのはみんなつぶれたから行こうにもなかなか機会がなかった。結構俺好きなんだけど、なんでつぶれちゃったんかな。割とどこも混んでたと思うし。イオンのジャスコで念願の革靴なんと3つも買った。 太田のPC DEPOTでkotori7号増設用にDDR3のメモリ2GB×2枚7980円。ネット最安値と比較してもチョー安い。これでkotori7号も64bitマシンにふさわしく8GBメモリ搭載となるぞ。つえー。 夜は夢庵で肉豆腐鍋。 |
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