信州旅行2日目、少し雨模様。天気がよければゴンドラ乗って散策とかもいいかなと思っていましたが、この天気だと気分が乗りません。
■世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール館■
ということでチェックアウト後、最初に向かったのは、世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール館です。影絵は日本を代表する世界的影絵作家「藤城清治」氏の作品が多数展示されていて、とても美しく圧巻されました。すごく細かい作業のようですが、やってみたいと思い、体験ができるということでやってみようと思ってたんですが、HPでは所要時間30-45分とあったのに、実際行ってみたら90分とか書いてあって、時間も何時からというような感じ。とてもじゃないけど、ここでそんなに時間は使っていられないので諦めました。
■高島城■
次に向かったのは続日本100名城に選出された、高島城です。かつては諏訪湖に突き出した水城で「諏訪の浮城(すわのうきしろ)」と呼ばれていたそうです。天守・櫓・門・塀が復元されています。
天守の内部は資料館になっています。入館料は310円。
■諏訪大社上社本宮■
さて、今日は帰る前に諏訪大社に立ち寄ることにしました。諏訪大社は日本最古の神社のひとつで信濃國一之宮として信仰されてきています。諏訪大社は諏訪湖の周辺の4か所にお宮があるため、今日は2つまで。まず向かったのは上社本宮です。
上社本宮の御神体は守屋山という山で、その麓に境内があります。
大鳥居をくぐると左側に一之御柱があります。
交通安全祈祷殿はクルマの祈祷をする場所で、この前に車を停めてお祓いしてもらえるんですが、今日はポルシェが来てましたね。
大鳥居は本来の正門ではなく左奥がかつての正門ということなので、左方向に行ってみます。
正門の鳥居が見えてきました。
こちらが入口御門です。向かって右側にあるのが二之御柱です。
入口御門手前左側に三之御柱遙拝所があって、奥の方に三之御柱が見えます。
入口御門を入ると布橋がずっと続いていて、左側に絵馬堂、摂末社遙拝所、大国主社と立ち並んでいます。
その先に東御宝殿、四脚門、西御宝殿と並んでいます。御宝殿は、申と寅の年の御柱を新しくする御柱祭りとともに交互に建て替えられ、宝殿遷座祭で古い宝殿から新しい宝殿へ御霊代を移されるんだそうです。奥に見える硯石は御神体である神体山から神様が下りてくる場所なのだそうです。
布橋が終わると先には塀重門が見えてきますがそこからは入れません。その先に入口門があって入ると左に参拝所があります。
参拝所の奥に拝殿が見えます。拝殿は幣拝殿と両側にの片拝殿からなる諏訪造りという様式です。
参拝所の右側には勅願殿、その隣には四之御柱遙拝所があります。
授与所で御朱印をいただきました。
ということでかなり広くて大きな上社本宮でした。続いて上社前宮へお参りします。
■諏訪大社 上社前宮■
上社前宮は本宮から近いところにあります。御祭神である建御名方神が出雲を舞台にした国譲りで諏訪に退き、最初に居を定めた地ともいわれる諏訪信仰発祥の地。四社のうち唯一本殿があります。
通りに面した大鳥居から少し行くともうひとつ鳥居が現れます。ここから上に5分ほど行くと本殿です。
本殿までの道は普通の田舎道。境内という感じではないです。
正面に見えてくるのが本殿。ほんと田舎の村にひっそりとたたずむ神社のようです。本宮のあとだったので、あまりの印象の違いに驚きました。
本殿までの道は普通の田舎道。境内という感じではないです。手水舎がなく前を流れる水眼の清流で清めます。
上社前宮の御柱はすべて近くで見て触れることができます。他の三社の三と四の御柱は近くでは見られません。
あと意識してみると面白いのは上社の御柱のその特長です。
下社の御柱は皮をむいて保存するのに対し、上社の御柱は生の木のままなので、運ぶ際に片側が向けてしまうそうです。
授与所で御朱印をいただき、諏訪大社上社まいりはおしまいです。近いうちに下社もおまいりしないと。
ということで帰路につきました。