今回の城めぐりの旅、最後に訪れるのは新高山城です。新高山城は広島県三原市にある続日本100名城の173番、国の史跡に指定されています。
12:10ごろ本郷生涯学習センターに到着、こちらでスタンプをゲットしました(御城印はうきしろロビーで入手済み)。
■ 新高山城 ■
12:20ごろ新高山城跡駐車場に到着。
登城案内によれば登城道を進んで番所跡まで出て、そこで分岐して鐘の段へ行くようになっていますが、途中で鐘の段へ行く道への分岐がある情報を得ていたので、効率考え先に鐘の段へ行きます。登城道左側にあるその分岐の表示が「ノ」しか残ってなく、なんともわかりにくいです。
■鐘の段
道を進んでいくと鐘の段を取り囲む八百段に出ました。鐘の段西側の八百段の手前右に登る道があり、そこを登ると鐘の段です。
■番所跡
鐘の段の北側の郭を北に進んでいくと元の登城道に合流します。合流地点が番所跡で、番所跡は上から軽石の段、中の段、下の段となっています。
番所跡から登城道を道なりに進んでいくと匡真寺跡。
■匡真寺跡
匡真寺跡は小早川氏の菩提寺の跡です。
匡真寺跡北東隅から中の丸に向かうかなり急な登城道を進むと途中でベンチがあったので休憩しましたが、不安定でかなり危ない!
■中の丸(西側)
登城道石段を登ったところは門跡で、そこから西側の中の丸です。ここと本丸の北側の中の丸、釣井の段、東の丸が二の丸にあたります。
中の丸の土壇にはあとで行くことにして本丸へ登ります。手前に崩れた石垣が残っています。
■本丸
本丸に出たところは本丸の南西隅で桝形土塁が残り、本丸の北東部には大きな建物の礎石が残っています。
本丸東側へ進むと詰の丸です。
■詰の丸
詰の丸は新高山の山頂で多くの巨石と石仏や石碑がありました。新高山は廃城後も修験道の山だったそうです。眺望はすばらしく、眼下の沼田川の対岸に小早川隆景が以前居城にしていた高山城があった高山や、新幹線が見えます。新幹線の動画を撮りたくて10分以上粘りました。
さて本丸へ戻り、北側にある虎口(大手門跡)から釣井の段の方へ下りていきます。
■釣井の段
釣井の段は上下二段からなる城内最大の郭で6つの円形石積井戸が残っています。東側にはライゲンガ丸とその奥に東の丸。
■中の丸
釣井の段の西側には北側の中の丸があります。
東側の中の丸に戻り、土壇へ。
■西の丸・北の丸
中の丸に西側に配置されているのが西の丸、西の丸の北西に北の丸、これらが三の丸にあたります。西の丸の東端の郭は石弓の段で二の丸を守る箱薬研の堀切の役割を果たしています。
北の丸を見て新高山城の散策はおわりにし、14:30ごろ駐車場へ戻ってきました。
15:25ごろレンタカーを返却、15:44三原発の普通電車で福山までいき、16:35発ののぞみで帰路につき、21時前には熊谷に着きました。
ほぼ計画通りに今回の旅は終了です。おみやげはもみじ饅頭です。