姫路城の続きです。水の五門をくぐるとすぐ左に折れて水の六門、その先で靴を脱ぎ、大天守の地階に入ります。最上階の6階まで順にみていきます。
■大天守地階
大天守では西大柱と東大柱の下部や流しを見ることができます。
■大天守一階
一階は内陣を武者走り(回廊)が囲んでいます。
■大天守二階
二階も一階同様、内陣を武者走り(回廊)が囲んでいます。破風の間は天守入口に架かる入母屋破風の屋根裏の空間で、開き窓があり屋根伝いに西天守へ行けるようになっています。
■大天守三階
三階中央には地階から5階まで通る西大柱と東大柱があります。西大柱は三階で二本継ぎになっています。北側と南側に石打棚が設けられ、北側は棚下の武者走りを内陣と板で仕切って内室としています。四隅には「武者隠し」と呼ばれる隠し部屋がありますが帰りに見ることができました。
■大天守四階
四階は窓が高いため石打棚が設けられています。
■大天守五階
五階は東大柱と西大柱の上端が見られます。
■大天守六階
最上階の六階は姫路城守護神の長壁神社(刑部)が祀られています。
■小天守と渡櫓
順路に従い下りてきて大天守一階からイの渡櫓の一階に入ります。イの渡櫓は大天守と東小天守を結ぶ二重渡櫓です。東小天守は北東隅にある三重隅櫓です。ロの渡櫓は東小天守と乾小天守を結ぶ二重渡櫓です。乾小天守は北西(乾の方角)にある三重隅櫓で一番大きい小天守です。ハの渡櫓は乾小天守と西小天守を結ぶ二重渡櫓です。
イの渡櫓(本丸)からの大天守・台所・乾小天守・ロの渡櫓(本丸)
ハの渡櫓で天守見学はおしまいです。ニの渡櫓と西小天守は公開されていませんでした。きりがいいので一旦ここで切ります。