■会津へ
今日は久々に泊りがけの旅行。昨晩宿泊するホテルは予約したので、会津方面は決定。だけどそっち方面のどこに行くかは詳細には決まっていない。朝8時30分ごろにけぶじゅんさん達が迎えに来て俺のマジェ号に乗り換えて出発、っていってもすぐそばでガソリン補給。ハイオク1リッターあたり148円ってもしかしたら高速の方が安い?ってのは以前聞いた話によると高速内のガソリン料金は全国一律で、前月全国平均単価が次月の単価になるって聞いたから。ってなことで高速の方が安いだろうとふんで、少しだけ補給。それにしてもガソリン高すぎ。んでガススタ出発が8時43分ころ。
郡山の仕事ずっとやってたおかげで見慣れた風景をすすみ、佐野藤岡インターから東北道へ。朝飯食いたいから、佐野SAに寄ってみたら、駐車場大混雑だったのでそのまま休みもせずに次の上河内SAで朝食を取ることにした。10時25分ごろ上河内SAに到着。さすがにここはそんなに混んでなかったけど、郡山仕事してるときに使ってたときに比べればチョー混んでるって感じ。初めて寄った下り線側レストランの九尾で鴨南蛮そばが朝食。んでここでガソリン満タンにしたんだけど、単価152円。こんなはずじゃぁ。。。12時5分ごろ安積PAで再度休憩取ってどこに最初に行くか相談。とりあえず野口英世記念館に行くかってことになった。
■野口英世記念館
|
|
|
郡山IC過ぎて郡山ジャンクションまでの間、なんか懐かしいなぁって想いを感じながら磐越自動車道へ。思えば約1年間平日はほとんど郡山にいたんだもんなぁ。猪苗代磐梯高原ICで降りて約5分くらいで野口英世記念館へ大体13時くらいに到着。思えばここに以前来たのは中学の修学旅行だったかな、だとするとすでに25年以上前って、すっげー、俺っておじさんだ。入館料は400円。さすがに25年以上前だと記憶も微かで、とっても新鮮。でも明らかに違うと感じたのは生家上にある、保存用の屋根みたいな建造物。要するに屋根の上にもう一つ屋根がある。絶対あんなの以前来たときにはなかったはずだ。今や1000円札を飾る野口英世先生、記念館の資料とか見てたらノーベル賞候補に何度も挙がってたってのは知らなかった。やっぱすごい偉人でした。今どきにここに来て意外によかったって思ったのは、千円札のモデルになった写真が見れたこと。はっきり言うとそれ以外の資料は流し見してるだけで、っつーか、ほとんど何も読んでなかったなぁって感じなんだけど、こればかりは身近な話題なので興味が沸いた。モデルになった写真は頭のてっぺん部分は写ってないのに、千円札の絵はちゃんとてっぺん部分も描かれているのは何故?って思った。クルマを止めた駐車場の前には湖柳園っていう小さな水生植物園があったんだけど、「湖柳」ってのは柳に雪折れ無しということから野口英世博士につけられた号だとか。野口英世記念館を後にしたのがだいたい13時40分ごろ。続いて目指すは柳津ってことになった。
ちょっとデジタル一眼の話。普段使っている標準ズームって手振れ補正が効かないんだけど、やっぱ一眼レフは違う、レンズが明るいのと、安定した姿勢で撮れるからだからか、フラッシュなしでも結構ぶれずに撮れるってことが判明。これってすげーよ、だって、シャッター開いてから閉じるまでの「ヵシャ」じゃなくて、「カッシャ」って感じでもぶれてない写真が撮れるってことがよぉく分かった。
■柳津虚空蔵尊
猪苗代磐梯高原ICに戻って再度磐越自動車道へ。目指すは会津坂下IC。途中すごい大雨になってこりゃやばいって感じだったが、直前のトンネル抜けてしばらく行ったらおさまった。会津坂下、実は以前にも一度来たことがあって、まず気になったのが、昔泊まったボロ民宿兼ドライブイン、名前はたしか坂本。インターのすぐ近くだったので、場所もなんとなく覚えてた。そしたらまだあった。こんなところで懐かしい気分。ここから向かったのは日本三大虚空蔵尊のひとつである柳津虚空蔵尊(福満虚空蔵尊圓蔵寺)。14時20分ごろ到着。参道下の駐車場に止めると目の前に只見川の幻想的な霧の風景。すげー綺麗だった。あとで調べてみたら夏の朝晩に見られるってあったから、今日はラッキーだったのかも。柳津虚空蔵尊も以前来たことがあったけど、やっぱり覚えてないもんだ。こんなとこだっけ?てな感じ。前来たときは、もっと人が沢山いた気がする。時期的なものもあるのかも。境内にあがって左に本堂(?)があるけど、このお堂は記憶にあった。とても綺麗なお堂。家族の健康とお金に困らないようにとお祈りした。虚空蔵菩薩に年3回お参りするとお金に困らないと言われているらしく、お祈りの内容は的を得ていたようだ。ただあと2回のお参りはどうかな、ごめんなさい、きつい感じ。
■柳津町
お参り後、すぐ近くのまんじゅう屋が立ち並ぶ通り(虚空蔵尊へ行く手前に戻る感じ)に柳津名物あわまんじゅうを買いにいったのが14時45分ごろ。あわまんじゅうってのは、昔柳津虚空蔵尊が大火にあったときに、二度と災難に「あわ」ないようにと、あわともち米でつくったまんじゅうを奉納したのがはじまりだとかで、コレを食べれば災難にあわない!ここで一番有名らしい小池菓子舗で買った。
さて次はと考え中、もう15時前なのに昼飯食うの忘れてたって気づいた。近くに道の駅柳津があるからそこなら何か食べられるだろうと向かった。14時55分ごろ着いたが結構立派で綺麗な建物だった。入り口で?と感じる。何?道の駅、じゃぁなくて「まちの駅」?なるほど。館内にはそばやがあったが、朝もそばだし。実質昼飯はあきらめた。周辺の名産とかが展示されていて休憩がてら見物。
■立木観音と旧五十嵐家住宅
次に向かったのは会津坂下の金塔山恵隆寺立木観音。実はここも以前行ったことがあるけど、こっちは結構記憶に残ってた。着いたのは15時25分ごろ。ここのご本尊は「十一面千手観音菩薩」で高さ8m50cmの一本の木で彫られた観音様。これは拝観料300円で見られるけど必見。すぐ足元まで行けて、なんと足も触れちゃう。ってホントは触っちゃいけないのかな。でも仏様直接触るなんてことめったにないからご利益いただけるといいな。脇には「だきつき柱」というのもあって、抱きついてお祈りすると願いが叶ってしまうという大きな柱。迷わず抱きついてきた。お寺の隣には、綺麗な昔の家が。国の重要文化財に指定されている「旧五十嵐家住宅」。江戸時代の農家の生活を垣間見ることができるって感じだけど、結構ちゃんと手入れされているのか、綺麗な建物。んで今日の観光はこれで終わりってことで15時55分ごろ、宿泊地東山温泉に向かった。
■東山温泉くつろぎ宿新滝
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|||
会津若松市に入ってから途中、セブンイレブンで夜の酒とつまみを調達。酒はやっぱ福島の酒ってことで、榮川と会津ほまれ。17時前に東山温泉のくつろぎ宿新滝に到着。ホテルは東山温泉のほぼ一番奥って感じのところ。建物とか写真で見ていたとおりで結構綺麗、ロビーもちゃんとしてる。しかもこのホテル、姉妹館に千代滝、不動滝というホテルがあって、そこの風呂も自由に巡ることができるという。1泊12000円程度の予算でこの風呂めぐりが決め手となって予約したのだった。通された部屋は西館の512号室。3人で泊まるには充分な広さ。なんかいいところ予約したなと着くなり感じた。食事を19時からにしてもらって、それまではとりあえず風呂めぐり。不動滝は1階から連絡通路でつながっているけど、千代滝は歩いて8分くらいということなので、飯食ってから歩くのは嫌だから、先に千代滝へいくことに。浴衣着て靴はどうする?ってなったんだけど、ちゃんと玄関で下駄とか草履を貸してくれる。結構気が利いてるじゃん。向かった先の千代滝は10階に展望風呂があって、いい景色をながめながらあったまる。
部屋に戻ってとりあえずビール飲んでから19時の夕飯で場所は1階のコンベンションルーム。小鉢がいっぱいに福島牛の焼肉など。ぱっと見は足りないかなと思ったけど、全然そんなことはなかった。冷酒を頼んだのもあって、チョー満腹。福島牛はすっげー柔らかくてうまかった。温泉来たって感じさせる夕飯だったから満足。そして新滝と不動滝のお湯めぐり。一応不動滝のお風呂ってされている風呂は、真実は新滝別館の風呂。ってことは実際は不動滝にお風呂はないってこと?まあ新滝と不動滝は同じホテルって言えるから問題なしか。
風呂から出たら部屋で2次会。柳津で買ったあわまんじゅうとかつまみながら飲んでたけど、皆疲れてたからか、意外に早く寝床についた。
■画質比較こーなー
ってことで今回の旅行では、AU W54T、Canon IXY DIGITAL 900IS、Nikon D40xと都合3台のデジカメがあったわけで、ここはと思ったときにそれぞれ写真を撮ってみた。上の写真は柳津で撮った霧の写真だけど、やっぱどんなに性能が上がったっていってもケータイのデジカメはいまいちである。ちょっと暗すぎか。随分以前のケータイよりは実用的にはなってるけど、ちゃんとしたデジカメには全然及ばないのが正直な感想。コンデジとデジ一眼対決では、随分と色合いと明るさに違いが出た。コンデジの900IS、こんなに明るかったかなと思うくらい明るい感じになってるけど、後で見てみると見せる写真って感じで撮れてる。一眼のD40xは結構派手目に色出す方だと思うんだけど、今回は意外に地味。だけどこれがホントの色だったような。記憶色で訴えるCanonは見栄えはいいな。