石川旅行1日目

今日からI部の社員旅行で石川県七尾市にある和倉温泉に1泊2日の旅。会社の皆は東京方面在住なので、基本東京駅から皆で集まって上越新幹線経由のルート。俺は途中まで来ちゃってるような場所在住なので、クルマ。ルートは本庄児玉ICから関越自動車道に入り、藤岡JCTから上信越自動車道、上越JCTから北陸自動車道の予定。今日は早めに金沢に行って、金沢観光をするつもりなのだ。自宅を7:50頃出発、とりあえずガソリンをいれ、目的地を金沢の兼六園にセットしてもらう。大体次のような感じで金沢兼六園まで。

横川SA
8:50過ぎ
横川SA

妙高SA
10:10過ぎ
妙高SA

有磯海SA
11:30過ぎ
有磯海SA

有磯海SA由来

有磯海SA由来

金沢兼六園駐車場
12:40頃
兼六園駐車場着

■■■ 兼六園 ■■■■■■■■■■■■■■■

兼六園駐車場
兼六園駐車場

  兼六園駐車場は、兼六園と金沢城の両方にすごく便利な位置にある。ここから歩いて数分で兼六園。兼六園の道路を挟んだ対面は金沢城。まずは兼六園を見てから金沢城見物の順番とした。  

兼六園桂坂口
兼六園桂坂口

休憩処
休憩処

兼六園にはいくつか入口があるけど、桂坂口から入る。入るとすぐに休憩処が立ち並んでいるので、昼食をここでとることにした。この休憩処が並ぶ様も風情があって綺麗でいい。

おすすめ定食
おすすめ定食

  どこで食べるか迷った後、結局一番手前にある見城亭に決めて、数量限定のおすすめ定食(1000円)を注文。「まだありますか?」と聞くと「はい、あと2つあります」との答え。ラッキー、もうちょっと遅かったら食えなかった。  

見城亭
見城亭

見城亭
見城亭

するとすぐ後から入ってきた二人組も同じものを注文。「あーあ、あと1つしか残ってないよ」と内心思いきや、聞こえてきたのは「はい、あと2つあります」だって。なんだよそれ、だまされた!って別に損してないからいいんだけどさ、きっと限定でも何でもないんだ。うまいなぁ。上手な嘘だ。それだけで人は幸せを感じちゃうもんね。運ばれてきた定食は、天ぷら、刺身、ぶっかけそば、そして金沢名物(らしい)治部煮がついたお得な定食。旨かった。治部煮ってのも多分初めて食ったけど旨かった。早速金沢を満喫って感じ。昼飯を食べ終わったのが13:30頃。急がねば。

入園料は意外に安くて300円。桂坂口から入ってすぐは、桜ヶ岡。左に進むと、桜ヶ岡口と寄観亭。そのまま進むと霞ヶ池が右に現れる。ここに兼六園を代表する景観の徽軫灯篭がある。

 

兼六園桜ヶ岡
兼六園 桜ヶ岡

兼六園 寄観亭
兼六園 寄観亭

兼六園 霞ヶ池
兼六園 霞ヶ池

兼六園 霞ヶ池
兼六園 霞ヶ池

兼六園 徽軫灯篭
兼六園 徽軫灯篭

兼六園 霞ヶ池
兼六園 霞ヶ池

  霞ヶ池は兼六園で一番大きな池で、反対側の岸には内橋亭が見える。この辺の景色、天気がもっと良ければすごく綺麗なんだろうな。今日は生憎の曇りでそれがちょっと残念な感じ。

兼六園 唐崎松
兼六園 唐崎松

  霞ヶ池の岸にある立派な枝ぶりの松が唐崎松。雪の重みによる枝折れを防ぐため、冬にほどこされる雪吊りは兼六園ならではの風物詩だそうだけど、実はこれを見たときはそんなものとは知らず、ただの飾りで一年中あるようなもんだと思ってた。夜にホテルに着いてからMさんに雪吊りはもうあった?と聞かれて有名なもんなんだと知った。紅葉、雪吊りと両方見れるなんていいときに行ったんだな。

兼六園 眺望台から
兼六園 眺望台から

  霞ヶ池と反対側には眺望台というゾーンがあって、ここから見える眺めがこれまた素晴らしい。また霞ヶ池に戻るが池には蓬莱島という小さな島があってこれまたきれい。池の周りは一周せず南の方角へ進むと地蔵堂。  

兼六園 蓬莱島
兼六園 蓬莱島

兼六園 内橋亭
兼六園 内橋亭

兼六園 雪吊り
兼六園 雪吊り

兼六園にて
兼六園にて

兼六園 地蔵堂
兼六園 地蔵堂

兼六園 熊谷桜
兼六園 熊谷桜

  十二代藩主が隠居所竹沢御殿で没したときの枕石のあとにこの堂が建てられたそうな。
更に進むと小さな川。その川沿いに熊谷桜と菊桜。当然今は咲いていないけど紅葉。桜の紅葉って意識したことなかったけど、1年に2度楽しめるってことかぁ。小さな橋を渡り、左に進むと明治記念之標。明治政府ができたときにつくられた建国の祖、日本武尊(やまとたけるのみこと)像で人物を模した大きな像としては、日本最古だとか。何故兼六園に?西南戦争の戦没者の霊をなぐさめる加賀藩旧士族の記念碑でもある。って納得。  

兼六園 明治記念之標
兼六園 明治記念之標

兼六園 根上松
兼六園 根上松

  戻るような感じで進むと根上松。40数本の根が2mも地上に露出している見事な松。その脇に、花見橋。その上から川を眺めると川に小さな島が見える。鶺鴒島というその島は、昔、いざなみ、いざなぎの尊が、男女和合の方法(どーゆー意味?)を鶺鴒から教わったという故事からその名が付けられたそうな。  

兼六園 鶺鴒島
兼六園 鶺鴒島

兼六園にて
兼六園にて

山崎山
山崎山

兼六園 御室の塔
兼六園 御室の塔

兼六園 山崎山
兼六園 山崎山

兼六園 山崎山
兼六園 山崎山

花見橋を渡って左に進むと右に長い塀。マップを見るとなんかこの塀の向こうに重文の成巽閣(せいそんかく)という建物があるらしいので、行ってみようと思ったら、小立野口(出口)、どうやら兼六園の外に出ないといけないみたい。残念。あきらめた。そこからすぐ左には、小さな山が。庭園の中に山って、ホントに凝った作りだと感心する。その山は山崎山。上に登っててっぺんから見下ろす感じも素晴らしい。

さっきの塀を逆方向につたっていったところになんか小さな入り口があった。入場料が必要そうな感じだったので、入り口からちょっと覗く程度にしたけど、それがさっき見れなかった成巽閣。なんだ、見れたじゃん、よかったよかった。別に中入らなくてもいいもんねー。

その先に金沢の地名の由来となった金城霊沢があって、それも見たいと思ったら、随身坂口の出口。これもそと出ないと見れないのか。いっそのこと中入れといてよ。

 

重文 成巽閣
重文 成巽閣

兼六園 冬桜
兼六園 冬桜

兼六園 冬桜
兼六園 冬桜

  随身坂口の近くは梅林。まあ季節じゃないので、そんなに見どころにはならないので、ちょっと通り過ぎてまた上に戻ると、団体客のガイドがなにやら説明してるのが耳に。なんと冬に咲く冬桜だって。団体客に遭遇しなければ分からなかった。なんかひっそりと少し咲いてるのが逆に風情があっていい。

兼六園 内橋亭
兼六園 内橋亭

兼六園 内橋亭
兼六園 内橋亭

 

そして次は再び霞ヶ池の西岸側に出る。対岸から見えていた内橋亭では、なんかお茶とかできるのか、二人組みが休憩。その横にはまた山があって栄螺(さざえ)山という。

 

兼六園 栄螺山
兼六園 栄螺山

頂上へ向かう道が螺旋になっていてぐるぐる回りながら登っていくんだけど、これがまるでサザエの殻を思わせることからそう名づけられたとか。霞ヶ池を掘り広げたときの土を利用してつくられたそうである。山の頂上からは霞ヶ池を見下ろすことができてその奥には近くの山が紅葉。いい眺め。

 

兼六園 栄螺山
兼六園 栄螺山

兼六園 栄螺山から
兼六園 栄螺山から

兼六園 瓢池
兼六園 瓢池
兼六園 瓢池
兼六園 瓢池

兼六園 夕顔亭
兼六園 夕顔亭
兼六園 翠滝
兼六園 翠滝

兼六園 三芳庵水亭
兼六園 三芳庵水亭
兼六園 瓢池の鯉
兼六園 瓢池の鯉

兼六園 海石塔
兼六園 海石塔
兼六園
兼六園

そして栄螺山の脇から下がっていく坂道。そこを進んでいくと、今日の兼六園めぐり最後のゾーンかな、随分低いところにあって、下がっていくと瓢池という池がある。
池には翠滝という滝が流れ込み、中の島には海石塔という塔が立っていて、なんかこのゾーンは今まで歩いてきたところとはまた、違う趣。ここを見た後、坂を登って行くと噴水がある。この噴水、実は日本最古の噴水で、吹き上げる高さは霞ヶ池の水面と同じなんだって。日本最古の噴水ってすげー  

兼六園 噴水
兼六園 噴水

兼六園 桂坂口
兼六園 桂坂口

兼六園 入園券
兼六園 入園券

  っつーことで兼六園巡りは、ほぼ一周して終了。再び桂坂口に戻ってきたのは、14:20頃。急ぎ足で進んだ割には、それでも40分くらい見るのに時間がかかった。いやぁ結構っつーか、とても素晴らしい庭園だった。さすが日本三名園のひとつに数えられるだけのことはある。こうなったら、あと2つの名園行ってみようかって気になっちゃう。

■■■ 金沢城 ■■■■■■■■■■■■■■■

兼六園の次は、隣にある金沢城。城好きの俺としては日本100名城に選定されているこの城を見ることは今回の旅行の目的の一つでもある。兼六園側から道路をまたいでいる石川橋を渡った先に重文の石川門。外からみたこの城の壁、なんかタイルのようになっていて、すごく珍しい。今までこんな城の壁って見たことない。石川門をくぐると枡形になっていて、櫓門があり、そこをくぐって金沢城公園へ入る。  

石川橋
石川橋
重文 石川門
重文 石川門

重文 石川門
重文 石川門
重文 石川門
重文 石川門

重文 石川門
重文 石川門
櫓門

櫓門

石川門入口案内所
石川門入口案内所

  入ってすぐ正面に石川門入口案内所があって、実はそこに用事がある。それは日本100名城スタンプラリーのスタンプを押すこと。日本100名城スタンプ帳にスタンプを押さないと、目的が果たせないのだ。早速スタンプを押す。金沢城は黒スタンプかぁ。城により4色使い分けてるんだって。因みにスタンプ帳は城でもらえるよ。  

日本100名城金沢城
日本100名城金沢城

左に目を向けると広い芝生が広がっている三の丸広場。そして、その先に見えるのが横に長~い菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓(復元)。やっぱりこの建物の壁もタイルみたいになってる。そういう城なんだな。その長い建物に近付くと周りは堀。左右に櫓があって、右側は菱櫓、左側が橋爪門続櫓。その間が五十間長屋となっている。橋爪門続櫓の下側に橋爪橋、そこを渡ったところが橋爪一の門。ここを入って右のほうに進む。  

三の丸広場
三の丸広場
内堀
内堀

菱櫓
菱櫓
五十間長屋
五十間長屋

橋爪門続櫓
橋爪門続櫓
橋爪一の門
橋爪一の門

橋爪門続櫓と二の丸案内所
橋爪門続櫓と
二の丸案内所

二の丸広場と菱櫓・五十間長屋
二の丸広場と
菱櫓・五十間長屋

菱櫓の前で
菱櫓の前で

  すると菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓の反対側に出て、その前には二の丸広場。菱櫓のほうに向かっていくとなにやら入口が。無料?って淡い期待をしたけど入館料300円。内心スタンプ押したから見なくてもいいかなと思ったけど、せっかく来たんだし。

入館券
入館券

 

中に入ってみると、だいたい予想通りの内部。以前行った会津若松城の長屋も、復元されてもので多分同じような感じだろうと思ってたらやっぱそっくり。そりゃそうだ、似てなかったらむしろ変だ。でもさすがに板の間に裸足は冷たい。

 

菱櫓
菱櫓

中には少し展示物もあって、気になってた壁のタイルみたいなやつの説明もあった。っつーことはやっぱ金沢城の特徴ってことだ。この特徴を見逃さない俺ってすげー(んなことないか)。海鼠(なまこ)壁と言って、平瓦を壁面に貼り付け、目地を漆喰(しっくい)で固めたもの。内側に鉄砲狭間があり、表が四角い平瓦でカモフラージュだって。ふ~ん、なるほど。ちゃんとそれなりに意味があるんだねぇ。あともう一つ特徴で鉛瓦ってのも。屋根瓦型の木板の表面を、厚さ5mmほどの鉛で被ってあり、北陸の冬の寒さ、雪や凍結から瓦の破損を防ぐんだそうな。こんなのは当然気付きませんでした。

 

菱櫓からの眺め
菱櫓からの眺め
五十間長屋
五十間長屋
 鉛瓦の説明
鉛瓦の説明

菱櫓の急な階段
菱櫓の急な階段
橋爪門続櫓から石川門
橋爪門続櫓から石川門
お城もバリアフリー
お城もバリアフリー

菱櫓・五十間長屋模型
菱櫓・五十間長屋模型
海鼠壁の説明
海鼠壁の説明
 五十間長屋
五十間長屋

重文 三十間長屋
重文 三十間長屋

極楽橋と三十間長屋
極楽橋と三十間長屋

重文 三十間長屋
重文 三十間長屋

  外に出て、二の丸広場から三十間長屋の方へ。三十間長屋も重要文化財。ちょっと奥まってひっそり建ってて、地味な感じ。でも金沢城の中では石川門と三十間長屋が主役でしょう。他は復元で未だ価値ないだろう。
三十間長屋から本丸方面へ。本丸には石垣が残るのみで建物は何もなし。でもさすがに本丸があった場所、一番高い場所にあり、眺めはとてもよい。本丸跡から本丸園地の周りを進むと鶴の丸広場。  

本丸 戌亥櫓跡
本丸 戌亥櫓跡

本丸からの眺め
本丸からの眺め

本丸園地
本丸園地

鶴丸倉庫
鶴丸倉庫

鶴の丸広場
鶴の丸広場

  鶴の丸広場へ行く手前の奥の方には、まだ櫓跡があるみたいだけど、時間も少ないし建物があるわけでもないらしいのでパス。んで鶴の丸広場には鶴丸倉庫というでかい土蔵があったんだけど、帰ってから調べたら実はこいつも価値があるらしい。なんか調査不足で重文指定に取り残されたとかなんとか。こんなこともあるんだね。
鶴の丸広場を通って、橋爪門に戻ってきた。これで二の丸、本丸めぐったので、金沢城めぐりもこれにて終了。一応見たいところはほぼ廻って所要時間は約50分くらいで、石川門を出たのが15:05頃。  

橋爪一の門
橋爪一の門

内堀
内堀

三の丸広場にて
三の丸広場にて

■■■ 長町武家屋敷跡 ■■■■■■■■

さて、この次はどうするか、行きたいのは長町武家屋敷跡、それと21世紀美術館。まだ3時過ぎとはいえ、和倉温泉には最悪でも7時半の夕飯までには着かなくてはならない。できれば6時半には着きたい。とするとおそらく5時すぎには出ないとなぁ。そう考えたらやはり優先順位は歴史的なものってことで、次は長町武家屋敷跡に行くことにした。

駐車場でもらった地図を頼りに兼六園金沢城の間の道を南へ進んでいくと交差点、その角に見えたのは21世紀美術館。交差点を右に曲がっていくと右には石川県広坂庁舎、そして左に金沢市役所発見。更に進むと右に石川近代文学館。なんか結構文化的な町なんだな、金沢って。道の突き当りが金沢の中心商店街香林坊、そこから裏道へ入っていくと長町界隈へ出る。金沢市老舗記念館という古い建物も近くにある。  

石川県広坂庁舎
石川県広坂庁舎
香林坊109
香林坊109

金沢市役所
金沢市役所
金沢市老舗記念館
金沢市老舗記念館

石川近代文学館
石川近代文学館
長町武家屋敷跡説明
長町武家屋敷跡説明

長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡

長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡

長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡

  ここに着いたのが15:30頃。この辺りから風情のある景色が広がっている。長町武家屋敷跡は旧加賀藩士が住んでいた武家屋敷の跡。土塀の石は戸室石で、複雑に入り組んだ城下町らしい石畳の小道が通っている。

金沢に来る前にちょっとだけどんなところか写真を見ておいたけど、あんな景色があるんだったら楽しみである。大野庄用水という用水路沿いに土塀が続き、なかなかの雰囲気。まぁ、そこそこいい感じだしこんなもんかなぁと思いつつ、もうちょっと進むと橋があった。そこを曲がってみるとありました、写真の風景が。

長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡

長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡

長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡
金沢九谷ミュウジアム
金沢九谷ミュウジアム

 

ここはすげーいい。まるで昔にタイムスリップしたような感じ。ホントに石畳の小道で両側が土塀や昔ながらの塀が奥の方まで続いている。塀の内側はそうは言っても現代だから、さすがに家までは全て古いとはいかないけど、ちょっと感動。きてよかった。

何故かこの間行った喜多方の蔵の街ってのを思い出した。喜多方は蔵のある家がいっぱいあって有名だけど、散在してるんだよね、蔵が。

でもここは違う。比べるものじゃないんだろうけど、この界隈にかたまっているから抜群の趣がある。地元の人らしきおばあさんが腰にうでをつけながら前かがみに歩いていたけど、それこそこの場所で絵になるなぁと思った。  

長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡

大野庄用水
大野庄用水

武家屋敷跡野村家
武家屋敷跡野村家

この小道を往復して戻ってきて大野庄用水沿いの道をさらに進むと、武家屋敷跡野村家があった。現在では、当時の武家屋敷は殆ど残っていないそうだけど、その中で野村家邸は当時の武士の邸宅の様子が見られるらしい。でも今回は急いでるのでパス。長町界隈を後にしたのが大体15:50頃。20分くらいしか見なかった。他にも見るところがありそうだったけど、短い時間でも充分楽しめた。

■■■ 金沢21世紀美術館 ■■■■■■

さて、長町に来た道を戻って今日の観光の最後は金沢21世紀美術館。金沢旅行を計画中のSさんおすすめスポット(?)として聞いていたし、兼六園のすぐそばだったから行けたら行ってみようと着いたのが16時頃。話聞いてなきゃ普段の俺ならきっと行かない場所かも。下調べも何もほとんどしてないので、何をやってるか、何を見るべきかもわからず正面の入口へ向かう。  

金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館

CollectionⅡ
CollectionⅡ

  んで今日はCollection展Ⅱってのが有料ゾーンらしい、っつか、無料ゾーンがあるってのもほとんど知らなくて美術館来たら金払うだろってくらいの勢いで入ったので、あとから知ったけど、ほぼ有料ゾーンしか見ずに出てきちゃった。でも時間的余裕が全くなかったから、それでちょうど良かったかもしれない。有料ゾーンの展示物、やっぱいいねぇ、なんてのは思うことはほぼなくて、正直俺には理解できないって感じだったけど、それが芸術なんだろな、誰でもわかっちゃったら芸術家なんてこの世には要らない?ってくらいどこまでいっちゃってんだろう、この人ってくらいがちょうどいい。思いつめることが芸術なんかなって思うくらい、意味不明。俺ってセンスなし?

水から空
水から空

レアンドロ・エルリッヒ
レアンドロ・エルリッヒ

レアンドロ・エルリッヒ
レアンドロ・エルリッヒ

レアンドロ・エルリッヒ
レアンドロ・エルリッヒ

レアンドロ・エルリッヒ
レアンドロ・エルリッヒ

素直に一番面白かったのが、レアンドロ・エルリッヒのスイミングプール。プールの上と中の両方が見れるんだけど、プールの中っつか下から外を見ると、歪んでるし、外から見ると中が歪んでる。特に外から中を見るのが面白くて、中にいる人、まるで水中で生きてるみたい。間に水があるんだから当たり前なんだけど、水の中を人が服着て普通に動いてるってのはなかなか見れないよ。因みに外から水の中見るのは無料ゾーン。

金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館

白い紐
白い紐

白い紐の中
白い紐の中

日比野克彦アート
日比野克彦アート

  鑑賞した数少ない無料ゾーンの中で見て印象に残ったのが、作品名不明だけど、白い紐が沢山ぶら下がってる不思議な空間。

入るときに写真撮っていいですかと聞いたら、部屋の外からならOKだって。じゃあ中の様子はあきらめてってな感じで、紐の中に入って隠し撮り。不思議な景色が撮れました。あと有名どころでは日比野克彦アートプロジェクトの展示もやっていて、これは無料ゾーンも有料ゾーンも両方展示があった。中でも屋外に描かれた大きな壁画(?)は現代風の芸術か?やっぱ芸術と落書きの区別が。。。わからん!金沢21世紀美術館を出たのが16:50頃。やっぱここも50分程度の見物だった。ホントはもっとじっくり見る所だったんだろうなぁ。

ってなことで、午後の明るい時間帯で大急ぎ廻った金沢観光、なんとか4ヶ所行くことができた。駐車場へ来た道を戻っていったけど、そろそろ陽が沈み出し暗くなってきてた。帰り道気付いた金沢城の大きな石垣が辰巳櫓跡。さっきパスしたけどこんなんだったら行けばよかったかなとちょっと後悔。

それにしても初めて来た金沢、どこも見どころ満載でもっと時間の余裕があればよかったなと思うくらいどれもこれもいいもんばかり。それに金沢って結構すごいところで、他にもすぐ近くに見どころがまだまだあったんだよねぇ。マジこんなすごい観光地だとは思ってもみなかったから、チョー満足。またゆっくり見物しに来てみたい街でした。んで駐車場に着いたのが17:50頃、これから宿泊地の和倉温泉へ。

 

金沢城辰巳櫓跡
金沢城辰巳櫓跡
石川橋
石川橋

ライトアップ金沢城
ライトアップ金沢城
夕暮れの金沢城
夕暮れの金沢城

■■■ 和倉温泉あえの風 ■■■■■■■

金沢から和倉温泉へは能越自動車道経由で1時間くらい。今日の宿泊宿は「あえの風」という、かの有名な加賀屋の姉妹館。道を挟んだ駐車場に止めようとしたら女中さんが2人もわざわざ来てくれてさすがという感じ。駐車場から女中さんに案内されてホテルの中に入ると、それはそれはすっげーきれいな和風のロビーで、こりゃきっとすっげーいいホテルだぞってのがすぐ分かる感じ。部屋に通されると既に到着してるはずの連中は風呂でも行ってるのかだれもいない。とりあえずお茶もらって、俺も風呂行こうかなと思ったくらいにちょうど皆帰ってきて、曰く加賀屋の風呂に行ってきたそうな。聞くと加賀屋の風呂って風呂が3階建てで風呂の中にエレベーターまであるらしい。すっげー。じゃあここの風呂も期待できるかもと、早速行ってみた。さすがにエレベーターなどはなく、普通の感じではあるが、サウナもあるし、露天もある。露天がこれまた最高で、すぐそこは、っつか、視界は海。こんな風呂入るの初めてだ。目の前は風呂と満天の星。すばらしすぎる。これだけで満足。

あえの風夕飯
あえの風夕飯
鍋の肉
鍋の肉

お刺身
お刺身
女中さんと
女中さんと

  夜の食事会場は豊年祭という宴会部屋。食事がまたよくて、結構豪華でとても旨い。サメの軟骨の塩辛みたいなやつは珍味ですげー旨かったし、カニもちゃんとついてるし。しかも食事とは別のお楽しみも。せっかくの食事食べるの忘れた?ってくらい飲んで楽しんじゃった。こういうのって初めてだったから最初は勝手がわかんなかったけど徐々に酔っ払ってきたら楽しくなりまくり。なんか温泉来た!って感じですげー楽しかった。盛り上がった宴会が終わり、続いて2次会はホテル内にあるカラオケバー。これまた宴会の延長線でチョー楽しかったことしか覚えてない。終わってから3次会は隣の部屋。ここもあんま覚えてないなぁ。でも3次会が終わったあと、もう一回風呂入りたくて風呂に行ってから寝たのは覚えてる。長い充実した一日が終わった。

んで、和倉温泉すっげーいいとこ。っつか、石川県ってすごくいいよ。意外だった。今日一日だけですっげー満足、また来てみたい。あっ、思い出した、女中さんの言葉、皆さんはピザ屋さんとかですか?だって。”デリバリー”でそう思ったらしい。。。

でもさ、一日分のブログでこんだけ書くのはチョー疲れるぞ。誰も読まないのにねぇ。金沢ガイドブックじゃああるまいし。でもまぁいっか、思い出だし。 

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