姫路城の続きの最後です。西の丸北門跡から坂をずっと下り、ろの門、いの門とくぐり、菱の門前を左にずっと進むと、るの門があります。るの門は石垣に替えられた穴を出入口としていて、穴門と呼ばれます。もともとは扉がありました。るの門右のリの二渡櫓の下の石垣は継ぎ目があり、増築された場所です。
これでひととおり有料区域のみどころは見た感じでしたので、出口に向かい、そこにある売店で御城印をゲットしました。
出口から出て東へ進み、官兵衛普請の石垣を見にいきます。
■下山里曲輪
官兵衛普請の石垣は、上山里下段石垣のことで、上山里曲輪の南下にある下山里曲輪で見ることができます。姫路城は池田輝政が拡張しましたが、それ以前の姫路城で生まれ城主となった黒田官兵衛や羽柴秀吉時代の遺構も残っており、上山里下段石垣もその一つです。姫路城の修築工事の際に石垣の中から出てきた五輪塔などの仏石を祀った集積所もあります。