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わさお

今日レンタルしてたDVDの「わさお」を観た。犬の映画なんだけど、そこに出てくる老犬が老衰で亡くなるシーン、まるでみこちゃんがなくなった時と重なって、涙出る出る。飼い主役の薬師丸ひろ子が、亡くなったときの第一声が「ありがとう」。ああ、まったく同じだ、みこちゃんのときと。ペットってやっぱそうなんだね、色んな思い出、楽しかったこと、与えてくれた安らぎとか、すべてが感謝の言葉に集約されるんだ。結構面白かったと思うんだけど不思議な映画。ストーリーってなんだったっけ?思い出せない。普通の生活のシーンがつながってただけのような。でも観た感想は良かったんだよね。不思議。なんかやさしい気持ちになる映画。

これからの人生

会社でお世話になったHさんが会社退職するんだって。びっくり。なんか上の人みんな会社辞めちゃうね。確かに俺もいつまでいられるか分かんないし、そろそろこれからの人生の次の身の振り方を少しは考えるべき時期になりつつあるのかもしれないな。

世界禁煙デー

今日は世界禁煙デーなんだって?会社でタバコ吸っててたまたまF君とMさんの一緒になって、タバコやめる話で聞いた。まさしくやめるなら今日か?

今日は忙しくて遅くなったから、久しぶりに一人で庄やで飲んで、泊まったよ。

病院からのてがみ

今日帰ったらみこちゃんが入院してた病院から手紙が届いてた。お悔やみと励ましの手紙。なんかこういうのもらうとうれしいよ。でも亡くなったってことをまた考えちゃうのもあるけどね。それは現実なんだから仕方ない。

グラウンドゴルフ大会

今日は自治会のグラウンドゴルフ大会。まぁはっきり言うとゲートボールのようにお年寄りがよくやる競技。今年は自治会の班長だから基本出場。親父はちゃんとやってたので、自分の用具は持ってたけど、今日は俺はあえてレンタル。総勢100人以上の出場者で結構なにぎわい。こういうのはやはり本格的にやっている人たちにはかなうはずないんだけど、なんとやってみたらまぐれの連発、前半の16ホールでホールインワンが3回も出ちゃった。自分でもなんで入っちゃったのかわかんない。だって、初めてだし狙うにもどっち向いてるかもよくわかんないし、ましてや打つ強さなんて全くわかんないのにである。16ホール終わったところで31っつースコアだったんだけど、これって恐らく最上位クラス、もしかしたら一位かもってくらいの点数らしかった。後半8ホールがんばれば優勝もあるぞと一緒に回ってたNさんに言われたけど、こういうのってちょっと慣れてくるといろいろ考え出して崩れるってのは分かってたからそう言っといた。それにマジまぐれだし。んでやっぱり予想通りその8ホールは崩れまくって、8ホールだけで29、合計60になっちゃった。それでも60ってのは結構いいスコアだったみたいで、なんと男子の中で10位。初めてにしては大健闘で、表彰式のときも新人賞あげたいくらいですねーなんていわれたよん。ホールインワン3回出したのは俺以外に後1人だけで、その人は2位だった。やっぱいい線行ってたんだな。でもね、終わった後思った。これって絶対親父が一緒にやってたんじゃない?って。親父結構うまかったんだよね、これ。自治会の代表として結構大会とか出てたし。しかも一緒に回ったNさんって親父がなくなったときに真っ先に連絡していろいろとお世話になった人。組はくじ引きで決まるから、これも親父のしわざ?だからきっと親父俺に乗り移って打ってたんかも。きっと楽しかったと思うよ、よかったね。

グラウンドゴルフ準備

今日の午後は明日の自治会のグラウンドゴルフの準備。班長さんだからね。会場は小学校の校庭で、テント張ったりとか、コース設営とかやった。テントって初めて張ったよ。校庭を歩きまわったりして結構な運動になったかも。

休んだ

なんか脱力感、腹は減ってるのに飯もあまり食いたくなく、精神的には虚無感。なんか気持ちは不安というかなんというか、そわそわして落ち着かない。何もやる気も起きない。体調を崩したというよりもむしろ精神状態が不安定で崩れている感じ。体調が悪いと会社を休んだ。親父がなくなったときは、それ以降の社会的な手続きとかに翻弄されて毎日忙しく、そんな状態になる暇もなかったけど、ねこの場合はね。見送りが終わったら何もなくただぼーっとした自分が残されるだけ。はーっと気づけばため息ばっか。

お葬式

最後の朝ごはんをあげて、仏壇前で自分での簡略的お葬式を行う。仏壇の前で浄土宗のお経のCDをかけて、最後は自分でお経をあげた。正しいお葬式じゃないけど、気持ちです。仏壇は家庭のお寺だからこういうとき家に仏壇があるのはいいなと思う。

14時からの予約でひかりペット霊園へ。ここがいいなと思ったのは家族でやっていてその人たちの写真がホームページに出ていたからだ。現地について手続きして、忘れずにメモリアル手形を依頼。火葬した後じゃ不可能だからこれだけは忘れずにと思ってたやつ。手続きが終わるとセレモニー室へみこちゃんを連れて行く。ここでお葬式をやってくれるのだ。花やごはんをあげて、もって行った写真を飾ってもらって開始。写真も撮った。おっとその前に、手形を取る。んで開始。お経もあげてくれるけど、日蓮宗で大丈夫かと聞いてくれた。宗派は違えど同じ仏教だし何もしないよりはいいと思い、お願いする。ちゃんと焼香もする。南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経~とあげてくれているときに、自分は小声で南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏~。みこちゃん迷っちゃうかなぁ?大丈夫、先に家でお葬式してきたし。最後に体をなでてやってお別れ、その場で白い布に包まれる。火葬部屋に行き、合掌して火葬。さようなら、みこちゃん。極楽浄土でお父さんとまた仲良く暮らしてください。お父さん待ってるよ。

火葬は1時間足らず。火葬が終わるとお骨を拾う。お骨の写真も撮る。相手が人じゃできないけどね。人がなくなったときのように、お骨の説明を丁寧にしてくれる。猫ものどぼとけがあるんだね。やはり理科の時間になるね、この瞬間って。青い塊があるのは、肝臓から出る液体が火葬によって青く変わるそうだ。肝臓が悪いとおなかの部分が真っ青になるらしいけど、みこちゃんの場合ごく少量。やはり特別どこか悪いということじゃなかったことか。じゃあ大往生じゃないか。よかったね。あとはうんこは燃えない。うんこは土ということなのか?拾ったお骨は骨壷に入れて人の場合とまったく同じできれいなケースに入れてくれる。これでお葬式は終わり。

ちなみに今回はデラックス葬というもので個別で火葬して自分でお骨を拾えて、お骨を持ち帰ることができるというコース。メモリアル手形を入れて、ホームページでの割り引き券適用で32,500円。他も見てたけど、だいたい個別で持ち帰りだとこれくらいみたい。帰りは病院に寄って診察料支払い。全部で8万円くらい。みこちゃんの場合だと、以前尻尾の付け根にできた悪性腫瘍の手術で入院したときも十ウン万かかったし、ペットというのはお金がかかるから無責任には飼えないよ。だからこれから飼おうとしてる人はよく考えてくださいね。でもその代わり最後までちゃんとできることしてあげられれば自分もそれだけ家族として大事と思っていたことを実感するし、お金以上に与えてくれるものが大きいし、もちろんペットも幸せを感じてくれるはず。

メモリアル手形 帰宅して、はい、みこちゃん、また帰ってきたよ~。お骨と写真とメモリアル手形を仏壇においた。メモリアル手形、すごくいい。ほんと思い出になる。立体的な形として残るし。
やっと落ち着いた。でも今日何も食ってない。やはり何か食いたいと思わない。平日は一人で飯食ってるけど、今日は一人じゃ食えないと思ったのでけぶさん呼んで夕飯につれてってもらったよ。ただつまんで軽く食う程度。んでなんとなくのやけ酒。

通夜

みこちゃんを仏壇前に安置して一人での通夜。夜半過ぎてだいぶたったとき、突然の悲しみが襲い、うわぁーっと泣いてしまった。たまにみこちゃんの顔を見てなでる。ほんとかわいい顔してるな。

3匹の子供たち やせたのもあるけど、なんか子猫のようなかわいい顔だ。
みこちゃんの子供たちは、3匹ともなぜだが2階に上がったまま、全く降りてこなくなった。はやり感じるものがあるんだな。階段の上のこの場所に3匹まとまってるなんてシーン見たことないよ。さびしいのかな。

明日はちゃんとみこちゃんを送ってやらないといけないので3時半すぎに火葬してくれる業者をネットで調べる。すぐ近くにはないけど、最初に見つけた坂戸にあるひかりペット霊園というところがよさそうだったので、電話して明日、というか今日の14時からで予約した。

みこちゃん逝く

みこちゃん 昼過ぎに病院から電話が入り、今日みこちゃんが痙攣を起こして、今はおさまってはいるがかなり危ない状況だと。会社を早退し病院に行き、みこちゃんを見舞うけど、みこちゃん目を開いて瞳孔も開いたままでほとんど動かず小刻みに息をしているだけ。ちょっと大きめな音がするとピクっと反応する程度。先生に話を聞くと血液検査では年齢を考慮すればやはり特別悪いという数値はなく、レントゲン、エコーでも何か見つかったということもない。脂肪はもうほとんどなくなってきている。瞳孔が開いているというのは恐らく意識も朦朧とした状態。小刻みに息してるのは、人と同じで気持ち悪いから。気持ち悪いのは毒素がたまっているとのこと。毒素がたまり体外に出し切れないのは数値上はそんなに悪くはないけど、腎臓の機能が落ちているんだろうと。
今日の昼飯のとき、同僚のYさんとみこちゃんの話をした。Yさんも猫飼ってる。猫にとっても亡くなるなら自分の家で亡くなる方が絶対幸せだよと。

そうだよね、入院したまま亡くなったら、私は捨てられたんだと思ったまま亡くなってしまうかもしれない。ならば死期が早まることになるかもしれないけど、家に連れて帰ってあげたほうがいい。病院についたときはそう決心していた。けど、目の前で苦しんでいるみこちゃん見るとやっぱりなんとかならないかと考えてしまう。先生にいうと、あとはステロイドを打ってみるかと聞かれた。効果は元気が出るようなものとのこと。とりあえず打ってもらうことにした。効果は大体1時間くらいで出てくるとのこと、その間に考えをまとめよう。時間が経過しみこちゃんの様子は明らかに変わった。さっきまで開いていた瞳孔が普通に戻ったように見える。動きも増えている。多少の効果は出ているようだが、やはりこちらへの応答は無反応。結局すぐには決断できず、だらだらといろいろ考えて病院に来てから3時間近くになろうとしている。そんなとき先生が、お一人で昼間は仕事で見られないということなら夜は特に何かできるものでもないから帰宅して朝病院に預けるのはどうかと。なるほどいい考えだ。ということでやっとつれて帰る決心がついた。

家に着いたらとにかく、体温が下がらないようにしてあとは見守るだけ。すぐにタオルを2重に布団代わりにして、こたつを近くでつけて、部屋の温度も高めにセット。夕飯買いに行き、風呂入って最初はこたつのそばに寝かしてたけど、飯食ってる間に何かあったらと思って、最初は俺の後ろ仏壇の前に。そのうち、今までの小刻みだった呼吸が間隔が開いて大きな呼吸に。これって悪くなってるのか良くなってるのか。見るとなんか吐き出そうとしてるようにも見える。心配で結局は俺の隣に寝かした。ゲッとか声を出したりして、いいように考えたんだけど、結局はなんか口から流れ出たと思ったら呼吸が止まった。瞳孔は完全に開いた。

みこちゃん逝ってしまった。9時52分くらい。でも涙は不思議と出ない。出てきたのはありがとうの言葉。ほんとに感謝でいっぱい。前の家で弟が拾ってきて、今の家に引っ越した後脱走して3匹の子供を押入れで産んで、おかげでほんとにぎやかな家庭になった。みこちゃんがいなかったら全く別の生活になってただろう。涙が出なかったのはたぶん、家で逝くことができた安堵感だろう。本当によかった。病院においてこなくてよかった。家に帰ってからの約2時間半足らずでも自分が一番好きなところで逝くことができたんだ。俺も看取ることができた。

とりあえず体をきれいにしてあげて、飯まだほとんど食ってないので飯食おうとしたけど食べる気がしない。弟に電話したけど、通じず。でもその後電話があって亡くなったと伝えると来てくれるって。弟が来て話して。ちょっと気持ちは落ち着いた。弟が帰ってから少しは食べようと食べ始め、今日は通夜だからできるだけ起きていようと酒も飲んで一人で簡単な通夜だけど。