「Camera」カテゴリーアーカイブ

トビの撮り比べ

朝、旅先の宿の部屋から外をみるとトビの群れが対岸の木に集まっていた。まさにP610の出番である。P610で撮りたいと思っていた被写体のひとつは、猛禽類でこんなにいいシチュエーションはない。

P1000189 DSCN0385 DSCN0397 DSCN0398
LUMIX G7
換算280mm
P610
換算1440mm
P610
換算2592mm
P610
換算5760mm

ということでG7も持ち出して比較。P610は1440mmまでが光学ズーム、それ以降はデジタルズームである。G7は手持ちレンズでは一番大きいものである。こうしてみるとP610のデジタルズームはまぁ28800mmの2倍くらいまでなら使えないことはないが、4倍の5760mmは大きく撮ることが大事的な場面でないとやはり厳しいようだ。試しに1440mmで撮影した画像を、画像編集ソフトで4倍にしてみたら、デジタルズーム4倍と画像サイズは違うものの同じ大きさでの見た目ではほとんど同じ画質となった。デジタルズームを多用する理由はあまりなさそう。

湖北五山・鳳来寺巡り #1

今日から一泊二日の湖北五山鳳来寺巡り旅行である。予定通り朝6時くらいに家を出て横浜の9時Fくん宅をめざす。割と精度のいいGoogleマップでも調べた結果、9時までには着きそうだという結論。ルートは東北、東京環状、湾岸として、途中浦和までは至ってスムーズだったのだが、浦和の直前でみた道路交通情報では、なーんと浦和から川口JCTまでの十数キロ突破に70分!どんなに混んでも一般道ではありえない所要時間と判断し、一旦浦和で高速降りる。

浦和から千住新橋から高速復帰、このまま東京環状はすごい混雑、ナビも都心へ入れということなので向かうも前方はまた大渋滞ってことで、向島にて再び降りる。結局高速に復帰したのは福住。まぁ、それでもまだこっちの方が早い計算である。

福住から大井までは混雑したがそれから先は順調、それでも到着は10時と一時間遅れ。仕方ない。

欽太郎うどん

Fくん宅を出発、東名、新東名と進む。東名乗るまでと乗ってからしばらくは渋滞。昼飯はNEOPASA静岡のフードコート。欽太郎うどんっていうところのもりそばセットにした。もりそばと選べる小丼は釜揚げしらす丼のセットである。ほんとはうどん頼んだつもりだったのが、食券も思いっきりそばって書いてあるし、結果としてそば。

浜松浜北ICで新東名を降りる。

■湖北五山 初山宝林寺

初山宝林寺山門 初山宝林寺佛殿 初山宝林寺佛殿 初山宝林寺釈迦三尊像
山門 佛殿 佛殿 釈迦三尊像
初山宝林寺報恩堂 初山宝林寺方丈 初山宝林寺龍文堂 初山宝林寺猿候杉
報恩堂 方丈 龍文堂 猿候杉

まず本日最初の目的地、湖北五山 初山宝林寺(しょさんほうりんじ)。明の僧である独湛禅師(どくたんぜんじ)によって1664年に開かれた黄檗宗の寺院である。独特の中国様式の建物は貴重で、佛殿、方丈は国指定重要文化財。駐車場脇から境内に入ったすぐに案内所がありそこで拝観料400円を支払う。まぁどうでもよいことだが、300円から値上げされている模様。公式HPではちゃんと400円となってるが、その他観光サイトとかでは300円、情報の分散が好ましくないいい例だな。

境内はとても落ち着き、整然とした感じ。中国様式が特徴ということだが、素人の身にはよく分からないのが正直なところ。佛殿には釈迦三尊像や二十四諸天像が祀られており厳かな感じであるが、こちらの方が中国っぽい雰囲気が感じられた。

■湖北五山 方広寺

次に訪れたのは、湖北五山 方広寺(ほうこうじ)。順番的には龍潭寺(りょうたんじ)が道的にもいいのだが、拝観時間が方広寺が早く終わるようなので、こちらに行ってから龍潭寺へ行くことに。方広寺は1371年に後醍醐天皇の皇子である無文元選禅師によって開創されたという寺院であり、臨済宗方広寺派の大本山。

山門側から拝観したいところだが、山門側での拝観受付は15:30まで。一方本堂に近い駐車場からであれば16:00までということが分かったので、時間もないので駐車場からにする。着くとまず駐車場から見える境内の雄大さに驚く。こんな山の上にこれほど立派な寺があるのかと。この眺めだけで期待が高まるというもの。駐車場で拝観料400円を支払うがそこで簡単な案内をしてくれる。お堂は中も見られるとのこと。なんだかすごそう。

方広寺 駐車場からの境内 方広寺 亀背橋 方広寺 亀背橋 方広寺 勅使門
駐車場からの境内 亀背橋 亀背橋 勅使門
方広寺 大本堂 方広寺 大本堂と鐘楼 方広寺 大本堂 方広寺 大庫裏
大本堂 大本堂と鐘楼 大本堂 大庫裏
方広寺 大本堂 方広寺 観音堂 方広寺 開山堂 方広寺 半僧坊真殿
大本堂 観音堂 開山堂 半僧坊真殿
方広寺 らかんの庭 方広寺 上天台舎利殿 方広寺 開山御廟 方広寺 三重塔
らかんの庭 上天台舎利殿 開山御廟 三重塔

ということで、期待で一杯だったのは見事に満たされた。大本堂から観音堂、開山堂、半僧坊真殿、上天台舎利殿などへは渡り廊下で結ばれている。特に印象的なのは境内のあちこちにある羅漢像。残念ながら今日は見ることができなかった、山門側からの参道にある石橋と五百羅漢は、観光案内などで見ても、見たかったなぁと思わせるが、境内にある羅漢像も恐らくそれに劣らぬ風情だろう。特にこれ!というものではないが、内部を歩いてみているだけで、見守られているような心静かにさせる荘厳さを感じてくる。表現としては、なんだかわからないけどすごくいい!という雰囲気なのだ。いや、ここは時間のある時にまた、山門側からゆっくりと訪れてみたいと思わせる素晴らしいところであった。

ということで方広寺ですっかり満腹となり、龍潭寺へは行かず。っていうか、方広寺に入った瞬間、次を急ぐ必要などないと思ったのだった。ここ、すごくおすすめのお寺です。どこにどんなお寺があるか分からないものだ。

ところで、今回持ち出したレンズたち。このスケールの大きな方広寺では大活躍となった。超広角から望遠までまんべんなく使うことになった。マイクロフォーサーズのポータビリティの高さを満喫。

■湯谷温泉

旅荘みつい鮎のお刺身鮎の塩焼き

んで、本日のお宿は奥三河湯谷温泉の旅荘みつい。ここは愛知県の新城市にあり、明日の鳳来寺長篠城へもとても近い温泉地である。今回初めて知った温泉地である湯谷温泉。だいたい、愛知県とか浜松近辺で温泉というイメージがなかったが、ここは宇蓮川という川に両岸に温泉宿がひっそりと並んでいるような物静かな温泉地。部屋に通されてまず見るのは部屋からの景色だが、部屋のすぐ下に川が流れていて紅葉の季節などは素晴らしいに違いない。

夕食は鮎の刺身や塩焼き、鳳来牛のしゃぶしゃぶなど、とてもおいしかった。量的にもよくある、多すぎることもなく、少ないこともなくちょうどよくて、全部ちゃんとたいらげることができた。よくありがちな暴力的と思えるほどの料理よりこだわりの食材を使った適度な量の方が逆に満足度は高いのでは?

風呂は茶色がかった湯の花が浮かぶこじんまりとしたものだが、落ち着いていい感じだった。

明日は鳳来寺長篠城の予定。

明日からの装備

ということで明日から旅行、Fくん宅に9時なので朝6時にでれば行けるはず。

明日の装備は、DMC-G7とレンズ4本、DMC-LX100、そしてCOOLPIX P610。旅行で意図してD800を持っていかないのは今回が初めて。前回は持って行ったけどバッテリーが入ってなかったというトホホをしてしまったのだが、それがなかったらG7だって恐らく所有していなかっただろう。

もともとD800をレンズ2本で持ち出すときのカメラバッグに、G7とレンズ4本とLX100が全部入ってしまうという機動性は抜群である。しかもそれでいて軽い。この旅行から帰ってきたときにD800をどうするかの最終方針が決まりそう。

マクロレンズ購入

P1000037

おそらく現時点で欲しいG7用レンズの最後のひとつ、マクロレンズのLUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. H-HS030を7月にオープンしたヨドバシのさいたま新都心駅前店で購入。価格交渉では価格.comの最安値とぶつけてみるが結局現時点でのヨドバシ.comの価格の提示。やっぱ、本拠地アキバや上野じゃないと厳しいのか。

でもこいつは全部ポイントで賄うつもりでいるので、ポイントなしだったらいくらになるか聞いてみると36820円とのこと。これならまぁいいかと決めて、レンズプロテクターには他のレンズと同じくMARUMI My Color Filter 46mm [VIVIDライム]。そしたらこちらは900円安くなるとのことで、これら合わせて38900円をポイントで支払い。結果としては価格.comの最安値にポイントありで対抗してそれをポイントで賄うくらいなら、ポイントなし現金値引の方がポイントで全部賄うつもりならお得ってことである。なかなか絶妙な価格設定でんなぁ。

G7での3D写真

P1000006_3D0

G7で3Dレンズをくっつけて試し撮りしてみたが、分かるだろうか。左右の画像が上下に少しずれている。3Dなので、左右でずれるのは納得できるのだが、上下というのは光軸が合っていないのかもと思い、パナソニックのサポートに電話してみた。その回答はというと、サポート側でもG7と3Dレンズで撮影すると確かに同じ症状となるとのこと。これは立体感をより感じられるようにするための仕様とのこと。

うーん、全然納得いかない。上下にずれるだけでは立体感は増さないと思うのだ。

ただ、自分のだけじゃないならまぁいっか。お遊びレンズだし。