「日本100名城」カテゴリーアーカイブ

鳥取・兵庫城めぐりの旅 #3-2 明石城

今回の旅の最後は明石城です。明石公園駐車場がいっぱいだったので、11:50ごろ近くの市営明石駅前立体駐車場にとめました。黒井城から明石城に変更したことで事前準備がないため、とりあえずスマホ頼りに散策することにしました。

■ 明石城 ■

明石城は兵庫県明石市にある国指定史跡、日本100名城の58番で、城跡は明石公園として整備されています。2014年に登城済みで、竹田城同様目的は御城印と動画撮りです。といいつつ記憶にあるのは2つの櫓が土塀でつながっているダイナミックな景観のみなので楽しみです。

市営明石駅前立体駐車場を出ると城跡南東隅あたりで、中堀と東不明門跡が見えます。中堀はこんなに幅広の立派な堀だったんですね、やはり全く覚えていません。21日からひょうごまちなみガーデンショーを開催していて、かなりの人でにぎわっています。

中堀と東不明門跡中堀と東不明門跡
中堀と東不明門跡

公園正面入口から入り、三ノ丸、稲荷曲輪、本丸、二ノ丸、東ノ丸の流れで散策することにしました。正面入口の右側には中部幾次郎翁銅像。現マルハニチロの創業者で公園創設をはじめ明石のために尽くした功績をたたえて建てられたそうです。中堀にかかる橋を渡ったところに太鼓門跡、門をすぎると三ノ丸。本丸などがある石垣の下側手前全部が三ノ丸と思っていましたが、太鼓門跡から見て左側にはかつて内堀に囲まれた居屋敷郭があり、右側が現在武蔵の庭園がある三ノ丸だったようです。内堀が埋められていて位置は明確にはわかりません。居屋敷郭あたりにはテントなど沢山張られていてガーデンショーのメイン会場のようです。

中堀と太鼓門跡
中堀と太鼓門跡

明石公園案内図
明石公園案内図

中部幾次郎翁銅像
中部幾次郎翁銅像

太鼓門跡太鼓門跡太鼓門跡
太鼓門跡

居屋敷郭、三ノ丸
居屋敷郭、三ノ丸

三ノ丸の明石公園サービスセンターで御城印をゲット。2014年入手済みのスタンプも貼っておきます。

明石公園サービスセンター
明石公園サービスセンター

#58 明石城スタンプ明石城御城印

石垣に向かって進みます。巽櫓から長い本丸土塀を挟んで坤櫓のある風景は、インパクトがあります。巽櫓の下にくると右へ二ノ丸石垣、東ノ丸石垣が続きます。

坤櫓、本丸土塀、巽櫓
坤櫓、本丸土塀、巽櫓

巽櫓
巽櫓

二ノ丸石垣、東ノ丸石垣
二ノ丸石垣、東ノ丸石垣

坤櫓、本丸土塀、巽櫓
坤櫓、本丸土塀、巽櫓

巽櫓
巽櫓

石垣を右に見ながら西へ進み坤櫓の方へ。

居屋敷郭
居屋敷郭

坤櫓坤櫓坤櫓
坤櫓

坤櫓をすぎた先の石垣は稲荷郭の石垣でその南西隅は正ノ櫓跡、石垣に沿って右に折れます。道の左側先の陸上競技場は山里郭があったところです。

正ノ櫓跡
正ノ櫓跡

稲荷郭石垣
稲荷郭石垣

山里郭
山里郭

稲荷郭石垣の北西隅は文ノ櫓跡、石垣から離れないように舗装道から右に折れるとすぐ右に万ノ門跡、正面は桜堀、石段を上がったところの万ノ門跡の右側に稲荷郭。一周します。

万ノ門跡
万ノ門跡

桜堀と本丸石垣
桜堀と本丸石垣

稲荷郭稲荷郭
稲荷郭

正ノ櫓跡
正ノ櫓跡

稲荷郭
稲荷郭

稲荷郭の本丸側に進み、坤櫓と先ノ門跡、天守台、本丸石垣とみて万ノ門跡に戻ります。

坤櫓と先ノ門跡
坤櫓と先ノ門跡

天守台
天守台

本丸石垣
本丸石垣

万ノ門跡から坂をのぼり見ノ門跡から本丸へ入ります。反時計回りに文ノ櫓跡、天守台、坤櫓。

本丸へ
本丸へ

見ノ門跡
見ノ門跡

本丸
本丸

乾櫓跡乾櫓跡
乾櫓跡

乾櫓跡から天守台
乾櫓跡から天守台

天守台天守台天守台
天守台

天守台から坤櫓
天守台から坤櫓

天守台から乾櫓跡
天守台から乾櫓跡

坤櫓は伏見城からの移築櫓で国重要文化財に指定されています。ラッキーなことに9月~11月土日祝限定で特別公開されていました。

坤櫓坤櫓坤櫓坤櫓坤櫓坤櫓
坤櫓

坤櫓の脇に人丸塚、本丸土塀沿いに巽櫓へ向かうと展望台が設置されています。

人丸塚
人丸塚

巽櫓と展望台
巽櫓と展望台

展望台から坤櫓
展望台から坤櫓

展望台から三ノ丸
展望台から三ノ丸

巽櫓は船上城から移築されたもので国の重要文化財、3月~5月土日祝限定で特別公開されるそうです。

巽櫓巽櫓
巽櫓

巽櫓の北側に番ノ門跡がありその先は二ノ丸ですが、さらに北側には艮櫓跡があります。

番ノ門跡
番ノ門跡

艮櫓跡
艮櫓跡

番ノ門跡から本丸を出ると土橋になっていて本丸と二ノ丸を隔てる大堀切があります。

土橋
土橋

大堀切大堀切
大堀切

土橋渡って二ノ丸に入るとすぐ右側に大ノ門跡。ここから大堀切越しに見る巽櫓も絵になります。振り返ると二ノ丸石垣、東ノ丸石垣。

大ノ門跡大ノ門跡
大ノ門跡

巽櫓巽櫓
巽櫓

二ノ丸石垣、東ノ丸石垣
二ノ丸石垣、東ノ丸石垣

二ノ丸から方ノ門跡を抜けて東ノ丸へ。

二ノ丸二ノ丸二ノ丸
二ノ丸

方ノ門跡方ノ門跡
方ノ門跡

東ノ丸東ノ丸東ノ丸
東ノ丸

東ノ丸の北東隅の左側は北ノ丸へ続く真ノ門跡、右側は城外・東帯郭へ通じる天ノ門跡、天ノ門跡を抜けると左側に城外へ通じる出ノ門跡、右側に東帯郭があります。

真ノ門跡
真ノ門跡

天ノ門跡
天ノ門跡

出ノ門跡を進むと右手南側に箱堀、左側は薬研堀ですが、薬研堀は藪でよく見えないので一旦そのまま城外へ出て左に回ると水を湛えた薬研堀を見ることができます。

出ノ門跡出ノ門跡
出ノ門跡

東帯郭
東帯郭

箱堀
箱堀

薬研堀
薬研堀

戻って東帯郭を南へ下りていくと東ノ丸南東隅の角ノ櫓跡下の石垣部分でで右に折れ、南帯郭に入ります。

東帯郭東帯郭
東帯郭

角ノ櫓跡
角ノ櫓跡

南帯郭
南帯郭

南帯郭を西端まで進んで、石段を下り、三ノ丸の武蔵の庭園を通って東不明門跡から下城しました。

巽櫓、坤櫓
巽櫓、坤櫓

武蔵の庭園武蔵の庭園武蔵の庭園
武蔵の庭園

東不明門跡東不明門跡東不明門跡
東不明門跡

14:10ごろ散策終了、帰路につきました。新大阪に着いて16:00前にレンタカー返却、総走行距離は496Km、ガソリン19.91L、ノートの燃費は24.91Km/Lでした。途中で16:39発の新幹線を予約しておきましたが、駅弁など買ってたりしたらあまり待つこともなくちょうどいい時間。今回も疲れたのでグリーンです。

紅葉の姫路城弁当
紅葉の姫路城弁当

20:45ごろ地元の日帰り温泉によってから帰宅しました。

次のお城めぐりの旅は10月末計画済み、さらにその次も12月に計画済みです。


鳥取・兵庫城めぐりの旅 #3-1 竹田城

2泊3日の鳥取・兵庫城めぐりの旅最終目。今日は、竹田城明石城をめぐる予定です。

早朝宿近くのコンビニで朝食調達、5:50ごろ宿を出ました。

朝食

雲海に浮かぶ竹田城の撮影スポットとしても有名な立雲峡へ向かいました。まぁ雲海は時間も遅いし見れるとは思っていませんが遠くから写真撮りたいので。

■立雲峡

6:15ごろ立雲峡駐車場に到着、環境整備協力金300円を払って、徒歩5分ほどの第三展望台めざしますが、こんな早朝に人が多いのにはびっくりです。ほどなく第三展望台につき遠くからの竹田城を楽しみました。

立雲峡登山道入口
立雲峡登山道入口

立雲峡からの竹田城立雲峡からの竹田城
立雲峡からの竹田城

6:30ごろ山城の郷へ向かいます。一般客がクルマで竹田城へ行けるのは山城の郷まででそこから城跡まで徒歩約40分です。6:45ごろに山城の郷到着です。

■ 竹田城 ■

竹田城は兵庫県朝来市和田山町竹田にある国指定史跡の山城で、日本100名城の56番です。標高353.7mの古城山山頂に築かれ、古城山全体が虎が伏せているように見えることから、別名「虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)」、また「日本のマチュピチュ」などとも呼ばれます。天守台・本丸を中心に、三方に向けて曲輪が配置された縄張りは南北約400m、東西約100mです。竹田城は2014年に訪問済みで、今回は御城印と動画が目的です。御城印はで入手できますが山城の郷開店の10:00に合わせて散策します。

山城の郷
山城の郷

7:15ごろ登山開始、20分ほどで中腹駐車場、40分で観覧料受付処に着きました。観覧料500円を払って登城です。

竹田城案内観覧料受付処
観覧料受付処

観覧料受付処からの散策道は基本一方通行です。大手道を進むと左に三の丸石垣、右に見附櫓石垣、その先は大手口枡形虎口でここから城内に入ります。2014年訪問時、ここは大手門跡となっていましたが、現在ここはそうではとされています。

三の丸石垣
三の丸石垣

見附櫓石垣
見附櫓石垣

大手口枡形虎口大手口枡形虎口
大手口枡形虎口

石段を登って右側の広い曲輪は北千畳、その南東端に見附櫓跡。城が山頂部で木もないため、どこから見ても絶景を楽しめます。

北千畳北千畳北千畳北千畳北千畳
北千畳

見附櫓跡
見附櫓跡

北千畳をぐるり一周し、三の丸枡形虎口から三の丸へ。

三の丸枡形虎口三の丸枡形虎口三の丸枡形虎口
三の丸枡形虎口

三の丸三の丸三の丸
三の丸

三の丸から見た大手口
三の丸から見た大手口

食い違い虎口を経て二の丸へ向かいます。二の丸虎口を入ると二の丸。

食い違い虎口食い違い虎口
食い違い虎口

二の丸虎口
二の丸虎口

二の丸二の丸
二の丸

二の丸から三の丸・北千畳方面
二の丸から三の丸・北千畳方面

二の丸から南二の丸・南千畳方面
二の丸から南二の丸・南千畳方面

天守台
天守台

天守台の脇の階段から本丸へ。2014年訪問時は本丸へは入れませんでした。天守台は最高地点にあるので、景色は言うまでもなく素晴らしいです。

本丸へ
本丸へ

本丸本丸本丸
本丸

天守台天守台天守台
天守台

天守台から南二の丸・南千畳
天守台から南二の丸・南千畳

天守台から二の丸
天守台から二の丸

天守台から下りると現地のガイドの方がベストショット地点を教えてくれました。本丸の東虎口のあたりです。手前に近くの石垣がいい感じで収まり、天守台上からよりも迫力のあるいい絵になりました。ガイドさん、写真もとってくれました。ありがとうございます。

ベストショット地点
ベストショット地点

さて、本丸の西側にある花屋敷は入れませんが本丸からもよく見えます。

本丸から花屋敷
本丸から花屋敷

二の丸へもどり進んでいきます。今日から保護工事に伴う観覧ルートの変更で本来の本丸の西側のルートが閉鎖され、本丸の東側の仮設ルートになるとの情報を得ていて平殿は入れないと思っていたのですが、観覧ルートは変更されていませんでした。本丸石垣の下を進んでいくと右側に花屋敷を見て、平殿、南二の丸。

花屋敷
花屋敷

平殿
平殿

南二の丸
南二の丸

南二の丸から天守台・本丸石垣
南二の丸から天守台・本丸石垣

南二の丸南二の丸南二の丸
南二の丸

南二の丸から南千畳へ出る南二の丸の虎口には正門という表示がありました。正門なのですかね?ここから観覧ルート最後の南千畳です。とても広い曲輪です。

南二の丸の虎口
南二の丸の虎口

南千畳南千畳
南千畳

散策もここまで、出口となっている虎口から南千畳の南側石垣を見ながら下りていくと

南千畳虎口
南千畳虎口

南千畳虎口から
南千畳虎口から

南千畳南側石垣
南千畳南側石垣

行きに通った登城路に出ますが、そこを左に曲がり少し上がったところに大竪堀が2本あります。

大竪堀大竪堀
大竪堀

山城の郷の手前に戻ってくるとヤギさんが出迎えてくれました。

ヤギさん
ヤギさん

山城の郷に戻ってきたのは9:20、オープンの10:00までかなり時間があるので御城印は情報館「天空の城」で入手することにしました。竹田まちなか観光駐車場まで行き、天空の城までは歩いてすぐ。

竹田まちなか観光駐車場
竹田まちなか観光駐車場

情報館「天空の城」情報館「天空の城」情報館「天空の城」
情報館「天空の城」

御城印は3枚セットにしました。1枚300円、3枚セットが700円なので。2014年入手のスタンプも貼っておきます。

#56 竹田城スタンプ竹田城御城印(山名・赤松両氏版)竹田城御城印(赤松氏版)竹田城御城印(豊臣秀長版)

さて次の明石城へ向け10時すぎに出発しました。

鳥取・兵庫城めぐりの旅 #1 鳥取城

2泊3日の鳥取・兵庫城めぐりの旅1日目。計画では、
・1日目:鳥取城
・2日目:鳥取砂丘若桜鬼ヶ城出石城有子山城
・3日目:竹田城黒井城
をめぐる予定です。

熊谷駅近くの有料駐車場に止めて、5:12普通電車で東京へ。東京6:42発のぞみで新大阪には9:06着。新大阪で日産レンタカー、今回も相棒はノートです。乗り出しは26,930km。

箕面有料道路、新名神高速道路、中国自動車道、鳥取自動車道のルートで鳥取城に向かいました。

ノート(安富PAにて)

■ 鳥取城 ■

12:50ごろ、鳥取県庁北側駐車場に到着しました。実は初鳥取県です。

鳥取城は、鳥取市にある戦国時代から江戸時代の城です。国の史跡史跡で日本100名城の63番です。別名は久松城(きゅうしょうじょう)・久松山城(きゅうしょうざんじょう)といいます。
標高263メートルの久松山頂の山上ノ丸を中心とした山城部、山麓の天球丸、二の丸、三の丸、右膳の丸など山下ノ丸の平山城部からなる梯郭式の城郭です。

駐車場から山下ノ丸、山上ノ丸、残りの山下ノ丸と散策しました。

■山下ノ丸

山上ノ丸山上ノ丸
山上ノ丸

早速駐車場から見える山頂の山上ノ丸。高いし、急な坂道を登らされるのが見てすぐわかります。少し不安。

吉川経家公像
吉川経家公像

駐車場すぐ近くに吉川経家公像。天下制覇を目指す信長の先鋒としての秀吉の山陰侵攻に対応して鳥取城に城主として入城したのが吉川経家です。秀吉の徹底した兵糧攻め「鳥取城の渇殺」に、経家は意を決して開城に応じ責任を取って自刃したそうです。

内堀
内堀

擬宝珠橋
擬宝珠橋

中ノ御門中ノ御門中ノ御門
中ノ御門

内堀沿いに北に進むと大手登城路で、擬宝珠橋を渡って今年復元工事が完了したばかりの中ノ御門をくぐり、山下ノ丸へ入ります。城内は工事による見学制限エリアがあり、景観的にはちょっとなぁというところも。

山下ノ丸案内図
山下ノ丸案内図

登城路左側に扇御殿跡(仁風閣とスタンプ設置場所の仮設ガイダンス施設がある)への小口があったので、先にスタンプと御城印を貰おうと入るも、ガイダンス施設までは行けず。宝隆院庭園と宝扇庵が見られるのみでした。

宝扇庵
宝扇庵

登城路に戻り進むと、城内唯一の白色花崗岩の切石積石垣、太鼓御門跡、三ノ丸。三ノ丸は高校となっています。上の方へ進んでいくと左側に二ノ丸石垣。三ノ丸裏手にある山下ノ丸最古の石垣へは立ち入りできず見られませんでした。

切石積石垣
切石積石垣

太鼓御門石垣
太鼓御門石垣

太鼓御門跡
太鼓御門跡

三ノ丸
三ノ丸

二ノ丸石垣
二ノ丸石垣

上に進み天球丸の一段下の曲輪に入ると天球丸石垣、その一部が球面になっています。巻石垣です。背後の石垣が孕み出したので崩落しないように築かれたもの(復元)で、このような石垣はここでしか見られません。この曲輪の南隅に楯蔵跡。

巻石垣巻石垣
巻石垣

楯蔵跡
楯蔵跡

登城路に戻り進むと右側にあまり見たことのない登雁木。左に折れ突当り左に表御門跡があり二ノ丸に入ります。左前方に菱櫓跡。二ノ丸右側は山上ノ丸に行ってから散策します。

登雁木
登雁木

表御門跡表御門跡
表御門跡

菱櫓跡菱櫓跡
菱櫓跡

先ほどの突当りで右へ進んだ先は、風呂屋御門跡を通って天球丸。今度は上から巻石垣が見られます。天球丸の奥には三階櫓・武具蔵跡、空堀を見ることができます。

風呂屋御門跡
風呂屋御門跡

天球丸
天球丸

巻石垣
巻石垣

三階櫓・武具蔵跡
三階櫓・武具蔵跡

空堀
空堀

時刻は13:45、このあと中坂を登って山上ノ丸を目指します。少し上がったところに八幡宮跡、その先から急な登山道に。途中、一合目、二合目と表示板があって、どこまで登ったかが分かりやすい反面、まだここかと思わされます。とにかくキツイ、幾度と軽く休憩しながら五合目にある中坂稲荷には15分程度、こちらで長めの休憩、ご夫人と少しお話ししました。

登山口
登山口

八幡宮跡
八幡宮跡

中坂
中坂

中坂稲荷
中坂稲荷

六合目の表示で「この先クマ目撃情報多発」とあり、熊鈴も持ってきていますが、結構人が登っているのでつけずに進みました。ここまで少しも傾斜が緩くなることがなくて何度も小休憩しながらの登山です。

■山上ノ丸

14:35、やっと山上ノ丸の入口に到着です。右側に二ノ丸の石垣、左側に本丸の石垣。本丸石垣手前の出丸への道は入れませんでした。二ノ丸石垣下の右に伸びる道は東坂ルートです。

山上ノ丸の入口
山上ノ丸の入口

出丸
出丸

まず二ノ丸、三ノ丸、三ノ丸からは東坂の上城門を上から見ることができました。

二ノ丸二ノ丸
二ノ丸

二ノ丸からみた本丸石垣
二ノ丸からみた本丸石垣

三ノ丸
三ノ丸

東坂の上城門
東坂の上城門

続いて本丸です。石段の左側は月見櫓跡、本丸に入ると車井戸、天守跡があります。本丸からの眺望は絶景で鳥取平野や鳥取砂丘を望めます。北側からは太閤ヶ平のある本陣山も見えます。出丸へ続く道は閉鎖されていて、出丸へはここからも行くことはできません。

本丸石段・月見櫓跡
本丸石段・月見櫓跡

本丸本丸
本丸

車井戸
車井戸

天守跡天守跡
天守跡

鳥取平野
鳥取平野

鳥取砂丘
鳥取砂丘

本陣山(中央右寄り)
本陣山(中央右寄り)

出丸
出丸

中ノ御門
中ノ御門

下山の前に東坂ルートを少し進んだところにある東坂の上城門を見て、15:15ごろ下山しました。下りるのは早いもので、25分程度でした。

東坂の上城門東坂の上城門
東坂の上城門

山上ノ丸の入口
山上ノ丸の入口

■山下ノ丸

山下ノ丸の残りの遺構を回ります。中坂稲荷の鳥居から二ノ丸へはいり、走櫓跡、三階櫓跡、石切場跡。裏御門跡へ下りて、三階櫓台にあるお左近の手水鉢を確認してから再度戻って角櫓跡。二ノ丸から下りるところにはわかりやすくきれいな登石垣があります。

中坂稲荷鳥居
中坂稲荷鳥居

走櫓跡
走櫓跡

二ノ丸
二ノ丸

三階櫓跡三階櫓跡
三階櫓跡

三階櫓跡から中ノ御門望む
三階櫓跡から中ノ御門望む

石切場跡
石切場跡

裏御門跡裏御門跡
裏御門跡

お左近の手水鉢
お左近の手水鉢

角櫓跡
角櫓跡

登石垣登石垣
登石垣

二ノ丸の下の曲輪は右膳ノ丸で澤市場屋古墓、下に下りると西坂下御門跡。仮説ガイダンス施設の鳥取城跡・仁風閣展示館へ寄って、スタンプと御城印をゲットしました。

澤市場屋古墓
澤市場屋古墓

右膳ノ丸
右膳ノ丸

西坂下御門跡西坂下御門跡
西坂下御門跡

仁風閣
仁風閣

鳥取城跡・仁風閣展示館
鳥取城跡・仁風閣展示館

#63 鳥取城スタンプ鳥取城御城印

いよいよ鳥取城の散策も終わりです。米蔵跡、 因幡小鍛冶景長の湯船、北ノ御門跡を見て内堀沿いを歩いて駐車場へ。宿へ向かいました。

米蔵跡
米蔵跡

因幡小鍛冶景長の湯船
因幡小鍛冶景長の湯船

北ノ御門跡
北ノ御門跡

宿はホテルRESH鳥取駅前。大浴場・サウナがあり駅前で飲食店も結構あり便利な場所でした。夕飯はスーパー居酒屋鳥取だいぜんさんでたっぷり海鮮丼、枝豆、ビール。海鮮丼は食材の種類が多くて新鮮でうまかったです。夕飯後はホテルで大浴場で疲れを癒します。大量の汗でびしょびしょに濡れたシャツをコインランドリーで洗濯しました。コインランドリー初挑戦ですが、これは便利でした。お風呂上がりのアイスも最高でした。

ホテルRESH鳥取駅前
ホテルRESH鳥取駅前

スーパー居酒屋鳥取だいぜんスーパー居酒屋鳥取だいぜん
スーパー居酒屋鳥取だいぜん

IMG_4738

さて明日は早朝にチェックアウトして鳥取砂丘へ向かいます。それにしても今回の鳥取城の登山、これまでもキツイ山城はいくつかありましたが、今回が一番体力的にキツかったかも。明日行く予定の有子山城はもっとキツイと思われますが、大丈夫かと少し不安ですね。

万博と兵庫・徳島・香川城めぐりの旅 #2-1 赤穂城

播磨の湯ホテルクラウンヒルズ姫路播磨の湯ホテルクラウンヒルズ姫路

朝食

昨日は万博のみ、お城めぐりは今日から明日まで。今日は赤穂城洲本城を訪ね、鳴門に宿泊予定です。

宿の目の前が日産レンタカーで8時から営業のため、それまでに朝食を済ませて開店時間に受付しました。日産レンタカーは事前オンライン手続きができるため、必要最低限の受付のみで出発できました。明日までの相棒はノートです。

ノート
ノート

オーラ乗りなので取り扱いはオーラとほぼ同じ。純正カーナビでプロパイロットもついてて、座席位置調整したら違うのはメーターくらいで、まるで愛車と同じ感覚、これからは多少高くても日産レンタカー一択かな。乗り出しは12,540km。オーラよりうるさいはずなんですが、正直それほど違いは分からず静かです。

■ 赤穂城 ■

赤穂城跡公園東駐車場
赤穂城跡公園東駐車場

高速使って8:48、赤穂城跡公園東駐車場に到着しました。

赤穂城は兵庫県赤穂市にある日本100名城の60番、国指定史跡です。常陸国笠間から入封した浅野長直が建てたお城で、当時は海に面していたので海岸平城とされています。

赤穂市立歴史博物館赤穂市立歴史博物館
赤穂市立歴史博物館

赤穂城スタンプ

米蔵跡である赤穂市立歴史博物館(9時開館)でスタンプをゲットし、散策開始です。

■三之丸

博物館脇の橋は二之丸外堀と三之丸外堀に架かっており、左の二之丸外堀側には二之丸東北隅櫓台、右の三之丸外堀側奥には三之丸東隅櫓台、橋を渡ったところに清水門跡があり、そこから三之丸です。清水門は大石内蔵助が赤穂城明け渡しの際、城と惜別した舞台として知られるそうです。

清水門跡清水門跡
清水門跡

二之丸東北隅櫓台と二之丸外堀
二之丸東北隅櫓台と二之丸外堀

三之丸外堀側と三之丸東隅櫓台(奥)
三之丸外堀側と三之丸東隅櫓台(奥

少し先左側は武家屋敷公園で浅野時代には坂田式右衛門の屋敷がありました。右側には大石内蔵助の親戚、奥野将監定良屋敷跡があります。

武家屋敷公園武家屋敷公園武家屋敷公園
武家屋敷公園

奥野将監定良屋敷跡
奥野将監定良屋敷跡

道を突当り右折すると左手に大石良雄宅跡長屋門、右手にある近藤源八宅跡長屋門は、赤穂城の設計を担当した近藤三郎左衛門正純の子、近藤源八正憲の屋敷の長屋門です。

大石良雄宅跡長屋門
大石良雄宅跡長屋門

近藤源八正憲屋敷長屋門
近藤源八正憲屋敷長屋門

その先は大手門枡形で裏手の武者溜りから大手門へ。番所跡は休憩所になっています。大手門を出ると三之丸外堀に架かる太鼓橋です。大手隅櫓は大手門の北にある二重櫓で、大手門や土塀とともに再建されたものです。

大手門枡形大手門枡形裏手の武者溜り
大手門枡形裏手の武者溜り

番所跡
番所跡

番所跡と大手隅櫓
番所跡と大手隅櫓

大手門大手門
大手門

大手隅櫓
大手隅櫓

大手門前にある巴屋さんで御城印(400円)ゲット。

巴屋さん
巴屋さん

赤穂城御城印

来た道を戻って大石神社へ向かいます。

■大石神社

大石神社は大石内蔵助良雄以下赤穂義士を祀った神社です。

大石神社大石神社大石神社大石神社大石神社大石神社
大石神社

神社内の敷地に大石良雄宅跡がありますが、入れるのかどうかよくわかりませんでした(聞いてもいませんが)。境内には大石内蔵助良雄銅像。しっかりお参りして御朱印(500円)をいただきました。

大石内蔵助良雄銅像
大石内蔵助良雄銅像

大石神社御朱印

■三之丸

大石神社の参道を突き当たると正面は広大な三之丸の敷地と奥に二之丸石垣。右方面に行くと塩屋門跡がありますが、あとでクルマで行くことにして左方面に進みます。

三之丸と二之丸石垣
三之丸と二之丸石垣

左側に片岡源五右衛門宅跡。右側に二之丸外堀と北隅櫓台跡、その先に二之丸門跡があります。

片岡源五右衛門宅跡
片岡源五右衛門宅跡

二之丸石垣・北隅櫓台跡
三之丸と二之丸石垣

二之丸外堀・北隅櫓台跡
二之丸外堀・北隅櫓台跡

二之丸門跡二之丸門跡二之丸門跡二之丸門跡

■二之丸(北側)

二之丸門跡の先は二之丸です。入ってすぐ左側奥に山鹿素行銅像があります。二之丸枡形虎口付近は山鹿素行が設計変更したそうです。

山鹿素行銅像
山鹿素行銅像

二之丸外堀
二之丸外堀

右側には土塀と大石頼母助屋敷門があります。大石頼母助屋敷門を入ったところは大石頼母助屋敷跡でその一角に山鹿素行謫居地跡があります。

大石頼母助屋敷門
大石頼母助屋敷門

二の丸庭園・大石頼母助屋敷跡・山鹿素行謫居地跡
二の丸庭園・大石頼母助屋敷跡・山鹿素行謫居地跡

二之丸庭園は大石頼母助屋敷南面から二之丸西仕切までに至る大きな庭園です。庭園南東隅角には二之丸庭園表門、西側に西中門、二之丸を南北に二分する城壁の西仕切には西仕切門があります。

二之丸庭園表門
二之丸庭園表門

二之丸庭園二之丸庭園
二之丸庭園

西中門
西中門

西仕切門西仕切門
西仕切門

■二之丸(南側)

西仕切門を出ると二之丸南西部の元禄桜苑、復元された池泉や元禄期の桜が植えられています。

元禄桜苑(池泉)
元禄桜苑(池泉)

元禄桜苑
元禄桜苑

南の方へ進んでいくと南沖櫓台があり、上ってみました。ここは昔は海に面していたそうです。

南沖櫓台南沖櫓台
南沖櫓台

その先左側に米蔵跡があり休憩所になっています。

米蔵跡米蔵跡
米蔵跡

米蔵跡の向かいには水手門跡があります。水手門は二ノ丸南端に海または干潟に面した門で船付場もありました。

水手門跡水手門跡白鳥
水手門跡

戻り北方向へ進むと、本丸外堀と石垣、南横矢枡形が見えます。本丸外堀に沿って進むと、刎橋門跡で本丸へ開閉式の刎橋が架けられていたそうです。

本丸外堀と南横矢枡形
本丸外堀と南横矢枡形

刎橋門跡
刎橋門跡

潮見櫓台を飛ばしていることに気づき、南へ少し戻りました。潮見櫓も南沖櫓同様、海に面していました。

潮見櫓台潮見櫓台
潮見櫓台

北上していくと二之丸東仕切・仕切門跡があります。天守台東側の堀に接して東仕切の石垣と門があったそうですが、西仕切と違って埋没しています。

二之丸東仕切・仕切門跡
二之丸東仕切・仕切門跡

さらに進むと左側に東横矢枡形、その奥に厩口門、右側には二之丸東櫓台があり上ってみると船入跡が見えました。

東横矢枡形
東横矢枡形

東横矢枡形と厩口門
東横矢枡形と厩口門

二之丸東櫓台二之丸東櫓台

船入跡
船入跡

■本丸

厩口門から本丸に入ります。右手に東北隅櫓台があり、本丸にあった唯一の隅櫓です。

厩口門厩口門
厩口門

東北隅櫓台東北隅櫓台
東北隅櫓台

左手に天守台。天守台脇から本丸を時計回りに一周しました。

天守台天守台天守台
天守台

本丸庭園は本丸に造られた池泉を中心とした庭園です。刎橋門跡、西横矢枡形、くつろぎ池泉とつづき、本丸門(櫓門)まで来て本丸御殿跡を通って天守台に向かいます。

本丸庭園・大池泉
本丸庭園・大池泉

刎橋門跡刎橋門跡
刎橋門跡

西横矢枡形
西横矢枡形

本丸庭園・くつろぎ池泉
本丸庭園・くつろぎ池泉

本丸門(櫓門)
本丸門(櫓門)

本丸御殿跡
本丸御殿跡

天守台には天守は築かれませんでした。天守台からは本丸を一望でき、とても眺めがよいです。

天守台天守台天守台天守台
天守台

本丸門から抜けて駐車場へもどります。

本丸門(櫓門)
本丸門(櫓門)

本丸門(高麗門)
本丸門(高麗門)

本丸外堀本丸外堀
本丸外堀

■三之丸

クルマに乗って三之丸の他の遺構を見に行きました。三之丸北西横矢枡形と外堀跡、搦手となる塩屋門跡、三之丸西隅櫓台とめぐりました。

三之丸北西横矢枡形
三之丸北西横矢枡形

三之丸北西外堀跡
三之丸北西外堀跡

塩屋門跡塩屋門跡
塩屋門跡

三之丸西隅櫓台
三之丸西隅櫓台

最後に干潟門跡や三之丸西南隅櫓台も行こうとしましたが道が分からず断念です。

現存建物はないものの、城址としてよく整備されていて見ごたえがあり、さすが100名城だなと思います。次は洲本城へ向かいます。

大阪・兵庫城めぐりの旅 #4-4 姫路城その4

姫路城の続きの最後です。西の丸北門跡から坂をずっと下り、ろの門、いの門とくぐり、菱の門前を左にずっと進むと、るの門があります。るの門は石垣に替えられた穴を出入口としていて、穴門と呼ばれます。もともとは扉がありました。るの門右のリの二渡櫓の下の石垣は継ぎ目があり、増築された場所です。

るの門P1026498
るの門

継ぎ目のある石垣継ぎ目のある石垣

これでひととおり有料区域のみどころは見た感じでしたので、出口に向かい、そこにある売店で御城印をゲットしました。

出口
出口

姫路城御城印

出口から出て東へ進み、官兵衛普請の石垣を見にいきます。

三の丸
三の丸

■下山里曲輪

官兵衛普請の石垣は、上山里下段石垣のことで、上山里曲輪の南下にある下山里曲輪で見ることができます。姫路城は池田輝政が拡張しましたが、それ以前の姫路城で生まれ城主となった黒田官兵衛や羽柴秀吉時代の遺構も残っており、上山里下段石垣もその一つです。姫路城の修築工事の際に石垣の中から出てきた五輪塔などの仏石を祀った集積所もあります。

上山里下段石垣上山里下段石垣
上山里下段石垣

出土五輪塔集積場所
出土五輪塔集積場所

下山里曲輪の東側に下りて北へ進むと内堀が切れたところに出ます。堀の打ち止め部分が内船場蔵南石垣です。

内船場蔵南石垣内船場蔵南石垣内船場蔵南石垣
内船場蔵南石垣

その先、東に進み喜斎門を出て内堀沿いに見ていきます。北側に、との四門が見えました。喜斎門は搦手に位置する門です。

との四門
との四門

喜斎門跡喜斎門跡
喜斎門跡

東側からの天守
東側からの天守

内堀沿いに北へ進み内堀が西へ折れる場所には、鬼門封じとも解釈される石垣があります。

鬼門封じの石垣
鬼門封じの石垣

内堀を左手に北側からの天守を見ながら西へ進みます。

天守天守天守
天守

北勢隠門跡から勢隠曲輪に入り、内堀沿いに南西に進んで南勢隠門跡、さらに南へ進んで内堀南東隅を経由して大手門から再度三の丸へ入りました。

北勢隠門跡北勢隠門跡
北勢隠門跡

勢隠曲輪勢隠曲輪
勢隠曲輪

南勢隠門跡南勢隠門跡
南勢隠門跡

鷺山口門跡
鷺山口門跡

内堀内堀
内堀

■三の丸

再度の三の丸です。見ていないところへ行ってみます。三の丸に入り南側の道を進むと一段上へ続く坂道があります。その手前左手は武蔵野御殿跡です。坂を上ると三の丸(千姫ぼたん園)。西側の石垣上にあがると内堀を高い場所から見渡せます。北へ進むと西の丸石垣につきあたります。左側のワの櫓の下あたりは鷺山口門跡です。近くに茶室鷺庵がありました。

武蔵野御殿跡武蔵野御殿跡
武蔵野御殿跡

三の丸(千姫ぼたん園)
三の丸(千姫ぼたん園)

三の丸石垣からの内堀
三の丸石垣からの内堀

ワの櫓とカの櫓
ワの櫓とカの櫓

ワの櫓と鷺山口門跡
ワの櫓と鷺山口門跡

茶室鷺庵
茶室鷺庵

カの櫓下からの天守
カの櫓下からの天守

ここから姫路城の散策はおしまいです。姫路駅へ向かう途中にある家老高須隼人屋敷跡を見て時刻は14時ごろになっており、5時間超の散策となりました。さすがです。

家老高須隼人屋敷跡
家老高須隼人屋敷跡

14:59姫路発で帰路につきました。

大阪・兵庫城めぐりの旅 #4-3 姫路城その3

姫路城の続きです。

■備前丸

ハの渡櫓から出て天守入口に戻ると左、南側に備前丸で天守を間近にの正面から見ることができます。

備前丸天守天守備前丸・天守
備前丸・天守

北東側に折廻櫓、備前門があります。

折廻櫓・備前門
折廻櫓・備前門

■東曲輪

備前門をくぐると東曲輪に入ります。左手に井郭櫓があります。大きな井戸があるため井戸櫓とも呼ばれていました。その先に旧番所、その左に、ちの門がありますが中には入れませんでした。先には東小天守、への門、トの櫓。

井郭櫓井郭櫓
井郭櫓

旧番所とちの門(左)
旧番所とちの門(左)

東小天守・への門
東小天守・への門

トの櫓
トの櫓

備前門の入口脇には石垣に転用された、古墳に埋葬されていた石棺の身があります。備前門出て右手に進むと、帯の櫓があり腹切丸へ下りる階段がありますが入れません。太鼓櫓北方土塀の狭間を覗くと、腹切丸、帯郭櫓(腹切丸)が見えました。

石棺
石棺

東曲輪帯の櫓
帯の櫓

腹切丸・帯郭櫓(腹切丸)
腹切丸・帯郭櫓(腹切丸)

道の一番奥はへの櫓(太鼓櫓)で右側に、りの門があります。

への櫓(太鼓櫓)
への櫓(太鼓櫓)

りの門
りの門

■上山里曲輪(二の丸)

りの門をくぐると上山里曲輪(二の丸)です。播州皿屋敷の階段で知られる「お菊井戸」があります。西側は南からチの櫓、リの一渡櫓、リの二渡櫓、ぬの門と続いています。リの二渡櫓には、大天守の鯱が展示されています。明治の鯱は5代目、昭和の鯱は6代目、平成の鯱は7代目です。

上山里曲輪上山里曲輪
上山里曲輪

お菊井戸お菊井戸
お菊井戸

チの櫓
チの櫓

リの一渡櫓・リの二渡櫓
リの一渡櫓・リの二渡櫓

ぬの門
ぬの門

大天守の鯱
大天守の鯱

ぬの門をくぐってまっすぐは三国堀に至る、るの門がありますが、石垣に沿って右方向へ進むと焼失した、をの門跡があり、その先、いの門に至ります。いの門からぬの門を経て大天守に向かう道を下道といいます。

ぬの門
ぬの門

をの門跡をの門跡
をの門跡

菱の門
菱の門

いの門を抜けて菱の門まで戻り、門手前を右に進んでいくと西の丸に続きます。

■西の丸

すぐに左に折れたところに西の丸南門跡があり礎石が残っています。門の東側に武者溜りとつづき、西の丸に入ります。

西の丸南門跡西の丸南門跡
西の丸南門跡

武者溜り
武者溜り

西の丸西の丸西の丸
西の丸

坂を登り切って右に折れた先の案内板のある場所は写真スポット。庭園の木々と相まって美しい天守を撮ることができます。坂を登り切った正面奥にカの櫓があります。

西の丸からの天守
西の丸からの天守

カの櫓
カの櫓

西の丸を囲むように築かれた長屋は百間廊下です。ワの櫓から入ることができます。

ワの櫓ワの櫓ワの櫓
ワの櫓

ワの櫓からレの渡櫓へ続きます。

レの渡櫓レの渡櫓レの渡櫓レの渡櫓レの渡櫓
レの渡櫓

レの渡櫓の先は仮廊下で、以前この辺りにあった壊れた渡櫓は復旧が困難で解体してしまったそうです。

仮廊下仮廊下
仮廊下

仮廊下からヲの櫓へ続きます。

ヲの櫓ヲの櫓
ヲの櫓

ヲの櫓とタの渡櫓の間にある大戸は頑丈なつくりで、この戸の内側に女性が暮らしていたためのようです。

廊下の大戸
廊下の大戸

タの渡櫓タの渡櫓タの渡櫓
タの渡櫓

タの渡櫓からルの櫓、ヨの渡櫓へ続きます。

ルの櫓
ルの櫓

ヨの渡櫓からカの渡櫓は長局です。奥御殿の一角に設けられた長局は8畳ほどの部屋が幾つも連続し、奥女中が住んでいたそうです。

ヨの渡櫓ヨの渡櫓ヨの渡櫓
ヨの渡櫓

ヌの櫓
ヌの櫓

カの渡櫓カの渡櫓
カの渡櫓

カの渡櫓より
カの渡櫓より

百間廊下の最後は化粧櫓です。化粧櫓は、千姫が本多忠刻に嫁いだ際、10万石の化粧料の一部を使用して建設されたといわれます。

化粧櫓へ
化粧櫓へ

化粧櫓化粧櫓
化粧櫓

化粧櫓より
化粧櫓より

百間廊下より出て西の丸を少し散策します。

百間廊下出口
百間廊下出口

カの渡櫓
カの渡櫓

ヌの櫓
ヌの櫓

ヨの渡櫓
ヨの渡櫓

西の丸
西の丸

西の丸への北側の入口である西の丸北門跡には礎石が残っています。ここからの坂道も天守の撮影スポットです。

化粧櫓と西の丸北門跡
化粧櫓と西の丸北門跡

西の丸北門跡
西の丸北門跡

西の丸北門跡下
西の丸北門跡下

西の丸北門跡下より
西の丸北門跡下より

西の丸から出てまだ見ていないスポットを回りましたが、きりがいいので一旦ここで切ります。


大阪・兵庫城めぐりの旅 #4-2 姫路城その2

姫路城の続きです。水の五門をくぐるとすぐ左に折れて水の六門、その先で靴を脱ぎ、大天守の地階に入ります。最上階の6階まで順にみていきます。

■大天守地階

大天守では西大柱と東大柱の下部や流しを見ることができます。

大天守地階案内図
大天守地階案内図

大天守地階大天守地階
大天守地階

西大柱西大柱

東大柱東大柱

流し
流し

■大天守一階

一階は内陣を武者走り(回廊)が囲んでいます。

大天守一階案内図
大天守一階案内図

大天守一階武者走り(回廊)
大天守一階
大天守一階

ハの渡櫓(本丸)・乾小天守
ハの渡櫓(本丸)・乾小天守

■大天守二階

二階も一階同様、内陣を武者走り(回廊)が囲んでいます。破風の間は天守入口に架かる入母屋破風の屋根裏の空間で、開き窓があり屋根伝いに西天守へ行けるようになっています。

大天守二階案内図
大天守二階案内図

武具掛け
武具掛け

破風の間
破風の間

大天守二階
大天守二階

■大天守三階

三階中央には地階から5階まで通る西大柱と東大柱があります。西大柱は三階で二本継ぎになっています。北側と南側に石打棚が設けられ、北側は棚下の武者走りを内陣と板で仕切って内室としています。四隅には「武者隠し」と呼ばれる隠し部屋がありますが帰りに見ることができました。

大天守三階案内図
大天守三階案内図

大天守三階大天守三階
大天守三階

西大柱西大柱

東大柱東大柱

石打棚と内室
石打棚と内室

内室
内室

武者隠し
武者隠し

■大天守四階

四階は窓が高いため石打棚が設けられています。

大天守四階案内図
大天守四階案内図

大天守四階大天守四階
大天守四階

石打棚
石打棚

■大天守五階

五階は東大柱と西大柱の上端が見られます。

大天守五階案内図
大天守五階案内図

大天守五階
大天守五階

■大天守六階

最上階の六階は姫路城守護神の長壁神社(刑部)が祀られています。

大天守六階案内図
大天守六階案内図

大天守六階
大天守六階

長壁(刑部)神社
長壁(刑部)神社

西側眺望
西側眺望

南側眺望
南側眺望

東側眺望
東側眺望

北側眺望
北側眺望

■小天守と渡櫓

順路に従い下りてきて大天守一階からイの渡櫓の一階に入ります。イの渡櫓は大天守と東小天守を結ぶ二重渡櫓です。東小天守は北東隅にある三重隅櫓です。ロの渡櫓は東小天守と乾小天守を結ぶ二重渡櫓です。乾小天守は北西(乾の方角)にある三重隅櫓で一番大きい小天守です。ハの渡櫓は乾小天守と西小天守を結ぶ二重渡櫓です。

イの渡櫓(本丸)
イの渡櫓(本丸)

イの渡櫓(本丸)からの大天守・台所・乾小天守・ロの渡櫓(本丸)
イの渡櫓(本丸)からの大天守・台所・乾小天守・ロの渡櫓(本丸)

東小天守東小天守東小天守
東小天守

東小天守から見たニの渡櫓・ホの櫓
東小天守から見たニの渡櫓・ホの櫓

ロの渡櫓(本丸)ロの渡櫓(本丸)
ロの渡櫓(本丸)

ロの渡櫓(本丸)から見たイの渡櫓・ロの渡櫓
ロの渡櫓(本丸)から見たイの渡櫓・ロの渡櫓

乾小天守乾小天守
乾小天守

乾小天守から見たニの櫓・西の丸
乾小天守から見たニの櫓・西の丸

乾小天守から見た西の丸
乾小天守から見た西の丸

乾小天守から見た水の三門
乾小天守から見た水の三門

ハの渡櫓(本丸)
ハの渡櫓(本丸)

ハの渡櫓から見たニの櫓
ハの渡櫓から見たニの櫓

ハの渡櫓で天守見学はおしまいです。ニの渡櫓と西小天守は公開されていませんでした。きりがいいので一旦ここで切ります。

大阪・兵庫城めぐりの旅 #4-1 姫路城その1

今回の城めぐりの旅最終日、ホテルでの朝食後、最後に訪れるのは姫路城です。

朝食

■ 姫路城 ■

姫路城は兵庫県姫路市にある日本100名城の59番、国の特別史跡であり、江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、大天守・小天守・渡櫓等8棟が国宝に、74棟の建造物(櫓・渡櫓27棟、門15棟、塀32棟)が重要文化財に指定されています。日本で初の世界文化遺産にも指定されています。2009~2015年に行われた姫路城大天守保存修理工事「平成の大修理」直後の大天守の白さは記憶に新しいですが、あれから9年もたっているんですね。小学生くらいですかね、当時も城好きで一度連れてきてもらったことがあり、それ以来の登城です。

姫路駅北口に出ると大手前通りの正面先に姫路城が見え、お城を中心に街ができていると感じます。

姫路城
姫路城

途中にも、大手前石垣や中濠跡などのみどころがあります。

大手前石垣
大手前石垣

中濠跡
中濠跡

お城に突き当たると内堀があり、桜門橋を渡って大手門(桜門)から城内に入ります。入ったところは三の丸、すぐ天守が視界に飛び込んできます。

桜門橋・大手門(桜門)・天守桜門橋・大手門(桜門)・天守
桜門橋・大手門(桜門)・天守

大手門(桜門)・桜門橋案内
大手門(桜門)・桜門橋案内

桜門橋
桜門橋

内堀
内堀

大手門(桜門)
大手門(桜門)

■三の丸

三の丸
三の丸

姫路城は現存建築物が桁違いに多く所要時間が読めないので、時間の許す限りいろいろ見ていく予定です。

ほとんどの人がまっすぐ登城口に進んでいきますが、登城口に向かって手前右手に大天守大柱展示場があるのはGoogle Mapで調査済み。大天守大柱展示場には、旧西大柱が展示されています。かつて大天守の地階床から六階床までを東大柱とともに貫き、重層構造の主体となって350年大天守を守り続けてきたものです。

登城口へ
登城口へ

天守
天守

大天守大柱展示場大天守大柱展示場
大天守大柱展示場

登城口の東側には天守の庭と千姫・忠刻結婚400年記念の顔はめパネル。こちらにもほとんど人が来ないです。築城以来天守を支えてきた地盤は徐々に沈下、傾斜していたため、昭和の解体修理時に天守基礎をコンクリート地盤にし、元の礎石は取り除いたそうです。その大天守の礎石が平面展示されているのが天守の庭。顔はめパネル前に撮影台があったので、殿と姫、それぞれセルフタイマーで撮影し、あとで合成しました。顔の位置がいまいち。

天守の庭
天守の庭

顔はめパネル
顔はめパネル

登城口チケット売り場の左手に管理事務所があり、そちらでスタンプをゲット後、入城します。料金は1,000円です。

登城口チケット売り場
登城口チケット売り場

管理事務所
管理事務所

#59 姫路城スタンプ

■二の丸

登城門から入ると菱の門。菱の門は姫山・鷺山(城山)への入口を固める櫓門で枡形になっています。菱の門から入ると二の丸です。右手に三国堀がありここは三国堀曲輪。左手は西の丸へ続いています。

三国堀と天守
三国堀と天守

天守
天守

正面の、いの門から、ろの門、はの門と進んでいきます。いの門をくぐると右手に井戸があります。ろの門をくぐって坂をあがって右手が、はの門へつづく将軍坂で、「暴れん坊将軍」に出てくる有名なスポットです。はの門の礎石には石灯籠の基礎が転用されています。

いの門
いの門

井戸
井戸

天守
天守

ろの門
ろの門

将軍坂
将軍坂

はの門
はの門

石灯籠の基礎
石灯籠の基礎

■乾曲輪

はの門をくぐると天守から見て乾(北西)の方角にある乾曲輪です。ロの櫓や、キリシタンの名残りとか魔除けと言われる十字紋が彫られた鬼瓦を、にの門櫓の唐破風屋根に見ることができます。

はの門
はの門

乾曲輪とロの櫓
乾曲輪とロの櫓

十字紋の鬼瓦(にの門)
十字紋の鬼瓦(にの門)

天守の方へ続く道を進みますが、突当りU字に曲がります。天守が見えてもなかなかたどり着けないようになっていますね。先には、にの門があります。

天守方向へ
天守方向へ

にの門
にの門

■西北腰曲輪

にの門は天井が低くなっていて上から槍でぐさりとされる感じでしょうか。にの門をくぐりながら再度U字に曲がると西北腰曲輪で、乾小天守がよく見えてきます。正面は、ほの門です。

にの門にの門
にの門

西北腰曲輪・乾小天守
西北腰曲輪・乾小天守

ほの門
ほの門

■北腰曲輪

ほの門は埋門になっていて、階段上がって左手は北腰曲輪で、イの渡櫓、ロの渡櫓、ハの渡櫓などが連なっています。ロの渡櫓の内部には井戸がありました。ハの渡櫓から先へは入れません。

イの渡櫓
イの渡櫓

ロの渡櫓・ハの渡櫓
ロの渡櫓・ハの渡櫓

ロの渡櫓の井戸
ロの渡櫓の井戸

ほの門から水の一門へは、油壁を配置することで大きく屈曲しています。油壁は、型枠を組み枠の内側で粘土と砂を交互に撞きつめていく版築という工法で作られた壁ですが、現在は壁土が露出しています。

左から水の一門、油壁、ほの門
左から水の一門、油壁、ほの門

水の一門手前左の石垣には、欠けた石臼が間詰め石として積まれていて、姥ヶ石とよばれています。

姥ヶ石
姥ヶ石

■水曲輪

水の一門から水の五門までの細長い区域は水曲輪とも呼ばれます。ロの渡櫓の井戸水を天守に運ぶことから、水と名前がついているそうです。水の一門をくぐると左折してすぐに水の二門、水の二門をくぐると左手に天守の石垣を見ながら水の三門をくぐると左に折れて天守入口とあり、水の四門です。

水の一門
水の一門

水の二門
水の二門

水曲輪
水曲輪

西小天守石垣
西小天守石垣

水の三門
水の三門

天守入口(水の四門)天守入口(水の四門)
天守入口(水の四門)

水の四門をくぐって2回左に折れるとニの渡櫓(本丸)と水の五門。

ニの渡櫓(本丸)・水の五門
ニの渡櫓(本丸)・水の五門

さて、ここから天守に入りますが、きりがいいので一旦ここで切ります。

大阪・兵庫城めぐりの旅 #3-3 夜の姫路城

17時すぎに姫路駅前ユニバーサルホテル南口にチェックインしました。
ユニバーサルホテルチェーンは、1月の岡山城めぐりの旅にて利用しましたが、朝食も夕飯も無料、サウナ付きの大浴場もあって宿泊費も激安(今回4,130円!)というお財布にすごく優しいホテルです。中が吹き抜けになっていて、部屋もまるでマンションのよう。姫路駅前で新幹線もよく見えて最高ですが、姫路城はビルに隠れて見えません。

姫路駅前ユニバーサルホテル南口姫路駅前ユニバーサルホテル南口

夜の姫路城のライトアップを見るために、その時間に合わせて19:50ごろに無料夕食をいただきました。チェックイン時に日替定食かカレー定食を選べるのですが、日替定食にして、今日は唐揚定食でした。サラダバーももちろん無料で大満足!

日替定食
日替定食

■ 姫路城 ■

さて姫路城のライトアップは毎日日没から24時までですが、20時と21時からの15分間は、カラーLEDによる彩雲(さいうん)ライトアップが実施されています。夕飯の時間を合わせてというのは21時から見られるようにということでした。

さてホテルを出ると少し雨がポツポツ、傘を取りに戻るのも面倒だし、何とかなるかとそのまま姫路城へ向かってしまい、着くまでに普通に雨になっていました。

到着時は通常の白色ライトアップで、21時になるとライトが一瞬消えてカラーでライトアップされました。色は赤、緑、青などゆっくりと変化していくのでずっと見ていられます。15分あっという間に経過して白色に戻りました。

姫路城ライトアップ姫路城ライトアップ姫路城ライトアップ姫路城ライトアップ姫路城ライトアップ姫路城ライトアップ姫路城ライトアップ姫路城ライトアップ姫路城ライトアップ姫路城ライトアップ
姫路城ライトアップ

雨に打たれながらのホテルまでの道のりはそれは遠く感じたものです。最終日の明日は朝からゆっくりと姫路城を堪能する予定です。

大阪・兵庫城めぐりの旅 #1-2 篠山城

■ 篠山城 ■

続いて篠山城です。篠山城は丹波篠山市にある日本100名城の57番、国指定史跡です。篠山盆地の中央部、笹山とよばれる小丘陵に築かれた平山城で、篠山藩の藩庁だったそうです。

三の丸西駐車場
三の丸西駐車場

15:20ごろ三の丸西駐車場に到着しました。当初計画では16:00着としていたのでかなり時間に余裕ができました。逆に言えば黒井城を福知山城へ変更していなければ、まったく時間がなかったはず。予報どおり雨模様になっています。

■二の丸

三の丸西駐車場は三の丸西側にあり、西内堀沿いに東へ進むと北廊下門跡、左は北内堀、進むと二の丸に入り表門跡、中門跡、鉄門跡と続き、左側に塀重門跡と大書院、正面に史料館があります。

西内堀
西内堀

二の丸阿北枡形石垣
二の丸北枡形石垣

篠山城案内板
篠山城案内板

北廊下門跡
北廊下門跡

北内堀
北内堀

表門跡表門跡
表門跡

中門跡
中門跡

鉄門跡
鉄門跡

塀重門跡
塀重門跡

大書院と史料館
大書院と史料館

■大書院

大書院は廃城令によって大半が壊された城建物の中でただ1つ残されましたが、火災により焼失、現在の建物は2000年に復元されたものです。大書院へは史料館から入り、入館料は400円、スタンプ・御城印をゲットしました。

大書院入口(史料館)
大書院入口(史料館)

史料館史料館
史料館

#57 篠山城スタンプ篠山城御城印

大書院には襖絵などに囲まれた8つの部屋(虎之間、手鞠之間、源氏之間、葡萄之間、次之間、上段之間、孔雀之間、闇りの間)があり、上段の間は最も格式の高い部屋です。闇りの間は入ることができませんでした。

虎之間虎之間
虎之間

手鞠之間
手鞠之間

広縁と落縁
広縁と落縁

P1000532史料館

塀重門跡
塀重門跡

大書院北側庭
大書院北側庭

勅使門跡
勅使門跡

史料館
源氏之間

葡萄之間
葡萄之間

梵鐘
梵鐘

次之間
次之間

上段之間
上段之間

孔雀之間
孔雀之間

■二の丸

大書院から出て左側に井戸、進むと二の丸の御殿跡。南側には二の丸井戸、搦手口埋門跡があります。本丸を見てから南側を散策したのですが、埋門は閉まっていました。着いた直後は開いていたのかも。

井戸
井戸

二の丸御殿跡二の丸御殿跡二の丸御殿跡
二の丸御殿跡

大書院大書院大書院
大書院

小書院跡
小書院跡

二の丸井戸
二の丸井戸

搦手口埋門跡
搦手口埋門跡

大書院

■本丸

二の丸の東側、青山神社が立っている区域が本丸です。本丸は築城当初は現在の二の丸が本丸で、現在の本丸は南東隅に天守台が作られたことから殿守丸と呼ばれていたそうです。天守台は今も残っていて、東側と南側の石垣は最も高い石垣です。青山神社は藩主家だった青山氏が祀られています。

本丸本丸
本丸

青山神社
青山神社

一の井戸
一の井戸

天守台天守台天守台
天守台

天守台より天守台より
天守台より

■三の丸・南馬出

二の丸、本丸と見た後は三の丸と馬出を見に行きます。三の丸西駐車場の方へ戻り、西内堀沿いを南に進みます。二の丸南西隅石垣の脇からは埋門へつながる石段があります。三の丸の南西側の南門跡から出て外堀の先に南馬出があります。

三の丸西側と西内堀
三の丸西側と西内堀

二の丸南西隅石垣
二の丸南西隅石垣

搦手口埋門
搦手口埋門

三の丸南西側
三の丸南西側

三の丸南側三の丸南側
三の丸南側

南門跡
南門跡

西外堀
西外堀

南外堀
南外堀

南馬出
南馬出

■東馬出

駐車場前に戻り再度東方向へ進み、北廊下門跡を超えてすぐに、櫓台跡があり、さらに道なりに三の丸北側を進み東門跡から出て外堀の先に東馬出があります。

櫓台跡
櫓台跡

東門跡
東門跡

東外堀
東外堀

東馬出東馬出
東馬出

■大手馬出

東馬出から北外掘沿いを西に進んでいくと大手馬出跡に出ます。大手馬出跡から南に進むと大手門跡です。

北外堀
北外堀

北外堀と大書院
北外堀と大書院

大手馬出跡大手馬出跡
大手馬出跡

西外堀
西外堀

大手門跡
大手門跡

篠山城散策はここまで。時刻は17:30前、今日の宿は丹波ささやまホロンピアホテル。ホテルのまわりには、系列のレストランや居酒屋があり便利です。夕飯はファミリーダイニングパラパラで。

パラパラで夕飯

さて明日は叔父の三回忌法事でお城めぐりは明後日再開です。