お遍路さんの旅-第4回 高知2回目の旅のしおりが完成しました。初案はボツ、新たに作成しなおし。
四国八十八ヶ所霊場の第27番札所から第36番札所、龍河洞、高知城、桂浜を巡る計画です。
お遍路さんの旅-第4回 高知2回目の旅のしおりが完成しました。初案はボツ、新たに作成しなおし。
四国八十八ヶ所霊場の第27番札所から第36番札所、龍河洞、高知城、桂浜を巡る計画です。
さて湖北五山・鳳来寺巡り2日目、まずは鳳来寺山へ。もともとFくんの計画では表参道方面から1425段の石段を登ってトレッキング的な参拝をする計画で、もうひとつの行き方は鳳来寺山パークウエイを進んだ最終地点の駐車場から東照宮、鳳来寺と巡るコースがすごく楽ちん。宿の人に暑いですかねぇとか聞きつつ、最終的にはこの猛暑、くたばっても仕方ないので楽ちんなコースを選択。
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駐車場付近から | 鏡岩 | 鐘楼 | 反対側の建物 |
駐車場は500円。そこから鳳来山東照宮、鳳来寺と続く整備された小道が続いている。小道の入口近辺には土産物屋も並んでいる。駐車場から少し登る感じがあるが、途中から下りに入る。鏡岩やその下に鳳来寺の鐘楼が見えたり、反対側の山の上にもお堂のようにも見える建物が見えたりする。山自体が信仰の場のような雰囲気がする。そうそう、途中で蛇が出現して大騒ぎしてしまった。
■鳳来山東照宮
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鳳来山東照宮 | 鳳来山東照宮拝殿 | 鳳来山東照宮拝殿 | 鳳来山東照宮中門 |
駐車場から10分程度で鳳来山東照宮に着く。この鳳来山東照宮は、その建造物が国の重要文化財に指定されていて、それほど大きくないものの威厳のある佇まいである。敷地自体もそれほど広くないため、超広角ズームが活躍。このレンズ、案外歪みが自然な感じかな。
御朱印もいただくが、神社用の御朱印帳を持ってきていなかった(あとから気づいたが持って行ってた)ので紙でいただく。
■鳳来寺
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鳳来寺本堂 | 鳳来寺旧本堂? | 鳳来寺鐘楼 | コノハズク |
東照宮から鳳来寺までは5分程度。大きな本堂の前は開けた広場になっている。本堂周辺は少し登ったところに旧本堂?とおぼしき古いお堂が建っていてこちらの方が山にあるお堂としては風情があるが、屋根をみると草が生えたりしているのがわざとそうしているのか単なる放置か。あとは歩いて数分程度のところに鐘楼。駐車場から歩いて来る途中に見えた建物である。それ以外のみどころは山頂方面に歩いていくか、表参道にある重文の仁王門などだが、楽してしまった分、見られない。今度季節がいい時期にゆっくり散策するのもありだろう。
ということで、昼食にいい時間。長篠城へ行く前にその近辺の店をさがす。うどんそば福寿司という店を見つけて入ってみる。メニューをみると、どこが寿司屋さんなの?という感じのメニューで構成されていて、寿司なんかないじゃん。もしかしてウケ狙い?って思ってしまうほど。ちゃんとメニューの片隅に寿司はあるんだけど、店の感じも普通の食堂である。それでも時間もあってか結構な繁盛ぶり。
■長篠城
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空堀と土塁 | 本丸 | 空堀と土塁 | 長篠城址史跡保存館 |
続いて向かったのは自分が行きたかった長篠城。日本100名城に選ばれている城址である。Fくんは城系は興味ないので付き合ってもらう形。ここも建物は残っていないが大規模な空堀と土塁が残っている。城跡を巡っているとむしろ建物がない方が多いくらいなので、自分としては別にこんなの普通って感覚。100名城のスタンプは長篠城址史跡保存館の受付にてゲット。
■豊川稲荷
ということで、長篠城の後はどうするか、昨日行けなかった五山のどこかにいくか、それともこの近辺だともっと有名な豊川稲荷というのもある。正直五山では、方広寺で十分満足したということで豊川稲荷に行ってから帰ろうということに。
知らなかったんだけど、豊川稲荷っていう名称からてっきり神社だと思っていた。だけど実は曹洞宗の妙厳寺というお寺で。ご本尊は千手観音。ではなぜお稲荷さんなのか。豊川稲荷の稲荷は、境内の鎮守として祀られている吒枳尼天(だきにてん)。豊川吒枳尼天の姿は白狐の背に乗っていて、それでお稲荷さん信仰と迎合したとか。
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豊川稲荷本殿 | 豊川稲荷景雲門 | 豊川稲荷奥ノ院 | 豊川稲荷霊狐塚 |
でも今回参拝で一番驚いたのは法堂が再建中で、取り壊されて工事中になっていたこと。境内はとても広くてゆっくり静かに参拝することができた。それとこういうのはなかなかないなぁと思ったのが、霊狐塚(れいこづか)で凄い数の狐の石像が祀られているところ。こんなのは初めて見たけどなんか守ってくれる感を勝手にすごく感じた。
通常は御朱印は法堂でいただけるらしいが、現在はその法堂がない。ってことで仮設と思しき納経所がありそこでいただく。豊川稲荷では4種類の御朱印があって、メインのやつでいいかなと思ったらFくんが全部くださいと言ったので、ならば自分もと、吒枳尼天、千手観音、不動明王、薬師如来の4つをいただいた。
これにて今日の目的は完了ということで、帰路につく。帰りは東名が複数の事故だのが絡んだ渋滞が発生したので、途中で降りたんだけどなかなかそのルートが使える感じ。高速で渋滞に巻き込まれるよりも恐らく早くFくん宅に到着。んで帰りは高速代がかかりそうだけどGoogleマップによれば2時間ちょいでいけるという横横、東名、圏央道、関越のルートで帰ってみた。Googleのいうとおり、ほんとに2時間と数分で自宅には着いたものの、高速代がバカ高!うーん、いくら早いとは言え、今後のFくん宅集合旅行で使うかどうかは悩むなぁ。
先日行ってきた群馬県高崎市にある箕輪城で撮影した4K動画をアップしました。LX100で撮影したもので、手持ち撮影ですが、やはり手持ちは厳しいかなぁと思うこのごろです。
今日は先日テレビで見た群馬県の箕郷町?ん?今は高崎市?のみさと芝桜公園でみさと芝桜まつりをやってるのを見て、そんなのがあそこにあるの知らなかったので行ってみようかなと思いそっち方面へ。だけど芝桜まつりはテレビでやったのですごく混雑してる可能性が高いため、メインは日本100名城に選出されている箕郷城にして、芝桜は様子見て大丈夫そうだったら行こうということに。
地元の鉢形城もそうだし、勤務先も近い江戸城もそうだけど、なかなかなじみのある場所にある城はいつでも行けると思ってるからだろう、とっくに持ってて良さそうな日本100名城スタンプが、この箕郷城についても持っていないのであった。これはいい機会である。GWとはいえ、絶対空いてるだろうし。
■箕郷城
箕郷城のスタンプは高崎市役所の箕郷支所に設置されてるということでまずはスタンプをゲット。今日は休館日だが休館日用受付所があり、そこで押すことができる。ついでに箕郷城のパンフレットももらえる。城めぐりにはパンフレットが不可欠なのでちょうどいい。
さて、事前にネットでも情報を得ていたのだが、最近新しい駐車場が出来たということでそちらにとめることにした。到着すると確かに国指定史跡にふさわしい、立派な駐車場が出来ていた。駐車場は搦手口(からめてぐち)にありそこがスタート地点。パンフレットの地図を見ながら、どの道を回っていくかを検討し、ひととおり見られるようにするためにあえて遊歩道中央コースは行かずに南側、搦手口からだと左方向の普通の遊歩道をいくことにした。
最初に正面に見えるのは大堀切でそれを右手に見ながら坂を上ると堀を挟んで郭馬出を右手に見る形になるが、堀沿いには進まず、木俣とよばれる一角のまわりを一周してから郭馬出西虎口へ。そこから二の丸へ進もうと思ってたのに、整備工事をやっていて立ち入り禁止となっていた。仕方なくまた搦手口方向へもどってから二の丸へ。二の丸、三の丸とみて、右手上手に堀を挟んで本丸を望みながら北へ進み、御前曲輪のまわりをまわる感じで遊歩道中央コースを進む。御前曲輪、本丸とみて再度二の丸に戻る。
次は虎韜(ことう)門方面へ向かう。三ノ丸の石垣、鍛冶曲輪の石垣、虎韜門の石垣を見る。虎韜門大堀切口から大堀切を上っていくと正面が大堀切土橋。そう、立ち入り禁止で通れなかった郭馬出と二の丸をむすぶ土橋である。ここからまた木俣付近に上れる。というようなコースで鳥のさえずりや色々な虫や草花を楽しみながらずいぶんゆっくりと散策。山城ではあるが、きついコースはなく自然も豊かな公園というような趣の城でなかなかよかった。
■みさと芝桜まつり
次はみさと芝桜まつりに行ってみた。到着するとそこそこの混雑だったが駐車場は完備されていて止められないというようなことはなかった。まつり期間中は入園料300円が必要とのこと。テレビでみたときよりは少し見頃はすぎていてるかなという感じだが、それでもピンク、白、薄紫といった芝桜が花壇の中で模様となって咲いている景色は、ちょっとおせんちだが、おとぎ話の世界のようであった。地元周辺で芝桜というと秩父の羊山公園が有名だが、あちらはすごく混んでるのでこっちの方がいいと思う。羊山公園は行ったことないけどね。
先日行ってきた長野県松本市にある、松本城で撮影した4K動画をアップしました。LX100で撮影したもので、手持ち撮影です。
朝風呂はやめて6時半から朝食。レストランに行くとすでに親子連れが朝食をとっていた。お遍路さんという感じではないのに早い人は早いもんだなぁ。のんびりしたわけではないけど、宿を出発したのは7:40、今日は昨日行けなかった15番からである。15番へ向かうのになぜかナビでの設定を16番と間違えていたのに途中気づき少しロス。
■15番 薬王山 金色院 國分寺
15番國分寺は曹洞宗で本尊は薬師如来、開基は行基菩薩である。四国霊場にはその各県に国分寺があるため阿波国分寺ともいうそうだ。聖武天皇が勅令により全国に国分寺が創建され行基菩薩が薬師如来を彫造したとのこと。創建当初は法相宗、四国霊場開創時に真言宗、その後現在の曹洞宗になっている。
参拝時間の所要目安25分のところ30分かかり、8:50ごろ出発、次の16番へ向かう。16番は近く10分もかからずに到着。
■16番 光耀山 千手院 観音寺
16番観音寺は高野山真言宗で本尊は千手観世音菩薩である。
住宅地の中にひっそりとした感じで立っているので少し分かりにくいかもしれない。実際間違えて15番の前に16番に向かっていた時このすぐそばを通ったのだが、どこにあるのか分からなかった。順番を間違えると分からないものである。順番通りならクルマで回っても必ず案内標識が目立つところにあるのが四国霊場である。
前の道に面した山門は和様重層の鐘楼門になっていて、門の奥に見える本堂までの景色が小さい境内ながらも威厳を感じさせる。
さてこちらの出発は9:20前、当初計画より30分の遅れまで回復。ということは昨日の飛行機の遅れ分まで戻ったことになる。順調かもしれない。
■17番 瑠璃山 真福院 井戸寺
16番から17番までは10分もかからず到着。大きな駐車場もあり駐車場から見えるお堂も美しく立派な感じである。
17番井戸寺は真言宗善通寺派で開基は天武天皇。本尊は薬師瑠璃光如来を主尊とする七仏の薬師如来坐像で聖徳太子作と伝えられ、御影にも七仏が描かれている。境内には本堂、大師堂のほか、光明殿、日限大師堂、護摩堂などが立ち並び囲まれる感じが心地よい。日限大師は日を限って心願をかけると直ちにご利益をこうむるという。
参拝時間はほぼ計画25分の予定どおりで18番へ向けて9:55ごろ出発。18番からは離れた場所にあり50分ほどかかる見込みであったが、10:35に到着し遅れ20分まで回復。極めて順調である。
■18番 母養山 宝樹院 恩山寺
18番恩山寺は高野山真言宗で本尊は薬師如来、開基は行基菩薩である。このお寺の山門は来た道の下の方にある。少し小高い場所で参道ではまだ美しい桜を見ることができる。
この寺はもともと女人禁制で当時弘法大師の母が訪ねてきたが入れないとのことで大師が修業をして解禁したとのこと。色んな話が残っているものである。
18番出発は11:05ごろ、予定より20分遅れで19番に向かう。19番はここからそれほど離れておらず11:15に駐車場に到着し15分遅れにまた回復。因みに駐車場は有料。
■19番 橋池山 摩尼院 立江寺
19番立江寺は高野山真言宗で本尊は延命地蔵菩薩、開基は行基菩薩である。行基菩薩が光明皇后の安産を祈って小さな黄金延命地蔵尊を作って開基し、その後弘法大師が小さな像では後世に紛失の恐れありと大きな像を作って小さい像をその中に納めたそうである。
境内は広く本堂、大師堂のほか、観音堂、毘沙門堂、多宝塔、黒髪堂など多くのお堂が建っていて、本堂からの眺望は素晴らしく、思わず写真を撮りたくなるような構図となる。
今回の参拝で残すところ20番のみ。19番は11:40すぎに出発、ここから50分ほどかかる予定である。近づくにつれどんどん霧がかかっていき、なんとも厳かな雰囲気に変わっていった。予定通りの12:15着となり完全にスケジュールどおり。
■20番 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺
20番鶴林寺は高野山真言宗で本尊は弘法大師作と伝えられる地蔵菩薩である。大師がこの山で修行中、雌雄二羽の白鶴がかわるがわる翼をひろげて老杉のこずえに舞い降り、小さな黄金のお地蔵さんを守っているのを見て、大師が近くにあった霊木で地蔵菩薩像を作りその中に黄金の地蔵さんを納めて本尊としたとのことである。
駐車場から参道を進むと仁王門、六角堂と続き、その先には苔生した美しい庭園があり、その先に大師堂や本堂のある一角にでる。薄明るい霧の中に佇むお堂はいかにも霊場という感じで修行というものも感じさせてくれた。クルマ遍路なので修行というのはすこし憚れるけど。しかも団体の参拝客の先導者(おそらく先達の人だろうか)がほら貝を吹いたりしてたので雰囲気バッチリだった。
御朱印をいただくとクルマかどうか尋ねられ、クルマの場合は300円必要だが、交通安全守護シールをいただける。こういうのはうれしい。
さて完全にスケジュールを回復していたので少しゆっくり見たつもりであったが、結局参拝目安時間も見積りがよく5分程度しか余計にかからなかった。次の徳島城はそれほど時間は必要ないと思っているので時間どおりだと正直余裕がありすぎるのである。予定13:00に対し13:05に出発となった。
■徳島城
さて今回の旅、最後に向かうのは日本100名城のひとつ徳島城である。所要予定時間は70分で14:10到着予定に対し14:30に公園内の東側駐車場に到着。途中時間をつぶすためコンビニ寄ったりしたのもあり、このくらいの遅れの方が都合がいい。駐車料金は310円で夜21時まで可。
徳島城は徳島市の中心部に位置する城山に築かれた山城と城山の周囲の平城からなる、連郭式の平山城である。城跡全体は徳島中央公園として整備されていて、石垣と堀、庭園のみが残り、鷲の門は幕府に鷲を飼うからと言って建造したことからその名がついたとされる復元された門である。
城山の貝塚は徳島市の史跡に指定されていて、縄文時代後期〜晩期の岩陰・洞窟遺跡である。子供平和記念塔は、世界の平和がいつまでも続くようにと願って、昭和23年に県子供民生委員の首唱でつくられたものだそうだが、そんなことより子供像は小便小僧でその下に二羽のハト像があり、おいおい、ハトに小便かけちゃだめだろと突っ込みたくなる。公園から石段を登っていくと東二の丸跡、その中に天守跡、さらに上ると広大な本丸跡に出る。本丸跡は61.7メールの標高で昨日登った眉山もよく見えた。本丸の東側に弓櫓跡、そこを少し降りると西二の丸跡、帳櫓跡とつづき、突き当たると西三ノ丸跡だが、そこは配水池として整備されてしまっている。本丸跡や下の公園にもまだまだ桜は咲き誇っており、訪れるタイミングとしてはちょうどよかったようだ。
さて日本100名城のスタンプは徳島城博物館受付にあるとのことだが、行ってみるとなんと今日は休館日。でスタンプはというと、なんと先ほど停めた東側駐車場の受付にあると。まぁどこにあっても押せるならよし。鷲の門から堀川と石垣を眺めながら駐車場へ向かう。徳島城の石垣は「阿波の青石」として有名な緑色片岩を用いた「緑色の石垣」として知られていてこの時期桜との景観がすばらしい。ということで無事にスタンプもゲットして時刻は15:50すぎと、まったくもってスケジュールどおりに見物を終え帰路につく。
今回の旅の友マーチくんを返却する前にガソリンを満タンにしなくてはならないってことで日産レンタカーには10分ほど遅れて到着したけど、もう飛行機の乗り方バッチリだから時間的余裕はありすぎるほど。マーチくんとともに走ったのは220キロ、ガソリンは10L弱だったから単純計算で22km/Lも走ってる計算。ふだんのエコドライブテクも活きてるって感じで素晴らしすぎるエコっぷり。そういえばトヨタ車乗りの自分が日産レンタカーにした理由は、トヨタのヴィッツと比較しても数百円こっちが安かったのと、空港送迎サービスがトヨタにはなかったこと。来たときは歩いてきたし空港すぐ近くなので帰りも歩いて行こうと思ってたら、マーチくんで送迎してくれた。確かに楽だし次来たときは空港内のカウンターで受け付けすれば迎えに来てくれてそのまま出発できる感じか。次もマーチくんにしよう。
ということで空港につくと帰りのJAL462便は羽田から飛んでくるのに10分遅れで出発は5分遅れの17:35となった以外は至って順調で東京駅19:52発の新幹線で帰ってこれた。やはり飛行機使った旅の効果はてきめんでほんと思い切ってよかったと思う。タッチアンドゴーなんていうめったにできない経験も出来たしね。
費用的には飛行機・レンタカー・宿泊のパックで32800円以外では札所1箇所につき、約1000円かかる。納経料が納経帳で300円、納経軸で500円、お賽銭がまぁその時次第だけど本堂・大師堂で200円。今回10箇所なので約10000円もかかるのである。でも次回の徳島は21番から23番までとなりそうなので今回よりは安くいけるかも。はやく行きたい。よしやっぱり5月に行こう。
行ったことがあるがなぜか日本100名城のスタンプがない。当然あると思ってたのに、たぶんスタンプ帳忘れたとか、行ったのが100名城スタンプラリーを始める前だったとかそんな感じなのだろう。そんな城がいくつかあるので行かないとということで松本城へ。松本城には最低でも2回は行っている。
写真は以前撮っていてそんなに撮るところはないはずなので、撮影は4K動画がメイン。なんか4K動画にはまりつつある。こんな感じで撮りだしてから、D800持っていかない状況が続いてる。まぁ一時的なマイブームってやつだ。なので4K動画はまたあとで編集してyoutubeにアップしたいけど、前回の秋間梅林の動画もあるので、まだまだ先だなぁ。こういうのって貯めちゃって飽きちゃうのがブーム終焉なのである。そうならないようにしないとね。
最近こういうところでたまに見かけるようになったのがコスチューム着てる人。ここにも殿と姫、忍者がいた。外国人観光客がとても喜んで一緒に写真とか撮ってて、内心、いいなぁ。ということで、一通り見物してから忍者に写真撮影をお願いした。セルフタイマーセットして駆け寄るといきなり忍者に武器渡され、とっさのポーズ。あまりに急な出来事だったので、長刀でこの持ち方はないだろってなっちゃったけど、おもしろかった。今日も三脚持って行ってたので大活躍。今回買った三脚、背は1メートル程度と高くないけど、その代わりコンパクトで軽く、トートバッグにも入っちゃう割にしっかり安定するので必需品となりそう。さすがにD800は試していないけど、そもそもハンディカム用で積載重量は1.2Kgなので、ムリ。
LX100とP340で完全オートで撮り比べてみた。センサーサイズが違うのでP340には酷だけど、P340はISO80でLX100はISO200でも、P340はノイズが目立つ。色合いは全然違う仕上がりで、好みはやはり色合いをすごく気に入っているP340。ただし実際は晴天とは言えない天気だったので、どっちが実際に近いのかといわれるともしかしたらLX100の可能性もあり。だけど忘れちゃった、実際どんなだったか。
朝早く起きて朝風呂へ連れてってもらう。とわの湯という公衆温泉浴場で朝6時からやってるんだそうだ。なーんと100円。これなら毎日仕事前に温泉もいいよなぁと思いつつも、たぶん俺には無理だろう、朝起きられない。7時前だというのにお客さん結構いるもんである。おもしろいなと思ったのは、浴槽のまわりに座り込んでそこで洗って浴槽のお湯で流すスタイル。びっくりしたけどみんなそうやってる。やっぱいいなぁ、こういうの。
早起きしたので朝食食べてからちょっと寝てから出ればいいと言ってくれて、そうするつもりだったが、せっかく早く起きられたのでそのまま出ることにした。お土産まで持たせてくれてなんか申し訳ない気分だったけどお世話になりました。感謝感謝。
で、どこ行く?と悩みまくる。いっそ山形ではなく、新潟に抜けて新潟の温泉浸かって帰るかとか、昨日考えてたとおり山寺とか山形城行くかとか、あとはもう十分満喫したので那須方面からゆっくり帰るかとか。で、結局は山形城にとりあえず行くことに。
山形城に行こうかと思ってると昨日知人に入ったら「がじょうこうえん」行くならこのくらいみたいな話をしていた。がじょうこうえん?と思ってたんだけど調べると山形城があるのが霞城公園、これを「が」ではなく「か」で「かじょうこうえん」と読むのだった。てっきり「かすみじょうこうえん」かと思ってたし聞き間違いまでしてた。
霞城公園はクルマでそのまま入ることができて、体育館のところの駐車場にクルマを停めた。まずそこから一番近くに南大手門、堀に沿って二の丸東大手門へ。ここが写真とかでよく見るスポットで、東大手門から一旦堀を渡ると下には山形新幹線が通っている。近くにいたカメラ持った人が何時ごろに山形新幹線が来るよと話しているのを聞いたので、よし!山形新幹線を4Kで撮ってやるぞということでしばらく何もせず待機してやっと来た新幹線を撮影。上の新幹線の写真は4K動画から切り出しもの。トリミングと縮小してるわりに期待以上の画質で、確かにこんなんだと取りあえず4K動画だけ撮っていてなんてこともありうるかも。そのあと本丸方面へ行ったあと、日本100名城のスタンプが設置されている山形市郷土館(旧済生館本館:国指定重要文化財)へ。山形市郷土館は無料。中にはいろいろと展示物があるが、やはり重要文化財に指定された洋館がきれいだ。
山形城を見たのであとは帰ることにしたが、また迷う。来たのと同じ西会津街道で帰るか、福島中通りへ出て帰るか、はたまた会津から新潟経由で帰るか。結局は来た道としたわけだが、ここで昨日見られなかった湯西川温泉の今日が最終日となった、かまくら祭りに行こうかと。
で途中、昨日パスした塔のへつり。ちょっと待てよ、昨日通行止めとなってた道は川はさんだ塔のへつり側。でも観光案内とかで見てた塔のへつりは、吊り橋わたるような景色があったはず。ということは、反対側通行止めでも全く関係ないんじゃ?とのことでこれがその通りだった。国道121号から塔のへつりの案内に従って道を進むと土産物屋と駐車場がある一角へと着いた。
塔のへつりとは、百万年の歳月をかけて、浸食と風化を繰り返し創られた景観を持つ景勝地で、へつりとはこの地方の方言で危険な崖を意味するそうだ。吊り橋は藤見橋といい、これを渡ると橋の下をくぐり、岩のくぼみを進むような感じでなぜこんな形になったのか?というより、上には虚空蔵尊が祀られているので人が通路として掘ったものなのかもしれない。
さて、最後、湯西川温泉のかまくら祭に向かう。最終日だし、先日テレビでも放映されてたから混んでて見るに見られないかもしれないけど、行くだけ行ってみた。最終日とはいえ、日曜日ということもあってかクルマは止められたし見物するのにも人が多すぎということもない。到着したころはまだ明るかったので暗くなってからの景色も見たいということでゆっくりと時間をつぶしながらかまくらを散策。
かまくら祭では人が入れる大きなかまくらと3-40センチくらいの小さなかまくらがある。大きなかまくらの中には自動販売機が入ってたりするのもあって楽しい。靴のまま入るものや、畳敷きのものなどもある。小さなかまくらにはひとつずつ蝋燭の火が灯されていて、特に河原にたくさんのミニかまくらが並べられているのが一番のみどころ。どんどん暗くなるにつれ、灯りがきらびやかに揺らぐ。来てよかったと思うし、今度このあたりの温泉に泊まるのもいいかもしれない。
ということで往復高速使わずに行ってきた今回の山形旅行、メーター読みで走行距離692.3km、同じくメーター上の給油後平均燃費が25.2km/Lとかなりのエコ旅。十分満喫満足旅でした。
都内から出発した方が早いだろうということで、昨日夜は都内泊、朝から静岡県三島市にある日本100名城の40番に選出されている山中城へ向かった。また例のごとく高速は使わない。
山中城は国道一号線沿い両側に駐車場があるのでとても分かりやすいけど、山側からだとナビなかったらカーブのあとすぐなので通り過ぎちゃうかも。
日本100名城のスタンプは駐車場にある山中城跡案内所・売店にあり最初にゲット!城跡マップも売店の中に入ると置いてあり、それもゲット。マップによれば、城跡公園は大きく2ブロックに分かれていて、一つが一号線北側の本丸方面、一つが南側の岱崎出丸方面。両方散策すると2時間コースのようである。
まずは本丸方面へ。三ノ丸堀、田尻の池、西櫓、西木戸、西ノ丸、北ノ丸、本丸、二の丸、三の丸と順に散策。まず最初の三ノ丸堀からいきなりすごく美しいという印象。先に進につれ、なんだかこの城いいかもしれないとどんどん感じてくる。紅葉もまだ残っていて余計にそう感じるのもあるかもしれない。西ノ丸畝堀が目に飛び込んでくると、この城は期待以上と確信する。なんだか見どころ満載、目に入るものすべてがきれいなのである。晴れてはいるもののあいにく富士山はよく見えず。ゆっくり楽しみたいなと思い足もゆっくりになって、そのうち富士山がだんだんと見えてきた。山中城最大のみどころと言えば、畝堀や障子堀だがこういう堀はまだ他では見たことがなく、確かに記憶に残る景色だった。
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山中城跡案内所・売店 | 三ノ丸堀 | 田尻の池 | 元西櫓下の堀 |
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土橋 | 西ノ丸畝堀 | 西櫓 | 櫓台から西ノ丸を望む |
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西櫓堀 | 西木戸 | 障子堀 | 障子堀 |
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溜池 | 西ノ丸 | 物見台 | 障子堀 |
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西ノ丸 | 障子堀と富士山 | 二ノ丸橋(工事中) | 本丸堀 |
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北ノ丸 | 本丸北橋 | 天守櫓跡 | 天守台 |
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本丸 | 兵糧庫跡 | 駒形諏訪神社 | 本丸西橋 |
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本丸堀 | 二ノ丸櫓台 | 二ノ丸 | 二ノ丸からの富士山 |
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二ノ丸からの西ノ丸 | 箱井戸 | 宗閑寺 | 芝切地蔵尊 |
ということで本丸側だけで1時間半もかけての散策となった。
さて次は岱崎出丸方面。御馬場曲輪、岱崎出丸、すり鉢曲輪、一ノ堀、北条橋、箱根旧街道石畳の順に散策。こちら側は約30分程度で回れた。
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御馬場曲輪 | 御馬場曲輪 | 出丸御馬場堀 | 岱崎出丸 |
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岱崎出丸 | すり鉢曲輪 | すり鉢曲輪見張り台 | 一ノ堀 |
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岱崎出丸 | 一ノ堀 | 北条橋 | 箱根旧街道石畳 |
それにしてもこの山中城、今まで訪れた建物のない城跡としては、個人的にダントツ一位であった。建物なくてもここまで楽しめるとは驚きの城跡でおすすめである。
帰りは河口湖、山梨、秩父経由で帰ってきた。