「その他寺院」カテゴリーアーカイブ

下呂温泉の旅 #1

浅間丼

今日からの下呂温泉旅行は、れくた君が出動。Fくんが我が家まで来る番である。長野道でトンネル内火災があって通行止めになってるんてんで、岡谷まで下でいくことに。途中道の駅ほっとぱーく浅科でランチとしたけど、名物丼ということで浅間丼。唐揚げのどんぶりだけど、なかなかうまし。

下呂温泉は中央道の中津川インターで降りるけど、そこから50分くらいかかるとは知らなかった。どうりで時間がかかるわけである。

本日お世話になるのは、内湯浅野屋さん。楽天トラベルの評価で4.5というかなりの評価を受けている宿である。部屋数は10くらいで小さな宿だが、なんでこんなに評判いいのか楽しみである。着くと8畳の部屋に案内してくれた。とてもいい感じの女将さん。

温泉寺湯薬師如来尊像

食事の前に温泉寺へ。 温泉寺の境内は、温泉街から173段の石段を上がったところにある。境内からは下呂の温泉街が一望できる。時間が遅いので住職が片付けに入っていた。本堂前にある湯薬師如来尊像は、下呂温泉の霊湯が湧き出ていて、その湯を痛いところに掛けてお参りするとのことで、いろいろなところに掛けさせてもらった。

夕食夕食夕食夕食

宿に戻り、あと15分を切るくらいだが内湯に。お湯はとても柔らかい感じですべすべするいい湯。すこし入っただけなのにポカポカし、夕食のビールが最高に。夕食は口コミでも評判が高いだけあり、飛騨牛の焼き物や鮎など種類も多く、とても上品な味付けで大満足。

加恵瑠神社加恵瑠神社

夕食後、今度は温泉街散策へ。下呂温泉ちょっと近代的すぎるかなぁ、野沢や蔵王とどうしても比べてしまうんだが、少し風情が足りん。お湯はすごいいいんだけどね。温泉街では加恵瑠(かえる)神社を見つけた。下呂とげろげろという鳴き声をかけているが、確かに下呂温泉の至る所に蛙が書かれたり、置かれたりしているのはほほえましい。

また至る所に足湯があって、一か所入ったけど、きもちいい〜。

湖北五山・鳳来寺巡り #2

さて湖北五山鳳来寺巡り2日目、まずは鳳来寺山へ。もともとFくんの計画では表参道方面から1425段の石段を登ってトレッキング的な参拝をする計画で、もうひとつの行き方は鳳来寺山パークウエイを進んだ最終地点の駐車場から東照宮鳳来寺と巡るコースがすごく楽ちん。宿の人に暑いですかねぇとか聞きつつ、最終的にはこの猛暑、くたばっても仕方ないので楽ちんなコースを選択。

駐車場付近から 鏡岩 鐘楼 反対側の建物
駐車場付近から 鏡岩 鐘楼 反対側の建物

駐車場は500円。そこから鳳来山東照宮鳳来寺と続く整備された小道が続いている。小道の入口近辺には土産物屋も並んでいる。駐車場から少し登る感じがあるが、途中から下りに入る。鏡岩やその下に鳳来寺の鐘楼が見えたり、反対側の山の上にもお堂のようにも見える建物が見えたりする。山自体が信仰の場のような雰囲気がする。そうそう、途中で蛇が出現して大騒ぎしてしまった。

■鳳来山東照宮

鳳来山東照宮 鳳来山東照宮拝殿 鳳来山東照宮拝殿 鳳来山東照宮中門
鳳来山東照宮 鳳来山東照宮拝殿 鳳来山東照宮拝殿 鳳来山東照宮中門
鳳来山東照宮御朱印

駐車場から10分程度で鳳来山東照宮に着く。この鳳来山東照宮は、その建造物が国の重要文化財に指定されていて、それほど大きくないものの威厳のある佇まいである。敷地自体もそれほど広くないため、超広角ズームが活躍。このレンズ、案外歪みが自然な感じかな。

御朱印もいただくが、神社用の御朱印帳を持ってきていなかった(あとから気づいたが持って行ってた)ので紙でいただく。

■鳳来寺

鳳来寺本堂 鳳来寺旧本堂? 鳳来寺鐘楼 コノハズク
鳳来寺本堂 鳳来寺旧本堂? 鳳来寺鐘楼 コノハズク
鳳来寺御朱印

東照宮から鳳来寺までは5分程度。大きな本堂の前は開けた広場になっている。本堂周辺は少し登ったところに旧本堂?とおぼしき古いお堂が建っていてこちらの方が山にあるお堂としては風情があるが、屋根をみると草が生えたりしているのがわざとそうしているのか単なる放置か。あとは歩いて数分程度のところに鐘楼。駐車場から歩いて来る途中に見えた建物である。それ以外のみどころは山頂方面に歩いていくか、表参道にある重文の仁王門などだが、楽してしまった分、見られない。今度季節がいい時期にゆっくり散策するのもありだろう。

福寿司味噌かつうどん定食

ということで、昼食にいい時間。長篠城へ行く前にその近辺の店をさがす。うどんそば福寿司という店を見つけて入ってみる。メニューをみると、どこが寿司屋さんなの?という感じのメニューで構成されていて、寿司なんかないじゃん。もしかしてウケ狙い?って思ってしまうほど。ちゃんとメニューの片隅に寿司はあるんだけど、店の感じも普通の食堂である。それでも時間もあってか結構な繁盛ぶり。

■長篠城

空堀と土塁 本丸 空堀と土塁 長篠城址史跡保存館
空堀と土塁 本丸 空堀と土塁 長篠城址史跡保存館
長篠城スタンプ

続いて向かったのは自分が行きたかった長篠城。日本100名城に選ばれている城址である。Fくんは城系は興味ないので付き合ってもらう形。ここも建物は残っていないが大規模な空堀と土塁が残っている。城跡を巡っているとむしろ建物がない方が多いくらいなので、自分としては別にこんなの普通って感覚。100名城のスタンプは長篠城址史跡保存館の受付にてゲット。

■豊川稲荷

ということで、長篠城の後はどうするか、昨日行けなかった五山のどこかにいくか、それともこの近辺だともっと有名な豊川稲荷というのもある。正直五山では、方広寺で十分満足したということで豊川稲荷に行ってから帰ろうということに。

知らなかったんだけど、豊川稲荷っていう名称からてっきり神社だと思っていた。だけど実は曹洞宗の妙厳寺というお寺で。ご本尊は千手観音。ではなぜお稲荷さんなのか。豊川稲荷の稲荷は、境内の鎮守として祀られている吒枳尼天(だきにてん)。豊川吒枳尼天の姿は白狐の背に乗っていて、それでお稲荷さん信仰と迎合したとか。

豊川稲荷本殿 豊川稲荷景雲門 豊川稲荷奥ノ院 豊川稲荷霊狐塚
豊川稲荷本殿 豊川稲荷景雲門 豊川稲荷奥ノ院 豊川稲荷霊狐塚

でも今回参拝で一番驚いたのは法堂が再建中で、取り壊されて工事中になっていたこと。境内はとても広くてゆっくり静かに参拝することができた。それとこういうのはなかなかないなぁと思ったのが、霊狐塚(れいこづか)で凄い数の狐の石像が祀られているところ。こんなのは初めて見たけどなんか守ってくれる感を勝手にすごく感じた。

豊川稲荷吒枳尼天御朱印

通常は御朱印は法堂でいただけるらしいが、現在はその法堂がない。ってことで仮設と思しき納経所がありそこでいただく。豊川稲荷では4種類の御朱印があって、メインのやつでいいかなと思ったらFくんが全部くださいと言ったので、ならば自分もと、吒枳尼天、千手観音、不動明王、薬師如来の4つをいただいた。

これにて今日の目的は完了ということで、帰路につく。帰りは東名が複数の事故だのが絡んだ渋滞が発生したので、途中で降りたんだけどなかなかそのルートが使える感じ。高速で渋滞に巻き込まれるよりも恐らく早くFくん宅に到着。んで帰りは高速代がかかりそうだけどGoogleマップによれば2時間ちょいでいけるという横横、東名、圏央道、関越のルートで帰ってみた。Googleのいうとおり、ほんとに2時間と数分で自宅には着いたものの、高速代がバカ高!うーん、いくら早いとは言え、今後のFくん宅集合旅行で使うかどうかは悩むなぁ。

湖北五山・鳳来寺巡り #1

今日から一泊二日の湖北五山鳳来寺巡り旅行である。予定通り朝6時くらいに家を出て横浜の9時Fくん宅をめざす。割と精度のいいGoogleマップでも調べた結果、9時までには着きそうだという結論。ルートは東北、東京環状、湾岸として、途中浦和までは至ってスムーズだったのだが、浦和の直前でみた道路交通情報では、なーんと浦和から川口JCTまでの十数キロ突破に70分!どんなに混んでも一般道ではありえない所要時間と判断し、一旦浦和で高速降りる。

浦和から千住新橋から高速復帰、このまま東京環状はすごい混雑、ナビも都心へ入れということなので向かうも前方はまた大渋滞ってことで、向島にて再び降りる。結局高速に復帰したのは福住。まぁ、それでもまだこっちの方が早い計算である。

福住から大井までは混雑したがそれから先は順調、それでも到着は10時と一時間遅れ。仕方ない。

欽太郎うどん

Fくん宅を出発、東名、新東名と進む。東名乗るまでと乗ってからしばらくは渋滞。昼飯はNEOPASA静岡のフードコート。欽太郎うどんっていうところのもりそばセットにした。もりそばと選べる小丼は釜揚げしらす丼のセットである。ほんとはうどん頼んだつもりだったのが、食券も思いっきりそばって書いてあるし、結果としてそば。

浜松浜北ICで新東名を降りる。

■湖北五山 初山宝林寺

初山宝林寺山門 初山宝林寺佛殿 初山宝林寺佛殿 初山宝林寺釈迦三尊像
山門 佛殿 佛殿 釈迦三尊像
初山宝林寺報恩堂 初山宝林寺方丈 初山宝林寺龍文堂 初山宝林寺猿候杉
報恩堂 方丈 龍文堂 猿候杉

まず本日最初の目的地、湖北五山 初山宝林寺(しょさんほうりんじ)。明の僧である独湛禅師(どくたんぜんじ)によって1664年に開かれた黄檗宗の寺院である。独特の中国様式の建物は貴重で、佛殿、方丈は国指定重要文化財。駐車場脇から境内に入ったすぐに案内所がありそこで拝観料400円を支払う。まぁどうでもよいことだが、300円から値上げされている模様。公式HPではちゃんと400円となってるが、その他観光サイトとかでは300円、情報の分散が好ましくないいい例だな。

境内はとても落ち着き、整然とした感じ。中国様式が特徴ということだが、素人の身にはよく分からないのが正直なところ。佛殿には釈迦三尊像や二十四諸天像が祀られており厳かな感じであるが、こちらの方が中国っぽい雰囲気が感じられた。

■湖北五山 方広寺

次に訪れたのは、湖北五山 方広寺(ほうこうじ)。順番的には龍潭寺(りょうたんじ)が道的にもいいのだが、拝観時間が方広寺が早く終わるようなので、こちらに行ってから龍潭寺へ行くことに。方広寺は1371年に後醍醐天皇の皇子である無文元選禅師によって開創されたという寺院であり、臨済宗方広寺派の大本山。

山門側から拝観したいところだが、山門側での拝観受付は15:30まで。一方本堂に近い駐車場からであれば16:00までということが分かったので、時間もないので駐車場からにする。着くとまず駐車場から見える境内の雄大さに驚く。こんな山の上にこれほど立派な寺があるのかと。この眺めだけで期待が高まるというもの。駐車場で拝観料400円を支払うがそこで簡単な案内をしてくれる。お堂は中も見られるとのこと。なんだかすごそう。

方広寺 駐車場からの境内 方広寺 亀背橋 方広寺 亀背橋 方広寺 勅使門
駐車場からの境内 亀背橋 亀背橋 勅使門
方広寺 大本堂 方広寺 大本堂と鐘楼 方広寺 大本堂 方広寺 大庫裏
大本堂 大本堂と鐘楼 大本堂 大庫裏
方広寺 大本堂 方広寺 観音堂 方広寺 開山堂 方広寺 半僧坊真殿
大本堂 観音堂 開山堂 半僧坊真殿
方広寺 らかんの庭 方広寺 上天台舎利殿 方広寺 開山御廟 方広寺 三重塔
らかんの庭 上天台舎利殿 開山御廟 三重塔

ということで、期待で一杯だったのは見事に満たされた。大本堂から観音堂、開山堂、半僧坊真殿、上天台舎利殿などへは渡り廊下で結ばれている。特に印象的なのは境内のあちこちにある羅漢像。残念ながら今日は見ることができなかった、山門側からの参道にある石橋と五百羅漢は、観光案内などで見ても、見たかったなぁと思わせるが、境内にある羅漢像も恐らくそれに劣らぬ風情だろう。特にこれ!というものではないが、内部を歩いてみているだけで、見守られているような心静かにさせる荘厳さを感じてくる。表現としては、なんだかわからないけどすごくいい!という雰囲気なのだ。いや、ここは時間のある時にまた、山門側からゆっくりと訪れてみたいと思わせる素晴らしいところであった。

ということで方広寺ですっかり満腹となり、龍潭寺へは行かず。っていうか、方広寺に入った瞬間、次を急ぐ必要などないと思ったのだった。ここ、すごくおすすめのお寺です。どこにどんなお寺があるか分からないものだ。

ところで、今回持ち出したレンズたち。このスケールの大きな方広寺では大活躍となった。超広角から望遠までまんべんなく使うことになった。マイクロフォーサーズのポータビリティの高さを満喫。

■湯谷温泉

旅荘みつい鮎のお刺身鮎の塩焼き

んで、本日のお宿は奥三河湯谷温泉の旅荘みつい。ここは愛知県の新城市にあり、明日の鳳来寺長篠城へもとても近い温泉地である。今回初めて知った温泉地である湯谷温泉。だいたい、愛知県とか浜松近辺で温泉というイメージがなかったが、ここは宇蓮川という川に両岸に温泉宿がひっそりと並んでいるような物静かな温泉地。部屋に通されてまず見るのは部屋からの景色だが、部屋のすぐ下に川が流れていて紅葉の季節などは素晴らしいに違いない。

夕食は鮎の刺身や塩焼き、鳳来牛のしゃぶしゃぶなど、とてもおいしかった。量的にもよくある、多すぎることもなく、少ないこともなくちょうどよくて、全部ちゃんとたいらげることができた。よくありがちな暴力的と思えるほどの料理よりこだわりの食材を使った適度な量の方が逆に満足度は高いのでは?

風呂は茶色がかった湯の花が浮かぶこじんまりとしたものだが、落ち着いていい感じだった。

明日は鳳来寺長篠城の予定。

週末の旅行

今週末8/7-8でFくんと旅行行く予定で今日直前打ち合わせ兼ねて飲みに行く予定だったけど、ちょっと体調悪くて家で仕事に。

旅先は浜松・新城方面。浜松は湖北五山という古刹めぐりで、新城は鳳来寺という古刹参り。鳳来寺の方はちょっとしたトレッキングみたいな感じだそう。初日に鳳来寺ということで横浜のFくん宅へ8時集合はどうかとの打診があったが、絶対無理だろうなぁと思ってできない約束はせず。だって、4時に家出る?無理無理、どうせ寝坊する。

ってことで、鳳来寺は2日目にして湖北五山を初日とし、Fくん宅9時前というスケジュールに。

お遍路さんの旅-第3回 徳島3回目 #2

ホテルサンシャイン徳島朝食

昨日考えたとおり今日は予定を大幅変更し、高知の札所へ行くことにした。おそらく24〜26番までだろう。27番は少し離れているのでおそらくムリ。そうなるとやはり朝食は要らなかったけどそれを捨てるほどリッチじゃない。朝風呂はやっぱり無理で何とか7時すぎに朝食へ。それほどのんびりしたつもりもないけれど結局ホテルを出発したのは7:45。ここからは綿密な計画がないので行けるところまで無理せずにという方針で。無理して飛行機乗り遅れなんて最悪だから。

今日向かう最初の札所24番からは土佐(高知県)の霊場である。おそらく3時間はかからないと見ていて、2時間45分くらいの予想。道はそれほど混雑もしていないが何しろ130km弱もある。普通に考えたらそんなに早く行けないという感じだがおそらく信号もクルマもすくないので。24番は室戸市にあり途中海岸線に入ってからはほぼ高速道路と同じくらいの快適さで進むことができた。でも途中見かける歩き遍路の人たち。何しろ23番から24番までは80km以上なのである。それを3日間くらいかけて歩く。本当に頭が下がる思いで一杯。いつか自分も!なんて軽はずみなことは絶対言ってはいけないな。少なくとも今のところそこまでの気力が自分にあるかと言われれば、ありませんとしか言いようがない。

そしてほぼ予想通りの10:28に24番最御崎寺に到着、この時刻につけばこのあたりを13時に出て空港まで3時間30分でレンタカー返却予定時刻の16:30という計算であるが、土曜日の夕方徳島市中心部などで渋滞があるかもしれないと思うともう少し早めに4時間くらい見て12:30ごろ出るのが安全か。

■24番 室戸山 明星院 最御崎寺

 最御崎寺最御崎寺仁王門最御崎寺本堂最御崎寺鐘楼堂

最御崎寺御朱印最御崎寺御影最御崎寺記念御影最御崎寺多宝塔最御崎寺大師堂

最御崎寺は真言宗豊山派、本尊は虚空蔵菩薩である。通称「東寺」と呼ばれ、唐から帰国した弘法大師が嵯峨天皇の勅命を受けて開いたという。室戸岬の高台にあり少し雨という天候もあってか、もやが立ち込め荘厳な雰囲気が漂っている。この寺と室戸岬周辺には空海の七不思議というものもあったらしいが、何せ急きょ変更しての参拝、下調べもろくにできていないのと時間的余裕もないので普通に参拝するだけに留まった。やはり朝食食べずに早く来た方がよかったか。

11:05に最御崎寺を出て次の津照寺へ向かい、10分程度で到着。

■25番 宝珠山 真言院 津照寺

津照寺津照寺津照寺津照寺本堂

津照寺御朱印津照寺御影津照寺記念御影津照寺大師堂

津照寺は真言宗豊山派で本尊は地蔵菩薩(楫取地蔵)である。駐車場が室津港沿いにあり少し離れていて分かりにくい。朱門をくぐると正面の本堂に向かう石段があり、その途中になんとなく中国を思わせる形をした鐘楼門兼仁王門がある。どこかほかの寺とは雰囲気が違うが、明治時代に一度廃寺となりその後復興したことも影響しているかもしれない。

11:42に津照寺を出て、次の金剛頂寺へ。こちらも近く10分程度で到着。

■26番 龍頭山 光明院 金剛頂寺

金剛頂寺金剛頂寺山門金剛頂寺本堂金剛頂寺大師堂

金剛頂寺御朱印金剛頂寺御影金剛頂寺記念御影金剛頂寺一粒万倍の釜金剛頂寺がん封じの椿御霊木

金剛頂寺は真言宗豊山派で本尊は薬師如来である。嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開いたとされ、最御崎寺の東寺に対し金剛頂寺は西寺と呼ばれる。大師堂の横には、一粒万倍の釜とがん封じの椿御霊木がある。一粒万倍の釜は、弘法大師が一粒の米を入れて炊いたら万倍に増えたという釜。お金に困ることがありませんようにと、五円玉を賽銭に。がん封じの椿御霊木ははやり健康でいたいのでなでさせてもらった。

ということで、そろそろ徳島空港へ向かうのにもちょうどいい12:28に帰路へついたが、前回、今回と割と使えると思ってたマーチくんのナビがやらかした。来た道を戻ればいいだけなのに、違う方向を案内したので、それもいいかと進んでいくと、誰がこんな道通るかよ!というほど、激細の道の連続。この先も危ないと思ったのでUターン。せっかくいい時間に出たのにとんだロスである。

それからは行き同様いたってスムーズに進み、このままいくとかなり早く着いちゃいそうだなというくらいになってきたので、もしかしたら今日の元々のプランで行く予定だった丈六寺に行けるかもと思い立ち、いよいよ近くになってきたときに多少の渋滞があっても大丈夫という感じになったので、寄ることにした。15:20到着。

■丈六寺

丈六寺一の門丈六寺鐘楼丈六寺二の門丈六寺三の門丈六寺本堂丈六寺僧堂丈六寺経蔵丈六寺観音堂

丈六寺御朱印丈六寺三の門より丈六寺血天井

丈六寺は徳島県下で現存する最古の曹洞宗の禅寺で、阿波の法隆寺とも呼ばれる。室町時代に建立された三の門、本堂、観音堂、経蔵は国の重要文化財に指定されている。徳雲院回廊にある血天井もみどころで、だまし討ちにあった武将の血汐が手型、足型となって染み入り、拭けども洗えども消えずに残った縁板を天井板に用いたもの。確かにくっきり手型などがわかり少し怖い感じ。ひととおり見たあとに庫裏にいき、御朱印もいただいた。

ということで15:43に徳島空港へ向かって出発し心配した渋滞もなくマーチくん返却前にガソリン満タンにした。67082kmで出発時の66646kmを引くと436km、ガソリンが17.56L入ったので、今回の燃費は驚きの24.8km/L!見たらカタログ燃費の21.4をはるかに超えてた!!結構気に入ったよマーチくん。

で16:20に日産レンタカー着で67084km、今回の総走行距離は438km!走ったねぇ。到着もほぼ予定通りでバッチリ。また空港まで送ってもらったけど、なぜかレンタカーやさんから電話があり、たばこの明けてないやつがシート下に落ちてたとのことでわざわざ届けてくれた。

737着陸態勢コックピットのアップ自分の荷物発見

さて帰りの飛行機は前回と同じJAL462便だが、手荷物を預けると機材変更により45Aから席が35Aに変更になるとのこと。ということは同じ機種じゃないってこと?でもちゃんと窓側に変更だったからよかった。待ち時間に滑走路とか見てたらやはり767ではなく737が着陸してきた。違う飛行機に乗れるのもうれしいし。というところでP610再登場。着陸してくる様子、コックピット部分のアップ、そして驚きは預けた自分のスーツケースが荷物室に入れられるところを捉えた!やっぱ用途によっては楽しいカメラだ。予定通り徳島を出発し予定通り羽田に到着。

元々今日行く予定だったスポットを昨日と今日で二か所行けたので急きょ計画変更はしたものの内容は充実したものとなった。今回で徳島の霊場は終わって高知の霊場に入り26番まで巡った。ということで次回の高知はいつ行こう?楽しみである。

徳島旅行3回目予約

四国霊場開創1200年記念の御影をいただけるのが5月末までということで、やっぱり徳島の札所は回り切りたいということで、3回目の徳島旅行を予約した。日程は5月15日(金)から16日(土)、往復の飛行機は前回と同じで、もちろん予約はじゃらんJALパックのレンタカーつき。ホテルは前回とは変えてサンシャインホテル徳島の朝食付き。今回はクーポンで1000円引きの35,700円なり。

ということで、今回も旅のしおりを作成。1日目は札所21番から23番まで、2日目は徳島の文化を感じる旅をテーマに、藍染め体験、阿波おどり公演鑑賞と体験、ひょうたん島クルーズ、阿波人形浄瑠璃公演鑑賞など徳島の伝統文化を感じられる内容とした。時間があれば阿波の法隆寺と呼ばれる丈六寺、日本一低い自然の山とされる弁天山も行けるよう計画したが、そんなにうまくいかない可能性もあるな。

でも前回徳島を訪れたときに綿密な計画を反映した旅のしおりのおかげで、旅程中迷うことがほとんどなくきわめてスムーズに、そして予定したイベントはすべてできたので、盛り沢山ではあるが全部行ける可能性も高いと思っている。いやむしろ、今回で四国八十八箇所の徳島札所は制覇するため、しばらくは徳島へ赴くことはないだろうから、ぜひ計画したところは制覇したい。

初ステーキと初詣

初ステーキ文珠寺知恵袋お守り

今日は初詣に行くということで、まずステーキガストで初ステーキ。なんか久々に食ったなぁ、ステーキ。ガストでも熟成ステーキ食えるということでそれにした。わさび醤油ソースでうまかったよ。

で初詣はじゅんきちさんちの菩提寺である文殊様。この辺では合格祈願で圧倒的に有名なお寺で、高校受験の時とかにもお参りしたお寺である。でお祈りは、「今年は知恵の年になりますように」といつもは頭に浮かばないことが出た。ちゃんと生きていくための知恵を授かるようにと思ったのだ。そしてそのあとお守りを見に行くと、すぐ目に飛び込んできたのがなーんと知恵袋と書かれたお守り。これ見た瞬間即買い!なんか今年は幸先いい気がする。