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施福寺と奈良健康ランド

明日休みをとったので、旅に出た。今日向かったのは、西国三十三箇所第四番の施福寺。
駐車場からの参道がかなりきつい。坂がだんだん急になり、それが石段になり、最後は階段。雨で少し肌寒いのが汗だくに。でもこのような大変な場所だとなんだか修行を感じさせる。
お経を上げて祈願したのは、やはり仕事のこと。せっかくいい感じの新しい職場、真面目に働いてこの先も困ることがないように。
納経してもらってる時に大変なニュースが見に飛び込んできた!散華の配布は平成25年3月までと言うこと。25年って?来年の3月!これはたいへん。それまでに全部まわれるかな?いづれにしてもこれからの旅行は西国三十三箇所めぐりが最優先になりそうだ。明日も早起きしていけるとこは行っとかなきゃ。
泊まりは一度利用したことのある奈良健康ランド。

白河小峰城

東洋健康センターを出発し、向かったのは白河にある日本100名城の白河小峰城。順調に進んで現地に到着。するとまさかの事態、事前にしらべれば分かったと思うけど、東日本大震災で石垣が崩落して、目当ての三重櫓へは行けないというか、城のメイン部には全く入れないのだった。仕方ないので遠くから見てるだけー。
帰りはまだ時間も早めだったので高速は使わずに帰ってきた。昼飯はなかなかありつけずやっと見つけたのは季蕎(ききょう)と言うおそばやさん。手打ちでうまかったー、手打ちそばすごく久しぶり。
あとはじゅんきちさんがお土産買いたいとのことで適当に道の駅とかあったら寄るかって話してたらすぐにあったのが道の駅うつのみやのろまんちっく村。すごく広くて店とかも沢山あって楽しい場所。以前この辺を通ったとき、こんなのなかったぞ。
帰ってきてから、夕飯はきむら。

山寺

やはりかなりの渋滞でようやく郡山JCTまでたどり着いたところで東北道はやめて磐越道へ。会津から米沢抜けて山形まで行くルートに変更したのだ。それが功を奏してどんなに遅くても着きたいと思っていた3時半になんとか山寺に着くことができた。
立石寺、通称山寺では、50年に一度の本尊薬師如来御開帳を開催している。本堂は山の麓にあるが有名な五大堂は山の上。この時間で両方まわれるのか?本堂で待ち行列整理をしている係員のおじさんに、上まで行ったらどのくらいかかるか聞くと、なんと片道1時間くらいはみないととのこと、そんなにかかるんだっけ?と思いながらも現地の人が言うんだからそうなんだろう。で目的の本尊は本堂の内陣まで見る(有料)なら30分位、遠くてもいいなら外からも見れるのでそれならすぐとのこと。両方見るには外から見るしかないかと、一旦列から離れ本堂に行くが、全く見えない。本堂の中が待ち行列の人だらけなのだ。まあ列がなくてもほとんど見えない状態でもあったが。これじゃ来た意味がないので再度列に並び五大堂はまた次回だと言うことにした。
参拝料は500円で入山料も込み。本堂内で並んでると俺のD800を凝視してる人がいて、いいだろー、と言う気分になった。
本尊は割と小振りかな、でもすごく優しい顔で、健康を祈願した。ちょうどお参りをしていた時にお坊さんが上まではだいたい20分と言っているのが聞こえて来た。なんだよー全然余裕で行けるじゃん、さっきの係員いい加減過ぎ。
ご朱印をいただいたのだが、そこでは御開帳を記念したお守りが売っていた。じゅんきちさんがどうしようかなと言うので、50年使えるんだよ次の御開帳まで、と言ったらお寺の人もそうですよとのこと、やはりそうなんだと納得して当然購入した。
その後上まで行ったけどゆっくり回るには時間が足りない感じだったので、五大堂メインにお参りした。俺はここは二度目なのであまり写真も撮る必要はない感じだけど、今回は超広角ズーム持って来たからそれでしか撮れない画を残す。やっぱこのレンズ、風景撮りがメインの俺にはちょうどいいと再認識。以前は撮れなかった建物全部収めるとか難なくカバーできる。
参拝後は宿へ、とは言っても健康ランド。候補は伊達のカッパ王国か、郡山の東洋健康センター。確実な線と言うことで東洋健康センターに決定。郡山までは全く渋滞はなし。
風呂入って飯食って、飲みなおしで喫煙コーナーで飲んでると、老夫婦に話し掛けられ楽しい談話をした。いわきの人で震災のことなど生々しい話も聞かせてくれた。
寝場所がないかもしれない心配があったがなんとか確保し風呂もう一回はいっから就寝。

石和健康ランド

なんか暇なので夕方から急遽出かけることした。向かったのは山梨の石和健康ランド。風呂でも入ってから飲んでノンビリしたくなったのだ。所要時間は二時間半だった。チャンと寝るところも難なく確保できていいなこれ。またちょくちょく来るかな。

近江八幡

先週の二の舞にならないように、朝7:30頃起床、朝飯(今日は和食の卵)とって、軽く風呂入ってから8:45頃出発。それでもちょっとのんびりしてしまったか。今日こそは長命寺安土城観音正寺観音寺城という先週計画していたところに行く。あわよくば京都まで足を伸ばす?とも考えたりしたが、途中名神高速にて京都東IC手前の渋滞が6キロ、8キロ、9キロとどんどん長くなり、瀬田東ICまでも伸びてしまい、これは絶対ムリ、予定通り近江八幡付近に行くと腹を決めた。

■長命寺

長命寺 参道と山門長命寺 本堂
長命寺 三重塔長命寺 鐘楼
長命寺 ご朱印長命寺 伽藍一望

最初の目的地は西国三十三箇所第三十一番の長命寺。竜王ICを降りてそこから琵琶湖湖畔を目指す。実は昨日湖岸道路で帰ったときに長命寺の前を通ったので、だいたいの感じはつかめている。実はこのお寺の参道は下から境内まで808段の石段を登るのが正しいが、車用の道で山門のすぐ下まで行けるようになっているので、クルマで登った。あまり時間ないのでねと言い訳である。駐車場奥に下から続いてきた参道に出られて、石段の先に小さく簡素な山門がある。山門くぐって脇に水場があり、さらに少し登ると正面に本堂、右に三重塔。本堂は正面からは入れず、西側に境内を進んで西側から入ってお参りする。ご本尊は千手十一面聖観世音菩薩。開基はなんと聖徳太子とのこと。お参りしてご朱印をもらってから境内散策。境内の奥に見えるのが鐘楼。このお寺の本堂、三重塔、鐘楼は重要文化財に指定されているそうだ。西国のお寺って重要文化財とか国宝とかが普通にあってさすがだと思う。

紅葉水場の龍

話はそれるが、ここでは、Micro Nikkor 105mmにレンズ交換して撮ってみた。上の左上:山門と右中:鐘楼の写真はこれで撮ったもの。鐘楼は撮影場所からかなり距離があるが、立て札の文字が等倍だと読めちゃったりする。これってナノクリ+D800の威力だな。あとはちょっと芸術的な感じで紅葉や水場の龍とか。まぁ腕の方は許してもらうとしてもなんかやっぱりナノクリって違うって感じる。

■安土城跡

安土城 入り口安土城 石段安土城 信長御廟
安土城 天主台跡總見寺 三重塔安土城 スタンプ

さて次に向かったのは安土城跡。織田信長が安土山に立てた、最初に大型の天守を持つお城の跡である。駐車場で500円、大手道入り口で拝観料500円を支払って中へ。入り口入って目の前に石段が続く。これ登るのかぁ、どこまで続くんだろうという感覚。大手道石段の脇には羽柴秀吉邸跡など歴史に疎い俺でも結構興味深い名前が見られたりする。安土山の標高は200m弱ということでそんなに大変じゃないだろうと思ってたが石段は結構きつくかなり疲れる。長く続く石段を登りきったあたりに黒金門跡があり、すこし行くと二の丸跡と信長御廟がある。信長御廟に日本100名城のスタンプがあるのだが、押してみると。。。全然ちゃんと押せない。インクがかなり減っており、どうやってもちゃんと押せないので、ここでスタンプ帳に押すのはやめた。ということは今日は予定に入っていない信長の館かかなんかに行かないといけないってこと。おお、あとがきつくなる。。。本丸跡を通って天主台へ。ここからの眺めはすばらしく、琵琶湖も良く見える。帰りに途中分かれ道になっていた、總見寺方面への道を行ってみた。すこし行くとすぐに總見寺跡と三重塔、下のほうに仁王門も見える。お寺の拝観料500円はケチったのになんだ見られるじゃん。でもあまり進むとまずいかもと思い、それ以上は行かずに戻った。あとから分かったけど總見寺跡は別料金じゃなかったかも。別に500円取られるのは現在の總見寺のような感じが。それ以上は調べてないので真実は不明。来た道の石段を降りながら頭の中はスタンプ。仕方ないよね。スタンプ押してないんじゃ。

■信長の館

信長の館 安土城5階信長の館 安土城6階信長の館 安土城6階内部信長の館 安土城天主

ということで安土城跡を出て信長の館へスタンプ押しに行った。入館料500円、うーんスタンプ押すだけでいいんだけど、ずうずうしくスタンプだけ要求するか?でもせっかく来たんだし、ここに展示されている安土城の原寸大の天主5-6階はテレビでも見たことがあるものだからケチるもんでもないだろと言い聞かせて中に入る。早速スタンプを押して、天主を見る。赤い六角形をした5階部分と金箔の6階部分を見ると、なんて派手なんだという言葉しか出てこない。本当にこんなんだったとしたら信長っぽいと思う反面。金ぴかの室内なんかにいたら頭おかしくなりそうだとも感じる。それくらい派手。天主のほかは意外に見るものはほとんどなくちょっと500円は高いかも。300円くらいが妥当という感じ。

さて既に時刻は14時を過ぎていた。今から帰っても20時だからちょうどいい時間帯なので計画していた観音正寺と観音寺城はまた次回にしようと一旦はナビで自宅を目的地セットしたものの、ほんとここから近いんだし、また来るのも大変だということで、急ぎ足で行くことにした。

■観音正寺・観音寺城

観音正寺観音寺城は標高432.9メートルの繖山(きぬがさやま)、別名観音寺山にあるが、ここもある程度の場所まで林道でクルマで行ける。林道の途中で門があって500円の通行料が必要。門番のおじさんいわく、駐車場はいっぱいだと思うからその場合は林道の脇に停めてとのこと。駐車場に着くと案の定いっぱいで、しかも俺の前に一台停められずに待っているクルマが。そして俺、俺の後ろにもクルマが来た。こうなるとUターンもできない。見るとその前に着いたクルマが駐車スペースでないところ停まってて、これからお寺に向かうところだから、そこ停めたらだれもUターンできないだろと伝え、一台クルマが降りるのを待ってもらいやっとUターンできて、林道の脇に停められた。人に言われなきゃ分かんないんだから困った輩である。

観音正寺 参道観音正寺 境内観音正寺 お地蔵様
観音正寺 本堂観音正寺 ご朱印観音寺城 山道入口

さて観音正寺は西国三十三箇所第三十二番で、ご本尊は千手千眼観世音菩薩。駐車場から300メートルくらい石段を登るのだが、これがものすごくハードで息も絶え絶え状態に。ここも実は山の下からずっと石段を登って参拝するのが正しいのだが、こんなに登ったところからでさえこの困難さ、下から登ったらどうなることやら。いずれにしても今日はよく石段を登る日である。やっと境内に着くと、ここはそんなには大きくはない感じののどかな感じのお寺。観音寺城のスタンプはお寺の境内にある休憩所にあるとのことで休憩所はチェック。ご本尊をお参りしご朱印をいただいて、観音寺城跡への入り口を探す。

観音寺城 本丸跡観音寺城 食い違い虎口跡
観音寺城 本丸の石垣観音寺城 スタンプ

境内脇に控えめに山道の案内が立っていてそこから約300mで観音寺城跡。城跡まではそれほど高低差がないので苦労はしない。城跡は石垣と本丸跡があるのみであまり見る場所は多くない感じ。まぁ時間もないのでこれくらいでないと遅くなるのでちょうどよかった。観音正寺に戻って休憩所で100名城のスタンプを押したのだが、大失敗。予備の紙で練習したのにスタンプ帳にはチョーへたくそ、ほとんど中心部が押せてない。ちょっとショック。あとで予備の紙で押したやつを貼りなおそう。

15:30すぎに帰路についた。連休中だが、途中一ノ宮付近で渋滞にあった以外はきわめてスムーズに帰ってこれた。

石山寺

昨日の計画どおり、朝8:30頃出発して京都方面へ。明日は近江八幡付近のお寺と城に行くのはほぼ確定だが、今日は京都か滋賀の西国三十三箇所のいずれかのお寺に行くことにし、どこに行くかは時間次第で決めようと思った。途中一ノ宮あたりでの渋滞情報が目に入ったので、新名神で行こうと急遽変更したのが恐らく完全に裏目に出て四日市での大渋滞に巻き込まれ大きな時間ロス。これで今日は京都のお寺は無理だなと大津の石山寺に目的地変更。石山寺は西国三十三箇所第十三番札所である。瀬田東ICで高速を降りて現地には15:30頃到着。駐車料金は500円なり。

石山寺 東大門石山寺 参道
石山寺 硅灰石石山寺 本堂
石山寺 ご朱印石山寺 多宝塔

駐車場から土産物店の並びを抜けて左に重要文化財の東大門、門をくぐると真っ直ぐ参道が伸びていて両脇の紅葉が見事である。参道を進んだ奥に小さな門がありそこで入山料500円を納め、右の石段を登ると広場になっていて、左に本堂がある。その手前右側には黒い大きな岩が並んでいて、これは硅灰石という国の天然記念物。石山というのはこの硅灰石が由来なんだそうだ。本堂は滋賀県最古の木造建築物とされている国宝。ご本尊は如意輪観世音菩薩である。今日も雨こそ降ってはいないが曇り空、時刻もそろそろ夕方ということもあってか、本堂には一層荘厳な雰囲気が漂っていた。本尊をお参りし、ご朱印をもらって境内を散策する。本堂脇の石段を登った先には、これもまた国宝の多宝塔。こちらは日本最古の多宝塔とのことで、日本三大多宝塔のひとつだそうだ。16:30閉門とのこと、ちょうどすぎた時刻くらいに参拝終了。こんなに大きなお寺とは知らなかった。今回も見事な紅葉で、いいタイミングに来たが、実は今日は17時からライトアップがされるらしい。どうせなら見てみたい気もするが、これからまた中途半端に岐阜、そう、東洋健康ランドに帰らなきゃならない(?)ので石山をあとにした。

先週金曜日に続き、今週金曜日、つまり今日も東洋健康ランドで宿泊。高速は使わずにずっと琵琶湖東側を走る湖岸道路で戻った。東洋健康ランドに19:45頃着。風呂入って、飯食って就寝。

先週のリベンジ

今週は忙しかったので早めに退散し夜は夢庵で飯。できればまた明日から泊りがけでどっか行きたい。んでどっかいいとこないかねーとけぶさんに相談したけど、別に思いつかず。だけど明日は少し天気悪いかも、土曜日はいいと聞いたので、ならば先週のリベンジとして今度こそ近江八幡近辺の西国三十三箇所の長命寺と観音正寺、日本100名城の観音寺城と安土城に行くとするか。とすると泊まりはやはり東洋健康ランドかな。

三室戸寺

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東洋健康ランドでの朝は7時半ごろ起床、もっと早く起きて今日の目的地に早めに行きたいと思ってたんだけど、寝たの2時くらいだしなー、ちょっと無理だった。大広間で朝食の洋食セット680円。ホテルとか泊まると1000円とかでバイキングだったりするけど、これで十分。早く飯食って早くでればいいのに、飯もゆっくり食って軽く風呂入ったりしてたら結局チェックアウトは9時半ごろになってしまった。お会計5270円です、って言われてびっくり。えー?なんか間違ってない?って思いレシート見るとあってた。

やっぱり朝から普通に雨、今日の目的地について悩んだ。やはり城はこんな天気じゃ行きたくない。観音正寺と観音寺城はセットで、山道も歩くらしいのでパス?安土城も城跡とかは土だろうからパス?そしたら長命寺だけ行く?ということで悩みながらの出発。んで名神高速走ってて、今日の目的地に行くなら竜王ICで降りるんだけど、最後降りるかどうか迷いに迷って通過。急遽予定変更して、西国三十三箇所の三室戸寺に行くことにした。三室戸寺は京都の宇治にあり、さらに遠い感じもしたけど、ナビの到着予定時間を見ると長命寺とあんまり変わらない。三室戸寺は宇治東ICを降りてすぐだからだろう。

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三室戸寺の駐車場についたのは11時半頃。駐車料金500円なり。駐車場の看板に沿って参道をちょっと進むと受付、要は入山料を払うところがあって、入山料は500円なり。参道をちょっと歩いただけで、きれいないいところだなと感じ、やはり今日はこっちに変更して正解だったとすぐ思う。小ぶりの山門をくぐりまた少し進むと石段。紅葉が素晴らしい。石段を登ると境内で左に納経所、正面に本堂、右に鐘楼、三重塔などがある。境内の紅葉も素晴らしい。秋の京都ってそういえば来たことなかったかも。

お参りのとき上げた線香には、祈願内容が書かれてて、家内安全、先祖供養、身体健全、病気平癒、心願成就、災難消除から選べる。最近の心が少し不安定な気がするから、心願成就にした。なんでもいいから心が思うこと、願うことがかなって欲しいから。これって甘えだろうか。お参りを終えて納経してもらってから日本庭園を散策。それはさらに見事な紅葉で、今日の雨がまたしみじみとした風情があってよかったかもしれない。小一時間ほどの参拝を終え、12時40分ごろに出発。ここからはそう遠くはないところに西国のお寺はあるが、秋の京都を十分満喫できたので、そのまま帰路についた。

家に着くまでずっと強い雨、明日の朝は公園の掃除なのでこのまま降って欲しいけど、夕飯時にけぶさんに聞いたら明日は晴れだって。