北陸ぐるり周遊グルメ旅 #3

朝食バイキング

今回の旅もいよいよ最終日となりました。予定通り7:00に起床、朝の温泉を楽しんで朝食バイキングです。今日は量も控えめに。

今日の工程は、輪島朝市輪島塗 しおやす漆器工房での工房見学と昼食、白米千枚田能登中島駅での鉄道郵便車見学と穴水までののと鉄道の旅、そして能登ワインとこれまた盛り沢山です。

ホテルから輪島朝市までは1時間くらいのバス旅。昨日もそうでしたがバスに揺られるとほんとすぐに眠くなります。バス車内では半分くらい寝てますね。

◼️輪島朝市

朝市みやげ処

輪島朝市は朝市通りと呼ばれる商店街で毎朝行われていて沢山の露店が並びます。駐車場から朝市通りに向かうち道でも露店が少し出ていて、朝市通りに着くまでの間でも、元気な出品者のおばさん達が声をかけてきます。朝市通りに入るとその数は一気に増えて凄い活気を感じますが、まずは工程に入っている朝市みやげ処での粗品プレゼント。バスで配布されたチラシを持って行くと赤い輪島箸をくれました。さらに一階ではひじきご飯の試食、二階では芽かぶ茶の試飲もあり、どちらも美味しかったですよ。二階の売り場では輪島塗の小物や食器などが売っていて、輪島塗の箸とか欲しいと思いましたが、まだここで買うのは早すぎです。まずは朝市見てみないと。

朝市通り

朝市通りを歩いているのはそれだけで楽しいです。近江町市場ではちょっと高いよーという感じであまり買う気も起こらなかったりしましたが、ここは安いです。のどぐろとか入った干物のセット品も、えっ、安っ!欲しいと思いはするんですが一人だとあんなに量あっても困るだけ。ということで食べ物は買う気はなしです。

魚とかだけじゃなく、野菜とか、工芸品とか、ほんとバラエティに富んでいます。Hさんも白菜の漬物とか、スルメイカとかここでは買ってました。

お餅を買った露店昆布入りのお餅

買ったら食べる?あげるよとHさんに言われてもらったのは露天のおばさんが今朝ついたという昆布入りのお餅。2つだと500円で安いということで1つもらいました。うちで焼いて食べよっと。でも一回では食べきれない量だなぁ。

輪島の箸

そして自分で買ったのは、輪島塗の100回塗という箸(写真右側の箸)でした。最初に寄ったみやげ処では30回塗が1300円、朝市通り歩きながら見ていたら100回塗が1700円で安いと目をつけていた、かどっこという店でカッコいいやつ買いました。1500円におまけしてくれた上、菜箸にでも使ってと白木の長い箸を2膳(写真真ん中の箸、左の箸は朝市みやげ処のプレゼント)つけてくれました。後で見たらちょっとキズを見つけて凹みそうになりましたが、これも縁です。気にしないことにしました。

それと最初から気になっていたものが。手作りの布で編まれた草履です。バス降りて朝市通りに着くまでの間に見かけた白っぽい草履で500円だったんですね。通りに出たらいっぱい売ってるだろうと思ったらそうでもなかったんです。しかも白いやつなんて全然みかけませんでした。その話ししたらなんとHさんもそれが気になって最後買いたいと。で駐車場へ戻る道を進むも見つからず。朝市だから帰っちゃったんですよきっと。

輪島ドラマ記念館輪島ドラマ記念館

ということで、まだ少し時間があるので立ち寄ったのは、輪島ドラマ記念館。駐車場と朝市通りの間に、連続ドラマ小説「まれ」の記念館でした。能登を舞台にした、まれは好きで見てたので小さいながらもなかなか楽しめましたよ。

手作り草履

そろそろ時間も近づいて来たということで駐車場に戻ることに。駐車場のすぐ手前におばちゃんご出している店があり、探してた草履が目に飛び込んできました。あったー!ということでお買い上げ。部屋履きに使うつもりです。

朝市はかなり楽しめました。次に向かうのは、漆塗工房見学です。バスで10分程度です。

◼️輪島塗 しおやす漆器工房

しおやす漆器工房しおやす漆器工房しおやす漆器工房

輪島塗 しおやす漆器工房に着くと早速工房見学です。売り場を通り過ぎた奥に案内されます。工程別に部屋が分かれていますがその脇の通路を進みながら説明を受ける感じ。説明の最後は、高価な漆器が置かれた部屋で、すごいなぁと思わせるものばかりが展示販売されていました。

海鮮かま飯

見学後は昼食です。この昼食は旅の初日に申し込んだ、海鮮かま飯のツアーオプションです。控え目にしたとは言え、まだそれほど腹は減ってないのもあり、酒は頼まず。それが良かった。美味しく全部いただけました。

店舗で商品みながらもここでは買いませんでした。だって、買うとしたら値段的に箸とかだし、箸はもうかっちゃったし。

ということで次にはまたバスに揺られてあの有名な観光スポットへ。

◼️白米千枚田

白米千枚田白米千枚田白米千枚田

白米千枚田は最近テレビでも頻繁に紹介されている有名な海岸に面した棚田で、世界農業遺産にもなっています。駐車場は道の駅 千枚田ポケットパークで、眼下に千枚田を眺めることもできるし、千枚田まで降りて行くこともできます。想像よりも大きな場所でした。夜間ライトアップしてるところはきれいだろうなぁ。この時期は稲も刈られているので、季節ごとに違う風景も楽しめそうです。滞在時間は20分程度なので、千枚田の横まで降りてすぐ戻りました。

この後しばらくバスに揺られます。

◼️のと鉄道と鉄道郵便車

能登中島駅

一時間ほどバスに乗って着いたのは七尾市にあるのと鉄道能登中島駅です。

能登中島駅舎内

ここでは日本に2両しか現存していない鉄道郵便車「オユ10」の見学をします。駅舎の壁に沢山の仲代達矢さんの映画ポスターが貼られていました。駅舎内でまず鉄道郵便車の説明を受けてから実車見学です。

鉄道郵便車「オユ10」鉄道郵便車「オユ10」鉄道郵便車「オユ10」鉄道郵便車「オユ10」鉄道郵便車「オユ10」

鉄道郵便車のオユ10形式は全室郵便車で郵袋室と区分作業室を持つ特殊な構造となっています。中は郵便局と同じ扱いなので、走行中に郵便物の区分けなどをしていたそうです。車掌室もありますが、車掌さんは基本的には郵便室には入れなかったそうです。なるほどー。

のと鉄道のと鉄道のと鉄道

見学の後は、ここから穴水まで約20分間の鉄道旅です。14:29能登中島初のかわいい一両編成の車両でした。先ほどバスで通ってきた海沿いを戻る形で景色を楽しみました。

穴水駅

穴水駅ではバスが待ってくれています。

■能登ワイン

能登ワイン

いよいよ今回のツアー最後の立ち寄りスポットが能登ワイン

能登ワイン能登ワイン能登ワイン

能登で育てられた葡萄を使って作っているというワイナリーで、そちらの見学ができました。見学の後はお待ちかねの試飲です。8種類のワインが飲み放題!なんですが、たまたまお腹がゴロゴロしていてトイレ行ったりしたので、少ししか飲めませんでした。残念。

ということでとても盛り沢山の今回のツアー、これで終わりです。のと里山空港にての解散となりました。帰りの飛行機は初めて乗るANAの750便、機材はA320でした。羽田への到着は10分程度遅れて、羽田にてHさんとも解散、そのまま帰宅しましたよ。ほんとは上野あたりで飲みたかったけれど。明日仕事ですしね。