■備中松山城展望台
雲海に浮かぶ備中松山城を望むべく備中松山城展望台へ、6時前にチェックアウトしてへ向かいました。7時すぎに現地に到着。駐車場には3台で一杯、路駐しました。徒歩1分で展望台です。
残念ながら雲海は発生していませんでしたがお城はよく見えました。備中松山城へ向かいます。
■備中松山城
備中松山城は高梁市にある標高約480mの臥牛山に築かれた現存天守のある山城で、日本100名城の68番、国の史跡に指定されています。日によって登城整理バスが運行しており、運行日は城まちステーションからバスを利用する必要がありますが、今日は運行していないので本丸まで徒歩20分のふいご峠駐車場まで行けます。7:35すぎに到着です。
本丸入城時間の9:00までにできるだけ他の遺構を見学します。天守へ続く遊歩道は傾斜も強く結構キツいです。
8分ほどで最初の大きな石垣が見えてきました。中太鼓櫓跡です。ちょうどここがふいご峠駐車場から天守までの中間地点です。
櫓跡からは城下町が一望できます。
傾斜が強いままの遊歩道を進むと、かつて搦手門まで続いていた犬走りの入口である犬走り口があります。
その先に大手門跡。右側には天然の巨石が石垣の一部に取り込まれている様子を見ることができます。
大手門跡を抜けると重要文化財の三の平櫓東土塀があり、左に二の平櫓跡、右に進むと三の丸に出ます。
三の丸の南側には、三の平櫓跡、路地門跡、三の丸には足軽番所跡、上番所跡があります。
三の丸から少し登ると黒門跡があり、その先左側に四の平櫓跡、右側に厩門跡を通って厩曲輪があります。
厩曲輪の奥にある土塀は手前側が復元、奥側が現存の重要文化財だそうです。
黒門跡から石段を上がると左側に御前棚跡、石段を上り切ると鉄門跡です。
鉄門跡をとおると二の丸跡です。やっと天守が見えました。猫城主さんじゅーろーの石像もお出迎えしてくれますがこんな朝早くだと会えないだろうなぁと思っておりました。雪隠跡(トイレ)もありました。
さて、本丸入場時間まであるので、本丸横を抜けて奥の方へ行ってみます。
東御門の下をとおりすぎ、石垣に沿って左に大きく曲がると二の丸帯曲輪に出ます。その先に搦手門曲輪と搦手門跡。
先の石段を上ると水の手門脇曲輪で、番所跡と奥に十の平櫓跡と水の手門跡。
振り返ると二重櫓と天守曲輪につながる腕木御門跡。
水の手門脇曲輪から石段を上って後曲輪へ。奥に九の平櫓跡。
二重櫓に近づいてみます。二重櫓は天守とともに現存する建物で重要文化財。天然の岩盤の上に石垣を築いた上に立てられています。
脇に行って天守をのぞいてみます。いい絵が撮れました。
そろそろ9時の本丸入場時間に向けて二の丸へ戻りました。
いよいよ本丸へ。五の平櫓下の石段を上ったところに券売所があります。入城料500円。日本100名城スタンプと御城印もこちらでゲット。御城印は通常のものと猫城主さんじゅーろー版の2枚購入しました。各300円です。
南御門から本丸に入ると、猫城主さんじゅーろー君の「よく来たにゃん!」ボードとおふとん台。朝一だし、いないだろうなと思ったら、やっぱりいませんでした。とっても残念。
天守に入る前に本丸をしばし散策です。南御門に向かって右側に六の平櫓(復元)、廊下跡と七の平櫓跡、左側に五の平櫓(復元)。六の平櫓の内部は資料館になっています。
天守に向かって脇右側に東御門。門の左の石段を上ると天守曲輪で天守脇を進むと二重櫓へ。
天守に入ります。天守入口までは八の平櫓跡、それと天守を結ぶ廊下跡をとおります。その途中、本丸方向を見てみると、おー!さんじゅーろー君が抱かれてお出まししたようです。あとでお会いしましょう!
いよいよ天守内部です。入ったら靴を脱いでスリッパに。入ったところは八の平櫓と天守をつなぐ接続廊下です。
天守は二層二階で接続廊下から天守一階へ。