伊豆旅行の2日目。萬吉屋の朝は朝食で始まるというか、部屋に朝食案内の電話で起床。朝食は大広間で取る。ご飯が釜飯でごはんが進む進む。ニッポンの朝食はやっぱいいなぁ。
ということで今日は下田方面はやめて、急きょ富士山方面へいくことに。朝から雨で富士山近くに行ってその時の天気によってどうするか考えるということでとりあえずは向かう。目的地は忍野八海。何度かテレビで紹介されているのを見たりして一度行ってみたいと思っていた場所だ。雨はだんだんと弱くなっていき、現地に近づくにつれ上がっていった。
昼飯もそっち方面でとなるとやはり吉田うどんか。ということでネットで調べてどこかのサイトのランキングで一位に紹介されていた開花という店にナビセット。先に飯食ってから忍野八海という順番。開花は国道139号沿いにあり勢いに乗って走ってると通り過ぎてしまいそうで目立たない。注文したのは、上記サイトでもおススメとされていた肉きんぴらうどん750円也。いやマジでスープが絶品、うどんも絶品、肉きんぴらが普通のよくあるきんぴらみたいに甘いのかと思ったらそうではなく、スープによくマッチしてそれはもう絶品のうどん。あとから調べてみると貧乏脱出大作戦で師匠の立場で登場したほどの店らしいが素直に納得。見かけはほんとだたのうどん屋なのにねぇ。うどんと一緒に提供されるのがすりだねという薬味。ごまと唐辛子をすった感じのもので、これをうどんに入れて食べる。途中からこれを入れるとスープに辛みが加わって途端にからだも温まってくる。いや、ほんとチョー満足のお店だった。
で忍野八海へ。忍野八海は天然記念物で、富士山の伏流水に水源を発する湧水池。駐車場近くの案内図を撮ってそれ見ながら順に湧池、濁池、鏡池、菖蒲池、銚子池、お釜池と巡る。出口池と底抜池は行かず。出口池はここから離れてるので歩きは厳しそう。底抜池は有料の資料館内ということでパス。結構外国人も多く、時期だからか日本人は少な目。中国の人が多かった気がする。
以下、富士講と忍野八海について。
古来、富士山では、山頂・山域への登拝(富士山の河口部を目指し、山麓の浅間神社境内から金剛杖を突いて一歩一歩登る行為)及び山域・山麓への巡礼を通じて、神仏の霊力を獲得し、擬死再生を求める富士山信仰の独特の文化的伝統が育まれました。特に、江戸時代には、富士講という富士山を信仰の対象とした民間信仰が隆盛しました。富士講の信者は八つの湖沼において禊を行いました。「忍野八海」も禊を行った湖沼であり、「富士山根本八湖」と呼ばれました。(中略)
平成25(2013)年6月に富士山が世界文化遺産に登録され、その構成資産(富士山の価値を構成する文化財資産)として「忍野八海」の一つひとつの池が記載されています。
また、「忍野八海」は昭和9(1934)年に国指定天然記念物に指定され、昭和60(1985)年には「日本の名水百選」にも選定されています。
(現地案内板より引用)
まずは涌池と濁池。これぞ忍野八海というイメージにピッタリなものすごい透明度の池で、あとからすればこの2池だけ見ておけばいいんじゃない?(失礼)という感じかも。
忍野八海 | 湧池 | 湧池 | 湧池 |
湧池 | 濁池 | 濁池 | 濁池(中池) |
濁池(中池) | 濁池 | 鏡池 | 菖蒲池 |
忍野八海 | 銚子池 | お釜池 | お釜池 |
忍野八海につく直前までは一部の場所で富士山が見えたのに着くころには見えずで少し残念だった。
ということで観光は終了、帰ってきました。富士山周辺っていうのはどうも混雑している印象が強いけど、年末ギリギリくらいは案外すいていていいかもです。