福山城の次は三原城です。福山13:58糸崎行きの普通電車に乗って、糸崎にて乗り換え1駅で三原に14:31着です。
■ 三原城 ■
三原城は三原市にある続日本100名城の172番、国指定史跡です。毛利元就の三男・小早川隆景によって築城が始められた海城で、満潮時に城が浮かぶように見えたことから別名「浮城」とも呼ばれます。
主な遺構は、天主台、船入櫓、本丸中門など。
■天主台
まずは天主台から。JR三原駅が本丸を通る形になっているため天主台はJRのコンコースから直接行くようになっています。
階段を上がると天主台です。とても広く広島城の天守が6つも入る広さですが実際に天守は立てられなかったそうです。
本丸の石垣を新幹線がまたいでいるのも見られます。
天主台の次は、天主台の周りを散策しました。
■天主台の周り
駅の西口を出ると天主台の石垣と大きな堀に圧倒されます。
隆景広場の一角に小早川隆景像。
天主台の周りを時計回りに進んでいくと、西国街道、西国街道石列跡、長屋門跡、後藤門石垣跡。
天主台の堀を挟んで東側の鍛冶曲輪跡では石垣がところどころに残っています。
天主台の南東側からJRのガード下をくぐっていくところにある通称「かくれ城跡」の本丸石垣を見ながら、三原駅の南口へ。
■三原駅南口エリア
三原駅観光案内所「うきしろロビー」があり、三原城のスタンプと御城印をゲット、それと明後日登城予定の新高山城の御城印も忘れずゲットしました。
続いて、三原駅南口エリアの遺構を回りました。
本丸中門跡の南北に石垣がのびています。ここの堀は内堀でかつては天主台周りの内堀につながっていたそうです。石垣の南先端に臨海一番櫓跡。臨海の名のとおり、かつては海に面していました。
臨海一番櫓跡から東にずっと進むと船入櫓石垣に着きました。ここに三原城址之碑が立っています。船入櫓は船入を監視していたそうで、今は堀になっていますが石垣の下は海でした。
船入櫓のすぐ近くに郵便局があり、そこにも石垣遺構があります。
予定より時間に余裕があったので、三原駅の北東エリアの遺構に向かいました。途中「三原城跡船入(内堀)」と書かれた案内があったので向かうと、城内に直接入港できる船の停泊地が残っていました。
■三原駅北東エリア
三原駅の北東エリアの東大手門跡と和久原川水刎の石垣は、交差点挟んで対角線上に隣接しています。和久原川水刎の石垣は、川岸から川中へ向けて三角形に作られ、川の流れを弱め方向を変えるために作られたそうです。
最後に駅前に戻り、本丸五番櫓跡から船入櫓跡へ。
今日の城めぐりはここまで。タイムズカー三原駅前店で今回借りたのは、スイフト。今日の宿は東広島市にあるホテルカモ。天然温泉ホットカモという日帰り温泉施設が併設されているのでここを予約しました。
明日は広島城と岩国城をめぐります。