日本のミケランジェロ

越後のミケランジェロ、はては日本のミケランジェロと称される江戸時代末期に活躍した木彫りの名工、石川雲蝶(いしかわうんちょう)。

道の駅みつまた

今日は石川雲蝶の作品を見に新潟県の魚沼市へ行ってきた。石川雲蝶の作品は各地に残っているそうだが、中でも有名な2寺、永林寺西福寺へ向かう。

例によって高速は使わず17号まっしぐら。苗場、みつまたと進んできたあたりは、先日山形へ行った時よりも雪が多く残っている印象でスキーシーズンはまだまだ続くという感じである。

永林寺永林寺本堂永林寺御朱印

まず永林寺。現地につくと一見普通の家?と思うような建物が駐車場前にあるがこちらは入口。玄関のような入口を入るとまず間取り図と主な作品が記されたパンフレットと簡単な案内をしてくれる。拝観料は300円。説明のメインは「天女」。裏側には背中が彫られているとのこと。ごゆっくりと言われると家のような建物から本堂へと続いており、あとは自由に見学。こちらには雲蝶が13年かけて手掛けた100点あまりの作品があるそうだが、「天女」を始めとする欄間の深掘り彫刻で、他に龍や鳥などが彫られたものや浅掘り彫刻の欄間が多くあり目を引く。残念ながら写真撮影は禁止だったので伝えることはできないが、その彫刻は色彩豊かで素晴らしいもの。ただ、例えば天女の欄間がある部屋で寝るのは怖いだろうなぁ。他に寝牛と蛙の石造が置かれておりそれぞれ牛に触ってから蛙に触って帰ると「もーかってかえる」んだそうだ。ということで当然触る。

山門(赤門)山門(白門)開山堂孔雀遊戯図三保の松原龍虎と四季の花鳥三顧の礼木の葉

西福寺開山堂御朱印

次に向かったのは西福寺。こちらのお寺は結構大きなお寺で、まずは山門(赤門)の前に雲蝶作の日除地蔵と「禁葷酒」(きんくんしゅ)の戒壇石が両脇に並んでいる。もう一つの山門(白門)をくぐり進むと左に鐘楼と茅ぶき屋根の開山堂。開山堂はおおきなやぐらで守られている。庫裏にて拝観料300円を支払い進むとまずは本堂で、こちらはフラッシュを炊かなければ撮影は可。本堂では主に雲蝶作の襖絵がみどころであるが、本堂の廊下のところどころに床板の修復時に使う埋め木にも工夫が。これも雲蝶の仕事だそうだ。さて本堂の先に開山堂だが、こちらは入った途端すごさに圧倒される。お堂内部は彫刻だらけでこれらが全て雲蝶作。なかでも圧巻は天井彫刻で開山堂のガイドでは必ずトップにあげられるもの。ずっと見ていても全く飽きることがない。

ということで今回2寺を参拝したが、実は今日はあと2ヶ所(穴地十二大明神、龍谷寺)へも行く予定だったが、穴地十二大明神が見つからず諦めて帰ってきたというわけだ。まぁ正直2寺でお腹一杯で満足したからでもあった。

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