烏山城

今日は烏山城へ行ってきました。栃木県那須烏山市の町の中心から北西にある八高山に築かれた山城で国指定史跡になっています。別名「臥牛城(がぎゅうじょう)」とも呼ばれています。

まず御城印入手のため、山あげ会館へ寄ったのですが在庫切れとのこと、展示してあるものでよければということで、もちろんゲットしました。

山あげ会館
山あげ会館

烏山城御城印

烏山城址駐車場(市役所烏山庁舎北側駐車場)にクルマを停めて10:00すぎより登城開始。スマホに入れておいた地図を見ながら進むも道を間違えてしまい、かなり時間をロスしてしまいました。

三の丸につづく城山・毘沙門山入口に10:20ごろ。しばらく舗装道を登っていくと右側に三の丸石垣が見えてきます。正面には寿亀山神社、こちらも三の丸跡に鎮座しています。

城山・毘沙門山入口
城山・毘沙門山入口

三の丸石垣と寿亀山神社
三の丸石垣と寿亀山神社

三の丸石垣三の丸石垣
三の丸石垣

三の丸は大きく二段に分かれています。

三の丸三の丸三の丸三の丸三の丸
三の丸

寿亀山神社
寿亀山神社

三の丸をしばし散策してから七曲りコースの登城ルートへ。七曲口とある場所にはかつて通用門があったそうです。

烏山城案内板
烏山城案内板

七曲口
七曲口

七曲口をすぎると本当に七回曲がっている七曲りを登っていきます。城跡と毘沙門山との分岐がありますが、ここが多分七回目で七曲りの終了です。

七曲り七曲り
七曲り

城跡方面へ進むと車橋跡。車輪がついた引橋が架けられていたそうです。ここの堀切を超えると常盤門跡があり常盤曲輪に入ります。石を割るためにつけれらた人工的な穴(矢穴)の痕跡が残る石があります。

車橋跡
車橋跡

常盤門跡
常盤門跡

常盤曲輪
常盤曲輪

矢穴跡
矢穴跡

常盤曲輪から坂道を登っていくと吹貫門跡に出ます。門跡脇には石垣が残っており、烏山城のシンボル的な石垣です。

吹貫門脇石垣
吹貫門脇石垣

吹貫門跡
吹貫門跡

吹貫門跡は分岐になっていますが、そのまま直進すると正門跡。付近には石列の跡が残っています。正門から本丸までは右に2回曲がる内枡形となっていて、本丸石垣が残っています。本丸の西側は空堀となっています。

正門跡
正門跡

正門付近石列
正門付近石列

本丸石垣
本丸石垣

空堀(本丸西側)
空堀(本丸西側)

本丸はもともとは二の丸でしたが(古)本丸が火災で使用されなくなり主郭になったと考えられています。

本丸本丸本丸本丸
本丸

本丸の先に古本丸がありますが空堀で区切られています。東側には横矢が見られます。

空堀(本丸-古本丸)
空堀(本丸-古本丸)

古本丸古本丸
古本丸

横矢
横矢

古本丸の北側は中城で、かなり深い空堀で区切られています。中城に入ったところは土塁になっています。

空堀(古本丸-中城)空堀(古本丸-中城)
空堀(古本丸-中城)

中城中城中城
中城

中城の北側は北城で、こちらもかなり深い空堀で区切られています。北城には堀へ下りて東へ少し進んだところに虎口。北城北西隅の土塁に上がると空堀を挟んだ先に物見台が見えました。北城西側は土塁が続いています。

空堀(中城-北城)
空堀(中城-北城)

北城北城北城
北城

物見台
物見台

空堀(北城西側)
空堀(北城西側)

戻って中城と北城間の空堀を西へ進みます。右側に堀なのか曲輪なのかよくわからない区域があります。そのまままっすぐ進むと空堀の先に大野曲輪。

堀?曲輪?
堀?曲輪?

大野曲輪へ
大野曲輪へ

空堀(大野曲輪東側)空堀(大野曲輪東側)
空堀(大野曲輪東側)

大野曲輪大野曲輪
大野曲輪

戻って中城の手前で右(南方向)へ曲がり、しばらく進んで空堀の堀底道を行くと西城に出ます。

西城へ
西城へ

空堀(西城北側)
空堀(西城北側)

西城西城西城
西城

西城の南側に下りたところは若狭曲輪ですが、資料によってこの東上の曲輪を指しているものもあってどちらも若狭曲輪なのかよくわかりませんが、今回はどちらも若狭曲輪ということにします。

若狭曲輪へ
若狭曲輪へ

若狭曲輪若狭曲輪若狭曲輪
若狭曲輪

若狭曲輪から本丸へとつづきます。

本丸へ
本丸へ

ふたたび本丸を経由して古本丸と中城間の空堀まで行って東方向へ堀を下りていくと、吹貫門跡からつづく道に出ます。正面に厩跡があり、道のすぐ左に搦手門である桜門跡。この道をさらに進んだ先は北城です。

厩跡
厩跡

桜門跡桜門跡
桜門跡

せっかくなので十二曲りの分岐、そして再度北城によって戻ってきてから吹貫門跡の方へ進みます。門跡直前に塩倉跡があります。

塩倉跡
塩倉跡

予定していたところはほぼ見終わったのでお城を下ります。現地にあった案内図には、車橋と七曲りあたりの西側に鼓楼跡とあったため、そこに行ってみました。車橋を過ぎて、七曲りへの分岐の手前に右にのぼる脇道があり、そこをのぼったところが鼓楼跡とあった、太鼓丸で烽火台ともいわれています。

太鼓丸
太鼓丸

ここまで見てきて12:40ごろになりました。下山します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です