2日目は朝8:30出発なので、7:00に起きてまず朝風呂、そのあと朝食バイキング。またまた沢山取りすぎてしまいました。結構いそがしく出発まではすぐでした。工程表によれば、今日は世界遺産・五箇山、近江町市場、金沢城公園/兼六園、ひがし茶屋街、気多大社と見どころ満載です。
■世界遺産・五箇山(合掌造り集落)
高速道路でホテルから1時間程度で世界遺産・五箇山菅沼合掌造り集落に到着しました。そうそう、ツアーだけあって集落の地図とかツアコンさんがくれます。高台にある駐車場から集落へ行くには二通り。駐車場からエレベーターで行く方法と徒歩で行く方法。徒歩で行く方がおすすめです。途中高いところから集落が一望できるので。
集落には9戸の合掌造り家屋があり、食事処やお土産や、五箇山民俗館などになっていました。同じ合掌造り集落の岐阜県の白川郷に比べるとはるかに小さな規模の集落ですが、こちらの方も観光客は少ないですし、こじんまりした分、ゆったりした気分になれる気がしました。
そうそう、今回の旅行にはX-T20、LUMIX GX7MK2、Osmo Pocket、GoPro Hero6とたくさんカメラ持ってきました。iPhone 7 plusも加えれば5台。GoPro以外全部使いました。Osmo Pocketも使い慣れてきて大活躍しそうです。上の5枚のうち上から2枚はOsmo Pocketで撮った4K動画切り出し真ん中は3-4枚目はX-T20、一番下がLUMIX GX7MK2です。
さて、金沢へ向かう前に立ち寄ったのは、菅沼集落から15分程度の珍品堂という土産物やさん。ここでは甘酒のふるまいがありました。また道の駅上平ささら館と同じ敷地にあったので、道の駅のスタンプもゲットしました。
■近江町市場
1時間ほどバスに揺られ次に着いたのは、金沢市民の台所として有名な近江町市場です。ここでは自由昼食となっていて、とりあえず市場内を散策しました。
海鮮がメインの感じで沢山の店で新鮮な魚介が売られています。うん万円もするカニが売ってたりしてすごい。また食事に海鮮丼を押し出した店もたくさん。でも正直高いなぁ。というか、朝食からそれほど時間が立っていないので食べなくてもちょうどいいくらいの腹の感じです。
市場の一角にある近江町いちば館には飲食店街もあるということでちょうどいい昼食を探しましたが、結局食べなくてもいいやということとなりました。でもこの建物の2階から1階の店を見下ろせたりしていい場所見つけた感がありました。
となると時間が余るということで市場近くにセブンイレブンを見つけて、夜の買い出しと今飲む用の缶チューハイを買って、飲みながら市場内をぶらぶらしました。結局市場では何も買わず。何しに来てるんですかねぇ?でも見てるだけでも十分楽しめるところです。
■金沢城公園/兼六園
近江町市場から10分ほどバスに揺られて着いたのは金沢城公園と兼六園のちょうど間の兼六園桂坂口の前。大体1時間程度の自由散策で、自分はどちらも来たことありますが、Hさんは北陸自体が初めてということで、ならば日本三名園のひとつ、兼六園を見ないとね。ということで兼六園をメインに回ることに。兼六園は入園料が310円かかります。
桂坂口から入り、霞ヶ池の北岸にある徽軫灯籠(ことじとうろう)へ。兼六園を代表する景観としてあまりにも有名です。徽軫灯籠は足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名が付いたそうです。
もうひとつ兼六園と言えば、雪の重みによる枝折れを防ぐため冬にほどこされる雪吊りが有名ですが、今年は雪吊りを外す作業が始まっていて、最後22日に外すのが最も枝ぶりの見事な唐崎松(からさきまつ)だそうです。
何か銅像がある!と向かってあったのは、明治紀念之標です。中央に日本武尊像を、左に石川県戦士尽忠碑を据える明治紀念之標は、西南戦争で戦死した郷土軍人の霊を慰めるものですだそうです。
梅林は全国の名梅を集めて造成されたそうです。ちょうど沢山の梅が咲いていて綺麗でした。
噴水は霞ヶ池を水源としており水面との落差で高さは約3.5mにまで吹き上がる日本で最古の噴水だそうです。
だいたい園内を一周したところでまだ時間があるということで次は金沢城公園へ。
桂坂口の対面にある石川門から入りました。金沢城の裏口門で高麗門の一の門、櫓門の二の門、続櫓と二層二階建ての石川櫓で構成された枡形門で金沢城三御門のひとつであり、重要文化財です。
二棟の三層三階の物見櫓の菱櫓と橋爪門続櫓を二層二階の倉庫である五十間長屋でつないだ建造物です。橋爪門は城内最大の枡形門です。
三十間長屋は二層二階の多聞櫓で重要文化財です。自分は前回来た時にほぼ一周したのでいいですが、Hさんもそれほど興味ない(?)感じだったので、散策終了です。次はまたバスで10分程度揺られてからひがし茶屋街へ向かいました。
■ひがし茶屋街
ひがし茶屋街も金沢を代表する観光地の一つで、美しい出格子と石畳が続く古い街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。和菓子、金箔など伝統工芸品の店やカフェなどが立ち並んでいます。お茶屋というのは芸妓が客をもてなす場なんだそうです。
ということでここで金沢とはお別れ、能登に向かいます。
■千里浜なぎさドライブウェイ
次に立ち寄る、というか、通る観光スポットはなんと道路です。この道路のことは前から知っていましたが、通ったことはありません。千里浜なぎさドライブウェイです。金沢からの自動車専用道路「のと里山海道」にのり、今浜ICで降りてすぐ。日本で唯一、普通の車で走ることのできる全長約8kmの砂浜なんです。天気や海の荒れ具合などによって走れない日も当然あるそうですが、今日はほんとにいい天気なので大丈夫でしょうとのこと。
いいなぁ、一番前の席の人。という感じですね。なかなかできない楽しい体験でした。
■気多大社
さて今日最後の立ち寄りが、能登国一宮である気多大社です。御祭神は大国主神(おおくにぬしのかみ)です。縁結びの神様として知られています。
ここでは、拝殿に昇殿してお祓いしていただいて、縁起物の授与もあるということで楽しみです。
拝殿に昇殿させていただき、本殿など5棟の社殿が国の重要文化財に指定されているほか、国の天然記念物の神社の森「入らずの森」で知られ、この森は古くから神域として人の出入りが禁止され今でもです。というような話を宮司さんがしてくれました。そのあとお祓いしていただきました。御守りの話もあったのですが、その中で気になったものを買いました。それがこれ!
じゃーん!的中御守りです。これで宝くじ当たるといいな!
でいただいた授与品はこの「気」という字が書かれたものでした。御守りにもついていたので2枚になりました。
ということで今日のお宿は、ロイヤルホテル能登です。昨日禁煙部屋だったので、チェックイン前にツアコンさんに変更できるか聞いてみたら今日は喫煙部屋だとか。昨日は全部禁煙だったそうです。
ホテルでは夕陽が日本海に沈むのを見るために屋上を開放しているとのことですが、部屋からも綺麗な夕陽が見えました。
確かに素晴らしい景色でした。さてこのホテルは志賀の郷温泉とよばれる温泉で、夕食前にひとっ風呂。ここにもサウナがあってうれしいです。
今日の夕食は能登ふぐ会席ということでふぐが沢山の味わい深い食事でした。この食事、自分的には珍しくかなり気に入りましたね。おいしくてすごい満足しました。しかも、キリンのビールを頼むんでくじが当たると缶チューハイ2本もらえるとあったのでくじ引いたら当たりました!正直夕食時の酒類がチョー高いので当たって挽回したという印象も。
食事の後はまた風呂入って、晩酌タイム。Hさん一寝入りしたので閉まる前にもう一風呂。三回も風呂はいっちゃいました。でもツアーって疲れますね。連れて行ってもらえるのは楽なんだけど、自分で計画していく旅行はここまで盛り沢山にはならないので自分で運転しててもよっぽど楽。まぁこれがツアーのいいところなんでしょうね。
明日は9:00出発と今日より遅め、でも今朝忙しかったので明日も7:00に起床することになりました。