お遍路さんの旅2日目は、屋上展望露天風呂から始まりです。後ろに見える右側の山にこんぴらさんがありますが、うーん、あいにくの雨。こんぴらさん参りで今日は奥社まで行くつもりなので少しやだなぁ。のんびり風呂なんて入ってますが、もう8時。予定では7時にこんぴらさんの参道だったのですが、昨晩お参りしたおかげで時間的になんとかなりそうな感触です。
■こんぴらさん
チェックアウトして参道についたのは8:40ごろですが、実際歩きだしたのは8:50ごろ。今日は参道の動画を撮るつもりでジンバルを用意、そのセッティングに時間使ってしまいました。
御本宮までの785段ある石段の最初の一段目です。
少し登っては平たんの連続。土産物屋が沢山並んでいます。まだ平日の早い時間だからか人はあまり見かけません。
113段目にあるのが一之坂鳥居です。ここから先急な石段となる一ノ坂です。
一ノ坂の途中168段くらいのところ、左側に重要有形民俗文化財の灯明堂があります。
大門手前の288段、右側にある琴陵宥常銅像です。
365段にくると神域の総門である大門です。二層入母屋造・瓦葺です。琴平山の額は、有栖川宮熾仁親王殿下の御筆です。
大門をくぐると、特別に宮域での商いを許された五人百姓と言われる5軒の飴の店がありますが、今日はまだ4軒でした。あとから来るんでしょうか。
その先は桜馬場という石畳の道で沢山の石灯篭が並んでいます。
桜馬場の先、石段をのぼると桜馬場西詰銅鳥居があります。この辺りは広場になっていて左側には御厩があります。
御厩には、神様が乗るための神馬がいます。
桜馬場西詰銅鳥居をくぐって石段を上ると477段目、着見櫓があります。
着見櫓の右側に社務所門、その中に書院があります。その逆方向、着見櫓の左方向に進みます。
500段目の玉垣と石畳の広場につくと今度は右折でまた長い石段です。
595段目の祓戸社(右側)がある広場に到着です。祓戸社の御祭神は、瀨織津姫神・速秋津姫神・気吹戸主神・速佐須良姫神です。先にある石段をまた登ります。
628段目にある旭社につきますが、旭社は帰路で参拝するところだそうです。旭社の御祭神は、天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・天照大御神・天津神・国津神・八百万神です。
旭社に面して廻廊があります。
回廊沿いに進んでいくと黄銅鳥居があってその先の門は賢木門、参道が続いています。
本宮手水舎が見えてきます。写真の右手前方向、石段が1段下がっているのが分かるでしょうか。本宮までの石段で下がるのはこの1段だけで、上がる石段は786段、ここで1段下がることによりので785段となっているそうです。
手水舎右側の連籬橋を渡ると真須賀神社があり、御祭神は、建速須佐之男尊・奇稲田姫尊です。
真須賀神社を左折すると、御前四段坂と呼ばれる急な石段がありこの先が御本宮です。昨晩来たので着いたという安心感がありますね。
9:30前、無事到着、785段目の御本宮です。御本宮の御祭神は、大物主神と崇徳天皇です。
神楽殿は祭典の伶人楽や雅楽を奏する所です。
南渡殿は本宮から三穂津姫社まで渡っている廊下です。
三穂津姫社には本宮の御祭神である大物主神の后、高皇産霊神の御女、三穂津姫神が祭られています。
祓除殿は神職や昇殿する参拝者が御祓を受ける所で、その前には銅馬があります。左は絵馬殿です。
絵馬殿には、各地から奉納された絵馬が掲げられています。
神札授与所では御朱印、そして幸せの黄色いお守りとミニこんぴら狗のセットを授かりました。こんぴら参りの代参(当人に代わって代理で参拝に行くこと)をした犬までいたとのことで、この犬をこんぴら狗と呼ぶのだそうです。なんかすごくかわいい。
御本宮前の高台からは讃岐平野や讃岐富士が望めます。
さて御本宮の次にお参りするのは奥社です。
奥社は本宮の向かって右にある神饌殿の右側の参道を進んでいきます。