東京国立博物館

東京国立博物館(本館)埴輪(踊る人々)

さて、昨日飲みに行ってそのまま泊まった理由である今日の用事として、知人と下町散歩を予定していたのですが、あまりに完璧なほどの快晴だったため、上野界隈に集中している美術館や博物館を楽しむことに急きょ変更しました。熱射病になったらばからしいですしね。

タイミング的には、国立西洋美術館が「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として7月17日に世界文化遺産に登録されたばかりということで、とりあえず中に入るかどうかは別として建物を見に行きました。実はこの時構成資産として登録されたのだと知人から聞いたんですよね。なるほど、パッと見なぜこれがと思っていたのがすっきりしました。

中に入るかどうかは博物館とかも確認して面白そうなところに入ろうということにして、次は東京国立博物館へ。ここは以前来たことがあります。何を見たのかはよく覚えていません。果たしてその時も入ったのか?よく覚えていません。今日開催していた特別展は「古代ギリシャー時空を超えた旅ー」というものでしたが、とりあえず通常展示のみで入ることにしました。通常展示の料金は620円。入って正面にあるのが本館(日本ギャラリー)です。そうそう、この建物はとてもよく記憶に残っています。まずはここから観覧することにしました。1階はジャンル別展示、2階が日本美術の流れとなっていて、2階から見るのだそうです。その中で見つけた埴輪(踊る人々):写真。入場券に印刷されていたものです。そうそう、入場券は何種類かの展示物が印刷されているみたいで、知人のはこれではありませんでした。国宝や重要文化財なども数多く展示され、ひととおり見終わってだいたい1時間半程度かかりましたが、本館見るだけでも620円は激安だと思います。

法隆寺宝物館

次は法隆寺宝物館に入ってみました。一番印象的だったのが、たくさんの金銅仏が整然と並べられた広い空間です。とても幻想的な現世とは異なる異空間に来たような、あるいは曼荼羅の中に入ったような荘厳な空気が支配する空間でした。ここも通常展示で見ることができます。

次は平成館。こちらで特別展を開催していますが、それ以外に通常展示として観覧できるのが日本の考古です。考古遺物で石器時代から近代まで日本の歴史をたどることができる構成となっていて、こちらもすごく面白かったです。本館との個人的比較では、コンパクトに凝縮されてこちらのほうが楽しめたかな。

最後に入ったのは東洋館です。中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物が展示されています。中国が一番多い感じです。

ということで3時間半から4時間近くここにいましたが、これで620円はすばらしいのひとことです。特別展も見ようものなら、半日は見ておかないとちゃんとは見られないでしょう。その代りとても疲れます。正直足の裏が痛くなります。展示場の至る所にソファや椅子が置かれているのも納得できます。ということで珍しく上品な休日でした

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