鳥取・島根城めぐりの旅 #2-1 津和野城

2泊3日の鳥取・島根城めぐりの旅2日目。今日は、津和野城月山富田城をめぐる予定です。

宿の朝食

宿で朝食を取った後は、津和野城跡観光リフトが動き出す9時まで時間があるので、チェックアウト前に、津和野城の山麓遺構を散策する予定です。

そういえばすごく驚いたことが。夕食時に会話した夫婦のクルマが、ナンバー見たらなんと今年の3月に行った広島・山口城めぐりの旅で借りたレンタカーだった!こんな偶然あるんですね。夫婦に話したらびっくりして喜んでました。

■ 津和野城 ■

津和野城は、島根県津和野町のにある標高367メートルの霊亀山に吉見頼行・頼直によって築かれた山城です。比高は約200m。国指定史跡で、日本100名城の66番です。

馬場先櫓馬場先櫓
馬場先櫓

嘉楽園
嘉楽園

物見櫓物見櫓
物見櫓

津和野城の山麓遺構は宿から徒歩5分ほどのところにありました。藩主亀井氏の藩邸跡(嘉楽園)で、馬場先櫓、物見櫓は現存遺構です。

大手登城口
大手登城口

大手道の石垣
大手道の石垣

物見櫓から少し南へ行ったところに大手登山口、そこから伸びる大手道。大手道を少しあがったところでは石垣を見ることができました。

太皷谷稲成神社
太皷谷稲成神社

太皷谷稲成神社から津和野城のぞむ
太皷谷稲成神社から津和野城のぞむ

津和野城御城印太鼓谷稲成神社御朱印

チェックアウトの後は、最初に太皷谷稲成神社へ。かなり大きな立派な神社で、そう言えば昨晩暗くなってからも太鼓の響きが聞こえていました。ここでは御城印(500円)、御朱印をいただきました。

津和野城跡観光リフト乗り場
津和野城跡観光リフト乗り場

#66 津和野城スタンプ

津和野城跡観光リフト
津和野城跡観光リフト

続いていよいよ津和野城です。津和野城跡観光リフト太皷谷稲成神社のすぐ近く。リフト乗り場にスタンプがあります。リフトの料金は往復700円です。比高200mの山城を登るのはかなりきついのでこれは正直とてもうれしいです。

登城路
登城路

堀切跡
堀切跡

リフトを下りると登城路が整備されています。少し登った左側に堀切跡があります。

■出丸

段床
段床

虎口虎口
虎口

出丸
出丸

平櫓跡
平櫓跡

二重櫓跡
二重櫓跡

土塀の控柱跡
土塀の控柱跡

土手と土塀跡
土手と土塀跡

登城路をさらに進んでいくと左側に出丸、まっすぐは本丸へ続きます。出丸の虎口を入って西側(右側)に平櫓跡、二重櫓跡、東側(左側)に土塀の控柱跡、土手と土塀跡を見ることができます。

出丸から津和野の街並みをのぞむ
出丸から津和野の街並みをのぞむ

出丸石垣
出丸石垣

虎口を出て石垣を左側に伝って回ると出丸石垣が見られますが、少し危ないので慎重に。

登城路に戻ります。しばらく進むと前方向に左右に分岐していて、右側が旧登城路とあったのでそちらに進みましたが、新しい方が歩きやすいだけで、旧登城路に特別何かがあるわけではありませんでした。

あずまや
あずまや

新旧登城路の合流後、すぐ先にあずまやのある曲輪にでます。大手道もここで合流します。あずまやの東側の坂道を登ると東門跡へつながるようですが通行止めで、本丸方面へは西側に作られた足場の仮歩道を進みます。

万代の池
万代の池

仮歩道に入る直前右下へ降りると万代の池があります。

足場の仮歩道
足場の仮歩道

三十間台石垣
三十間台石垣

三段櫓跡石垣
三段櫓跡石垣

三の丸石垣(北側)
三の丸石垣(北側)

仮歩道は三の丸の西側部分まで続いていますが、途中、三十間台石垣や三段櫓跡石垣、三の丸石垣などが見られます。

■三の丸

台所跡
台所跡

海老櫓跡
海老櫓跡

馬立跡
馬立跡

三段櫓跡(上段)
三段櫓跡(上段)

三段櫓跡(中・下段)

仮歩道を登り切ったところは三の丸の西側部分で、台所跡、エビ櫓跡、馬立跡、三段櫓跡があります。三段櫓跡は現時点下からは見ることができないので、上段から見降ろす感じです。

天守台
天守台
天守台

西櫓門跡
西櫓門跡

三の丸の南側へ
三の丸の南側へ

馬立跡の東側には天守台があり、向かって左側に下りると三段櫓跡の下側や東門へつづくのですが立ち入り禁止です。向かって右側すぐに西櫓門跡があります。天守台を左に見ながら三の丸の南側部分へ向かいます。

三の丸(南側)
三の丸(南側)

人質櫓台高石垣人質櫓台高石垣
人質櫓台高石垣

P1013622
南櫓門跡

南櫓門跡より南櫓門跡より
南櫓門跡より

三の丸の南側部分に出ると、左側に人質櫓台高石垣がそびえています。三の丸南端には、南櫓門跡があります。

■本丸

天守台へ
天守台へ

天守台天守台
天守台

三の丸(西側)
三の丸(西側)

東門跡
東門跡

三の丸の次は本丸へ。三の丸から坂を登り、天守台にあがると三の丸の西側や東門跡など見降ろせます。天守台は城の最高所である三十間台の西側一段低い場所にあるとても珍しい構成になっています。

三十間台
三十間台
三十間台

人質郭
人質郭

三十間台より
三十間台より

三十間台へは天守台東側から上ります。三十間台は津和野城の最高所、ここからの眺めは最高です。

■二の丸

三十間台からみた太鼓丸
三十間台からみた太鼓丸

太鼓丸
太鼓丸

三十間台石垣
三十間台石垣

二の丸・腰郭
二の丸・腰郭

三十間台北側の虎口から一段下りると太鼓丸(二の丸)です。太鼓丸の南西隅から二の丸、天守台を経由して下城。大体2時間弱の散策でした。

次は月山富田城に向かいました。

鳥取・島根城めぐりの旅 #1 浜田城

2泊3日の鳥取・島根城めぐりの旅1日目。計画では、
・1日目:浜田城
・2日目:津和野城月山富田城
・3日目:出雲大社松江城米子城水木しげるロード
をめぐる予定です。

熊谷駅近くの有料駐車場に止めて、6:34の新幹線で羽田空港へ向かい、東京モノレールで羽田空港第2ターミナルには8時前に到着。

羽田第2ターミナル47番ゲート
羽田第2ターミナル47番ゲート

羽田9時発米子行きの飛行機に乗り、10:25米子に到着。

目玉おやじ

空港の手荷物受取所では、目玉おやじがスーツケースに入って出迎えてくれました。

米子空港からは日産レンタカー、今回も相棒はノートで、乗り出しは25,266km。浜田城へ向かいました。

■ 浜田城 ■

13:50ごろ、浜田城山公園駐車場に到着しました。実は初島根県です。

浜田城は、江戸時代に古田重治によって標高67mの丘陵上に築かれた城で、別名亀山城といいます。本丸の南側に二の丸、三の丸、西側に出丸が配された梯郭式平山城です。島根県指定史跡、続日本100名城の170番です。

浜田城資料館
浜田城資料館

駅鈴モニュメント
駅鈴モニュメント

駐車場脇の浜田城資料館でスタンプをゲット、資料館と駐車場の間にある駅鈴モニュメントは12代浜田藩主松平康定侯が松阪(三重県)の本居宣長に贈った駅鈴のモニュメントです。駐車場の東側にある散策路を登って浜田城へ向かいます。

濱田護國神社
濱田護國神社

#170 浜田城スタンプ浜田城御城印

浜田城跡にある濱田護國神社社務所で御城印(300円)を入手してから、本殿に向かって右側の道を進み、本丸を目指しました。

浜田藩追懐の碑
浜田藩追懐の碑

旧浜田県庁表門と石垣
旧浜田県庁表門と石垣

三丸石垣
三丸石垣

出丸へ続く石段
出丸へ続く石段

三丸
三丸

本殿の裏手に浜田藩追懐の碑、その先に旧浜田県庁表門と立派な石垣があります。門をくぐり、石段を登ると三丸です。左側石段を登ると出丸へ行けますが、ここはかつてはなかった道で、石垣が続いていたそうです。

二ノ門跡
二ノ門跡

二ノ門桝形跡
二ノ門桝形跡

二丸
二丸

一ノ門跡一ノ門跡
一ノ門跡

三丸から桝形虎口になっている二ノ門跡をとおり、二丸へ。二丸から一ノ門跡をとおると本丸です。

本丸本丸
本丸

報国忠勇之碑台座
報国忠勇之碑台座

外ノ浦
外ノ浦

本丸から北側のぞむ
本丸から北側のぞむ

三重櫓(天守)跡
三重櫓(天守)跡

本丸から西側のぞむ
本丸から西側のぞむ

出丸
出丸

本丸入って正面に報国忠勇之碑の台座があり、東側からは北前船の寄港地だった外ノ浦を眺めることができます。北西隅には三重櫓(天守)跡があります。一ノ門跡右側の石段を下りると右側に出丸があります。

焔硝蔵の曲輪
焔硝蔵の曲輪

井戸跡
井戸跡

護國神社方面に戻り、本殿裏手を左側に続く道を進むと焔硝蔵の曲輪、手前下りたところに井戸跡。

中ノ門跡
中ノ門跡

裏門跡
裏門跡

大手門跡
大手門跡

戻り、護國神社手前左側に下りる道があり、そこをひたすら下りていくと中ノ門跡。
中ノ門跡を過ぎると、城山公園を出ることになります。裏門跡、大手門跡と確認し、駐車場に戻ってきたのは15:30ごろです。

しゃべる!浜田城跡自販機
しゃべる!浜田城跡自販機

浜田城古田重治武将印浜田城古田重治武将印

駐車場には、しゃべる!浜田城跡自販機が設置されていて、歴代藩主印(330円)を購入しました。全6種類で、何がでるかわかりません。ゲットしたのは初代藩主、古田重治の印でした。買うときに「よう参ったの!これが続日本100名城浜田城じゃ!あっぱれじゃ!頂上へ参れ!絶景が見えるぞ。日本遺産北前船寄港地外ノ浦じゃ」としゃべってくれました。

若さぎの宿
若さぎの宿

津和野城ライトアップ
津和野城ライトアップ

宿の夕食
宿の夕食

今日の宿は、明日めぐる予定の津和野城のすぐ近くの若さぎの宿さん。17:30前に到着しました。宿の前からは霧に覆われた津和野城が見えます。夜になると津和野城はライトアップされました。宿での夕食時、名古屋から来たという夫婦から声をかけていただき城めぐりの話など楽しく過ごせました。

殿町通り殿町通り殿町通り鯉
殿町通り

津和野カトリック教会
津和野カトリック教会

食事の後は、「山陰の小京都」と呼ばれるせっかくの津和野です、殿町通りに散歩へ。掘割に泳ぐたくさんの鯉、津和野カトリック教会など、ほとんど人通りがない夜の通りは少し寂しかったかな。

明日は朝から津和野城です。

岩殿城

今日は岩殿城へ行ってきました。

岩殿城は、山梨県大月市にある標高634メートルの岩殿山に築かれた山梨県指定史跡の山城です。

岩殿城

見るからにおーっ!となる巨岩の上にありますが、結構急峻な坂道が続くとのことで、あそこ登るのかと思うと結構心配。でも先月有子山城鳥取城も登ったのだ、あれよりキツイことはないはず。有子山城で借りた竹杖の効果を信じて今回はトレッキングポールも調達し準備は万端、行けるはず!

大月駅前観光案内所で御城印を入手後、畑倉登山口へ。現在山頂まで行けるのはここからだけです。登城口にYAMAPの案内があったので使ってみることにしました。

大月駅前観光案内所
大月駅前観光案内所

岩殿城御城印

畑倉登山口
畑倉登山口

10:59スタートです。登山口に置かれた登山者カウンターでは1416人目でしたが、いつから?

登山者カウンター
登山者カウンター

登り始めて5-6分の分岐点で、まずは左側へ進んで鬼の岩屋へ。鬼の岩屋(新宮洞窟)は修験道場・円通寺の新宮として十一面観音を祀った懸け造りの堂宇があったそうです。

分岐点鬼の岩屋(新宮洞窟)
鬼の岩屋(新宮洞窟)

分岐に戻り岩殿山方向へ。すぐに右側に見えてきたのは畑倉神宮畑倉大神。無事登山をお願いしました。

畑倉神宮畑倉大神
畑倉神宮畑倉大神

登城道登城道

本丸のある山頂までは多少ゆるやかな部分があるものの、ひたすら急坂を登っていくことに。2~3か所トレッキングシューズでも容赦なくずるっといく場所がありましたが転倒はせずに済みました。途中2回ほど座っての休憩と数回の息整え立ち休憩をはさんで、
11:51本丸に到着しました。自分的には思ったよりも早く登れたのははやりトレッキングポールのおかげ?

本丸本丸
本丸

本丸より
本丸より

残念ながら富士山は雲に隠れています。通信施設の脇を通っていった東側先に空堀があります。案内板が見えるので以前は入れたようですが、今は通行禁止になっていて上から眺めるのみです。

P1013282P1013279空堀
空堀

本丸から西側へ降りていきます。途中二の丸、三の丸があるようなのですが、全くどれなのかわかりません。そうこうしているうちに蔵屋敷跡に出ます。

蔵屋敷跡蔵屋敷跡
蔵屋敷跡

進むと先が明るく見えてきて、そこは城内で一番広い馬場跡です。

馬場跡馬場跡馬場跡
馬場跡

馬場跡の先に四阿が見えます。その先が南物見台で案内板や乃木大将詩碑があります。南物見台は展望所になっていて眺望は抜群ですが、相変わらず富士山は雲に隠れたまま。

四阿
四阿

南物見台南物見台
南物見台

案内板
案内板

南物見台より南物見台より

南櫓台からさらに西に進んで少し降りていくと、右側には馬屋跡。法面が崩れて立ち入り禁止となっています。

馬屋跡
馬屋跡

さらに進んだ最西端は西物見台。今日は全く行ける気がしない稚児落としをこちらから眺めます。

西物見台
西物見台

西物見台より
西物見台より

稚児落とし
稚児落とし

西物見台の手前には浅利登山口へ続く分岐があり、ここを少し下りたところに番所跡と揚城戸跡があります。個人的には揚城戸跡が一番のみどころ。

浅利登山口への分岐
浅利登山口への分岐

番所跡番所跡
番所跡

揚城戸跡揚城戸跡
揚城戸跡

馬場跡に戻り、案内表示に従い少し下りたところに用水池があり、上側が飲用の亀ヶ池、下側が馬や兵士の水浴用の馬洗池です。

用水池(亀ヶ池、馬洗池)
用水池(亀ヶ池、馬洗池)

ここで今日の散策ポイントは最後です。本丸に戻り13:08下城、登山口には13:35に到着しました。2時間半ちょっとの散策となりましたが、途中相当気をつけていたのに一回ずるっとすべってこけました。粘土質のぬかるみは要注意です。

岩殿城は遺構はあまりないですが、天然の地形を利用した面白い山城でした。

ちなみに今回は初めてCONTEMPORARY 20–200mm F3.5–6.3 DGを持ち出して主な写真を撮影しました。手振れ補正はないのが気になっていましたが全然大丈夫でしたね。

CONTEMPORARY 20–200mm F3.5–6.3 DGお届け

CONTEMPORARY 20–200mm F3.5–6.3 DGCONTEMPORARY 20–200mm F3.5–6.3 DG

CONTEMPORARY 20–200mm F3.5–6.3 DGが届きました。手持ちのLUMIX S 28-200 mm F4-7.1 MACRO O.I.S. S-R28200と比べて長くて重いですが、これでレンズ一本余計に持っていく必要がなくなる方が大きいです。87g程度の違いですが、持ってみると違いますねぇ。28-200は売る予定です。

試し撮りをしましたが、明らかに違うという感じはないし、レンズ手ぶれ補正がないことについては若干28-200よりもしっかり構えないとという程度で心配したほどではありませんでした。

カメラ買取申し込み

S1RM2購入を機に売ろう売ろうと思いつつ放置していたカメラとレンズの買取申し込みをマップカメラでしました。

買取申し込み

とりあえず今回売るのは、

  • Panasonic LUMIX GX7 Mark II 標準ズームレンズキット DMC-GX7MK2K ブラック
  • Panasonic G 100-300mm F4.0-5.6 MEGA O.I.S. H-FS100300
  • Panasonic G 7-14mm F4.0 ASPH. H-F007014
  • Panasonic G MACRO 30mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S. H-HS030

なんか寂しい感じもしますが、使ってくれる人の手に渡る方がいいよね。まだG9やレンズありますが、これらも追々売っちゃいます。

ふるさと納税駆け込み寄付

ふるさと納税制度改正でポータルサイトのポイント還元は2025年9月末で終了とのことで、駆け込み寄付しました。選んだ返礼品は、

  • シグマ SIGMA 公式 オンラインショップ カメラ・レンズ 購入クーポン(30,000円)
  • ステンレス天ぷら鍋20cm

シグマからCONTEMPORARY 20–200mm F3.5–6.3 DGが9/25に発売されたばかりで、手持ちの28-200mmだと広角側が足りないので旅行レンズに最適!ちょうどいいタイミングでした。

天ぷら鍋は金額合わせです。

河村城

次は河村城ですが、まず先に御城印をもらいに山北駅前にある町立ふるさと交流センターへ。そこではパンフレットもいただきました。

町立ふるさと交流センター
町立ふるさと交流センター

河村城御城印

■ 河村城 ■

河村城は神奈川県足柄上郡山北町にある山城で、県指定史跡になっています。本城郭を中心に、東の尾根には蔵郭・近藤郭・大庭郭・大庭郭張出・大手、北の尾根には小郭・茶臼郭、西の尾根には馬出郭・西郭・北郭・北郭張出が配置された縄張りになっています。
また、郭の周囲には水郭や帯郭が設けられ、本城郭と北郭の間に馬洗場があります。河村城址歴史公園として整備されています。

12:35ごろ、城の東側の馬達戸にある駐車場に到着しました。

馬達戸
馬達戸

案内図
案内図

■東の尾根部

馬達戸から大手堀切にかかる橋?から城内へ入ります。

大手堀切
大手堀切

大手
大手

城内に入ると大庭郭張出、一段上が大庭郭です。

大庭郭張出
大庭郭張出

大庭郭
大庭郭

大庭郭から
大庭郭から

彼岸花が咲いていました。

彼岸花
彼岸花

大庭郭
大庭郭

大庭郭の北側に多地屋数。東側は近藤郭で空堀跡と竪堀跡がありますがどちらも埋め立てられています。

多地屋数
多地屋数

空堀跡と竪堀跡
近藤郭、空堀跡と竪堀跡

近藤郭
近藤郭

近藤郭とその東側の蔵郭との間の堀切には橋が架けられ、障子堀が見られます。

蔵郭と近藤郭間の障子堀蔵郭と近藤郭間の障子堀
蔵郭と近藤郭間の障子堀

橋を渡った先は蔵郭です。

蔵郭
蔵郭

蔵郭の東側の堀切は薬研堀で、木橋が架けられ、本城郭につながっています。

薬研堀上の木橋
薬研堀上の木橋

堀切(薬研堀)堀切(薬研堀)
堀切(薬研堀)

■本城郭

本城郭に入ります。

本城郭本城郭本城郭

本城郭の最北端部には河村城址碑とお社が立っています。

河村城址碑とお社
河村城址碑とお社

お社のさらに奥まで行ってみると北の尾根にある小郭との間の障子堀の堀切や小郭・茶臼郭が見えます。

本城郭と小郭間の障子堀
本城郭と小郭間の障子堀

小郭・茶臼郭
小郭・茶臼郭

南の方へ戻って西の尾根の方に向かいます。

■西の尾根部

本城郭の南側に馬出郭。

馬出郭
馬出郭

馬出郭の東側の道を下りると分岐があり右にしばらく進むと西郭。この道を挟んだ西郭の反対側の下の方に見える曲輪が馬洗場でしょうか。

西郭
西郭

馬洗場
馬洗場

さらに北に進むと北郭、さらにその先、北郭張出と続いています。

北郭へ
北郭へ

北郭北郭
北郭

北郭張出北郭張出
北郭張出

北郭張出の先にも道は続いていますが、急坂で城外に出ていく感じです。本城郭まで戻って次は北の尾根部へ行きます。本城郭の中心辺り東側に階段になった下り道があり本城郭切岸沿いに下りていくと本城郭と小郭間の障子堀に出ます。

本城郭切岸
本城郭切岸

本城郭と小郭間の障子堀
本城郭と小郭間の障子堀

さらに進むと小郭と茶臼郭間の障子堀。一番手前の畝は水が湧き、お姫井戸と呼ばれます。

小郭と茶臼郭間の障子堀
小郭と茶臼郭間の障子堀

お姫井戸
お姫井戸

茶臼郭へは道を少し進んで戻る感じで階段を登ります。

茶臼郭へ
茶臼郭へ

茶臼郭茶臼郭
茶臼郭

小郭と茶臼郭間の障子堀
小郭と茶臼郭間の障子堀

小郭
小郭

茶臼郭の一番奥から下りる道があったので行ってみました。あとから見ると「この先いきどまり」とありましたが気づかず。障子堀の反対側にでました。水が溜まっていました。

下りる道小郭と茶臼郭間の障子堀
小郭と茶臼郭間の障子堀

その先進んで、小郭へ。登るのは少し大変でした。登ってはいけないところだった?

小郭小郭
小郭

小郭と茶臼郭間の障子堀
小郭と茶臼郭間の障子堀

本城郭と小郭間の障子堀
本城郭と小郭間の障子堀

小郭より
小郭より

これで散策は終わりです。所要2時間くらい。

14:35ごろ帰路につきました。帰りは早く帰りたいので新秦野から狭山日高まで高速にしましたが、全行程使うより1000円ほど安く済みました。

足柄城

今日は日帰りで足柄城河村城へ散策に行ってきました。5:50ごろ出発、最初の目的地の道の駅ふじおやまに向かいます。
途中この機会に通っておきたいと思っていた大滝トンネルを経由するルートにしました。この機会にという理由ですが、国道140号での落石による通行止めが長期間になるため、建設中の大滝トンネルを暫定的に通れるようにしているから(一般国道140号通行止めによる大滝トンネルの暫定供用について)。まだ貫通したばかりで砂利道のため15km/h以下での通行とされていますが、実際の砂利道は押し固められていて結構スムーズに走れました。

9:40ごろ道の駅ふじおやまに到着しました。ここにある小山町観光案内所で足柄城の御城印を入手しましたが、御城印は15日から発売直後だったためか、案内所職員の方にどうやって知ったのか聞かれました。足柄城の縄張り図をいただけ現地でとても役に立ちました。

道の駅ふじおやま
道の駅ふじおやま

小山町観光案内所
小山町観光案内所

足柄城御城印

■ 足柄城 ■

足柄城は静岡県駿東郡小山町の、神奈川県南足柄市の境の足柄峠にある山城で、一の郭から五の郭の曲輪が並列する連格式の縄張りになっています。

10:20ごろ足柄城址駐車場に到着。いただいた縄張り図を見ながら散策開始。

■一の郭

駐車場近くの登城口からだと、階段を登ったところは一の郭(本丸)です。東側には足柄明神姫玉手姫から名付けられた玉手ヶ池があります。底知らずの池または雨乞いの池と呼ばれ、底は小田原に通じている、池の水をかきまわし雨乞いをすれば必ず雨が降ったと言われます。本丸井戸とも言われます。一の郭は芝生で整備されていて、石碑の立つ西側隅には櫓があったと考えられています。石碑は生田蝶介の歌碑で「全貌を 裾野まで見せてあますなし 不二は悠然と 天ささげ立つ」。隣の石碑は「足柄公園」碑でした。一の郭北西隅に遊歩道入口。二の郭に続きます。

登城口
登城口

一の郭
一の郭

玉手ヶ池玉手ヶ池
玉手ヶ池

生田蝶介歌碑
生田蝶介歌碑

足柄公園碑
足柄公園碑

一の郭
一の郭

遊歩道入口
遊歩道入口

■二の郭

二の郭は一の郭と堀切で区切られ、一の郭の北西側にある細長い曲輪です。入って左側の視界は開けていて、天気がよければ富士山も見えるのですが、今日は残念でした。二の郭を縦断して三の郭に続きます。

一の郭と二の郭間の堀切一の郭と二の郭間の堀切一の郭と二の郭間の堀切
一の郭と二の郭間の堀切

二の郭二の郭
二の郭

二の郭から
二の郭から

二の郭
二の郭

■三の郭

三の郭は二の郭と深い堀切で区切られ、二の郭の北側にあります。一瞬こじんまりしてるなと思いましたが少し下りながら奥へのびていました。三の郭の中間くらいにある遊歩道の案内に従って、四の郭に続きます。

二の郭と三の郭間の堀切二の郭と三の郭間の堀切二の郭と三の郭間の堀切
二の郭と三の郭間の堀切

三の郭三の郭三の郭
三の郭

四の郭へ四の郭へ
四の郭へ

■四の郭

堀底?の遊歩道を進み、一段上がったところは四の郭、三の郭の北側にあります。林部分には井戸跡があり、林の外側は草は刈られていますが時期によっては藪かも。遊歩道を進み、五の郭に続きます。

井戸跡
井戸跡

四の郭四の郭
四の郭

■五の郭

五の郭は四の郭と幅広の大きな堀切で区切られ、四の郭の北側にあります。遊歩道以外は完全に藪化していました。五の郭の先へも遊歩道は続いていますが、城外側との大きな堀底へ続いているようなので、Uターンします。

四の郭と五の郭間の堀切四の郭と五の郭間の堀切
四の郭と五の郭間の堀切

五の郭
五の郭

城外側との堀底
城外側との堀底

■他の遺構など

二の郭に戻り、北東側にあった道を少し下りると蔵屋敷跡があります。

蔵屋敷跡
蔵屋敷跡

一の郭に戻りました。東端から阿豆未波夜橋を渡り山の神郭へ。曲輪の一角には山の神祠が祀られています。

阿豆未波夜橋
阿豆未波夜橋

山の神祠
山の神祠

山の神郭
山の神郭

曲輪を縦断して階段を下りると足柄の関跡に出ました。足柄の関は東海道足柄坂に出没する強盗団を取締まるために設置されたものです。クマに跨った金太郎像のある足柄山聖天堂を右手に見ながら駐車場まで戻り散策終了です。

足柄の関跡
足柄の関跡

金太郎像
金太郎像

足柄山聖天堂
足柄山聖天堂

11:55ごろ、次は河村城へ向かいます。

管理人のただの日記