四国八十八ヶ所霊場 第21番~第23番をLX100の4K動画で撮影した映像をアップしました。Vegas Pro 13の手ぶれ補正とシャープ化を使っています。
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4K – 四国八十八ヶ所霊場 第15番~第20番
四国八十八ヶ所霊場 第15番~第20番をLX100手持ち撮影で録画した映像をアップしました。
前回同様、Vegas Pro 13の手ぶれ補正とシャープ化を使っています。
4K – 四国八十八ヶ所霊場 第11番~第14番
四国八十八ヶ所霊場の第11番~第14番をLX100手持ち撮影で録画した映像をアップしました。
今回はVegas Pro 13の手ぶれ補正機能を使ってみました。どれだけぶれないように頑張っても、手持ちだと意図せぬぶれが起こってしまっていて、Vegasの手ぶれ補正を試してみたらなかなかいい感じだったので。
LX100入手後、4K動画の手持ち撮影を続けてきていつも感じていたのが無駄な(自分の)動き。動画だからいろいろ撮りたいと思ってカメラを動かすのは結局いい結果に結びつかないのです。それと無駄なズーミング。これもあとから見て十中八九ズームなんてしなきゃよかったとしか思えない結果に。そう、動画はこっちが動くんじゃなくて被写体が動くから動画なんだということと認識しました。
これを認識してからは極力カメラは動かさないようにして撮影するように心がけているものの、それでも最後どうしても残ってしまうのが回転方向のブレ。これがあるだけで動画がまったく安定感のない素人動画になってしまう感じ。これに効くのが、多分最近流行の5軸手ぶれ補正なんだと思います。LX100も5軸ではないので、このぶれが残って気になってしまうということなんだろうと。
そこで試してみたのがVegasの手ぶれ補正。これは結構優れものです。その気になる回転方向のブレも修正してくれます。自分の場合は風景がメインなので補正量もできるだけ小さくしても効果が得られます。予め用意されている補正量の「弱」よりさらに小さい設定値でも満足できる補正になっていると思いました。ただし、これを使うと反面、画質は明らかに劣化してなんかぼやけた結果になります。ということで同時にシャープ化の機能を使ってみました。これを使って4Kならではの解像感を維持しようということです。これも控え目な補正としてみましたが割といい結果となった、というかこれでいいやと自分で納得できるレベルに出来た感じ。これまでアップした動画も修正しなおしたいと思ってしまいます(しませんが)。
ただ、一部補正していない動画もあります。っていうか、補正したかったのに途中でエラーが発生して補正ができないだけでなく、Vegasそのものも落ちてしまう。この原因は全然分からず。しらけちゃいます、まったく。
お遍路さんの旅-第3回 徳島3回目 #2
昨日考えたとおり今日は予定を大幅変更し、高知の札所へ行くことにした。おそらく24〜26番までだろう。27番は少し離れているのでおそらくムリ。そうなるとやはり朝食は要らなかったけどそれを捨てるほどリッチじゃない。朝風呂はやっぱり無理で何とか7時すぎに朝食へ。それほどのんびりしたつもりもないけれど結局ホテルを出発したのは7:45。ここからは綿密な計画がないので行けるところまで無理せずにという方針で。無理して飛行機乗り遅れなんて最悪だから。
今日向かう最初の札所24番からは土佐(高知県)の霊場である。おそらく3時間はかからないと見ていて、2時間45分くらいの予想。道はそれほど混雑もしていないが何しろ130km弱もある。普通に考えたらそんなに早く行けないという感じだがおそらく信号もクルマもすくないので。24番は室戸市にあり途中海岸線に入ってからはほぼ高速道路と同じくらいの快適さで進むことができた。でも途中見かける歩き遍路の人たち。何しろ23番から24番までは80km以上なのである。それを3日間くらいかけて歩く。本当に頭が下がる思いで一杯。いつか自分も!なんて軽はずみなことは絶対言ってはいけないな。少なくとも今のところそこまでの気力が自分にあるかと言われれば、ありませんとしか言いようがない。
そしてほぼ予想通りの10:28に24番最御崎寺に到着、この時刻につけばこのあたりを13時に出て空港まで3時間30分でレンタカー返却予定時刻の16:30という計算であるが、土曜日の夕方徳島市中心部などで渋滞があるかもしれないと思うともう少し早めに4時間くらい見て12:30ごろ出るのが安全か。
■24番 室戸山 明星院 最御崎寺
最御崎寺は真言宗豊山派、本尊は虚空蔵菩薩である。通称「東寺」と呼ばれ、唐から帰国した弘法大師が嵯峨天皇の勅命を受けて開いたという。室戸岬の高台にあり少し雨という天候もあってか、もやが立ち込め荘厳な雰囲気が漂っている。この寺と室戸岬周辺には空海の七不思議というものもあったらしいが、何せ急きょ変更しての参拝、下調べもろくにできていないのと時間的余裕もないので普通に参拝するだけに留まった。やはり朝食食べずに早く来た方がよかったか。
11:05に最御崎寺を出て次の津照寺へ向かい、10分程度で到着。
■25番 宝珠山 真言院 津照寺
津照寺は真言宗豊山派で本尊は地蔵菩薩(楫取地蔵)である。駐車場が室津港沿いにあり少し離れていて分かりにくい。朱門をくぐると正面の本堂に向かう石段があり、その途中になんとなく中国を思わせる形をした鐘楼門兼仁王門がある。どこかほかの寺とは雰囲気が違うが、明治時代に一度廃寺となりその後復興したことも影響しているかもしれない。
11:42に津照寺を出て、次の金剛頂寺へ。こちらも近く10分程度で到着。
■26番 龍頭山 光明院 金剛頂寺
金剛頂寺は真言宗豊山派で本尊は薬師如来である。嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開いたとされ、最御崎寺の東寺に対し金剛頂寺は西寺と呼ばれる。大師堂の横には、一粒万倍の釜とがん封じの椿御霊木がある。一粒万倍の釜は、弘法大師が一粒の米を入れて炊いたら万倍に増えたという釜。お金に困ることがありませんようにと、五円玉を賽銭に。がん封じの椿御霊木ははやり健康でいたいのでなでさせてもらった。
ということで、そろそろ徳島空港へ向かうのにもちょうどいい12:28に帰路へついたが、前回、今回と割と使えると思ってたマーチくんのナビがやらかした。来た道を戻ればいいだけなのに、違う方向を案内したので、それもいいかと進んでいくと、誰がこんな道通るかよ!というほど、激細の道の連続。この先も危ないと思ったのでUターン。せっかくいい時間に出たのにとんだロスである。
それからは行き同様いたってスムーズに進み、このままいくとかなり早く着いちゃいそうだなというくらいになってきたので、もしかしたら今日の元々のプランで行く予定だった丈六寺に行けるかもと思い立ち、いよいよ近くになってきたときに多少の渋滞があっても大丈夫という感じになったので、寄ることにした。15:20到着。
■丈六寺
丈六寺は徳島県下で現存する最古の曹洞宗の禅寺で、阿波の法隆寺とも呼ばれる。室町時代に建立された三の門、本堂、観音堂、経蔵は国の重要文化財に指定されている。徳雲院回廊にある血天井もみどころで、だまし討ちにあった武将の血汐が手型、足型となって染み入り、拭けども洗えども消えずに残った縁板を天井板に用いたもの。確かにくっきり手型などがわかり少し怖い感じ。ひととおり見たあとに庫裏にいき、御朱印もいただいた。
ということで15:43に徳島空港へ向かって出発し心配した渋滞もなくマーチくん返却前にガソリン満タンにした。67082kmで出発時の66646kmを引くと436km、ガソリンが17.56L入ったので、今回の燃費は驚きの24.8km/L!見たらカタログ燃費の21.4をはるかに超えてた!!結構気に入ったよマーチくん。
で16:20に日産レンタカー着で67084km、今回の総走行距離は438km!走ったねぇ。到着もほぼ予定通りでバッチリ。また空港まで送ってもらったけど、なぜかレンタカーやさんから電話があり、たばこの明けてないやつがシート下に落ちてたとのことでわざわざ届けてくれた。
さて帰りの飛行機は前回と同じJAL462便だが、手荷物を預けると機材変更により45Aから席が35Aに変更になるとのこと。ということは同じ機種じゃないってこと?でもちゃんと窓側に変更だったからよかった。待ち時間に滑走路とか見てたらやはり767ではなく737が着陸してきた。違う飛行機に乗れるのもうれしいし。というところでP610再登場。着陸してくる様子、コックピット部分のアップ、そして驚きは預けた自分のスーツケースが荷物室に入れられるところを捉えた!やっぱ用途によっては楽しいカメラだ。予定通り徳島を出発し予定通り羽田に到着。
元々今日行く予定だったスポットを昨日と今日で二か所行けたので急きょ計画変更はしたものの内容は充実したものとなった。今回で徳島の霊場は終わって高知の霊場に入り26番まで巡った。ということで次回の高知はいつ行こう?楽しみである。
お遍路さんの旅-第3回 徳島3回目 #1
今日から一泊二日のお遍路さんの旅、第3回 徳島の3回目である。今回も綿密な計画を立て旅のしおりを用意。今回の往復の飛行機は前回と同じなので朝の出発時間も同じ。ただ前回は日曜だったのに対し今回は金曜、はやり混んでいたのでモノレールは2本後になった。東京モノレールで今回乗った場所は2号車左後ろの席だったが足元に荷物置いても邪魔にならず景色良好。
8:46に羽田空港第1ビルに到着し、さっさと搭乗手続きを済ませ、9:10には保安検査完了、ということで二回目ともなると余裕たっぷり。飛行機はJAL455便で9:45予定通り発。
今回は天候がよくもしかしたら富士山も見えるかもしれないということで右側の窓側席を予約しておいた。離陸してからもよく地上が見えて上空からなのにあそこは鎌倉だとか江の島だとか小田原近辺まではよく分かったのですごく楽しい。そして富士山である。あたまに雲の帽子をかぶってはいるもののよく見えたので感動。徳島までほぼ景色がよく見えたのでよかった。前回はタッチアンドゴーに遭遇で到着が遅れたが、さすがに同じ飛行機でアクシデントはないでしょとドキドキしながらも予定通り徳島阿波おどり空港に到着。
前回はレンタカーまで歩いて行ったけど今回は空港ロビー内にある受付カウンターに行ってみた。名前を伝えると店舗までクルマで連れて行ってくれる。なるほどこれは楽。11:12ごろ日産レンタカーについて手続きしてクルマとご対面だが前回と全く同じマーチくん。ナビ操作もクルマの感覚もバッチリである。出発時点のオドメーターは66646km。例のごとく近くのセブンイレブンで休憩とナビセットしお遍路旅スタート。さて今回の旅では今日徳島の残る3札所(21〜23番)を巡り、明日は徳島の文化や伝統を感じるをテーマにした観光スポットを巡る。ここまでほぼ予定通り。
■太龍寺ロープウェイ
さて最初の21番太龍寺へ向かう。太龍寺へ行くのにロープウェイを使うので太龍寺ロープウェイ山麓駅がある、道の駅「鷲の里」へ。12:50予定のところ、12:41に到着。太龍寺ロープウェイは往復の運賃が2470円、JAL麗らか四国クーポンブックを提示すると100円引き!予定通り13:00に出発、完全貸切状態になったのにキレイなガイドさん付きでどうなるかと思ったら、ガイドさん貸切状態なのでご自由にしてくださいねと、ポイントのガイドだけではなく世間話とかもできて楽しい。途中舎心ヶ嶽の岩上に鎮座する大師像が見えるはずなのでここぞP610の出番と写真を撮る。が、動くロープウェイからの超望遠はブレブレ状態で115ミリ相当でなんとか。約10分の所要時間でロープウェイ山頂駅に到着。さてここからD800の出番とスイッチ入れるが無反応。ハングしてんのか?とバッテリー外そうと思ったら外すどころか入ってない!バッテリー自体が入ってない!そりゃ動かんわ。この大事な時にD800使えないなんて。レンズ合わせて1.7kgの大荷物となってしまった。となると必然的に今回のメインカメラはLX100。因みに今回持ち出したのはD800、LX100、P610、P340と我ながらバカじゃない?って感じで4台も持ってきてしまった。
■21番 舎心山 常住院 太龍寺
太龍寺は「西の高野」とも云われ、高野山真言宗、本尊は虚空蔵菩薩である。山頂駅から石段を上ると本堂へ行けるようになっているため、鐘楼門や納経所は駅より下がったところにある。みどころとしては龍天井と舎心ヶ獄の大師像。龍天井は納経所の右隣にある持仏堂の大きな龍が描かれた大廊下の天井。この龍は、弘法大師の修行を邪魔しようとして現れ、その後守護神となった龍だそうだ。
舎心ヶ嶽の大師像は、弘法大師が若いころ、舎心ヶ嶽という岩上で1日間の虚空蔵求聞持法を修行されたことにちなみ作られた弘法大師像。ロープウェイから見えたが、山頂駅から680メートル、ロープウェイのガイドさんから聞いたところでは片道20分程度とのこと。当初計画を立てたときは、P610の超望遠で写真を撮ることで代替しようと思ってたのだが、いざここ来たら行かなきゃダメでしょって思いにかられ、大師像まで行ってきた。
多少坂道があるだろうけど距離的には10数分で片道行ける!ってんで、ロープウェイガイドさん曰く片道20分を大幅に短縮できるつもりで。最後の坂道はかなりの急坂でちょーきつかったけど歩みは止めずやっとの思いで到着。そこに見えたのは絶壁の上であっち向いてる大師像。パッと見は後ろから見るだけって感じなんだけど、正面に見える岩から鎖が下がっていてそばまで行けそうなのである。ふと周りを散策するともうひとつ道のようなもの発見!正面に見える岩から下がる鎖を経由する行き方はかなり躊躇するが、そこを通らずに行ける小道もあったのである。行っていいのかいけないのか?でも入っちゃダメとはどこにも書いていない。ということで行ってみた。気をつけないとあわや転落簡単にしちゃいそうなので相当神経を使うが行けた。見つけてよかった!苦労していくなら必ずそばまで行くべき!そうじゃないとお顔さえ拝めないのである。でもホントにかなり危険。
因みに山頂駅からでも大師像は見ることができる。P610で24mm相当と1440mm相当で撮ってみた。24mmだとどれ?と思うほどすごーく小さく見えるけど1440mm相当だとここまで見える。14:40のロープウェイにも間に合い、20分遅れで済んだ。ロープウェイ帰りは一杯お客さんいたんだけど行きと同じガイドさん、今回はちゃんとガイドしてた。おじさんが、阿波踊りするのって聞いたら「しないです、一部の人だけがしてます」とは驚きの真実。まあそりゃそうだ、祭って意外にそんなもん。
さて14:35予定のところ14:56に道の駅を出発、次の22番平等寺へ向かう。道の駅から約20分でほぼ遅れ20分で想定通りの15:15に到着した。
■22番 白水山 医王院 平等寺
平等寺は高野山真言宗、本尊は薬師如来である。弘法大師が当地で修行の折、空中に五色の霊雲がたなびき、雲の中に金色の梵字が現れ薬師如来の尊像に姿を変えたので大師は現れた仏さまを供養しようと加持水を求めて1つの井戸を掘ったところ、乳白色の水が湧きあふれた。その霊水で身を清め100日間祈念しこの寺のご本尊となる薬師如来像を刻まれたと伝えられている。その白水の井戸は創建時より渾々と湧き続け万病に効く「弘法の霊水」として信仰を集めているとのことなので忘れずに頂いた。
予定15:20のところ15:45分と25分遅れで平等寺を出発、今日の最後、徳島の最後の札所である23番薬王寺へ向かう。さらに拡大した5分の遅れは取り戻し20分遅れの16:15に到着
■23番 医王山 無量寿院 薬王寺
薬王寺は高野山真言宗の別格本山で本尊は厄除薬師如来である。本堂に向かう最初の石段は、「女厄坂」といわれる33段、続く急勾配の石段「男厄坂」が42段、本堂から「瑜祇塔」までは男女の「還暦厄坂」と呼ばれる61段となっている。1段ごとにお賽銭をあげながら登ると見に降りかかる厄難が落ちるという。ということで、確かに石段をみると一段ずつ一円玉が置かれていた。かくいう自分は一段にだけ一円を置いてきた。これ御利益ないかな。本堂左手にある肺大師は、ラジウムを含んだ霊水で肺病などに効くとのこと。タバコ吸うのでいただいた。
ということで薬王寺の参拝を終えたのが17:00と15分遅れに回復。あとはホテル行くだけなので極めて順調である。とそこで急に思いついたのが明日予定してた日本一低い山の弁天山へ行けないかということ。明日はすごく盛り沢山でタフなスケジュールであり、時間があれば行くつもりくらいに考えていた弁天山に明るいうちにいけるなら帰りに寄るのは都合がいいことに気が付いた。
■弁天山
ということで18:15に弁天山に到着。マジこれが国土地理院に認められてる山とは!というほどかわゆいお山。鳥居があるところが登山口、歩いても10数秒で山頂へ。山頂には弁天様が祀られており、その左には記帳所と書かれた小さな箱。この山は福山雅治さんも登頂し記帳の記録が残っている。また近くのラーメン店アーチンさんでは登頂証明書を10円で発行してもらえる。とのことでラーメン店行ってみたけどやってなかったので仕方ないかと思いつつ、また登ってみたりしてから再度見てみると裏口に人がいたので訪ねてみるとラーメン店の人で店開けてくれたのでラッキー。ちゃんと登頂証明書を発行、というより名前も自分で書くんだけどね。通し番号欄は空白だけど仕方ないよね、管理大変すぎるし。
ということで18:32に日本一低い山を出発し、今日の宿、ホテルサンシャイン徳島へ向かい、19:00にチェックイン、今日はシングルをツインにしてくれたとのことでわりと嬉しい。到着時刻は予定より大幅に遅れたが、今回は夕食なしのプランなので何の影響もなし。
早速夕飯ということで徳島駅前まで歩いて行った。夕飯の候補は予め4軒くらい調べてあり、入れたらここがいいと思っていた味祭(あじさい)という居酒屋へ。金曜日の夜でいい時間だったのでだめかもと思ったけど入れた。そしてこれも予め調べておいたお得な晩酌セットを注文、ビールに刺身と焼鳥(阿波彩鶏:あわいろどり)がついて980円、それと阿波尾鶏:あわおどりっつー焼鳥頼んで、更に地元っぽい、すだち酎も飲んでみる。すだち酎はなんかまるでカクテルって感じの爽やかな焼酎でちゃんと一合徳利でもってきてくれるってことはすごく安いかも。これ何かに似てるなと思ったら、ふだんよく飲んでるシークァーサーの酎ハイ。そりゃそうだな、柑橘系だし。これロックで宅飲みはヤバイかも。ということでこの店とてもリーズナブルで気にいった。次徳島来たらまたここでいいやという感じ。
んで帰りにコンビニ寄ったらすだち酎を発見、買ってしまう。あとこのあと飲む用にすだち酒も。ホテルに戻ったらとりあえず大浴場へ。ミニサウナがあるのはいいんだけど、水風呂がないのはキツイ。風呂で疲れをいやしたら、とりあえず缶チューハイ飲んだ後、すだち酒飲んでみた。いや美味しいんだけどすだち酎とあんま変わんない感じがしないでもない。でもただ甘いだけの日本酒よりはいいかも。
ということで、今日の参拝と観光は以上だが、前回同様綿密に立てた計画の精度は我ながらあっぱれと褒めてあげたいくらい。予定外の20分のイベントを入れた分除くと5分の誤差内で進められた。これなら明日のタフなスケジュールも今日先に弁天山行ったこともありこなせそうである。
なんだけど、明日の予定大幅に変えちゃうかも。いやすでに変える気満々。もともと明日は徳島の伝統と文化を体験するのをテーマに計画したんだが天気悪いかもしれない。そうするとひょうたん島クルーズは面倒になるし、今日弁天山も行ったんだから、24番行っちゃう?ということである。たぶんホテルから3時間あれば余裕で行ける。先が長くお金もかかるお遍路さんはのんきに観光なんてしてる場合じゃないでしょ!行けるだけ行かないといつまでたっても終わんないよ!と思ったのだ。たぶん明日は高知上陸してる気がする。ということで明朝は6:30起床で朝風呂できれば入って7:00から朝食とするか。こうなると朝食つきプランはいらなかったなぁ。
徳島旅行3回目予約
四国霊場開創1200年記念の御影をいただけるのが5月末までということで、やっぱり徳島の札所は回り切りたいということで、3回目の徳島旅行を予約した。日程は5月15日(金)から16日(土)、往復の飛行機は前回と同じで、もちろん予約はじゃらんJALパックのレンタカーつき。ホテルは前回とは変えてサンシャインホテル徳島の朝食付き。今回はクーポンで1000円引きの35,700円なり。
ということで、今回も旅のしおりを作成。1日目は札所21番から23番まで、2日目は徳島の文化を感じる旅をテーマに、藍染め体験、阿波おどり公演鑑賞と体験、ひょうたん島クルーズ、阿波人形浄瑠璃公演鑑賞など徳島の伝統文化を感じられる内容とした。時間があれば阿波の法隆寺と呼ばれる丈六寺、日本一低い自然の山とされる弁天山も行けるよう計画したが、そんなにうまくいかない可能性もあるな。
でも前回徳島を訪れたときに綿密な計画を反映した旅のしおりのおかげで、旅程中迷うことがほとんどなくきわめてスムーズに、そして予定したイベントはすべてできたので、盛り沢山ではあるが全部行ける可能性も高いと思っている。いやむしろ、今回で四国八十八箇所の徳島札所は制覇するため、しばらくは徳島へ赴くことはないだろうから、ぜひ計画したところは制覇したい。
お遍路さんの旅-第2回 徳島2回目 #2
朝風呂はやめて6時半から朝食。レストランに行くとすでに親子連れが朝食をとっていた。お遍路さんという感じではないのに早い人は早いもんだなぁ。のんびりしたわけではないけど、宿を出発したのは7:40、今日は昨日行けなかった15番からである。15番へ向かうのになぜかナビでの設定を16番と間違えていたのに途中気づき少しロス。
■15番 薬王山 金色院 國分寺
15番國分寺は曹洞宗で本尊は薬師如来、開基は行基菩薩である。四国霊場にはその各県に国分寺があるため阿波国分寺ともいうそうだ。聖武天皇が勅令により全国に国分寺が創建され行基菩薩が薬師如来を彫造したとのこと。創建当初は法相宗、四国霊場開創時に真言宗、その後現在の曹洞宗になっている。
参拝時間の所要目安25分のところ30分かかり、8:50ごろ出発、次の16番へ向かう。16番は近く10分もかからずに到着。
■16番 光耀山 千手院 観音寺
16番観音寺は高野山真言宗で本尊は千手観世音菩薩である。
住宅地の中にひっそりとした感じで立っているので少し分かりにくいかもしれない。実際間違えて15番の前に16番に向かっていた時このすぐそばを通ったのだが、どこにあるのか分からなかった。順番を間違えると分からないものである。順番通りならクルマで回っても必ず案内標識が目立つところにあるのが四国霊場である。
前の道に面した山門は和様重層の鐘楼門になっていて、門の奥に見える本堂までの景色が小さい境内ながらも威厳を感じさせる。
さてこちらの出発は9:20前、当初計画より30分の遅れまで回復。ということは昨日の飛行機の遅れ分まで戻ったことになる。順調かもしれない。
■17番 瑠璃山 真福院 井戸寺
16番から17番までは10分もかからず到着。大きな駐車場もあり駐車場から見えるお堂も美しく立派な感じである。
17番井戸寺は真言宗善通寺派で開基は天武天皇。本尊は薬師瑠璃光如来を主尊とする七仏の薬師如来坐像で聖徳太子作と伝えられ、御影にも七仏が描かれている。境内には本堂、大師堂のほか、光明殿、日限大師堂、護摩堂などが立ち並び囲まれる感じが心地よい。日限大師は日を限って心願をかけると直ちにご利益をこうむるという。
参拝時間はほぼ計画25分の予定どおりで18番へ向けて9:55ごろ出発。18番からは離れた場所にあり50分ほどかかる見込みであったが、10:35に到着し遅れ20分まで回復。極めて順調である。
■18番 母養山 宝樹院 恩山寺
18番恩山寺は高野山真言宗で本尊は薬師如来、開基は行基菩薩である。このお寺の山門は来た道の下の方にある。少し小高い場所で参道ではまだ美しい桜を見ることができる。
この寺はもともと女人禁制で当時弘法大師の母が訪ねてきたが入れないとのことで大師が修業をして解禁したとのこと。色んな話が残っているものである。
18番出発は11:05ごろ、予定より20分遅れで19番に向かう。19番はここからそれほど離れておらず11:15に駐車場に到着し15分遅れにまた回復。因みに駐車場は有料。
■19番 橋池山 摩尼院 立江寺
19番立江寺は高野山真言宗で本尊は延命地蔵菩薩、開基は行基菩薩である。行基菩薩が光明皇后の安産を祈って小さな黄金延命地蔵尊を作って開基し、その後弘法大師が小さな像では後世に紛失の恐れありと大きな像を作って小さい像をその中に納めたそうである。
境内は広く本堂、大師堂のほか、観音堂、毘沙門堂、多宝塔、黒髪堂など多くのお堂が建っていて、本堂からの眺望は素晴らしく、思わず写真を撮りたくなるような構図となる。
今回の参拝で残すところ20番のみ。19番は11:40すぎに出発、ここから50分ほどかかる予定である。近づくにつれどんどん霧がかかっていき、なんとも厳かな雰囲気に変わっていった。予定通りの12:15着となり完全にスケジュールどおり。
■20番 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺
20番鶴林寺は高野山真言宗で本尊は弘法大師作と伝えられる地蔵菩薩である。大師がこの山で修行中、雌雄二羽の白鶴がかわるがわる翼をひろげて老杉のこずえに舞い降り、小さな黄金のお地蔵さんを守っているのを見て、大師が近くにあった霊木で地蔵菩薩像を作りその中に黄金の地蔵さんを納めて本尊としたとのことである。
駐車場から参道を進むと仁王門、六角堂と続き、その先には苔生した美しい庭園があり、その先に大師堂や本堂のある一角にでる。薄明るい霧の中に佇むお堂はいかにも霊場という感じで修行というものも感じさせてくれた。クルマ遍路なので修行というのはすこし憚れるけど。しかも団体の参拝客の先導者(おそらく先達の人だろうか)がほら貝を吹いたりしてたので雰囲気バッチリだった。
御朱印をいただくとクルマかどうか尋ねられ、クルマの場合は300円必要だが、交通安全守護シールをいただける。こういうのはうれしい。
さて完全にスケジュールを回復していたので少しゆっくり見たつもりであったが、結局参拝目安時間も見積りがよく5分程度しか余計にかからなかった。次の徳島城はそれほど時間は必要ないと思っているので時間どおりだと正直余裕がありすぎるのである。予定13:00に対し13:05に出発となった。
■徳島城
さて今回の旅、最後に向かうのは日本100名城のひとつ徳島城である。所要予定時間は70分で14:10到着予定に対し14:30に公園内の東側駐車場に到着。途中時間をつぶすためコンビニ寄ったりしたのもあり、このくらいの遅れの方が都合がいい。駐車料金は310円で夜21時まで可。
徳島城は徳島市の中心部に位置する城山に築かれた山城と城山の周囲の平城からなる、連郭式の平山城である。城跡全体は徳島中央公園として整備されていて、石垣と堀、庭園のみが残り、鷲の門は幕府に鷲を飼うからと言って建造したことからその名がついたとされる復元された門である。
城山の貝塚は徳島市の史跡に指定されていて、縄文時代後期〜晩期の岩陰・洞窟遺跡である。子供平和記念塔は、世界の平和がいつまでも続くようにと願って、昭和23年に県子供民生委員の首唱でつくられたものだそうだが、そんなことより子供像は小便小僧でその下に二羽のハト像があり、おいおい、ハトに小便かけちゃだめだろと突っ込みたくなる。公園から石段を登っていくと東二の丸跡、その中に天守跡、さらに上ると広大な本丸跡に出る。本丸跡は61.7メールの標高で昨日登った眉山もよく見えた。本丸の東側に弓櫓跡、そこを少し降りると西二の丸跡、帳櫓跡とつづき、突き当たると西三ノ丸跡だが、そこは配水池として整備されてしまっている。本丸跡や下の公園にもまだまだ桜は咲き誇っており、訪れるタイミングとしてはちょうどよかったようだ。
さて日本100名城のスタンプは徳島城博物館受付にあるとのことだが、行ってみるとなんと今日は休館日。でスタンプはというと、なんと先ほど停めた東側駐車場の受付にあると。まぁどこにあっても押せるならよし。鷲の門から堀川と石垣を眺めながら駐車場へ向かう。徳島城の石垣は「阿波の青石」として有名な緑色片岩を用いた「緑色の石垣」として知られていてこの時期桜との景観がすばらしい。ということで無事にスタンプもゲットして時刻は15:50すぎと、まったくもってスケジュールどおりに見物を終え帰路につく。
今回の旅の友マーチくんを返却する前にガソリンを満タンにしなくてはならないってことで日産レンタカーには10分ほど遅れて到着したけど、もう飛行機の乗り方バッチリだから時間的余裕はありすぎるほど。マーチくんとともに走ったのは220キロ、ガソリンは10L弱だったから単純計算で22km/Lも走ってる計算。ふだんのエコドライブテクも活きてるって感じで素晴らしすぎるエコっぷり。そういえばトヨタ車乗りの自分が日産レンタカーにした理由は、トヨタのヴィッツと比較しても数百円こっちが安かったのと、空港送迎サービスがトヨタにはなかったこと。来たときは歩いてきたし空港すぐ近くなので帰りも歩いて行こうと思ってたら、マーチくんで送迎してくれた。確かに楽だし次来たときは空港内のカウンターで受け付けすれば迎えに来てくれてそのまま出発できる感じか。次もマーチくんにしよう。
ということで空港につくと帰りのJAL462便は羽田から飛んでくるのに10分遅れで出発は5分遅れの17:35となった以外は至って順調で東京駅19:52発の新幹線で帰ってこれた。やはり飛行機使った旅の効果はてきめんでほんと思い切ってよかったと思う。タッチアンドゴーなんていうめったにできない経験も出来たしね。
費用的には飛行機・レンタカー・宿泊のパックで32800円以外では札所1箇所につき、約1000円かかる。納経料が納経帳で300円、納経軸で500円、お賽銭がまぁその時次第だけど本堂・大師堂で200円。今回10箇所なので約10000円もかかるのである。でも次回の徳島は21番から23番までとなりそうなので今回よりは安くいけるかも。はやく行きたい。よしやっぱり5月に行こう。
お遍路さんの旅-第2回 徳島2回目 #1
お遍路さんの旅-第2回 徳島2回目ということで今日はいよいよ飛行機に乗ってお遍路さんの旅である。昨年4月にお遍路さん開始して約一年、今日が2回目で徳島県2回目の札所は続きの11番からである。一泊二日の今日は一日目で旅のしおりでの計画では15番までの予定。
7:02発の新幹線はちょっと余裕見過ぎということとE7系に乗りたかったということで7:11あさまに変更。それでも山手線とモノレールは計画通りで南ウイング着いてからは荷物預けるのは多少時間必要だったが搭乗時間近づいた便は優先してもらえるようなので慣れてればもう少し後でも大丈夫そうだ。ところで納経の掛軸は65㎝だが、貴重品と言うのと空席がある状況なので特別に持込可としてくれた。混んでるときはもっと大きなスーツケースに入れて預ける必要があるような感じ。預けたところでまだ時間的には余裕があるがやっぱ1時間くらい余裕見といていい感じかも。
いよいよ搭乗、日曜日というのもあってかかなり空いている。手荷物をシートの下に入れようとしたら、CAさんが隣の席にシートベルトで締めてくれた。ふーん、そういうもんなんだ。どっかに飛んでかなきゃいいんだね。意外にアバウト。席は後ろの方を予約しておき、行きも帰りも同じ席にした。後ろだからか特に空いている。
飛行機は時刻通りに離陸。そうそう自分は大の飛行機嫌いだが、いざ乗ってしまったあとはそのハイテクさにワクワクする自分でもあるので、デジカメで離陸の様子を動画撮影。ところが離陸したらまもなく景色は真っ白、雲でなーんにも見えない。せっかく窓側席なのにつまらない。安定飛行に入っても下はずっと雲が見えるばかり。近畿地方上空では少し地上が見えたりしたけど、基本は何にも見えないフライトである。
そしていよいよ時刻通りに着陸態勢に入っていく。徳島空港は海沿いで直前まで海でいきなり滑走路が現れる。そしていよいよ着陸!ドドドドッと衝撃があり降りたぁーと思った直後、エンジン音パワー全開、うん、逆噴射ね!って思ってたらなんか上昇していき、まさかの再離陸。なんだこれ、飛行機嫌いで通してた俺がせっかく勇気を出して国内線初めて乗ったというのにこんなことある?でも、怖い、心配というより、めったに撮れないだろう状況の動画撮れたことの喜びが勝っていた。詳しい状況が分かり次第お知らせするとのことで待ってると、しばらくして機長からのアナウンス。なーんと滑走路に車両がいたそうな。こんなこと通常ありえない状況だからきっとニュースもんだな。あと5分で着陸すると言ってたけどなかなか着陸せず、結局25分遅れで到着、早くも綿密な計画が崩れた。全く持って想定外。これから荷物受け取ってなんてしたらと思ってたら、荷物って結構早く出てくるんだね。意外だった。ところでロビーでは何やらゆるキャラがいて係りが何か配ってたのでいただくと、徳島空港開港5周年記念グッズで、そこにいたゆるキャラはAirすだちくん(緑の方)と、うずぴーというらしい。ほんとゆるキャラ大国だね。心がなごむ。
空港から歩いて3分程度で日産レンタカーへ。今日借りる旅の友はマーチの喫煙車。自分の車は禁煙だが喫煙者にしたのはたばこ吸うための休憩が不要となるから。日産レンタカーを出発する時点で予定より約20分遅れ。借りてから取り敢えずコンビニでタバコ吸ってレンタカーについてるナビとか設定したりしたら約30分遅れに。今回2回目の徳島で今日の予定では札所は11番から15番までとなっているが、30分遅れがどう響くか。
■11番 金剛山 一乗院 藤井寺
11番の藤井寺へは、13:05頃到着(40分遅れ)。臨済宗妙心寺派で本尊は弘法大師作と伝えられる薬師如来。弘法大師が堂宇の前に藤を植えたことから藤井寺となったそうだ。見どころとしては藤の古木と本堂の雲龍の天井画などがあるが、天井画は見忘れる。
御朱印をいただくと四国霊場開創1200年記念の御影をいただけた。もう今年はもらえないと思っていたけど5月まではいただけるようだ。いずれにしても今回までか、それとも5月までにもう一度来て徳島分だけは揃えるかというのは今後の楽しい悩みであるが、こうなると8割方5月までに来そうな気がする。
一年振りのお遍路さんというのと、団体参拝客に遭遇したのもあり、予定参拝時間の25分を55分と大幅に超過してしまい、出発予定12:50に対し一時間遅れと遅れがさらに拡大。ここまで来るともう計画は破綻しつつあった。しかし当初は徳島の残りの札所13箇所を2日で回りたいと思っていたが絶対無理ということが判明し、また徳島には来るのだ、焦らずに行けるところまででいいと言う気分に。
■12番 摩廬山 正寿院 焼山寺
次の12番焼山寺は四国霊場で2番目に高い山岳札所で四国霊場の「遍路ころがし」といわれた難所とされる札所の一つ。高野山真言宗で本尊は虚空蔵菩薩、開基は役行者小角とされる。クルマでも最後は細い道をくねくねと上り途中ですれ違いとかあるといやだなと思わせる道。上りきると駐車場は広い。
駐車場から境内までは参道を少し歩かなくてはならないので、予定参拝時間は45分で設定。この参道脇には十三仏が祀られているので一体ずつ写真を撮ったりしたが、これも先ほどの遅れで急がないことにしたことによる余裕か。境内には本堂、大師堂のほか、三面大黒天堂、12社神社が横に建ち並び様は壮観であった。
次の13番へは、14:45焼山寺出発の予定に対し15:35すぎ出発と約50分遅れに回復。
■13番 大栗山 花蔵院 大日寺
13番大日寺は、真言宗大覚寺派の寺で大日如来のお告げにより弘法大師が建立し寺名もそれに由来しているそうだが、現在の本尊は十一面観世音菩薩となっている。
予定15:40に対し16:20頃着。駐車場から山門までは走ってきた県道を数分歩くがなかなかクルマの往来も多い道で山門もこの道に面している。今まで回ってきた四国の札所とは少し違う趣きである。みどころの一つ、しあわせ観音は樹齢100年以上の木の側にある美しい観音像。
こじんまりとしたお寺であったので大日寺出発は、16:05の予定に対し16:40過ぎと約35分遅れまで回復したものの四国八十八箇所の納経時間は一律17時までとなっているためギリギリあと1箇所というところである。
■14番 盛寿山 延命院 常楽寺
14番常楽寺は高野山真言宗の本尊は弥勒菩薩のお寺で、弥勒菩薩を本尊とする札所は四国の中ではここのみである。 13番からは約8分程度で到着。
山門はなく石柱門を通って石段を上ると断層が剥き出しとなった流水岩といわれる自然の岩盤の上にある境内に出る。あと10分しかないので先に納経をしていただいた後に参拝させていただき17:10に参拝終了。
次の15番はここからすぐそばなのになぁ、結局飛行機遅れた分だけ行けず後30分あれば行けた。ということは、かなりちゃんと計画出来てたのは凄いかも。それに今回は20番までで、かなり余裕がある感じで徳島城へ行く計画だからちょうどいいかもしれない。
さて今日の宿、昴宿よしのには17:45頃到着。これもちょうどいい。18時半から夕飯にしてもらってその前に大浴場でサッと一風呂。で生ビールのみながら夕飯。少なめの弁当メニューだがご飯がうまかったのでおひつの茶碗3杯分全部食べたら満腹。
夕食後は19時15分くらいに眉山へ外出。21時までロープウェイが動いてて夜景が素晴らしいとのことなので行ってみた。宿からは徒歩10分程度の阿波おどり会館の5階がロープウェイのりば。夜だと往復610円で片道6分。ロープウェイは貸切状態で、夜景動画撮ったりして満喫。山頂で桜ライトアップしてるというのもお目当だったけど、これはイマイチ。でも、夜景は綺麗で夕飯後の散歩としてはいい感じであった。
帰りのコンビニで酒とツマミ調達して、風呂入ってから飲んでいるとニュース番組で今日の着陸やり直しのニュースをやっていた。やっぱそうだよねー、ニュースになって当然の出来事だったわけである。
明日は朝食は6時半からにしてもらったので6時起床、朝風呂に入って朝食食べてさっさと出かけるつもり。旅のしおりでは8時にチェックアウトとしたが、7時半には出たい。
旅のしおり完成
今週ずっと綿密に考えてきた明日からの徳島旅行の計画を旅のしおりとして完成した。今回は紙に印刷するのではなく、旅行中にもすぐ見られるようにWeb上に作成し、間違えないように空港の構内図、現地でレンタカーのナビで目的地設定をすぐできるよう施設の電話番号、比較的効率的で正確な案内をしてくれると思っているGoogleマップでの大まかなルートの地図を掲載するなど、我ながら素晴らしい出来栄えとなった。
それがこちら。→旅のしおり「お遍路さんの旅 – 第2回 徳島2回目」
この計画通りいけば、1日目は15番まで回れる予定である。2日で20番まで。一番下には持ち物リストも。これを確認して忘れ物がないようにもした。うーん、完璧。あとはこの計画がどれだけ精緻なものとなっているかだが、それは現地に行ってみないと分からない。
じゃらんJALパック
北陸新幹線が開通したので、新幹線乗って金沢とか福井とか行きたいなと思いじゃらんのサイトで宿とか探したりしてたんだけど、例えば来週末とか土日でとなるとあまりいい宿ないし、なんといっても新幹線片道15000円!ってのがちょっとでかいなぁと考えてしまった。
で何の気なしに四国八十八箇所を昨年始めたこともありその続きもしないとと思い立ち、大の飛行機嫌いのためいつもは宿しか探さないのに航空券付パックを見てみた。それを冷静に見てあまりの安さに驚愕!!レンタカーもつけることができ、これも普通に時間借りするとかなりの金額なのに、このパックで一緒に申し込むと飛行機降りてから帰り乗るまでまるまる借りられ、しかもパック料金に加算される金額も激安!!来週の土日、よさそうな宿で一泊二食付でレンタカーつけて、さらに今じゃらんのクーポン券があるので3000円くらいさらに安くなって3万円台で行けちゃうってことが判明。因みに航空券付パックってJALとANAが選べるけどANAはなぜだかかなり高いのでJALが前提。
四国八十八箇所はその名のとおり88のお寺を参拝しなくてはならず、徳島、高知、愛媛、香川の順になっていて、前回徳島から開始して回れたのが10寺。徳島だけであと13寺もあるのだ。こうなるともう飛行機大嫌いなんて言ってられない。安く済んで、早く行けるので現地滞在時間も断然長く取れるのである。四国を回りきるのにクルマや電車でなんて思ってたら何年かかるか分からない。ほんとに全部回る気なら飛行機以外ありえない!
ということで、これを申し込む前提で宿の場所とか回るルートのシミュレーションとかしてたらだんだん現実味が湧いてきた。よし、夜ゆっくり時間のあるときに申しこむぞ。