次回のお遍路さんの旅-第5回 高知3/愛媛1回目の旅のしおりが完成しました。四国八十八ヶ所霊場の第37番札所から第43番札所と四万十川の沈下橋を巡る計画です。
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観光スポット
4K – 日本三大鍾乳洞 龍河洞
日本三大鍾乳洞のひとつ、龍河洞の様子をLUMIX LX100で手持ち撮影したものをアップしました。
お遍路さんの旅-第4回 高知2回目#2
朝7:00から無料朝食なので、6:50に起床。サラダ、トースト、ゆで卵、コーヒー、デザートが食べ放題(ゆで卵だけは一人一個まで)はとても満足。いや、ホテルファースト、いい宿だった。高知駅周辺に泊まるなら次回もここかな。
30番に向け7:25に出発。予定では7:40出発だからかなりの余裕がある感じ。
■30番 百々山 東明院 善楽寺
善楽寺は真言宗豊山派、本尊は
阿弥陀如来である。7:50に到着。弘法大師が土佐の総鎮守高鴨神社の別当寺として善楽寺を開創され霊場と定めたが、神仏分離で廃寺となり安楽寺が公許を経て三十番札所となったのち善楽寺は復興され、三十番札所が2つとなり2寺間で論争となったという複雑な歴史が。平成6年に善楽寺を三十番札所、安楽寺を善楽寺の奥の院とすることで決着したとのこと。
参拝していると境内を掃除していた女性が「昨日は雨で大変だったでしょ」と話しかけてくれた。確かにホント今回は雨で結構大変。今日は雨は大丈夫なんだろうか。
それほど広い境内ではないのに、予定8:20に対して8:17出発。参拝目安20分としたのは今回は厳しいか。そうそう、思い出した、20分でお参りできるのは広くない境内のお寺で、写真も本堂と大師堂くらいにとどめる場合だったなぁ。このお寺で27分かかってるのはそれ以外にも写真とか撮ってるから。ちょっと計画甘すぎかも。余裕は3分に。
なかもび!の善楽寺のページに画像をアップしました。
■31番 五台山 金色院 竹林寺
竹林寺は真言宗智山派、本尊は文殊菩薩である。
8:52着と予定より7分遅れに。竹林寺駐車場の看板につられて進んで行ってしまうと境内からかなり遠いところに出てしまう。ほんとにここでいいのかと思って戻り、境内が近い駐車場に止めなおし。
日本三文殊の一つに数えられ、四国八十八ヶ所のうち本尊が文殊菩薩なのはここだけ。唐の五台山で文殊菩薩に拝する夢を見た聖武天皇が行基菩薩に五台山に似た山を捜すように命じたところ、この地が霊地であると感得し栴檀の木に文殊菩薩像を刻み、山上に堂宇を建立して安置したと言われる。その後、弘法大師が修行し堂塔を修復したと伝えられている。
本堂は国の重要文化財。宝物館には17の仏像がありすべて国の重要文化財とのことだが宝物館は見学せず。庭園は国の名勝に指定され、仁王門から参道を進むだけで落ち着いた美しい景観を味わえる。また、五重塔は高知県内でただひとつだそうだ。
ただでさえ遅れだしているのに参拝目安25分のところ6分オーバーで9:23出発し32番へ向かう。13分の遅れ。
なかもび!の竹林寺のページに画像をアップしました。
■32番 八葉山 求聞持院 禅師峰寺
禅師峰寺は真言宗豊山派、本尊は十一面観世音菩薩である。9:38到着はきっかり13分遅れのまま。聖武天皇の勅命を受けた行基菩薩が土佐沖を航行する船舶の安全を願って堂宇を建てたのが起源とされる。奇岩霊石が立ち並ぶ境内を訪れた弘法大師はここを霊地と感得し虚空蔵求聞持法の護摩を修法、十一面観世音菩薩を刻んで本尊として祀ったという。確かに境内は変わった形の黒い岩々が多くあって他とは違う雰囲気を醸し出している。また境内からは海が望めて見晴らしがよい。
残念だったのは開創1200執念記念御影が完売とのこと。まぁそういうお寺も今後はもっと出てくるはず。となると次あったらどうする?悩みどころである。
12分遅れの10:12に33番へ向けて出発。
なかもび!の禅師峰寺のページに画像をアップしました。
■33番 高福山 雪蹊寺
雪蹊寺は臨済宗妙心寺派、本尊は薬師如来である。10:31に到着と11分遅れ。四国八十八ヶ所霊場のうち2つしかない臨済宗妙心寺派の寺院である。弘法大師によって開創されたころは真言宗で高福寺と言い、その後慶運寺と改められた。いったん廃寺になった後、寺を再興した土佐領主・長宗我部元親公の宗派であった臨済宗から月峰和尚を開山として住職に招き、元親の法号から寺名を雪蹊寺と改められたとのことである。
目安20分とした参拝時間が仇となり20分遅れの11:00に34番へ向けて出発。遅れは拡大傾向だが、今日の観光が2ヶ所計2時間半あるので、焦らない焦らない。
なかもび!の雪蹊寺のページに画像をアップしました。
■34番 本尾山 朱雀院 種間寺
種間寺は真言宗豊山派、本尊は薬師如来である。17分遅れの11:12到着。用明天皇在位の頃、四天王寺を建立するため来日した百済の仏師が帰国の際、暴風に襲われてこの地に近い秋山の港に漂着し、航海の安全を祈願して薬師如来を刻み本尾山頂に祀ったのが起源と言われている。その後、弘法大師が堂宇を建立しその薬師如来を本尊として安置して開基し、その際に唐から持ち帰った五穀の種を境内に蒔いたことから種間寺となったそうである。本尊は国の重要文化財に指定されている。
弧を描いた境内が特徴的であった。
20分遅れの11:35に35番へ向け出発。
なかもび!の種間寺のページに画像をアップしました。
■35番 醫王山 鏡池院 清滝寺
清滝寺は真言宗豊山派、本尊は厄除薬師如来である。すこし挽回し、13分遅れの11:58に到着。お寺への道はとても狭く、対向車が来ないことを祈らずにいられないほど。今日が月曜日でよかったと思う。クルマは境内の中に駐車するようになっている。
行基菩薩がこの地で霊気を感得して薬師如来像を刻み、本尊として影山密院・繹木寺と名づけて開山したと伝えられ、のちに弘法大師がここを訪ね本堂から300mほど上の岩上に壇を築き、五穀豊穣を祈願して七日間の修法をし、満願の日に金剛杖で壇を突くと、岩上から清水が湧き出て鏡のような池になったことから山号や院号、寺名を現在のように改めたと言う。本尊は国の重要文化財に指定されている。
かなりの山の上なので境内は静かで荘厳な雰囲気が漂う。本堂前の厄除薬師如来像では、その台座の中で88段の戒壇巡りができるようになっていて、頭を下げながら入ったつもりだがそれでもゴツンとやった。巡拝中にこういうことがあると、何か悪いことをしているのか、足りないものがあるのかなど、妙に考えてしまう。どんどん暗くなっていき、そのうち全くの暗闇になる中を足元の感覚だけを頼りに進むような形である。結構楽しいのでおすすめである。
17分遅れの12:27に今日の最後の札所36番へ向かい出発。
なかもび!の清滝寺のページに画像をアップしました。
■36番 独鈷山 伊舎那院 青龍寺
計画では青龍寺への参拝後、その奥の院に行くこととしていたが、順番を逆にした。一応参拝後に納経がいいかなと思ったわけである。奥の院は境内からは600m程度ということだが、それは山道の参道を歩く場合であり、クルマであればかなり近くまで行けることは調査済み。青龍寺入口は通り過ぎてずっと進むと奥の院の標識がある。その一帯は路肩がすごく広いのでそこに駐車。ここに到着したのが12:53。
奥の院の参拝目安は15分。入口から山道を進んでいくと奥の院が現れる。面白いのは鳥居から先は聖域ということで下足厳禁。裸足にならないといけないの?と思うけどサンダルが用意されているのでそれに履き替えるが。はっきりいうとサンダルも相当汚れているけど、そういうことじゃないしね。
奥の院からクルマに戻り、青龍寺に向かい13:07に出発、13:12に到着。
青龍寺は真言宗豊山派、本尊は波切不動明王である。遣唐使として長安の青龍寺で恵果和尚より真言密教の奥義を学んだ弘法大師が帰国の際、「霊地にとどまりたまえ」と念じて独鈷杵を東に向かって投げて、帰国後弘法大師は、その独鈷杵が現在の奥の院(独鈷山不動堂)の山中の松の木にあるのを見つけ、嵯峨天皇に奏上、唐の青龍寺と同じ名の寺院を建立したという。本尊の波切不動明王は、弘法大師の入唐時に嵐に遭った際に不動明王が現れて救ったといわれ、弘法大師がその姿を刻んだとされている。
本堂・大師堂に続く石段はとても長く、かなりきつかった。
これにて今回の札所はすべて参拝完了。どんなに小さな境内のお寺であっても、次回からは参拝目安時間は30分、急ぎでも25分が最低としないとなぁ。
もともと奥の院の出発予定が13:30だったので、換算で10分程度の遅れで出発。この後は飛行機の時間まで観光である。
なかもび!の青龍寺のページに画像をアップしました。
■高知城
まず今日最初の観光スポットは日本100名城にも選出されている現存12天守のひとつ、高知城。まぁ昨晩散歩に行って下見しちゃったけど、昨日は本丸には入れなかったし、なにより日本100名城のスタンプをゲットしないことにはミッションはコンプリートしない。
ということで予定時刻14:15に対して14:30に高知公園駐車場に到着。高知城の見学所要時間の目安は1時間半取っているので15分のビハインドはそれほど気にする必要はなさそうである。
高知公園駐車場からだと高知城の入口は追手門となる。高知城はその建物で15の国重要文化財があるがこの追手門もそのひとつ。追手門両脇に続く追手門東北矢狭間塀と西南矢狭間塀もそう。これで3つだが、東北矢狭間塀は現在補修工事中で見られず。板垣退助像を右に見ながら上に向かって進んでいくと杉ノ段、天守方向に向かって進むと鉄門跡、その先に見えるのが詰門でこれが重文。そこを右に進むと二ノ丸に出る。二ノ丸はかなり広く、その天守方向に建物があるが、それが先ほど下から見た詰門で、ここから本丸に入ることができる。本丸に入ったところで、日本100名城のスタンプは天守入口だったなと思った瞬間、あっ!100名城のスタンプ、クルマに忘れた!!ったく、何しに来たんだか。いくら見学時間はあるといってもこのロスはいたいし、バカらしい。が戻るしかない、ってことで仕切り直し。
ってことで、せっかく2回目の登城なので本丸へのコースを変え、今度は詰門の前を左に進み、鐘楼堂を経由して黒鉄門から本丸へ。ここまでに見られるのが重文の天守西北矢狭間塀と東南矢狭間塀、そして黒鉄門東南や狭間塀であり、黒鉄門も重文。ということで再び本丸へ。
高知城の特徴的なところは本丸の建物が全て残っているということ。本丸にある、西多聞、老家紋、天守はもちろんのこと、本丸御殿、納戸蔵すべてが重要文化財なのである。昨晩周りからしか見れずともすげーって思うくらいだから今日は本丸の中に入ったら当然もっとすげーっなのである。なんで国宝じゃないんだろう?その違いが分からない。
本丸御殿が天守入口となっていて、そこで利用料420円を支払いつつ、目的の日本100名城スタンプを無事ゲット!入口から直接天守へも行けるが、まずは本丸御殿の中も見てから天守へ。天守の中は展示物があり、これはどこの城でもあるのと同じ感じだが、現存天守なので当然床は木である。上層階への階段も急なものだが、例えば松本城など上に上がるほど急になるような印象はない。天守最上階からは高知市街が見渡せて風が気持ちよかった。
この辺で見学は終了とした。時刻的には計画より少しオーバーしているが駐車場を出たのは8分遅れの15:53で、昨晩ある程度散策していたのが功を奏した感じである。
ということで次向かうは桂浜。
なかもび!の高知城のページに画像をアップしました。
■桂浜
途中でコンビニで休憩したりしたのもあり、桂浜に到着したのは予定より17分遅れの16:37。だけど、桂浜でホントに見たいのは坂本龍馬像であり、それ以外は時間があれば的な感じなので、全く気持ち的には余裕である。坂本龍馬像に最初に行って記念撮影とかしてあとは海岸沿いを散策。龍王宮も行っておきたいと思ったのでそこまで行って戻ってきたらちょうど時間的にはいい感じ。ということで最後の観光を終え、予定どおりの17:20に桂浜を出発し、日産レンタカー高知龍馬空港店へ向かう。
ガソリン補給し17:55に日産レンタカーに着き、空港まで送迎してもらい18:00空港着。飛行機は予定通り19:05に出発し予定通りに羽田に到着、帰りの新幹線は21:40発のとき。無事に帰宅しました。
今回の旅は、帰りの飛行機が若干遅めでその分現地での時間はあるけど、やっぱりちょっと疲れた。
ということで次回がまた楽しみだが、リクルートポイントがそこそこ貯まるまで我慢かな。
お遍路さんの旅-第4回 高知2回目#1
今日からお遍路さんの旅の4回目、一泊二日の高知旅行である。旅のしおりに従い、6:10に起床して6:50自宅発、7:11本庄早稲田発のあさまに計画通り乗る。8:00東京着、乗り換えはスムーズで8:03には山手線、8:16浜松町発の東京モノレールで8:38には羽田空港第1ビルに到着と、極めて順調に着いたわけだが、あまり早く着いてもねぇ、暇弄ぶだけである。
8:44に手荷物預り所に並ぶと、今まで徳島行くときは見かけなかったのだが、すでに座席指定受けてる人はこちらへみたいな案内があり、行ってみると自分でタグ出力して係りに渡すやり方が。なるほどこれは早くていい。
8:52に保安検査場へ入ったが今日は結構ピーピーなってボディチェック。結局ズボンのチャックだった。このズボンで引っかかったことないのにな。
で今日の便は86ゲート。どこって思ったら全く反対方向。徳島と同じ感覚で南ウィングの一番北側で手続きしたら86ゲートは遥か南の方。ちょうどいい時間つぶしである。8:45発なのに8:25から搭乗案内が始まり早いなと思ったら、このゲート、バスに乗って飛行機まで行くパターン。羽田でもこんなのあるんだ。
8:29にバスは出発し、8:34に飛行機に乗る感じ。ここが10分前ってことか。ということで時刻通り羽田出発。
今日も窓側席(K列)で外見てたけどあいにくの曇り空で雲しか見えない状態だったが、たまたま10:31過ぎANA便とすれ違った!すげー!チョー高速。あー、次回は時間狙って動画回すぞ。撮れたらいいなぁ。
11:10高知龍馬空港に予定通り到着、11:20には荷物受け取り日産レンタカーの空港カウンターへ。送迎してもらい11:26には日産レンタカーの店舗着。いつも日産レンタカーなんで説明省いてもらい、11:34日産レンタカーを出発。今度のマーチは新型でアイドリングストップつき!25798kmからスタート。途中で飲み物調達休憩しながら向かうは、第27番である。
今日は27番、28番と参り、龍河洞見学、その後29番で宿の予定。
■27番 竹林山 地蔵院 神峯寺
神峯寺は真言宗豊山派、本尊は行基作と伝わる十一面観世音菩薩である。神功皇后が天照大神などを祀った神社が起源とされ、聖武天皇の勅をうけた行基菩薩が十一面観音像を刻み本尊として神仏合祀したのち、弘法大師が伽藍を建立したという。
12:39に27番のの予定に到着。12:45の予定だったからいい感じ。見どころは石清水で鐘楼の裏手に湧く。病気平癒に霊験あらたかであるという伝えがあり、遍路さんの喉を潤すということで、ちゃんといただいた。
そうそう、5月で配布が終わった四国八十八箇所霊場開創1200年記念御影は、なーんと本年度に限り在庫がある場合は100円にていただけるとのこと。これは頑張って本年度中に回ればいいのかも!ありがたや。
霊場参拝目安30分の予定が47分もかかってしまった。最初の余裕がすでに遅れに転じた。13:26次の28番へ向かい出発。
なかもび!の神峯寺のページに画像をアップしました。
■28番 法界山 高照院 大日寺
大日寺は真言宗智山派、本尊は大日如来である。天平年間に聖武天皇の勅願により、行基菩薩が大日如来像を刻んで堂宇を建立し開創したとされる。その後空海が楠の大木に爪で薬師如来像を彫って荒廃していた本寺を復興、明治時代の神仏分離令によって廃寺となったが、本堂を「大日堂」として守り、その後明治17年(1884年)再興されたという。
14:20に到着予定が14:25と、まぁまぁ誤差の範囲である。
奥の院の爪彫薬師は首から上の病に霊験ありとされ、かたわらの清水も霊水として信仰を集めているとのことで納経所で聞くと100メートルくらいとのこと、意外に近いので時間が遅れているけど行ってここでも神聖な水をいただく。
霊場参拝目安35分は計画通りで、14:59龍河洞へ向かう。ちょっと観光。
なかもび!の大日寺のページに画像をアップしました。
■龍河洞
龍河洞は日本三大鍾乳洞のひとつ。15:00着予定に対し10:07着でリカバリー。全長約4kmのうち一般コースとして約1km公開されている。駐車場から鍾乳洞へ向かう道には土産物屋などが立ち並ぶが、印象としては半分はつぶれたのかなという感じ。土産物屋をすぎると階段と登り用エスカレーターがあり登りきると入口。入場料は1100円。
内部はひんやりとして上からは水のしずくが落ちてくる。いままで三大鍾乳洞のうち、龍泉洞に行ったことがあるけど、それに比べるとかがまないと進めないところや、チョー肥満だと通れないんじゃないかと思うような場所があったりする。コース最高地点付近は広い天井が広がり、洞窟の住人コウモリが飛んでたりして龍泉洞とは違う雰囲気がある。ちゃんと映るかどうか分からないけど、動画もたくさん撮ったので後で編集するつもり。さすがにこれくらいの規模だと十分楽しめた。
隣接施設として博物館と珍鳥センターがあり、どちらも無料。珍鳥とは、鶏。特別天然記念物に指定された色んな種類の鶏が展示されている。時間の都合でぱぱっと見ただけだが時間があればゆっくり見てみても楽しめそう。
予定通り16:10に龍河洞を出発、今日最後の札所29番へ向かう。
■29番 摩尼山 宝蔵院 国分寺
国分寺は真言宗智山派、本尊は千手観世音菩薩である。14:40に到着予定が14:37と、きわめて順調。
聖武天皇が発した「国分寺建立の詔」により全国に建立された国分寺の一つで、行基が千手観世音菩薩を刻み本尊として安置し開創したとされる。本堂、梵鐘は国の重要文化財に指定されている。境内全域が国指定史蹟で、土佐の苔寺ともいわれるのも納得の杉苔がとても美しかった。
納経を終え、今日はこれで最後なのでのんびり境内を見ていると、最後のお遍路さんが慌てて納経所へ走っていった。ぎりぎりなら先にお願いすればよいのに。納経してくれた女性はすでに帰って行ったのであのひともらえたかな。
なかもび!の国分寺のページに画像をアップしました。
■本日の宿
さて、今日の宿、ホテルファーストへ向かう。17:05予定のところ17:10に出発。ホテルまでは30分程度でほぼ予定通り到着。17:45にはチェックイン完了。一般的なビジネスホテルだが、選択の理由は、屋上露天風呂とサウナが完備。無料の朝食がついている。パック料金の内訳はわからないが、通常の宿泊で3800円ということでパック料金も最も安いレベル。駐車料金は500円かかるけど、それでも4300円はすごい。部屋だってテレビは小さいけど、まぁふつう。自分的には文句はない。
もう、屋上の風呂には入れる時間。先に風呂入ってから夕飯と観光へ出かけようかと思ったが、店が混むのも嫌なのでそのまま出かける。高知市内の観光と言えば、はりまや橋である。ホテルから徒歩で10分もかからないし、その周辺にはお店も多いのでちょうどいい。
■はりまや橋
18:00にはりまや橋に到着。「土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うを見た」とよさこい節のフレーズにもなり、純信とお馬の恋物語でも知られているが、日本三大がっかり名所のひとつにも数えられちゃってる可哀想な橋。たしかに実物をみると「これ?」って感じは否めない。それでも地下に展示スペースがあったりして名所としての努力は惜しまれていない?
■葉牡丹
その足で、いくつか事前調査しておいた夕飯の第一候補の店へ向かう。すぐ近くにある葉牡丹という店で、「高知家の食卓」県民総選挙2015で入選し、さらに太田和彦さんが「ニッポン居酒屋紀行」で紹介している老舗の居酒屋さん。
混んでるようだったがカウンター席が運よく空いていた。カウンター席から見た感じ、テーブル席がありそうな奥は彼方先、凄く広い感じ。二階もあるみたいで。せっかく高知に来たんだからとカツオとウツボのタタキ盛り合わせを注文。ウツボ、初めて食った。皮の部分と皮下脂肪だろうか、コリコリした食感がアワビみたいで、特別なモノ食った感満載!それなりの値段だけど、それ以外の定番的メニューは安い!いいお店です!前回徳島でも居酒屋行ったけど、素泊まりで居酒屋はありだねぇ〜。
■夜の高知城
夕飯の後は少し散策することにしてみた。一旦ははりまや橋に戻ってきたが、高知城まで歩きでも全然行けそうだったので行ってみた。夜だけど公園は空いていて中に入れたので、明日の高知城の予習。本丸には入れないかったが、いやすごかった、夜の高知城。さすが現存天守の一つである。昔は国宝だったのに今は重文だそうな。よくある重文とは格が違うと思うほど。
21:30まで散策、21:52にホテルに戻った。帰りにローソンで酒とつまみ買ったからこのまま大浴場とサウナ!そういや、高知ってローソンばっかり。他のコンビニ見かけない。
そうそう、事前にわからなかった朝食の時間は予想どおり7時!ちゃんと起きてできるだけ早く出たい。
旅のしおり完成!
お遍路さんの旅-第4回 高知2回目の旅のしおりが完成しました。初案はボツ、新たに作成しなおし。
四国八十八ヶ所霊場の第27番札所から第36番札所、龍河洞、高知城、桂浜を巡る計画です。
お遍路さんプラン2
お遍路さんの旅-第3回 徳島3回目 #1
今日から一泊二日のお遍路さんの旅、第3回 徳島の3回目である。今回も綿密な計画を立て旅のしおりを用意。今回の往復の飛行機は前回と同じなので朝の出発時間も同じ。ただ前回は日曜だったのに対し今回は金曜、はやり混んでいたのでモノレールは2本後になった。東京モノレールで今回乗った場所は2号車左後ろの席だったが足元に荷物置いても邪魔にならず景色良好。
8:46に羽田空港第1ビルに到着し、さっさと搭乗手続きを済ませ、9:10には保安検査完了、ということで二回目ともなると余裕たっぷり。飛行機はJAL455便で9:45予定通り発。
今回は天候がよくもしかしたら富士山も見えるかもしれないということで右側の窓側席を予約しておいた。離陸してからもよく地上が見えて上空からなのにあそこは鎌倉だとか江の島だとか小田原近辺まではよく分かったのですごく楽しい。そして富士山である。あたまに雲の帽子をかぶってはいるもののよく見えたので感動。徳島までほぼ景色がよく見えたのでよかった。前回はタッチアンドゴーに遭遇で到着が遅れたが、さすがに同じ飛行機でアクシデントはないでしょとドキドキしながらも予定通り徳島阿波おどり空港に到着。
前回はレンタカーまで歩いて行ったけど今回は空港ロビー内にある受付カウンターに行ってみた。名前を伝えると店舗までクルマで連れて行ってくれる。なるほどこれは楽。11:12ごろ日産レンタカーについて手続きしてクルマとご対面だが前回と全く同じマーチくん。ナビ操作もクルマの感覚もバッチリである。出発時点のオドメーターは66646km。例のごとく近くのセブンイレブンで休憩とナビセットしお遍路旅スタート。さて今回の旅では今日徳島の残る3札所(21〜23番)を巡り、明日は徳島の文化や伝統を感じるをテーマにした観光スポットを巡る。ここまでほぼ予定通り。
■太龍寺ロープウェイ
さて最初の21番太龍寺へ向かう。太龍寺へ行くのにロープウェイを使うので太龍寺ロープウェイ山麓駅がある、道の駅「鷲の里」へ。12:50予定のところ、12:41に到着。太龍寺ロープウェイは往復の運賃が2470円、JAL麗らか四国クーポンブックを提示すると100円引き!予定通り13:00に出発、完全貸切状態になったのにキレイなガイドさん付きでどうなるかと思ったら、ガイドさん貸切状態なのでご自由にしてくださいねと、ポイントのガイドだけではなく世間話とかもできて楽しい。途中舎心ヶ嶽の岩上に鎮座する大師像が見えるはずなのでここぞP610の出番と写真を撮る。が、動くロープウェイからの超望遠はブレブレ状態で115ミリ相当でなんとか。約10分の所要時間でロープウェイ山頂駅に到着。さてここからD800の出番とスイッチ入れるが無反応。ハングしてんのか?とバッテリー外そうと思ったら外すどころか入ってない!バッテリー自体が入ってない!そりゃ動かんわ。この大事な時にD800使えないなんて。レンズ合わせて1.7kgの大荷物となってしまった。となると必然的に今回のメインカメラはLX100。因みに今回持ち出したのはD800、LX100、P610、P340と我ながらバカじゃない?って感じで4台も持ってきてしまった。
■21番 舎心山 常住院 太龍寺
太龍寺は「西の高野」とも云われ、高野山真言宗、本尊は虚空蔵菩薩である。山頂駅から石段を上ると本堂へ行けるようになっているため、鐘楼門や納経所は駅より下がったところにある。みどころとしては龍天井と舎心ヶ獄の大師像。龍天井は納経所の右隣にある持仏堂の大きな龍が描かれた大廊下の天井。この龍は、弘法大師の修行を邪魔しようとして現れ、その後守護神となった龍だそうだ。
舎心ヶ嶽の大師像は、弘法大師が若いころ、舎心ヶ嶽という岩上で1日間の虚空蔵求聞持法を修行されたことにちなみ作られた弘法大師像。ロープウェイから見えたが、山頂駅から680メートル、ロープウェイのガイドさんから聞いたところでは片道20分程度とのこと。当初計画を立てたときは、P610の超望遠で写真を撮ることで代替しようと思ってたのだが、いざここ来たら行かなきゃダメでしょって思いにかられ、大師像まで行ってきた。
多少坂道があるだろうけど距離的には10数分で片道行ける!ってんで、ロープウェイガイドさん曰く片道20分を大幅に短縮できるつもりで。最後の坂道はかなりの急坂でちょーきつかったけど歩みは止めずやっとの思いで到着。そこに見えたのは絶壁の上であっち向いてる大師像。パッと見は後ろから見るだけって感じなんだけど、正面に見える岩から鎖が下がっていてそばまで行けそうなのである。ふと周りを散策するともうひとつ道のようなもの発見!正面に見える岩から下がる鎖を経由する行き方はかなり躊躇するが、そこを通らずに行ける小道もあったのである。行っていいのかいけないのか?でも入っちゃダメとはどこにも書いていない。ということで行ってみた。気をつけないとあわや転落簡単にしちゃいそうなので相当神経を使うが行けた。見つけてよかった!苦労していくなら必ずそばまで行くべき!そうじゃないとお顔さえ拝めないのである。でもホントにかなり危険。
因みに山頂駅からでも大師像は見ることができる。P610で24mm相当と1440mm相当で撮ってみた。24mmだとどれ?と思うほどすごーく小さく見えるけど1440mm相当だとここまで見える。14:40のロープウェイにも間に合い、20分遅れで済んだ。ロープウェイ帰りは一杯お客さんいたんだけど行きと同じガイドさん、今回はちゃんとガイドしてた。おじさんが、阿波踊りするのって聞いたら「しないです、一部の人だけがしてます」とは驚きの真実。まあそりゃそうだ、祭って意外にそんなもん。
さて14:35予定のところ14:56に道の駅を出発、次の22番平等寺へ向かう。道の駅から約20分でほぼ遅れ20分で想定通りの15:15に到着した。
■22番 白水山 医王院 平等寺
平等寺は高野山真言宗、本尊は薬師如来である。弘法大師が当地で修行の折、空中に五色の霊雲がたなびき、雲の中に金色の梵字が現れ薬師如来の尊像に姿を変えたので大師は現れた仏さまを供養しようと加持水を求めて1つの井戸を掘ったところ、乳白色の水が湧きあふれた。その霊水で身を清め100日間祈念しこの寺のご本尊となる薬師如来像を刻まれたと伝えられている。その白水の井戸は創建時より渾々と湧き続け万病に効く「弘法の霊水」として信仰を集めているとのことなので忘れずに頂いた。
予定15:20のところ15:45分と25分遅れで平等寺を出発、今日の最後、徳島の最後の札所である23番薬王寺へ向かう。さらに拡大した5分の遅れは取り戻し20分遅れの16:15に到着
■23番 医王山 無量寿院 薬王寺
薬王寺は高野山真言宗の別格本山で本尊は厄除薬師如来である。本堂に向かう最初の石段は、「女厄坂」といわれる33段、続く急勾配の石段「男厄坂」が42段、本堂から「瑜祇塔」までは男女の「還暦厄坂」と呼ばれる61段となっている。1段ごとにお賽銭をあげながら登ると見に降りかかる厄難が落ちるという。ということで、確かに石段をみると一段ずつ一円玉が置かれていた。かくいう自分は一段にだけ一円を置いてきた。これ御利益ないかな。本堂左手にある肺大師は、ラジウムを含んだ霊水で肺病などに効くとのこと。タバコ吸うのでいただいた。
ということで薬王寺の参拝を終えたのが17:00と15分遅れに回復。あとはホテル行くだけなので極めて順調である。とそこで急に思いついたのが明日予定してた日本一低い山の弁天山へ行けないかということ。明日はすごく盛り沢山でタフなスケジュールであり、時間があれば行くつもりくらいに考えていた弁天山に明るいうちにいけるなら帰りに寄るのは都合がいいことに気が付いた。
■弁天山
ということで18:15に弁天山に到着。マジこれが国土地理院に認められてる山とは!というほどかわゆいお山。鳥居があるところが登山口、歩いても10数秒で山頂へ。山頂には弁天様が祀られており、その左には記帳所と書かれた小さな箱。この山は福山雅治さんも登頂し記帳の記録が残っている。また近くのラーメン店アーチンさんでは登頂証明書を10円で発行してもらえる。とのことでラーメン店行ってみたけどやってなかったので仕方ないかと思いつつ、また登ってみたりしてから再度見てみると裏口に人がいたので訪ねてみるとラーメン店の人で店開けてくれたのでラッキー。ちゃんと登頂証明書を発行、というより名前も自分で書くんだけどね。通し番号欄は空白だけど仕方ないよね、管理大変すぎるし。
ということで18:32に日本一低い山を出発し、今日の宿、ホテルサンシャイン徳島へ向かい、19:00にチェックイン、今日はシングルをツインにしてくれたとのことでわりと嬉しい。到着時刻は予定より大幅に遅れたが、今回は夕食なしのプランなので何の影響もなし。
早速夕飯ということで徳島駅前まで歩いて行った。夕飯の候補は予め4軒くらい調べてあり、入れたらここがいいと思っていた味祭(あじさい)という居酒屋へ。金曜日の夜でいい時間だったのでだめかもと思ったけど入れた。そしてこれも予め調べておいたお得な晩酌セットを注文、ビールに刺身と焼鳥(阿波彩鶏:あわいろどり)がついて980円、それと阿波尾鶏:あわおどりっつー焼鳥頼んで、更に地元っぽい、すだち酎も飲んでみる。すだち酎はなんかまるでカクテルって感じの爽やかな焼酎でちゃんと一合徳利でもってきてくれるってことはすごく安いかも。これ何かに似てるなと思ったら、ふだんよく飲んでるシークァーサーの酎ハイ。そりゃそうだな、柑橘系だし。これロックで宅飲みはヤバイかも。ということでこの店とてもリーズナブルで気にいった。次徳島来たらまたここでいいやという感じ。
んで帰りにコンビニ寄ったらすだち酎を発見、買ってしまう。あとこのあと飲む用にすだち酒も。ホテルに戻ったらとりあえず大浴場へ。ミニサウナがあるのはいいんだけど、水風呂がないのはキツイ。風呂で疲れをいやしたら、とりあえず缶チューハイ飲んだ後、すだち酒飲んでみた。いや美味しいんだけどすだち酎とあんま変わんない感じがしないでもない。でもただ甘いだけの日本酒よりはいいかも。
ということで、今日の参拝と観光は以上だが、前回同様綿密に立てた計画の精度は我ながらあっぱれと褒めてあげたいくらい。予定外の20分のイベントを入れた分除くと5分の誤差内で進められた。これなら明日のタフなスケジュールも今日先に弁天山行ったこともありこなせそうである。
なんだけど、明日の予定大幅に変えちゃうかも。いやすでに変える気満々。もともと明日は徳島の伝統と文化を体験するのをテーマに計画したんだが天気悪いかもしれない。そうするとひょうたん島クルーズは面倒になるし、今日弁天山も行ったんだから、24番行っちゃう?ということである。たぶんホテルから3時間あれば余裕で行ける。先が長くお金もかかるお遍路さんはのんきに観光なんてしてる場合じゃないでしょ!行けるだけ行かないといつまでたっても終わんないよ!と思ったのだ。たぶん明日は高知上陸してる気がする。ということで明朝は6:30起床で朝風呂できれば入って7:00から朝食とするか。こうなると朝食つきプランはいらなかったなぁ。
箕輪城と芝桜
今日は先日テレビで見た群馬県の箕郷町?ん?今は高崎市?のみさと芝桜公園でみさと芝桜まつりをやってるのを見て、そんなのがあそこにあるの知らなかったので行ってみようかなと思いそっち方面へ。だけど芝桜まつりはテレビでやったのですごく混雑してる可能性が高いため、メインは日本100名城に選出されている箕郷城にして、芝桜は様子見て大丈夫そうだったら行こうということに。
地元の鉢形城もそうだし、勤務先も近い江戸城もそうだけど、なかなかなじみのある場所にある城はいつでも行けると思ってるからだろう、とっくに持ってて良さそうな日本100名城スタンプが、この箕郷城についても持っていないのであった。これはいい機会である。GWとはいえ、絶対空いてるだろうし。
■箕郷城
箕郷城のスタンプは高崎市役所の箕郷支所に設置されてるということでまずはスタンプをゲット。今日は休館日だが休館日用受付所があり、そこで押すことができる。ついでに箕郷城のパンフレットももらえる。城めぐりにはパンフレットが不可欠なのでちょうどいい。
さて、事前にネットでも情報を得ていたのだが、最近新しい駐車場が出来たということでそちらにとめることにした。到着すると確かに国指定史跡にふさわしい、立派な駐車場が出来ていた。駐車場は搦手口(からめてぐち)にありそこがスタート地点。パンフレットの地図を見ながら、どの道を回っていくかを検討し、ひととおり見られるようにするためにあえて遊歩道中央コースは行かずに南側、搦手口からだと左方向の普通の遊歩道をいくことにした。
最初に正面に見えるのは大堀切でそれを右手に見ながら坂を上ると堀を挟んで郭馬出を右手に見る形になるが、堀沿いには進まず、木俣とよばれる一角のまわりを一周してから郭馬出西虎口へ。そこから二の丸へ進もうと思ってたのに、整備工事をやっていて立ち入り禁止となっていた。仕方なくまた搦手口方向へもどってから二の丸へ。二の丸、三の丸とみて、右手上手に堀を挟んで本丸を望みながら北へ進み、御前曲輪のまわりをまわる感じで遊歩道中央コースを進む。御前曲輪、本丸とみて再度二の丸に戻る。
次は虎韜(ことう)門方面へ向かう。三ノ丸の石垣、鍛冶曲輪の石垣、虎韜門の石垣を見る。虎韜門大堀切口から大堀切を上っていくと正面が大堀切土橋。そう、立ち入り禁止で通れなかった郭馬出と二の丸をむすぶ土橋である。ここからまた木俣付近に上れる。というようなコースで鳥のさえずりや色々な虫や草花を楽しみながらずいぶんゆっくりと散策。山城ではあるが、きついコースはなく自然も豊かな公園というような趣の城でなかなかよかった。
■みさと芝桜まつり
次はみさと芝桜まつりに行ってみた。到着するとそこそこの混雑だったが駐車場は完備されていて止められないというようなことはなかった。まつり期間中は入園料300円が必要とのこと。テレビでみたときよりは少し見頃はすぎていてるかなという感じだが、それでもピンク、白、薄紫といった芝桜が花壇の中で模様となって咲いている景色は、ちょっとおせんちだが、おとぎ話の世界のようであった。地元周辺で芝桜というと秩父の羊山公園が有名だが、あちらはすごく混んでるのでこっちの方がいいと思う。羊山公園は行ったことないけどね。
東北花紀行 #2
2日目、朝早く起きて6時からやっているという公衆温泉浴場へ6時半に行く。6時半なのにこんなにいるの?というくらい客がいて、みんなこれから仕事なのだろう。でも朝早く起きて温泉に入るっていう日常生活はなんだか羨ましい。
■烏帽子山千本桜
ということで昨日夕方になってしまった烏帽子山千本桜のリベンジである。温泉出てそのまま行ったけど、昨日より咲いてる!って思ってしまう。光の具合によってこんなに違うのかと思うほどであった。
ちなみにこの烏帽子山にある烏帽子山八幡宮の大鳥居は日本一の石の大鳥居と言われ、柱がなんと一本石なのだとか。つまり、柱には継ぎ目がないのである。
それと朝早いのにカメラ重装備で来ている人が何人かいた。鳥でも撮ってるのかと思いきや、なんと公園の対面に通っている山形新幹線を桜とともに写そうとしているのだそう。確かにこれはいい写真になりそうな図ではある。あいにくこのときの手持ちカメラはLX100なので撮ったとしても新幹線チョー小さくてだめだろうということで撮ってみたい気持ちはあったけどやめた。
■田中屋のあんびん
烏帽子山の下の商店街にある田中屋というあんびんやで知人があんびんを買ってくれるという。あんびんとは?大福餅のことをこの辺ではあんびんというらしい。この店かなりの有名店らしく、開店は朝7時だが開店前に長蛇の列。列を横目で見ながら先に公園で桜を楽しんだのだが、戻ってきても店はまだ混雑。どれほどの大福餅なの?だいたい大福餅で大行列ができることが信じられない。どうも地元産もち米100%に手作りの餡をつめた完全無添加の品ということでそれが人気の秘密らしい。完全無添加で作り置きもしないから買うのにも時間がかかるし、時間を置くとすぐ固くなってしまうそうだ。なるほど、それで朝開店前から並んで買うわけね。知人宅に戻ってから食べたけど、確かに餅が柔らかくて甘すぎない餡が絶妙だった。2つも食べたら満腹に。
ということであんびんの朝飯後知人宅を出発したけど、はやり桜の新幹線が撮りたいということで時刻を調べて再度烏帽子山公園へ。そう、ここでP610が大活躍することになるかもしれないのだ。だけどその結果は別投稿でP610ファースト・インプレッションとして報告しようと思う。
■奥会津三島町のカタクリ・さくらまつり
さて、帰り、どのコースでどこを見て帰ろうかと毎回悩むが、今回は会津坂下を抜けて少しだけ遠回りして帰ることにした。途中道の駅があれば立ち寄って、何か見どころがないかどうかをさがす。途中に立ち寄った、奥会津にある三島町の道の駅、尾瀬街道みしま宿で、カタクリ・さくらまつりを今やっているとの情報を得たので早速行ってみた。花紀行にふさわしいイベントである。三島町の大林ふるさとの山では4月下旬ごろにカタクリと大山桜が斜面一面に開花するとのことでいままさに見頃の時期。
カタクリの花って間近でちゃんと見ることは今までなかったけど、紫の花が下向いて風にゆらゆらしているのってすごく可愛らしい感じ。公園内を散策していると誰かが「カモシカがいますよー」と叫んだ。野生のカモシカがいるらしい。うーん!これってまさにP610の絶好の被写体ではないか!ということで、これもファースト・インプレッションにて結果報告します。でも野生のカモシカなんて初めて見たのでちょー感動モノでした。来てよかったぁ!
ということで、今回の東北花紀行の旅は花三昧でいつもと違うものとなった。そうそう、今回スタッドレスからノーマルタイヤに履き替えて行ってきたけど、今回はメーター読みで672.4km、燃費は26.9km/Lということでだいたい25L使った計算、129円としてガソリン代驚きの3,200円程度。まぁ満タン法ではもう少し燃費下がるけど、目安としては山形往復3,200円の交通費って凄すぎ!
東北花紀行 #1
関東圏ではとうに散ってしまった桜が、東北方面では今盛りということで、今日から明日にかけて桜を見に行く。この桜の見頃について前回山形に旅行したときに泊めてもらった知人に教えてもらい今回も泊めてもらうことにした。
■国指定特別天然記念物「伊佐沢の久保桜」
伊佐沢の久保桜(いさざわのくぼざくら)は、山形県長井市にある、桜(エドヒガン)の樹齢約1200年と伝わる古木で国の天然記念物に指定されている。
久保桜は伊佐沢小学校のそばにあり、小学校の校庭にも多くの桜が咲いている。これを眺めながら先に進むと久保桜。天気も良く、桜も丁度満開でさすが天然記念物に指定されるだけのことはあるなと思わせる見事な枝っぷり。写真だと少しその迫力が伝わらないのが残念。
■烏帽子山千本桜
烏帽子山千本桜は赤湯温泉街の北側の烏帽子山公園に咲き誇る千本の桜で日本さくら名所100選にも選ばれている。JRの駅で見た山形の桜の名所のポスターでもトップに挙げられているのも見たことがあった。例のごとく朝早く家を出たものの一般道で来たこともあり、烏帽子山公園に着いた頃はすでにだんだん夕焼けが近いような時間帯。さらに今年は例年に比べると咲きが少し悪いそうで、夕焼けの逆光と相まって、咲き誇っているのかどうかが正直よく分からない感じではあった。また少し見頃は過ぎているのもある。
桜の後は、地元の回転寿司に連れて行ってもらった。まず最初に注文してくれたマグロがそのネタの大きさに仰天。シャリ三つ分はありそうな長いネタ。これで2貫で200円とはびっくり。それ以外のネタも新鮮で美味しく、その割に値段はリーズナブルなので久々に回転寿司だったけど、このレベルならいつでも行きたいと思わせる店だった。