LIVA MINI PC KIT

PC DEPOTのWebチラシでECSのLIVAというチョー小さいPC KIT(ベアボーン)が税抜16,000円で出ているのを見つける。ちょっと気になってWebで調べてみるとWindows 8.1 64bitで動き、CPUはCeleron N2807、64GBのeMMC、DDR3Lメモリ2Gバイト、ギガビットLANとUSB 3.0、2.0を1つずつ、HDMIとアナログRGB、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetoothとこんなに小さいのにかなり使えそうな感じ。そしてもっとも気になったのは消費電力がスーパー少ない!豆電球1つ程度で常時稼働でも全く気にする必要がないらしいのだ。

先週末買った全部録画チューナーで録画されたTV動画は、基本LANの中からならPCやタブレット、iOSデバイスどこからでも見られるが、インターネット経由だとベンダーが用意するクラウドサービスの利用が前提。だが調べるとVPNでつなげばいけるらしいとの情報を得たので、先週末から自宅へのVPNを構築を進めていた。

Windows 8.1のPCをVPNサーバーに仕立てるのは簡単で標準機能で実現可能。VPNプロトコルとしてPPTPとL2TP/IPsecどちらも可、設定したらルーターのポートを開ければいい。しかしどこが原因か分からなかったが、なぜかPPTPではVPN接続できたのに、L2TP/IPsecでは接続できず。ファイアウォールのせい?と、いろいろ設定とかいじってみるが接続できず。PPTPはセキュリティ上の脆弱性があるらしいのでL2TP/IPsecにしたいのだ。ということでWindows標準機能ではなく、SoftEther VPNというVPNサーバーソフト(OSS)がよさそうなので、試しに使ってみると案外すんなりできてしまった。

一応環境は整ったのが、常時PCを起動させておくなんて電気代もバカらしい。ということでWake-on-LANも設定し、必要な時にインターネット経由でWake-on-LANにてPCを起動後VPNで接続、TV動画を見ちゃうというなかなか素晴らしい視聴完了を構築できたのだった。

そんなタイミングで見つけたLIVAである。基本、録画したTV動画をインターネット経由で見たいという理由だけでなんとなくだけど、メインPCを立ち上げるってことに少し不安もあった。VPNだけ出来ればいいんだからこんなに小さく常時稼働可能なPCをVPNサーバーに出来ればすべて解決!しかもWindows 8.0ならアップグレード版が余ってる(一旦古いノートに入れてみただけでもう使ってないし、アップグレード版でもクリーンインストール出来たはずで、アクティベーションは電話でやればいい)ので、17,280円で構築できるなら何を迷う必要があろうか!ということで、PC DEPOTに行って買ってきて組み立てました。

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組み立てと言っても通常の自作とは違いチョーかんたん。写真に写ってるのがパーツの全てで、WiFiカードをボードにつけて、WiFiアンテナ2本をカードに接続して終わり。WiFiアンテナのカードへの接続は位置を合わせてはめ込むだけだけど、小さすぎてかなりてこづった。でも誰でもかんたんにできるはず。逆にこんなのだったら最初から組み上げておいてよって感じである。どんだけ小さいのかってのは缶コーヒーと比べると一目瞭然。ほんと小さくてかわいい。

続いてWindows 8.0のインストール。自宅には外付DVDドライブとかがないので、USBメモリをFAT32でフォーマットし、Windowsインストールディスクの中身をそのままコピー、LIVAを起動するだけ。問題なく起動しインストールも完了したので、アクティベーションしようとしたのだが、なんか以前はできたのにクリーンインストールしたアップグレード版は認証できないように変更されていた!がーん!しょうがない、Windows 8.1買う?でもProでない無印でも13,000円程度、これじゃ予定外出費である。さてどうする?ばからしすぎるじゃないか!

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