2泊3日の岡山城めぐりの旅1日目。旅のしおりを作って計画、昨日のうちに、岡山までの往復乗車券と行きの東海道新幹線の自由席特急券を購入済みです。
もともと地元駅から行く計画でしたが、熊谷駅までクルマで行けば、さらに早い電車で行けるということで急遽4:55に自宅を出発しました。熊谷駅近くの有料駐車場に止めて、5:39普通電車で東京へ。東京7:12発のぞみ9号の自由席、混んでるかなと思いましたがガラガラで乗れました。計画では7:39発だったのでかなりの前倒し。
天気がよく富士山もよく見えました。
岡山に10:25着。平成レンタカー岡山駅前店で借りた旅の相棒はスイフト。1城目、津山城へ。
■津山城
津山城は津山市にある日本100名城の67番、国の史跡に指定されています。本能寺の変で討死した森蘭丸の弟森忠政が、鶴山に築いた平山城で別名を鶴山城といいます。
12:45ごろ、津山城(鶴山公園)駐車場に到着しました。二の丸の立派な石垣が見えて規模も大きそうです。
津山城(鶴山公園)駐車場
駐車料金は無料です。
津山城跡案内板
入園券売場と冠木門跡
冠木門跡の脇にある入場券売場で入園券(310円)を買って登城です。
備中櫓
冠木門をくぐり左に折れると早速備中櫓が見えます。石段を登ると三の丸。
三の丸
広い表中門を挟んで左に鉄砲櫓、右に見付櫓の石垣がそびえています。
見付櫓跡
鉄砲櫓跡
表中門跡
表中門から石段を登り四足門跡を通ると二の丸。備中櫓を下から眺めることができます。
四足門跡と走櫓跡(右)
二の丸
備中櫓
備中櫓から伸びる長局の石垣沿いに進み、切手門跡から本丸を目指します。
切手門跡
切手門の石段を登った右側に弓櫓跡。
弓櫓跡
さらに石段を登った先に辰巳櫓跡があります。反対側に包(鼓)櫓石垣と十四番門跡。十四番門は立ち入りできないようです。その左側に表鉄門跡。
辰巳櫓跡
包(鼓)櫓石垣と十四番門跡
表鉄門跡から本丸へ。
表鉄門跡
本丸に入ると正面に天守台跡、左側に備中櫓が見えます。広大な本丸で本丸御殿があったそうです。
本丸
常用の井戸跡
長局
備中櫓
2005年に築城400周年を記念して復元された備中櫓に行ってみます。櫓入口で日本100名城スタンプをゲット。中の売店で御城印(限定版400円)を購入できました。
備中櫓内部
備中櫓を出て左側、五番門跡をぬけて天守台跡へ向かいます。
五番門跡
六番門跡
天守台石垣
多門櫓跡
七番門跡
長櫓と八番門跡
天守台跡に登ります。ハート型の石があります。「愛の奇石」として隠れた津山の観光スポットで、石に触れたカップルは恋が成就するとか。
ハートの石
天守台跡
備中櫓・五番門跡・六番門跡
天守台から降りて、本丸のほかの遺構も見てみます。北側の長屋櫓跡から月見櫓跡まで続く区域は立ち入りできませんでした。十四番門も立ち入りできないようになっていたので、瓦櫓跡や十二番門は見ることができません。残念。
長屋櫓跡
大戸櫓跡(左)と粟積櫓跡(右)
十一番門跡(左)と月見櫓跡(右)
本丸の東側も石垣がつづきます。それにしても長いです。
矢切櫓跡
太鼓櫓跡(左)と包(鼓)櫓跡(右)
包(鼓)櫓跡
埋門(裏切手門)跡から本丸を下ります。
七間廊下・腰巻櫓跡と埋門(裏切手門)跡
裏鉄門跡
十三番門跡と涼櫓石垣(正面)
二の丸へ
小姓櫓跡
裏中門跡
再び二の丸ですが裏下門跡から三の丸まで下りて石垣を見に行きます。
紙櫓跡
裏下門跡と肘櫓跡
白土櫓跡
塩櫓跡
昇櫓跡
三の丸の昇櫓跡石垣の下のところから先は立ち入りできませんでした。先に見える長柄櫓跡の石垣が崩れているからでしょうか。
長柄櫓跡
裏下門跡から再び二の丸へ戻ります。
色付櫓跡
色付櫓跡と格子門跡
白土櫓跡から肘櫓をのぞむ
御厩堀跡
白土櫓跡
二の丸
備中櫓の下に戻ってきました。
備中櫓
二の丸へ登るときに表中門から東方向へ登る石段があったので行ってみると、右に見付櫓跡、正面には美作忠魂碑が立っていました。左側に辰巳櫓の石垣、その下に十六番門跡があります。
見付櫓跡
美作忠魂碑
辰巳櫓跡と十六番門跡
散策もいよいよ大詰め、三の丸の東の方(つるまる広場)へ行ってから終わりとします。つるまる広場は当時火薬庫として使用されていたそうです。
長屋門跡
玉櫓跡
火縄蔵跡
ひととおりの散策を終えて駐車場に戻ってきたのが14:55ごろ、2時間10分くらいの散策でした。登城を計画した段階で、数多くの櫓や門跡があるので果たしてうまく回れるかなぁと思い3時間くらい必要?と思っていたので意外に早く回れました。それにしてもスケールの大きい城郭でこの規模の城郭はなかなかない、さすが100名城と思います。
今日は1城のみなので、倉敷の宿へ向かいました。