万博と兵庫・徳島・香川城めぐりの旅 #3-3 引田城スタンプと帰路

引田城のスタンプと御城印は、讃岐井筒屋敷にあるので高速使って向かいましたが、その前に徳島みやげを道の駅いたので買いました。

道の駅いたの
道の駅いたの

徳島ラーメン茶白贅沢食べくらべ鳴門金時バターパイ

徳島ラーメン茶白贅沢食べくらべと鳴門金時バターパイ。

道中、引田城がある城山が見えましたが、やはり今の体力・体調では、この暑さを乗り切ることはできないことを確信、予定変更大正解でした。

讃岐井筒屋敷に12:00すぎに到着。

讃岐井筒屋敷讃岐井筒屋敷讃岐井筒屋敷引田城スタンプ引田城御城印

讃岐井筒屋敷は江戸時代から醤油と酒造りを行っていた商家をリニューアルした観光施設で、建物は江戸後期から明治期に建築されたものだそうです。門をくぐるとタイムスリップした感覚でした。スタンプと御城印(300円)をいただいて帰路につきました。

室津PA
室津PA

淡路島の室津PAで一度休憩し、姫路に泊まるのぞみを検索、14:59発は間に合いそうだけどリスクあるので15:59発、つかれているのでグリーン車を予約。姫路について14:30ごろレンタカー返却、総走行距離は449Km、ガソリン20.18L、ノートの燃費は22.25Km/L、意外によくないですね。天候のせいかもしれませんが、オーラとの違いは感じません。

明太子パスタと生ビール

新幹線まで随分時間があるので、新幹線コンコース内の侍MANEKI珈琲店にて、明太子パスタと生ビール(合わせて1,360円)で時間を潰して帰路につきました。

20:30ごろ地元の日帰り温泉によってから帰宅しました。次のお城めぐりの旅は涼しくなった秋まではやめておいた方がよさそうです。

万博と兵庫・徳島・香川城めぐりの旅 #3-2 勝瑞城

予定変更の結果、今回の旅最後のお城は勝瑞城です。

■ 勝瑞城 ■

勝瑞城は徳島県板野郡藍住町にある続日本100名城の175番、勝瑞城跡と勝瑞城館跡は国指定史跡です。室町時代に阿波守護細川氏により置かれた守護館が勝瑞城館で、のちに三好氏が本拠としました。勝瑞は阿波の政治・経済・文化の中心地だったそうです。

勝瑞城館跡
勝瑞城館跡

9:48ごろ勝瑞城館跡駐車場に着き、クルマから降りましたが、なんだろう?足全体がつる感じで歩けません。水分不足かな、一旦クルマに戻り水分補給したり。動けそうになったので散策開始です。

駐車場は広大な区画された敷地内にあり、この一帯が勝瑞城館跡ですが、先に近くに見えるローソンの道挟んだ反対側にある勝瑞城跡へ。

■勝瑞城跡

勝瑞城は、三好氏菩提寺の見性寺の境内にあり、周囲は濠に囲まれています。

濠(西側)
濠(西側)

濠(南側)
濠(南側)

濠(東側)
濠(東側)

濠(北側)
濠(北側)

本丸に入ると勝瑞義家碑、土塁も一部確認できます。

本丸本丸
本丸

勝瑞義家碑
勝瑞義家碑

土塁
土塁

■勝瑞城館跡

戻って勝瑞城館跡です。整備されているのは区画Ⅲで、駐車場の前は池泉庭園があった跡地です。

池泉庭園跡
池泉庭園跡

勝瑞城館跡

濠跡には、実際の大きさに復元した展示や濠跡半立体表示もあります。

濠跡濠跡濠跡
濠跡

濠跡半立体表示
濠跡半立体表示

そのほか礎石建物跡、会所建物立体表示、枯山水庭園跡などが整備されています。枯山水庭園跡の東側に、東側との区画を分ける区画溝があります。

礎石建物跡
礎石建物跡

勝瑞城館跡

濠跡濠跡
濠跡

会所建物立体表示
会所建物立体表示

枯山水庭園跡
枯山水庭園跡

館内の区画溝
館内の区画溝

スタンプのある勝瑞城館跡展示室は区画Ⅰにある勝瑞城館跡現場事務所の2階です。

勝瑞城館跡展示室勝瑞城館跡展示室勝瑞城館跡展示室
勝瑞城館跡展示室

勝瑞城スタンプ

散策はこれにて、所要45分くらいでした。

御城印は近くの武田石油さんにて。勝瑞城の御城印は、藍で染めた阿波和紙に一枚一枚書家の方が書かれたとても綺麗な一枚ものです(600円)。

勝瑞城御城印

引田城のスタンプをもらいに向かいます。

万博と兵庫・徳島・香川城めぐりの旅 #3-1 一宮城

NEXEL α鳴門
NEXEL α鳴門

万博と兵庫・徳島・香川城めぐりの旅の最終日、一宮城勝瑞城引田城徳島城と盛りだくさんの予定としていましたが、熱中症気味の体調でこの炎天下の中、二つも山城行くのは無謀だということで、一宮城勝瑞城に行って、引田城はスタンプと御城印のみ、徳島城はパスして早く帰ることにしました。5:45ごろ、チェックアウトして一宮城駐車場についたのは6:30前、計画より30分前倒しです。これももう早く帰りたい気持ちが強かったから。

一宮城駐車場
一宮城駐車場

■ 一宮城 ■

一宮城は徳島市にある続日本100名城の164番、県指定史跡です。徳島県内で最大級の山城で南北朝時代の築城とされます。駐車場脇を入ると登城口で、案内板と無人のスタンプ置き場、料金箱にお金を入れて買う御城印(300円)、パンフレットがあります。

登城口
登城口

案内板
案内板

スタンプ置き場と御城印無人販売
スタンプ置き場と御城印無人販売

一宮城スタンプ一宮城御城印

倉庫跡→才蔵丸→明神丸→本丸→小倉丸→椎丸→水ノ手丸→陰滝と回る予定で登城開始。

登城道登城道
登城道

いきなり長い石段がひたすら続いています。やっと終わって少し下る感じになったと思いきや、再びひたすら続く石段が現れます。すごくきつい!

■倉庫跡

登り始めて12~13分、やっとのことで倉庫跡と本丸方面への分岐に着き、左方向にすぐに倉庫跡、食糧・武具を備蓄するための曲輪です。

倉庫跡倉庫跡
倉庫跡

本丸方向へ進むと竪堀。またまた登っていくと右側に二段になった大きめの曲輪があります。本丸まで200メートルの道標のところには湧水がありました。

竪堀
竪堀

曲輪曲輪
曲輪

湧水
湧水

■才蔵丸

まだまだ石段は続き、才蔵丸切岸に到達、その先には才蔵丸と明神丸を分断する堀切があります。堀切の左側は才蔵丸虎口で石段を登ると才蔵丸です。三の丸とも呼ばれています。

才蔵丸切岸
才蔵丸切岸

堀切
堀切

才蔵丸虎口
才蔵丸虎口

才蔵丸才蔵丸才蔵丸より
才蔵丸

才蔵丸虎口からすぐ、小倉丸への分岐がありますが案内図には書かれていません。どこに続くのか?

小倉丸への分岐
小倉丸への分岐

本丸方向へ進むと竪堀があり少し進んだところは明神丸と本丸をつなぐ帯曲輪で門跡があります。

竪堀
竪堀

帯曲輪門跡
帯曲輪門跡

■明神丸

門跡を右に進むと明神丸で二の丸とも呼ばれます。ここからの眺めは絶景です。明神丸には剣山遙拝所の礎石と基段が残っています。

明神丸明神丸より明神丸
明神丸

剣山遙拝所
剣山遙拝所

■本丸

帯曲輪に戻り進んでいくと本丸で立派な石垣の本丸虎口が現れます。本丸は周囲に石垣が組まれています。

帯曲輪
帯曲輪

本丸虎口本丸虎口
本丸虎口

本丸石垣本丸石垣
本丸石垣

本丸には、若宮神社がひっそりと祀られていました。本丸の西側一段さがったところには釜床跡(炊事場)があります。

本丸本丸
本丸

若宮神社
若宮神社

釜床跡
釜床跡

本丸石垣
本丸石垣

小倉丸へ向かいます。今度はどんどん下っていきます。途中で城内最大規模の堀切がありますが、ここに才蔵丸からの道がつながっているようです。

堀切堀切
堀切

明るく開けたところに出て対面にあるのが小倉丸です。

■小倉丸

小倉丸小倉丸

小倉丸の方向へ。

小倉丸へ
小倉丸へ

小倉丸は本丸の南側を防御するように作られた細長い曲輪で、曲輪の西南には高さ2メートルの土塁があります。土塁の先端には櫓台。

小倉丸
小倉丸

土塁
土塁

櫓台櫓台
櫓台

山城、かつ、あまりの猛暑でタオルもポロシャツも汗で重くびしょびしょなので、この辺で休憩し、誰もくるはずないのでポロシャツ脱いで絞りました。えー、こんなに?っ水道で洗ってる途中に絞ったっていうくらい大量の汗が絞り出されたのにはびっくり。歩きながら汗を拭いていたタオルでさえ同じ状態。さすがにこんなに汗かいたら脱水するよー。これで今日の計画変更は大正解と納得しました。動画撮っておけばよかった。。。

小倉丸から出て椎丸方向へ進むと、小倉丸土塁の外側の空堀が見られます。

小倉丸空堀
小倉丸空堀

椎丸へ
椎丸へ

■椎丸・水ノ手丸・陰滝

残すは椎丸と水ノ手丸で下るだけと思っていたのが違いました。椎丸までもアップダウン、水ノ手丸へもアップダウンでした。

椎丸椎丸椎丸
椎丸

水ノ手丸へはトラロープの張られた下りを進み、再度登って到着です。

水ノ手丸へ
水ノ手丸へ

水ノ手丸水ノ手丸
水ノ手丸

ここからは陰滝を経由して下城です。水ノ手丸から降りていくと貯水池にでました。今は大きな池はなく水が流れています。

貯水池貯水池
貯水池

貯水池から降りていくと鎖が貼られた急な岩場にでます。パンフレットにも「鎖を伝って登り下りすること」と書かれています。ここを下りて振り返ると、陰滝です。小さいながらいい滝。

岩場
岩場

陰滝陰滝
陰滝

あとは下りていくだけ、登城口に戻ってきたのは8:40、2時間10分の散策でした。駐車場ではドア開いた陰でまたポロシャツを絞りました。

阿波おどり会館
阿波おどり会館

次は勝瑞城ですが、寄り道してドラクエウォークのおみやげになっている阿波おどり会館を経由しました。