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ふるさと納税制度改正でポータルサイトのポイント還元は2025年9月末で終了とのことで、駆け込み寄付しました。選んだ返礼品は、
シグマからCONTEMPORARY 20–200mm F3.5–6.3 DGが9/25に発売されたばかりで、手持ちの28-200mmだと広角側が足りないので旅行レンズに最適!ちょうどいいタイミングでした。
天ぷら鍋は金額合わせです。
次は河村城ですが、まず先に御城印をもらいに山北駅前にある町立ふるさと交流センターへ。そこではパンフレットもいただきました。
河村城は神奈川県足柄上郡山北町にある山城で、県指定史跡になっています。本城郭を中心に、東の尾根には蔵郭・近藤郭・大庭郭・大庭郭張出・大手、北の尾根には小郭・茶臼郭、西の尾根には馬出郭・西郭・北郭・北郭張出が配置された縄張りになっています。
また、郭の周囲には水郭や帯郭が設けられ、本城郭と北郭の間に馬洗場があります。河村城址歴史公園として整備されています。
12:35ごろ、城の東側の馬達戸にある駐車場に到着しました。
馬達戸から大手堀切にかかる橋?から城内へ入ります。
城内に入ると大庭郭張出、一段上が大庭郭です。
彼岸花が咲いていました。
大庭郭の北側に多地屋数。東側は近藤郭で空堀跡と竪堀跡がありますがどちらも埋め立てられています。
近藤郭とその東側の蔵郭との間の堀切には橋が架けられ、障子堀が見られます。
橋を渡った先は蔵郭です。
蔵郭の東側の堀切は薬研堀で、木橋が架けられ、本城郭につながっています。
本城郭に入ります。
本城郭の最北端部には河村城址碑とお社が立っています。
お社のさらに奥まで行ってみると北の尾根にある小郭との間の障子堀の堀切や小郭・茶臼郭が見えます。
南の方へ戻って西の尾根の方に向かいます。
本城郭の南側に馬出郭。
馬出郭の東側の道を下りると分岐があり右にしばらく進むと西郭。この道を挟んだ西郭の反対側の下の方に見える曲輪が馬洗場でしょうか。
さらに北に進むと北郭、さらにその先、北郭張出と続いています。
北郭張出の先にも道は続いていますが、急坂で城外に出ていく感じです。本城郭まで戻って次は北の尾根部へ行きます。本城郭の中心辺り東側に階段になった下り道があり本城郭切岸沿いに下りていくと本城郭と小郭間の障子堀に出ます。
さらに進むと小郭と茶臼郭間の障子堀。一番手前の畝は水が湧き、お姫井戸と呼ばれます。
茶臼郭へは道を少し進んで戻る感じで階段を登ります。
茶臼郭の一番奥から下りる道があったので行ってみました。あとから見ると「この先いきどまり」とありましたが気づかず。障子堀の反対側にでました。水が溜まっていました。
その先進んで、小郭へ。登るのは少し大変でした。登ってはいけないところだった?
これで散策は終わりです。所要2時間くらい。
14:35ごろ帰路につきました。帰りは早く帰りたいので新秦野から狭山日高まで高速にしましたが、全行程使うより1000円ほど安く済みました。
今日は日帰りで足柄城と河村城へ散策に行ってきました。5:50ごろ出発、最初の目的地の道の駅ふじおやまに向かいます。
途中この機会に通っておきたいと思っていた大滝トンネルを経由するルートにしました。この機会にという理由ですが、国道140号での落石による通行止めが長期間になるため、建設中の大滝トンネルを暫定的に通れるようにしているから(一般国道140号通行止めによる大滝トンネルの暫定供用について)。まだ貫通したばかりで砂利道のため15km/h以下での通行とされていますが、実際の砂利道は押し固められていて結構スムーズに走れました。
9:40ごろ道の駅ふじおやまに到着しました。ここにある小山町観光案内所で足柄城の御城印を入手しましたが、御城印は15日から発売直後だったためか、案内所職員の方にどうやって知ったのか聞かれました。足柄城の縄張り図をいただけ現地でとても役に立ちました。
足柄城は静岡県駿東郡小山町の、神奈川県南足柄市の境の足柄峠にある山城で、一の郭から五の郭の曲輪が並列する連格式の縄張りになっています。
10:20ごろ足柄城址駐車場に到着。いただいた縄張り図を見ながら散策開始。
駐車場近くの登城口からだと、階段を登ったところは一の郭(本丸)です。東側には足柄明神姫玉手姫から名付けられた玉手ヶ池があります。底知らずの池または雨乞いの池と呼ばれ、底は小田原に通じている、池の水をかきまわし雨乞いをすれば必ず雨が降ったと言われます。本丸井戸とも言われます。一の郭は芝生で整備されていて、石碑の立つ西側隅には櫓があったと考えられています。石碑は生田蝶介の歌碑で「全貌を 裾野まで見せてあますなし 不二は悠然と 天ささげ立つ」。隣の石碑は「足柄公園」碑でした。一の郭北西隅に遊歩道入口。二の郭に続きます。
二の郭は一の郭と堀切で区切られ、一の郭の北西側にある細長い曲輪です。入って左側の視界は開けていて、天気がよければ富士山も見えるのですが、今日は残念でした。二の郭を縦断して三の郭に続きます。
三の郭は二の郭と深い堀切で区切られ、二の郭の北側にあります。一瞬こじんまりしてるなと思いましたが少し下りながら奥へのびていました。三の郭の中間くらいにある遊歩道の案内に従って、四の郭に続きます。
堀底?の遊歩道を進み、一段上がったところは四の郭、三の郭の北側にあります。林部分には井戸跡があり、林の外側は草は刈られていますが時期によっては藪かも。遊歩道を進み、五の郭に続きます。
五の郭は四の郭と幅広の大きな堀切で区切られ、四の郭の北側にあります。遊歩道以外は完全に藪化していました。五の郭の先へも遊歩道は続いていますが、城外側との大きな堀底へ続いているようなので、Uターンします。
二の郭に戻り、北東側にあった道を少し下りると蔵屋敷跡があります。
一の郭に戻りました。東端から阿豆未波夜橋を渡り山の神郭へ。曲輪の一角には山の神祠が祀られています。
曲輪を縦断して階段を下りると足柄の関跡に出ました。足柄の関は東海道足柄坂に出没する強盗団を取締まるために設置されたものです。クマに跨った金太郎像のある足柄山聖天堂を右手に見ながら駐車場まで戻り散策終了です。
11:55ごろ、次は河村城へ向かいます。
今回の旅の最後は明石城です。明石公園駐車場がいっぱいだったので、11:50ごろ近くの市営明石駅前立体駐車場にとめました。黒井城から明石城に変更したことで事前準備がないため、とりあえずスマホ頼りに散策することにしました。
明石城は兵庫県明石市にある国指定史跡、日本100名城の58番で、城跡は明石公園として整備されています。2014年に登城済みで、竹田城同様目的は御城印と動画撮りです。といいつつ記憶にあるのは2つの櫓が土塀でつながっているダイナミックな景観のみなので楽しみです。
市営明石駅前立体駐車場を出ると城跡南東隅あたりで、中堀と東不明門跡が見えます。中堀はこんなに幅広の立派な堀だったんですね、やはり全く覚えていません。21日からひょうごまちなみガーデンショーを開催していて、かなりの人でにぎわっています。
公園正面入口から入り、三ノ丸、稲荷曲輪、本丸、二ノ丸、東ノ丸の流れで散策することにしました。正面入口の右側には中部幾次郎翁銅像。現マルハニチロの創業者で公園創設をはじめ明石のために尽くした功績をたたえて建てられたそうです。中堀にかかる橋を渡ったところに太鼓門跡、門をすぎると三ノ丸。本丸などがある石垣の下側手前全部が三ノ丸と思っていましたが、太鼓門跡から見て左側にはかつて内堀に囲まれた居屋敷郭があり、右側が現在武蔵の庭園がある三ノ丸だったようです。内堀が埋められていて位置は明確にはわかりません。居屋敷郭あたりにはテントなど沢山張られていてガーデンショーのメイン会場のようです。
三ノ丸の明石公園サービスセンターで御城印をゲット。2014年入手済みのスタンプも貼っておきます。
石垣に向かって進みます。巽櫓から長い本丸土塀を挟んで坤櫓のある風景は、インパクトがあります。巽櫓の下にくると右へ二ノ丸石垣、東ノ丸石垣が続きます。
石垣を右に見ながら西へ進み坤櫓の方へ。
坤櫓をすぎた先の石垣は稲荷郭の石垣でその南西隅は正ノ櫓跡、石垣に沿って右に折れます。道の左側先の陸上競技場は山里郭があったところです。
稲荷郭石垣の北西隅は文ノ櫓跡、石垣から離れないように舗装道から右に折れるとすぐ右に万ノ門跡、正面は桜堀、石段を上がったところの万ノ門跡の右側に稲荷郭。一周します。
稲荷郭の本丸側に進み、坤櫓と先ノ門跡、天守台、本丸石垣とみて万ノ門跡に戻ります。
万ノ門跡から坂をのぼり見ノ門跡から本丸へ入ります。反時計回りに文ノ櫓跡、天守台、坤櫓。
坤櫓は伏見城からの移築櫓で国重要文化財に指定されています。ラッキーなことに9月~11月土日祝限定で特別公開されていました。
坤櫓の脇に人丸塚、本丸土塀沿いに巽櫓へ向かうと展望台が設置されています。
巽櫓は船上城から移築されたもので国の重要文化財、3月~5月土日祝限定で特別公開されるそうです。
巽櫓の北側に番ノ門跡がありその先は二ノ丸ですが、さらに北側には艮櫓跡があります。
番ノ門跡から本丸を出ると土橋になっていて本丸と二ノ丸を隔てる大堀切があります。
土橋渡って二ノ丸に入るとすぐ右側に大ノ門跡。ここから大堀切越しに見る巽櫓も絵になります。振り返ると二ノ丸石垣、東ノ丸石垣。
二ノ丸から方ノ門跡を抜けて東ノ丸へ。
東ノ丸の北東隅の左側は北ノ丸へ続く真ノ門跡、右側は城外・東帯郭へ通じる天ノ門跡、天ノ門跡を抜けると左側に城外へ通じる出ノ門跡、右側に東帯郭があります。
出ノ門跡を進むと右手南側に箱堀、左側は薬研堀ですが、薬研堀は藪でよく見えないので一旦そのまま城外へ出て左に回ると水を湛えた薬研堀を見ることができます。
戻って東帯郭を南へ下りていくと東ノ丸南東隅の角ノ櫓跡下の石垣部分でで右に折れ、南帯郭に入ります。
南帯郭を西端まで進んで、石段を下り、三ノ丸の武蔵の庭園を通って東不明門跡から下城しました。
14:10ごろ散策終了、帰路につきました。新大阪に着いて16:00前にレンタカー返却、総走行距離は496Km、ガソリン19.91L、ノートの燃費は24.91Km/Lでした。途中で16:39発の新幹線を予約しておきましたが、駅弁など買ってたりしたらあまり待つこともなくちょうどいい時間。今回も疲れたのでグリーンです。
20:45ごろ地元の日帰り温泉によってから帰宅しました。
次のお城めぐりの旅は10月末計画済み、さらにその次も12月に計画済みです。
2泊3日の鳥取・兵庫城めぐりの旅最終目。今日は、竹田城、明石城をめぐる予定です。
早朝宿近くのコンビニで朝食調達、5:50ごろ宿を出ました。
雲海に浮かぶ竹田城の撮影スポットとしても有名な立雲峡へ向かいました。まぁ雲海は時間も遅いし見れるとは思っていませんが遠くから写真撮りたいので。
6:15ごろ立雲峡駐車場に到着、環境整備協力金300円を払って、徒歩5分ほどの第三展望台めざしますが、こんな早朝に人が多いのにはびっくりです。ほどなく第三展望台につき遠くからの竹田城を楽しみました。
6:30ごろ山城の郷へ向かいます。一般客がクルマで竹田城へ行けるのは山城の郷まででそこから城跡まで徒歩約40分です。6:45ごろに山城の郷到着です。
竹田城は兵庫県朝来市和田山町竹田にある国指定史跡の山城で、日本100名城の56番です。標高353.7mの古城山山頂に築かれ、古城山全体が虎が伏せているように見えることから、別名「虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)」、また「日本のマチュピチュ」などとも呼ばれます。天守台・本丸を中心に、三方に向けて曲輪が配置された縄張りは南北約400m、東西約100mです。竹田城は2014年に訪問済みで、今回は御城印と動画が目的です。御城印はで入手できますが山城の郷開店の10:00に合わせて散策します。
7:15ごろ登山開始、20分ほどで中腹駐車場、40分で観覧料受付処に着きました。観覧料500円を払って登城です。
観覧料受付処からの散策道は基本一方通行です。大手道を進むと左に三の丸石垣、右に見附櫓石垣、その先は大手口枡形虎口でここから城内に入ります。2014年訪問時、ここは大手門跡となっていましたが、現在ここはそうではとされています。
石段を登って右側の広い曲輪は北千畳、その南東端に見附櫓跡。城が山頂部で木もないため、どこから見ても絶景を楽しめます。
北千畳をぐるり一周し、三の丸枡形虎口から三の丸へ。
食い違い虎口を経て二の丸へ向かいます。二の丸虎口を入ると二の丸。
天守台の脇の階段から本丸へ。2014年訪問時は本丸へは入れませんでした。天守台は最高地点にあるので、景色は言うまでもなく素晴らしいです。
天守台から下りると現地のガイドの方がベストショット地点を教えてくれました。本丸の東虎口のあたりです。手前に近くの石垣がいい感じで収まり、天守台上からよりも迫力のあるいい絵になりました。ガイドさん、写真もとってくれました。ありがとうございます。
さて、本丸の西側にある花屋敷は入れませんが本丸からもよく見えます。
二の丸へもどり進んでいきます。今日から保護工事に伴う観覧ルートの変更で本来の本丸の西側のルートが閉鎖され、本丸の東側の仮設ルートになるとの情報を得ていて平殿は入れないと思っていたのですが、観覧ルートは変更されていませんでした。本丸石垣の下を進んでいくと右側に花屋敷を見て、平殿、南二の丸。
南二の丸から南千畳へ出る南二の丸の虎口には正門という表示がありました。正門なのですかね?ここから観覧ルート最後の南千畳です。とても広い曲輪です。
散策もここまで、出口となっている虎口から南千畳の南側石垣を見ながら下りていくと
行きに通った登城路に出ますが、そこを左に曲がり少し上がったところに大竪堀が2本あります。
山城の郷の手前に戻ってくるとヤギさんが出迎えてくれました。
山城の郷に戻ってきたのは9:20、オープンの10:00までかなり時間があるので御城印は情報館「天空の城」で入手することにしました。竹田まちなか観光駐車場まで行き、天空の城までは歩いてすぐ。
御城印は3枚セットにしました。1枚300円、3枚セットが700円なので。2014年入手のスタンプも貼っておきます。
さて次の明石城へ向け10時すぎに出発しました。
今日最後めぐるのは、出石城・有子山城です。昨日の鳥取城の登山でかなり体力を消耗し、それよりも過酷と予想される有子山城に登るか正直迷っていましたが、予定より1時間ほど前倒しの結果、2時間かけて登山してもOKの状況なので、へとへとになったとしても登るぞと決意を固めました。
出石城は、兵庫県豊岡市出石にある豊岡市指定史跡の城、有子山城は、おなじく出石にある標高321mの急峻な有子山に築かれた国指定史跡の山城です。出石城・有子山城として続日本100名城の162番になっています。
12:05ごろ大手前駐車場に到着しました。南側の山の上に有子山城の石垣が見えます。あそこまで登るのかとプレッシャーです。同じ区画にあるいずし観光センターでスタンプと両城の御城印をまずゲット。スタンプは全く何かわからないほどインクが薄かったので予備を出してもらいました。あたりは城下町の街並みの雰囲気がとてもいいです。国の重要伝統的建造物群保存地区「豊岡市出石伝統的建造物群保存地区」として選定されているので、観光客もとても多く賑わっています。
まずは出石城の三の丸から散策です。駐車場自体、三の丸跡にあって、隣が家老屋敷、その少し先に西門跡があります。家老屋敷では何かのイベントの準備でしょうか。マイクのテストなど忙しそうでした。
戻って大手前通りを少し北へ行くと、大手門跡と辰鼓楼、内堀。辰鼓楼は明治時代から時を刻む日本最古年の時計台で今では4代目。大手前通りを南に進み、左側にある三の丸の対面所跡へ行ってみると、内堀側奥には内堀散策路がありました。
登城橋を渡り登城門から城跡へ入ります。
門を入って左側に下の曲輪があり、碑がたくさん並んでいます。右側は西の曲輪。
下の曲輪の一段上が二の丸で、本丸西隅櫓の手前石段から入ります。本丸石垣を見てから桝形虎口跡へ。下の曲輪から二の丸へ上がる虎口です。
二の丸の東側から有子山稲荷神社の鳥居が立ち並ぶお城坂へ出て左側に山里丸。
お城坂に戻って、二の丸の一段上にある本丸へ。入ってすぐ右側に本丸東隅櫓、左側に稲荷曲輪高石垣、奥に本丸西隅櫓と感応殿。2つの櫓は模擬櫓です。感応殿には仙谷秀久が祀られています。本丸西隅櫓の東側は本丸渡り櫓跡です。
続いてさらに一段上の稲荷曲輪へ。稲荷曲輪には出石城の鎮守社である有子山稲荷神社があります。
稲荷曲輪の東側に有子山城への登山口があります。登山口には登山における注意書きが。クマ、ハチ、ヘビなどの危険動物や登山についてのもので、プレッシャーを与えます。でも今日は時間をかけても登ると決めたので行きます。竹の杖が置かれていたので初めて借りることにしました。山城ではたまに杖が置かれていることがありますが、これまでは借りたことはないです。
事前情報では、登山口から40~60分、最初の500mがほぼまっすぐの急坂で、そこまで行くと楽だそうです。旅程計画時間に対し1時間40分ほど余裕があるため、なんとかせねば。
最初からほんとに急で、ほんとに傾斜が全く変わらずにひたすら続きます。すこし登ったところに「本丸まで980メートル」の表示板、あれ?登山口から980メートルじゃないの?と思いつつ、登っていきます。途中ところどころでお地蔵さんが励ましてくれています。次に850メートルの表示、まだそれしか来ていないの?とうんざりしますが、何なんでしょう、昨日の鳥取城よりなんか楽なのです。杖の効果でしょうか?昨日よりきついはずなのに。昨日は頻繁に休憩したのに、今日はなんか結構行けます。
本番まで720メートルのすこし先に左へ伸びる竪堀がありました。地図見るとやっと急坂の半分超えたくらい?さらに登ると土橋・堀切の表示で左右に竪堀が落ちています。
まだまだ急坂が目の前に続いていて、いつ着くのか。
それでもあきらめず頑張れば成し遂げられるものです。ついに本丸まで500メートルの北第六曲輪に到着しました。このあたりで下山中の男性とやっと会いました。それにしても出石の城下町にはあれほど人がいたのにここに登る人はこうもいないもんですかね?ベンチがあったので北第六曲輪で少し長めに休憩を取りました。
しかしです。本丸まで500メートルの場所から楽になるんじゃなかったのと思わざるを得ない急坂が見えています。あと少し頑張ろう。
登りきると北第五曲輪に出て、なぜかここにも500メートルとありますが「ここより先、なだらなか道です。景色や、有子山城跡の歴史的遺構をお楽しみください。」の神の救いのような表示板がありました。時刻は14:10、なんどかの休憩をはさんでここまで約50分強といったところ。杖の威力は計り知れないと実感しました。帰ったらトレッキングポール買うぞ!
さてここからは今までの急坂が嘘のように歩きやすいなだらかな道。少し進むと井戸曲輪の石垣、井戸曲輪を上から見る形です。下側へ行くのは時間と根性次第。さらに進むと本丸まで240メートルの表示のある分岐点に出ます。左に戻るように登ると主郭(本丸)方面、先で左へ向かう石切場への道、右側には西北部の曲輪群の曲輪が見えます。西北部曲輪群へ行くのも時間と根性次第。石切場へ先に行くか迷いましたが先に主郭へ向かいました。
ここからは少しまたつづら折りを登ります。するといよいよ第六曲輪の石垣が見え、そのまま進むと第五曲輪の石垣が見えて右に戻る形で第六曲輪へ。
先ほど見えていた第五曲輪石垣を過ぎて右に戻る形で登ったところは、第五石垣です。北側の奥から下を眺めると石取場がよく見えました。ふと頭に思い浮す、石取場行かなくていいよね。。。
先に進みます。第三曲輪の石垣が見えてきて右手前方向が第四曲輪、左直進方向が主郭方面です。第四曲輪の北側からも石取場がよく見降ろせます。
さて主郭(本丸)の前に千畳敷に向かうことにしました。千畳敷へは第四曲輪の北側から第三曲輪石垣を左手に見ながら進んでいきます。すると主郭と千畳敷を隔てる深さ12mの大堀切に出ます。千畳敷と書かれた表示板脇の小道を登ると、東西135m、南北50mの千畳敷です。三段に分けられています。
一番西側へ行き下を覗くと一段下に曲輪が見えます。
東端からは大堀切を眼下に主郭を望めます。
さて、第四曲輪へ戻り、シダで覆われた第三曲輪、続いて第二曲輪へ。第二曲輪からは主郭南側の石垣に回り込んでみました。
主郭虎口へ進み、15:15ごろ主郭(本丸)に到着しました。
主郭からの絶景をしばし楽しんだあと下山します。十分満足して達成感もあったので時間と根性次第としていた西北部曲輪群と井戸曲輪の下部はパスしました。下りは楽かと思いましたが、杖の効果があまり感じられず、下ってみて同じコンディションなら鳥取城より実際はキツかったろうと思います。登山口に下りてきたのは16時すぎ、散策往復で約2時間40分でした。
さて本日の宿、養父市にある旅館 古城さんには17時すぎに到着。素泊まりですが、夕飯とお風呂は歩いてすぐの道の駅やぶ但馬楽座で。夕飯は但馬牛レストランのやぶ牧場で、但馬牛ハンバーグ定食をいただきました。ジューシーでおいしかったです。食後にやぶ温泉、サウナもあって今日の疲れをゆっくり癒しました。
さて最終日の明日は、竹田城、黒井城をめぐる予定でしたが、、と同じくらい過酷そうな黒井城はパス、代わりに明石城へ行くことにしました。それにしても黒井城、前回天候悪くスタンプ・御城印ゲットのみだったのでなんか縁がないなぁ。また次回リベンジできればと思います。明石城は2014年訪問済みですが、当時御城印なんてなかったし、動画も撮っていないので。
鳥取砂丘の次に向かったのは若桜鬼ヶ城です。旅程ではスタンプと御城印がある若桜町観光案内所に先に寄ってからお城に行くことにしていましたが、案内所は9:30からなので、先にお城へ。
若桜鬼ヶ城は、鳥取県若桜町、若桜宿の南側にそびえる標高452メートルの鶴尾山に築かれた山城です。国指定史跡で続日本100名城の168番です。天守台を備えた本丸を中心として、北側に2段、南側と西側に各1段づつ総石垣の曲輪が築かれています。
若桜鬼ヶ城へは林道で馬場の未舗装駐車場まで行けますが、手前の舗装道の終点にある駐車場で案内図の写真撮り。
そこから未舗装の道を少し進むと馬場に入ります。馬場は山頂部の南の尾根上にあり、突当りが駐車場になっています。ここから南の尾根上を進み、お城の山頂部までは150mほどです。9:05ごろ駐車場からおりたところに堀切、進んでいくとホウヅキ段の石垣下にでます。右に行くと三の丸(通行止め)、左に行くと二の丸140mとの案内があります。ということはここまでが150mってことですかね。
二の丸方面へ進みます。ホウヅキ段石垣を見ながら進むと搦手の枡形虎口と搦手門跡に出ます。搦手門跡の裏側に武者溜り(勢隠し)。
二の丸へ向かう途中に六角石垣へつながる枡形虎口があります。六角石垣までは5分くらいとのことですが、この坂を見ると行くか迷います。先に山頂部を見てからということでそのまま進むと二の丸。二の丸には小屋が立っていてスタンプも設置されていました。
二の丸の北側一段下が三の丸です。大手門跡・枡形虎口があります。大手門跡を出ると左側に二重の石垣。どう二重になっているのかよくわかりませんでした。三の丸からは若狭の街並みを望むことができます。
二の丸へ戻り本丸に向かいます。廊下橋虎口をとおり、登っていくと本丸に出ます。
天守台の近くに行き止まり虎口があるようなのですが、これかなぁという感じではっきりとはわかりませんでした。
天守台からは向かって右が播磨方面、左が但馬方面と分かれているのがよくわかり面白いです。
さて最後に六角石垣を見に行きました。下山ルート沿いにありますがそこまではそれほど急な坂が続くわけではなかったのでよかったです。六角石垣はその郭の形状からそう呼ばれ、ほぼ完存した姿で残っているそうです。上の郭の左側に下りる道があったのでそこを下りて石垣周りを一周しました。
これで若桜鬼ヶ城の散策は終わりです。駐車場に戻ったのは10:20ごろ、1時間15分の散策となりました。
次、若狭駅前にある若桜町観光案内所へ行き、スタンプと御城印をゲットしました。御城印は綺麗なクリアファイルに入れてくれました。駅横の駐車場は無料で止められます
2泊3日の鳥取・兵庫城めぐりの旅2日目。今日は、鳥取砂丘、若桜鬼ヶ城、出石城・有子山城をめぐる予定です。
早朝6:20にホテルを出発、鳥取砂丘へ向かいました。6:34に鳥取砂丘会館駐車場に到着です。朝早いですが、割と観光客がいるもんです。
階段を登ると目の前に砂丘が広がりました。おー、これは雄大、確かにこれまで見たことのないすごい光景。当初はモデルコースの所要時間50分の砂丘地内周回コースを回ろうと思いましたが、適当に行くことにしました。なぜなら砂ばかりだから。。。馬の背に登れば、十分砂丘を堪能できるとの直感です。ということで、景色を堪能しながら馬の背へ。
馬の背に登ると雄大な日本海、標高は47mもあるそうです。素晴らしい景色です。
たくさん写真を撮って戻りましたが、駐車場近くまで来て、そうだ、ドラクエウォークのおみやげ取らなきゃ、ということで見ると600mくらい離れてました。どうする?あきらめる?悩みましたがもう来ない可能性が高いので、泣く泣くおみやげの場所目指して再び砂丘へ。
結果、やっとゲットできた場所は、馬の背とは全く違う方向で、砂丘を一周するくらいの気持ちがないとダメな場所でした。結果草木が多めの場所など違う風景も楽しめたかな。
時刻は7:50ごろ駐車場に戻ってきました。次は若桜鬼ヶ城へ向かいます。旅程は40分ほど前倒しできています。
2泊3日の鳥取・兵庫城めぐりの旅1日目。計画では、
・1日目:鳥取城
・2日目:鳥取砂丘、若桜鬼ヶ城、出石城・有子山城
・3日目:竹田城、黒井城
をめぐる予定です。
熊谷駅近くの有料駐車場に止めて、5:12普通電車で東京へ。東京6:42発のぞみで新大阪には9:06着。新大阪で日産レンタカー、今回も相棒はノートです。乗り出しは26,930km。
箕面有料道路、新名神高速道路、中国自動車道、鳥取自動車道のルートで鳥取城に向かいました。
12:50ごろ、鳥取県庁北側駐車場に到着しました。実は初鳥取県です。
鳥取城は、鳥取市にある戦国時代から江戸時代の城です。国の史跡史跡で日本100名城の63番です。別名は久松城(きゅうしょうじょう)・久松山城(きゅうしょうざんじょう)といいます。
標高263メートルの久松山頂の山上ノ丸を中心とした山城部、山麓の天球丸、二の丸、三の丸、右膳の丸など山下ノ丸の平山城部からなる梯郭式の城郭です。
駐車場から山下ノ丸、山上ノ丸、残りの山下ノ丸と散策しました。
早速駐車場から見える山頂の山上ノ丸。高いし、急な坂道を登らされるのが見てすぐわかります。少し不安。
駐車場すぐ近くに吉川経家公像。天下制覇を目指す信長の先鋒としての秀吉の山陰侵攻に対応して鳥取城に城主として入城したのが吉川経家です。秀吉の徹底した兵糧攻め「鳥取城の渇殺」に、経家は意を決して開城に応じ責任を取って自刃したそうです。
内堀沿いに北に進むと大手登城路で、擬宝珠橋を渡って今年復元工事が完了したばかりの中ノ御門をくぐり、山下ノ丸へ入ります。城内は工事による見学制限エリアがあり、景観的にはちょっとなぁというところも。
登城路左側に扇御殿跡(仁風閣とスタンプ設置場所の仮設ガイダンス施設がある)への小口があったので、先にスタンプと御城印を貰おうと入るも、ガイダンス施設までは行けず。宝隆院庭園と宝扇庵が見られるのみでした。
登城路に戻り進むと、城内唯一の白色花崗岩の切石積石垣、太鼓御門跡、三ノ丸。三ノ丸は高校となっています。上の方へ進んでいくと左側に二ノ丸石垣。三ノ丸裏手にある山下ノ丸最古の石垣へは立ち入りできず見られませんでした。
上に進み天球丸の一段下の曲輪に入ると天球丸石垣、その一部が球面になっています。巻石垣です。背後の石垣が孕み出したので崩落しないように築かれたもの(復元)で、このような石垣はここでしか見られません。この曲輪の南隅に楯蔵跡。
登城路に戻り進むと右側にあまり見たことのない登雁木。左に折れ突当り左に表御門跡があり二ノ丸に入ります。左前方に菱櫓跡。二ノ丸右側は山上ノ丸に行ってから散策します。
先ほどの突当りで右へ進んだ先は、風呂屋御門跡を通って天球丸。今度は上から巻石垣が見られます。天球丸の奥には三階櫓・武具蔵跡、空堀を見ることができます。
時刻は13:45、このあと中坂を登って山上ノ丸を目指します。少し上がったところに八幡宮跡、その先から急な登山道に。途中、一合目、二合目と表示板があって、どこまで登ったかが分かりやすい反面、まだここかと思わされます。とにかくキツイ、幾度と軽く休憩しながら五合目にある中坂稲荷には15分程度、こちらで長めの休憩、ご夫人と少しお話ししました。
六合目の表示で「この先クマ目撃情報多発」とあり、熊鈴も持ってきていますが、結構人が登っているのでつけずに進みました。ここまで少しも傾斜が緩くなることがなくて何度も小休憩しながらの登山です。
14:35、やっと山上ノ丸の入口に到着です。右側に二ノ丸の石垣、左側に本丸の石垣。本丸石垣手前の出丸への道は入れませんでした。二ノ丸石垣下の右に伸びる道は東坂ルートです。
まず二ノ丸、三ノ丸、三ノ丸からは東坂の上城門を上から見ることができました。
続いて本丸です。石段の左側は月見櫓跡、本丸に入ると車井戸、天守跡があります。本丸からの眺望は絶景で鳥取平野や鳥取砂丘を望めます。北側からは太閤ヶ平のある本陣山も見えます。出丸へ続く道は閉鎖されていて、出丸へはここからも行くことはできません。
下山の前に東坂ルートを少し進んだところにある東坂の上城門を見て、15:15ごろ下山しました。下りるのは早いもので、25分程度でした。
山下ノ丸の残りの遺構を回ります。中坂稲荷の鳥居から二ノ丸へはいり、走櫓跡、三階櫓跡、石切場跡。裏御門跡へ下りて、三階櫓台にあるお左近の手水鉢を確認してから再度戻って角櫓跡。二ノ丸から下りるところにはわかりやすくきれいな登石垣があります。
二ノ丸の下の曲輪は右膳ノ丸で澤市場屋古墓、下に下りると西坂下御門跡。仮説ガイダンス施設の鳥取城跡・仁風閣展示館へ寄って、スタンプと御城印をゲットしました。
いよいよ鳥取城の散策も終わりです。米蔵跡、 因幡小鍛冶景長の湯船、北ノ御門跡を見て内堀沿いを歩いて駐車場へ。宿へ向かいました。
宿はホテルRESH鳥取駅前。大浴場・サウナがあり駅前で飲食店も結構あり便利な場所でした。夕飯はスーパー居酒屋鳥取だいぜんさんでたっぷり海鮮丼、枝豆、ビール。海鮮丼は食材の種類が多くて新鮮でうまかったです。夕飯後はホテルで大浴場で疲れを癒します。大量の汗でびしょびしょに濡れたシャツをコインランドリーで洗濯しました。コインランドリー初挑戦ですが、これは便利でした。お風呂上がりのアイスも最高でした。
さて明日は早朝にチェックアウトして鳥取砂丘へ向かいます。それにしても今回の鳥取城の登山、これまでもキツイ山城はいくつかありましたが、今回が一番体力的にキツかったかも。明日行く予定の有子山城はもっとキツイと思われますが、大丈夫かと少し不安ですね。