お遍路さんの旅 #8-2-1 神恵院・観音寺

今日は6時に起床のつもりでしたが、ゆっくりでもいいじゃんと少し朝のんびりしました。予定では高速で最初のお寺に行くのも一般道で急がずに。平日なので高速も高いですしね。

第68番札所 七宝山 神恵院、第69番札所 七宝山 観音寺

第68番の神恵院と第69番の観音寺は同じ境内にある珍しい霊場で仁王門は共通です。8:51着と当初の予定より1時間半もゆっくりした到着となりました。

仁王門
仁王門

案内板
案内板

石段を上るとあまり見かけない珍しいちょっと複雑な案内が。

第68-69番境内図境内図

まずは石段上って境内左手方向の神恵院からお参りです。

神恵院は真言宗大覚寺派、本尊は阿弥陀如来です。法相宗の高僧・日証上人が琴弾山で修行中、宇佐八幡宮のお告げを受け、神船と琴を海上で発見しこれを祀り琴弾八幡宮とし、その神宮寺として建てられたのが起源とされています。のちに大師が阿弥陀如来を描き本尊として安置、神恵院として第68番札所に定めたそうです。明治の神仏分離令で八幡宮は琴弾神社と神恵院に分離、神恵院観音寺境内に移転されたため同じ境内となりました。

神恵院本堂
神恵院本堂

神恵院本堂
神恵院本堂

本堂は一見変わった鉄筋コンクリートの建物に見えますが、奥にお堂があります。

神恵院大師堂
神恵院大師堂

納経所も共通なので、続いて観音寺をお参りします。

観音寺は真言宗大覚寺派、本尊は聖観音世音菩薩です。開基も創建の時期や由縁も神恵院と同じで琴弾八幡宮の神宮寺として建てられ、のちに大師が神船は観音の化身であると感得し琴弾山の中腹に七堂伽藍を建立し、本尊とする聖観世音菩薩像を彫んで観音寺として霊場に定めたそうです。本堂は重要文化財です。

観音寺本堂
観音寺本堂

薬師堂
薬師堂

心経堂
心経堂

観音寺大師堂と愛染堂
観音寺大師堂と愛染堂

ということで納経後、9:39に出発、次は道の駅です。

#8-2-2へつづく。。。

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