■第73番札所 我拝師山 求聞持院 出釈迦寺
出釈迦寺は真言宗御室派、本尊は釈迦如来です。
大師7歳の時、我拝師山に登り「仏門に入り多くの人を救いたい。私の願いが叶うなら釈迦如来よ、姿を現したまえ。もし叶わぬのならこの身を諸仏に捧げる」と、山の断崖から谷へと飛び降りると、釈迦如来と天女が大師を抱きとめました。願いが叶うことを示された大師は、青年になって我拝師山の山頂で虚空蔵菩薩像を刻んで安置し、堂宇を建てたといいます。この場所は「捨身ヶ嶽禅定」といわれ元は札所でしたが、今は寺の奥の院となり、境内から急坂を50分ほど上がった場所にあります。
ということで時間もあまりありませんので、今回奥の院はパスしました。その代りに境内には捨身ヶ嶽遙拝所があります。
#8-2-8へつづく。。。