「続日本100名城」カテゴリーアーカイブ

大阪・兵庫城めぐりの旅 #1-1 福知山城・黒井城

3泊4日の大阪・兵庫城めぐりの旅1日目。ただし2日目は法事のため、城めぐりとしては3日間です。

計画では、
・1日目:黒井城、篠山城
・2日目:(法事)
・3日目:飯盛城、芥川山城
・4日目:姫路城

でしたが、今日の天気がわるそうなので、黒井城を福知山城に変更することにしました。

熊谷駅近くの有料駐車場に止めて、5:12普通電車で東京へ。東京駅でEX予約していた新幹線切符受け取り時にパスワードが分からない状況に陥った結果、6:33発が7:09発に変更になってしまいました。新大阪9:36着です。

ルーミー

新大阪からはバジェットレンタカー、相棒はルーミー。12時前に福知山城公園観光駐車場に到着しました。

■ 福知山城 ■

福知山城は福知山市にある続日本100名城の158番、福知山市の史跡に指定されています。明智光秀が築城しました。

福知山城

駐車場から福知山城がよく見えます。川に架かる昇龍橋を渡って登城しますが、川沿い右側にお城の形をした佐藤太清記念美術館があり、福知山城とマッチして雰囲気がいいですね。

昇龍橋
昇龍橋

佐藤太清記念美術館
佐藤太清記念美術館

昇龍橋を渡ると登城道、土塀と石垣が続いています。石垣が切れたところを右に入ると本丸石垣と転用石、釣鐘門につながる石段があります。

登城道
登城道

釣鐘門
釣鐘門

登城道に戻り登りきると天守の下に出ます。天守は大天守と続櫓と小天守からなる外観復元天守です。

大天守大天守大天守
大天守

小天守と続櫓
小天守と続櫓

天守の西側にある銅門番所は、もともとは二ノ丸の登城口にありましたが大正年間に天守台に移築され、天守閣の再建に伴い現在の本丸跡に移転されました。隣には未使用の転用石が多く置かれていました。

銅門番所銅門番所
銅門番所

未使用の転用石
未使用の転用石

天守台から本丸にかけての石垣は野面積みで、多くの五輪塔や宝篋印塔などの石造物が転用石として使われているのが特徴です。

天守台石垣と転用石
天守台石垣と転用石

天守入口の方へ向かいます。天守閣の東側にある豊磐の井(とよいわのい)は、深さ50メートルと城郭内の井戸としては日本有数の深さで、今も水をたたえているそうです。

豊磐の井
豊磐の井

天守の東側には釣鐘門、天守復元鯱瓦、朝暉神社など。

釣鐘門
釣鐘門

天守復元鯱瓦
天守復元鯱瓦

朝暉神社
朝暉神社

小天守
小天守

大天守大天守
大天守

天守は福知山市郷土資料館になっています。入館料は330円。こちらでスタンプと御城印をゲット。

#158 福知山城スタンプ福知山城御城印

天守は鉄筋コンクリート造ですが、目に見えるところは木になっていていいですね。最上階からは二の丸や伯耆丸をのぞむことができます。とはいっても二の丸は見る影もないですが。

天守

天守より北側のぞむ
天守より北側のぞむ

天守より北西側のぞむ
天守より北西側のぞむ

天守より二の丸のぞむ
天守より二の丸のぞむ

天守より伯耆丸のぞむ
天守より伯耆丸のぞむ

天守より東側のぞむ
天守より東側のぞむ

天守より南側のぞむ
天守より南側のぞむ

本丸北西側にある門を出て階段を下り、小天守と本丸石垣を見ながら、本丸の散策は終了です。

小天守
小天守

本丸石垣
本丸石垣

本丸のあとは二の丸に少し残る石垣などを見に行きました。

本丸西側石垣
本丸西側石垣

二の丸石垣跡
二の丸石垣跡

二の丸銅門跡
二の丸銅門跡

福知山城

これで福知山城の散策はおわりですが、せっかくなので、千原ジュニアさん句碑が駐車場脇にあるので見に行きました。プレバトでジュニアさんが詠んだ俳句の碑です。ちょうど句碑の話をプレバトでやっていたのを見ていたのでちょっとうれしい。

千原ジュニアさん句碑
千原ジュニアさん句碑

■ 黒井城 ■

時刻は13:40ごろ。時間に少し余裕があるので、黒井城のスタンプと御城印のみいただくことにしました。14:20頃丹波市の春日住民センターに到着。スタンプは春日住民センター、御城印はすぐ近くの丹波市観光協会事務所にてゲットしました。

#163 黒井城スタンプ黒井城御城印

大雨予報だったので、福知山城に変更したわけですが、そこまで悪天ではなく、行けたかもとも思いましたが、登城はまた別の機会に。

黒井城
黒井城

駐車場から黒井城を写真に収め、次の篠山城へ向かいました。

広島・山口城めぐりの旅 #3-2 新高山城

今回の城めぐりの旅、最後に訪れるのは新高山城です。新高山城は広島県三原市にある続日本100名城の173番、国の史跡に指定されています。

12:10ごろ本郷生涯学習センターに到着、こちらでスタンプをゲットしました(御城印はうきしろロビーで入手済み)。

本郷生涯学習センター
本郷生涯学習センター

#173 新高山城スタンプ

■ 新高山城 ■

12:20ごろ新高山城跡駐車場に到着。

新高山城跡駐車場
新高山城跡駐車場

新高山城登城案内
新高山城登城案内

新高山城登城道入口
新高山城登城道入口

登城道登城道大説明板大説明板

登城案内によれば登城道を進んで番所跡まで出て、そこで分岐して鐘の段へ行くようになっていますが、途中で鐘の段へ行く道への分岐がある情報を得ていたので、効率考え先に鐘の段へ行きます。登城道左側にあるその分岐の表示が「ノ」しか残ってなく、なんともわかりにくいです。

鐘の段への分岐鐘の段への分岐
鐘の段への分岐

■鐘の段

道を進んでいくと鐘の段を取り囲む八百段に出ました。鐘の段西側の八百段の手前右に登る道があり、そこを登ると鐘の段です。

八百段(鐘の段東側)八百段(鐘の段東側)
八百段(鐘の段東側)

八百段(鐘の段南西側)
八百段(鐘の段南西側)

八百段(鐘の段西側)
八百段(鐘の段西側)

鐘の段鐘の段
鐘の段

鐘の段北側郭
鐘の段北側郭

■番所跡

鐘の段の北側の郭を北に進んでいくと元の登城道に合流します。合流地点が番所跡で、番所跡は上から軽石の段、中の段、下の段となっています。

番所跡(下の段)
番所跡(下の段)

番所跡(中の段)
番所跡(中の段)

番所跡(軽石の段)
番所跡(軽石の段)

番所跡から登城道を道なりに進んでいくと匡真寺跡。

■匡真寺跡

匡真寺跡は小早川氏の菩提寺の跡です。

匡真寺跡匡真寺跡

匡真寺跡北東隅から中の丸に向かうかなり急な登城道を進むと途中でベンチがあったので休憩しましたが、不安定でかなり危ない!

中の丸へ中の丸へ

■中の丸(西側)

登城道石段を登ったところは門跡で、そこから西側の中の丸です。ここと本丸の北側の中の丸、釣井の段、東の丸が二の丸にあたります。

中の丸(西側)
中の丸(西側)

中の丸土壇
中の丸土壇

中の丸の土壇にはあとで行くことにして本丸へ登ります。手前に崩れた石垣が残っています。

崩れた石垣
崩れた石垣

■本丸

本丸に出たところは本丸の南西隅で桝形土塁が残り、本丸の北東部には大きな建物の礎石が残っています。

桝形土塁
桝形土塁

本丸本丸
本丸

礎石
礎石

本丸東側へ進むと詰の丸です。

詰の丸へ
詰の丸へ

■詰の丸

詰の丸は新高山の山頂で多くの巨石と石仏や石碑がありました。新高山は廃城後も修験道の山だったそうです。眺望はすばらしく、眼下の沼田川の対岸に小早川隆景が以前居城にしていた高山城があった高山や、新幹線が見えます。新幹線の動画を撮りたくて10分以上粘りました。

詰の丸詰の丸詰の丸
詰の丸

高山
高山

新幹線
新幹線

沼田川と本郷の街並み
沼田川と本郷の街並み

さて本丸へ戻り、北側にある虎口(大手門跡)から釣井の段の方へ下りていきます。

大手門跡
大手門跡

■釣井の段

釣井の段は上下二段からなる城内最大の郭で6つの円形石積井戸が残っています。東側にはライゲンガ丸とその奥に東の丸。

釣井の段
釣井の段

円形石積井戸円形石積井戸円形石積井戸円形石積井戸
円形石積井戸

ライゲンガ丸と東の丸(奥)
ライゲンガ丸と東の丸(奥)

■中の丸

釣井の段の西側には北側の中の丸があります。

中の丸(北側)中の丸(北側)
中の丸(北側)

東側の中の丸に戻り、土壇へ。

中の丸土壇中の丸土壇中の丸土壇
中の丸土壇

西の丸へ
西の丸へ

■西の丸・北の丸

中の丸に西側に配置されているのが西の丸、西の丸の北西に北の丸、これらが三の丸にあたります。西の丸の東端の郭は石弓の段で二の丸を守る箱薬研の堀切の役割を果たしています。

石弓の段
石弓の段

西の丸西の丸西の丸
西の丸

北の丸北の丸北の丸
北の丸

北の丸を見て新高山城の散策はおわりにし、14:30ごろ駐車場へ戻ってきました。

新高山城

15:25ごろレンタカーを返却、15:44三原発の普通電車で福山までいき、16:35発ののぞみで帰路につき、21時前には熊谷に着きました。

ほぼ計画通りに今回の旅は終了です。おみやげはもみじ饅頭です。

もみじ饅頭

広島・山口城めぐりの旅 #3-1 郡山城

2泊3日の広島・山口めぐりの旅3日目。郡山城、新高山城を巡る予定です。

広島北ホテル
広島北ホテル

■ 郡山城 ■

早起きして7:00ごろ安芸高田市歴史民俗博物館へ到着、開館前なので場所だけ確認し、毛利元就公墓所参道駐車場へ。

郡山城跡案内図

郡山城は安芸高田市にある日本100名城の72番、国の史跡に指定されています。

毛利元就公墓所参道駐車場は大通院谷遺跡にあります。ここから毛利元就公墓所参道を経由して本丸へ行くルートにしました。

毛利元就公墓所参道駐車場
毛利元就公墓所参道駐車場

郡山城西端にある大通院谷遺跡では石塁を伴う屋敷跡、約100mの薬研堀が見つかりました。

薬研堀跡
薬研堀跡

大通院谷遺跡
大通院谷遺跡

■毛利元就公墓所

毛利元就公墓所参道
毛利元就公墓所参道

参道に入りしばらく登っていくと毛利元就・一族墓所(洞春寺跡)があります。百万一心碑は元就の「百万一心」の伝説を記念したものです。

毛利元就墓所(洞春寺跡)
毛利元就墓所(洞春寺跡)

毛利一族墓所(洞春寺跡)
毛利一族墓所(洞春寺跡)

毛利元就墓所(洞春寺跡)
毛利元就墓所(洞春寺跡)

百万一心碑
百万一心碑

■登城道

毛利元就公墓所の階段おりて右から登城道に入ります。

登城道登城道
登城道

少し上ったところに嘯岳禅師の墓があります。嘯岳禅師は元就火葬時の導師だそうです。天災被害なのか崩れしまっていましたが、直さないのかなぁ。

嘯岳禅師の墓
嘯岳禅師の墓

登城道(鹿発見!)
登城道(鹿発見!)

郡山第1号古墳
郡山第1号古墳

登城道(本丸へ350米)
登城道(本丸へ350米)

登城道(井戸の壇・御蔵屋敷下)
登城道(井戸の壇・御蔵屋敷下)

御蔵屋敷についたのは7:50ごろ。

■御蔵屋敷(下段)

郡山城は山頂にある本丸を中心として放射状の各尾根上に曲輪群が形成されています。御蔵屋敷跡は二の丸西側下の上下2段の曲輪です。

御蔵屋敷(下段)
御蔵屋敷(下段)

御蔵屋敷(上段)と二の丸(奥)
御蔵屋敷(上段)と二の丸(奥)

御蔵屋敷跡から本丸の周りを時計回りに散策していきます。

■釣井の壇

釣井の壇は本丸の西側にある曲輪で、城内に残る唯一の石組の井戸があります。

釣井の壇釣井の壇釣井の壇
釣井の壇

姫の丸壇へ
姫の丸壇へ

■姫の丸壇

姫の丸壇は本丸の北側にある曲輪で、百万一心石が発見されたと伝わります。

姫の丸壇姫の丸壇姫の丸壇姫の丸壇
姫の丸壇

釜屋の壇へ釜屋の壇へ
釜屋の壇へ

■釜屋の壇

釜屋の壇は本丸の北東側にある曲輪で、一番先は堀切をはさんで羽子の丸に続きます。

釜屋の壇釜屋の壇釜屋の壇釜屋の壇
釜屋の壇

羽子の丸
羽子の丸

釜屋の壇
釜屋の壇

厩の壇へ
厩の壇へ(分岐)

■厩の壇

厩の壇は本丸の南東にある曲輪です。尾根に沿った中心部の曲輪群と北側に分かれた曲輪群があります。釜屋の壇からの道で左右へ分かれる分岐があって、左に進むと北側の曲輪群、右を上に進むと中心部の曲輪群です。

厩の壇(北側)厩の壇(北側)厩の壇(北側)
厩の壇(北側)

厩の壇厩の壇厩の壇厩の壇
厩の壇

三の丸へ
三の丸へ

■三の丸

厩の壇から三の丸へ入ります。三の丸は石塁等によって東段、南段、西段に分割されています。

三の丸(南段)・石塁跡
三の丸(南段)・石塁跡

三の丸(東段)三の丸(東段)
三の丸(東段)

三の丸(西段)三の丸(西段)三の丸(西段)
三の丸(西段)

三の丸(西段)の北西隅から御蔵屋敷の方へ向かいます。左下側に三の丸石垣跡、進むと右側に二の丸虎口、正面は御蔵屋敷の上段です。

三の丸石垣跡三の丸石垣跡
三の丸石垣跡

二の丸虎口
二の丸虎口

■御蔵屋敷(上段)

御蔵屋敷(上段)
御蔵屋敷(上段)

御蔵屋敷(上段)土塁跡
御蔵屋敷(上段)土塁跡

■二の丸・本丸

二の丸虎口へ進み、二の丸へ。二の丸は本丸の南側にあります。

二の丸二の丸
二の丸

本丸
本丸

本丸の奥には櫓台があります。

本丸櫓台本丸櫓台本丸櫓台
本丸櫓台

本丸櫓台から本丸・二の丸のぞむ
本丸櫓台から本丸・二の丸のぞむ

御蔵屋敷(下段)まで下りて、勢溜の壇へ向かいます。

■勢溜の壇

勢溜の壇は、本丸の南西へ伸びる尾根を堀切で御蔵屋敷下段と区切って独立させた大きな曲輪です。

勢溜の壇勢溜の壇勢溜の壇勢溜の壇勢溜の壇

展望スポットです。9時前なのですが、朝靄で全く見えませんでした。

勢溜の壇勢溜の壇勢溜の壇
勢溜の壇

満願寺跡に向かいます。勢溜の壇を右手に進み大きく左下へ折れた先に満願寺方面への分岐があります。

満願寺方面への分岐
満願寺方面への分岐

■満願寺跡

満願寺跡満願寺跡満願寺跡

妙寿寺跡の案内標識があったので、予定していませんでしたが行ってみることに。途中道を間違えたものの、なんとかたどり着きました。

■妙寿寺跡

妙寿寺跡妙寿寺跡
妙寿寺跡

先ほどの分岐に戻り麓方向へ下りていくと、尾崎丸。

■尾崎丸

尾崎丸は毛利隆元が本城から移り住んだと伝わる曲輪で、北側は堀切と土塁で画されています。

尾崎丸尾崎丸堀切尾崎丸堀切尾崎丸尾崎丸尾崎丸尾崎丸
尾崎丸

戻って下へ進むとすぐ右に展望スポットとなっている曲輪があります。靄も晴れて街並みを見渡すことができました。

展望スポット展望スポット
展望スポット

さらに下りていくと本城への分岐です。本城へ向かいます。本城までの道はかなりの旧斜面になっていて道があるよなないような。帰りはこれ登るの?と先に覚悟がいるくらい。

本城への分岐本城へ本城へ本城へ本城へ

■本城

本城は、毛利元就が郡山全山を城郭とするまでの毛利氏の本城で、郡山の南東山麓に位置しています。

本城本丸南側の曲輪
本城本丸南側の曲輪

本城本丸
本城本丸
本城本丸

本城本丸から二の丸・三の丸のぞむ
本城本丸から二の丸・三の丸のぞむ

本城二の丸
本城二の丸

本城三の丸
本城三の丸

これでひととおり散策したので麓へ下りていきます。途中に展望台がありました。

展望台展望台

■山麓部(里)

山麓のエリアでは、興禅寺跡(郡山公園)、清神社、三矢の訓跡碑、毛利元就像、元就火葬場伝承地と順にみて、最後は毛利隆元墓所としました。

登城道入口
登城道入口

興禅寺跡(郡山公園)
興禅寺跡(郡山公園)

清神社
清神社

三矢の訓跡碑
三矢の訓跡碑

毛利元就像
毛利元就像

元就火葬場伝承地
元就火葬場伝承地

毛利隆元墓所
毛利隆元墓所

10:30頃、毛利元就公墓所参道駐車場に戻ってきて、安芸高田市歴史民俗博物館へ行き、スタンプと御城印をゲットしました。

安芸高田市歴史民俗博物館
安芸高田市歴史民俗博物館

#72 郡山城スタンプ郡山城御城印

3時間半程度の散策でしたが、くまなく見ることができた気がします。

次の新高山城までは75分くらいです。

広島・山口城めぐりの旅 #1-2 三原城

福山城の次は三原城です。福山13:58糸崎行きの普通電車に乗って、糸崎にて乗り換え1駅で三原に14:31着です。

■ 三原城 ■

三原城は三原市にある続日本100名城の172番、国指定史跡です。毛利元就の三男・小早川隆景によって築城が始められた海城で、満潮時に城が浮かぶように見えたことから別名「浮城」とも呼ばれます。

主な遺構は、天主台、船入櫓、本丸中門など。

■天主台

まずは天主台から。JR三原駅が本丸を通る形になっているため天主台はJRのコンコースから直接行くようになっています。

天主台入口
天主台入口天主台入口天主台へ

階段を上がると天主台です。とても広く広島城の天守が6つも入る広さですが実際に天守は立てられなかったそうです。

天主台
天主台天主台
天主台
天主台
天主台
天主台
天主台

本丸の石垣を新幹線がまたいでいるのも見られます。

本丸石垣

天主台の次は、天主台の周りを散策しました。

■天主台の周り

駅の西口を出ると天主台の石垣と大きな堀に圧倒されます。

天主台石垣と堀

隆景広場の一角に小早川隆景像。

小早川隆景像
小早川隆景像

天主台の周りを時計回りに進んでいくと、西国街道、西国街道石列跡、長屋門跡、後藤門石垣跡。

西国街道と石列跡
西国街道と石列跡

長屋門跡
長屋門跡

天主台
天主台

後藤門石垣跡
後藤門石垣跡
後藤門石垣跡

天主台
天主台

後藤門石垣跡
後藤門石垣跡

天主台
天主台

天主台の堀を挟んで東側の鍛冶曲輪跡では石垣がところどころに残っています。

鍛冶曲輪跡石垣
鍛冶曲輪跡石垣
鍛冶曲輪跡石垣
鍛冶曲輪跡石垣

天主台の南東側からJRのガード下をくぐっていくところにある通称「かくれ城跡」の本丸石垣を見ながら、三原駅の南口へ。

かくれ城跡かくれ城跡
かくれ城跡

■三原駅南口エリア

三原駅観光案内所「うきしろロビー」があり、三原城のスタンプと御城印をゲット、それと明後日登城予定の新高山城の御城印も忘れずゲットしました。

うきしろロビー
うきしろロビー

三原城御城印
#172 三原城スタンプ
新高山城御城印

続いて、三原駅南口エリアの遺構を回りました。

本丸中門跡の南北に石垣がのびています。ここの堀は内堀でかつては天主台周りの内堀につながっていたそうです。石垣の南先端に臨海一番櫓跡。臨海の名のとおり、かつては海に面していました。

本丸中門跡本丸中門跡本丸中門跡本丸中門跡
本丸中門跡

臨海一番櫓跡
臨海一番櫓跡

臨海一番櫓跡から東にずっと進むと船入櫓石垣に着きました。ここに三原城址之碑が立っています。船入櫓は船入を監視していたそうで、今は堀になっていますが石垣の下は海でした。

船入櫓石垣船入櫓石垣船入櫓石垣
船入櫓石垣

三原城址之碑
三原城址之碑

船入櫓のすぐ近くに郵便局があり、そこにも石垣遺構があります。

石垣
石垣

予定より時間に余裕があったので、三原駅の北東エリアの遺構に向かいました。途中「三原城跡船入(内堀)」と書かれた案内があったので向かうと、城内に直接入港できる船の停泊地が残っていました。

船入
船入

■三原駅北東エリア

三原駅の北東エリアの東大手門跡と和久原川水刎の石垣は、交差点挟んで対角線上に隣接しています。和久原川水刎の石垣は、川岸から川中へ向けて三角形に作られ、川の流れを弱め方向を変えるために作られたそうです。

東大手門跡
東大手門跡

和久原川水刎の石垣
和久原川水刎の石垣

最後に駅前に戻り、本丸五番櫓跡から船入櫓跡へ。

本丸五番櫓跡
本丸五番櫓跡

船入櫓跡船入櫓跡船入櫓跡船入櫓跡船入櫓跡
船入櫓跡

今日の城めぐりはここまで。タイムズカー三原駅前店で今回借りたのは、スイフト。今日の宿は東広島市にあるホテルカモ。天然温泉ホットカモという日帰り温泉施設が併設されているのでここを予約しました。

ホテルカモ
ホテルカモ

スイフト
スイフト

部屋からの眺め
部屋からの眺め

ホットカモで夕食
ホットカモで夕食

明日は広島城と岩国城をめぐります。

岡山城めぐりの旅 #2-1 備中高松城

今回の旅2日目は備中高松城鬼ノ城です。

朝食バイキング
朝食バイキング

8:20ホテルを出発予定でしたが、早めに出発すべく7:00すぎに朝食をとり、出発しました。

■蛙が鼻築堤跡

最初の目的地の蛙が鼻築堤跡には、予定より40分ほど早い8:30すぎに到着しました。駐車場は2-3台しかとめられませんが誰も先客はいませんでした。

蛙が鼻築堤跡駐車場
蛙が鼻築堤跡駐車場

備中高松城は羽柴秀吉の水攻めで有名ですが、水攻めに使われた現存する堤防の一部が蛙が鼻築堤跡。周囲が沼や湿田に囲まれている備中高松城が浅い盆地状の地形の中心にあることを逆手にとり、城を遠巻きにして堤防を築き水攻めにしたというなんとも壮大な奇策です。蛙が鼻付近はそのただ一つの水の出口だったそうです。高松城跡 附水攻築堤跡として国の史跡に指定されています。

蛙が鼻築堤跡蛙が鼻築堤跡蛙が鼻築堤跡
蛙が鼻築堤跡

蛙が鼻築堤跡の前には高松城水攻め史跡公園が整備されていて、発掘された杭列や土俵の痕跡等の基礎地業の複製があります。

基礎地業の複製
基礎地業の複製

高松城水攻め史跡公園
高松城水攻め史跡公園

さて、8:45ごろ、ここから徒歩で秀吉公本陣跡へ向かいます。

■秀吉公本陣跡

羽柴秀吉が水攻めの築堤を築く際に陣を構えたのが石井山の秀吉公本陣跡です。太閤岩入口から山道を登っていきます。

太閤岩入口
太閤岩入口

入口から10分もかからず本陣跡に到着しました。備中高松城がよく見降ろせます。

秀吉公本陣跡
秀吉公本陣跡

本陣跡からみた備中高松城
本陣跡からみた備中高松城

清水宗治公の首塚跡
清水宗治公の首塚跡

すぐそばに自刃した備中高松城主の清水宗治公の首塚跡もあります。

さて、駐車場に戻り、備中高松城へ向かいます。

■備中高松城

9:15ごろ備中高松城址公園駐車場に到着。備中高松城は岡山市にある続日本100名城の171番、国の史跡に指定されています。日本100名城スタンプと御城印がある備中高松城址資料館の開館は10:00なので、それまでみどころを散策します。

駐車場は三の丸にあり、まずは三の丸にある船橋、高松山妙玄寺にある清水宗治公自刃の地、ごうやぶ遺跡といったみどころを散策しました。ごうやぶ遺跡は宗治公を追って、家臣らが互に刺し違えて殉死した所です。

船橋
船橋

清水宗治公自刃の地
清水宗治公自刃の地

ごうやぶ遺跡
ごうやぶ遺跡

備中高松城址公園駐車場にもどり、公園内に入りますがここも三の丸です。公園入口入ってすぐ左側に、高松城水攻図案内盤があり、水攻めの範囲や城を囲んだ武将の位置がわかるようになっていました。

三の丸
三の丸

高松城水攻図案内盤
高松城水攻図案内盤

備中高松城址公園
備中高松城址公園

備中高松城址資料館
備中高松城址資料館

備中高松城址資料館の奥側が二の丸で、手前は公園です。

二の丸跡二の丸跡
二の丸跡

二の丸から本丸へ向かいます。蓮池にかかる橋を渡って本丸へ。

蓮池(宗治蓮)
蓮池(宗治蓮)

本丸跡
本丸跡

本丸跡には清水宗治公首塚で山から移設されたものだそうです。隣には、清水宗治辞世の句石碑が。「浮世をば 今こそ渡れ武士の 名を高松の 苔に残して」

清水宗治公首塚
清水宗治公首塚

清水宗治辞世の句石碑
清水宗治辞世の句石碑

本丸をまっすぐ進むと駐車場のある広場に出ます。その先は家中屋敷の区域で、そこにある清水宗治公胴塚へ。同塚は住宅の間にひっそりとたたずんでいました。

清水宗治公胴塚
清水宗治公胴塚

これでひととおりみどころは押さえたので、本丸経由で備中高松城址資料館まで戻ってきました。ちょうど開館時間の10:00すぎ、資料館内へ入り、日本100名城スタンプと御城印(300円)をゲット!

備中高松城スタンプ備中高松城御城印

職員の方がこちらも見ていってくださいと案内してくれたのは、1985年6月にこの地域が洪水になった時の写真と水攻め図の展示でした。洪水時のようすがまるで水攻めされた時の様子とかぶり、感動しました。

1985年6月洪水時写真と水攻め図
1985年6月洪水時写真と水攻め図

さてそれでは次のお城へ。という計画が、資料を見ていてもう一か所行くべき場所を見つけてしまいました。水攻め水取入れ口遺跡です。足守川をせき止めて水を引き入れた場所です。ここからクルマで15分です。

高松城水攻め水取入れ口遺跡
高松城水攻め水取入れ口遺跡

駐車場などはなく、道端に少しだけ停めさせてもらいました。特に遺構などはなく案内のみですが、想像力を膨らませましょう。これで備中高松城の散策が完結です。

次の鬼ノ城へ向かいます。

秋田旅行 #2 脇本城

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秋田旅行2日目は脇本城に向かいます。朝風呂に入って、7時から朝食、7時40分頃にチェックアウトしました。

ドラクエウォークのおみやげの、なまはげ館へ寄り道したあと、道の駅おがでホンモノのおみやげを購入。その後脇本城の史跡脇本城跡案内所駐車場に10時すぎに到着しました。

DJI_0001cIMG_4827脇本城スタンプ

史跡脇本城跡案内所は無人ですが、スタンプやパンフレットなどゲットできます。

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案内所の先はクルマは入れません。その道を進んでいきます。内館が見えてきました。

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内館では、いくつもの曲輪が並んでいました。

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南端の曲輪から北側をのぞむ

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南端の曲輪から東側をのぞむ

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西側をのぞむ

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館跡群跡

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西側土塁

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井戸跡

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虎口

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空堀

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主廓部

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大土塁・井戸跡

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大土塁

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大土塁

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東隅の曲輪

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東隅の曲輪から東側(城下町)をのぞむ

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内館

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天下道

南側から東側へと内館を散策し、東側から天下道に出ました。ここをずっと降りていくと、菅原神社にたどり着きました。

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1時間ちょっとの散策でした。ここは開放感のあるきもちいいところでした。

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道の駅鳥海で山菜そばの昼食

これで今回の城巡りはおしまいです。やっぱり秋田県にクルマで行くのは遠いです。

秋田旅行 #1 – 秋田城

鶴ヶ岡城の次に秋田城へ向かいました。途中にドラクエウォークのおみやげの、道の駅象潟ポートタワーセリオンに寄り道したあと、秋田城へ。

【秋田城】

17時前に秋田市にある秋田城に到着しました。秋田城跡史跡公園となっています。

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史跡公園管理棟

秋田城スタンプ

史跡公園管理棟にスタンプが置かれています。スタンプをゲットしたあと、城内東大路を東へ進みます。

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東門をくぐると外郭部の鵜ノ木地区です。

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古代沼

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掘立柱建物群

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古代水洗厠舎跡

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井戸

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東門

鵜ノ木地区では、掘立柱建物群の遺構や、ブラタモリでも紹介されたという古代水洗厠舎跡(水洗トイレ)の遺構が見られます。残念ながら水洗トイレは建物の中は見られませんでした。時間的なものでしょうかね。

次は城内東大路を西へ進んで政庁域へ。政庁は秋田城の中枢部です。

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政庁東門

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正殿跡

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政庁

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政庁第一期模型

約30分の散策でした。

さて今日の宿は、秋田県健康増進交流センター ユフォーレです。

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夕飯は秋田牛すき焼き御膳でした。リーズナブルなプランにしました。宿はもちろん温泉でサウナもありと文句なし。

明日は男鹿市へ向かって脇本城へ向かいます。

秋田旅行 #1 – 鶴ヶ岡城

1泊2日で秋田旅行に出かけ、続日本100名城をめぐります。1日目の今日は脇本城(男鹿市)、2日目の明日、秋田城(秋田市)、鶴ヶ岡城(山形県鶴岡市)の計画で朝6時に自宅を出発。途中で1日目と2日目の計画を逆にしました。そのほうが有効に時間を使えそうということで。

【鶴ヶ岡城】

13時前に鶴岡市にある鶴ヶ岡城に到着しました。現在、本丸・二の丸が鶴岡公園となり、本丸跡に荘内神社が建てられています。

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大鳥居のあるこの辺りが二の丸大手門跡です。

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本丸の荘内神社

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社務所にスタンプが置いてありました。

鶴ヶ岡城スタンプ

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御城印は500円でした。

城の遺構は、土塁や堀がある程度で正直少し物足りないかな。

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本丸北東水堀

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本丸御殿御玄関跡

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本丸西水堀

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本丸北西水堀

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本丸御隅櫓跡

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本丸内北門跡

約40分の散策でした。次は秋田城に向かいます。

小机城

今日は横浜市港北区にある、続日本100名城の小机城に行ってきました。朝6:20頃自宅を出発、現地近くの有料パーキングについたのは10:10頃。

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まずは先にスタンプとパンフレットをゲットしに、小机駅そばの横浜市城郷小机地区センターへ。

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インクたっぷりの状態でした。

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センターから徒歩で小机城の登り口までは10分程度。住宅の奥の小高い丘に城跡があり、小机城址市民の森として整備されています。

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住宅の間の道の先に登り口。

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初めにあるのが、ねこやひろば。トイレと案内板があります。根古谷(ねこや)とは、城主の館や家臣の屋敷があったところだそうです。

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その先を進むと竹林の小径がつづき、突き当たると空堀に出ます。左に行くと本丸、右に行くと二の丸方面。右に進みました。

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ちょっとした広場に出ました。ふと右側を見ると根古谷が見えました。

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根古谷です。小さな祠がありました。先ほどの広場に戻り先に進むと、左側に空堀。この空堀は東郭(二の丸)、つなぎの郭、西郭(本丸)までを囲うように作られています。ちょっと行ってみました。

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結構な深さです。元の道に戻りさらに進むと。。。

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ちょっとした階段が。その先に。。。

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二の丸の井楼跡(せいろうあと)に出ました。

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二の丸に向かって左側に櫓台。

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二の丸(東郭)です。今は二の丸の扱いとされていますが、実は西郭と東郭のどちらが本丸だったかはわかっていないそうです。

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二の丸から北側の空堀に降ります。

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本丸方面に向かいます。正面に見えるのはつなぎの郭。左に行くと先ほどの井楼跡、右に行くと本丸です。

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本丸(西郭)に出ました。

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本丸には模擬冠木門があり、それっぽくなってます。

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本丸からつなぎの郭へ向かいます。

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つなぎの郭の櫓跡です。つなぎの郭は二の丸と本丸の間にある郭です。本丸に戻り、模擬冠木門から登り口に戻ろうとしたら。。。

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別れ道がありました。右へ進むと第三京浜の向こう側にある富士仙元へ行けるようです。

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第三京浜をくぐると階段が。

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階段を上って左にちょっと進んだところに小さな土塁のようなものがありました。これが富士塚の「小机富士」。その頂上に富士仙元大菩薩」と書かれた石碑がありました。

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実は最初ここを見逃し、まっすぐ進んでいったら外に出てしまいました。勝手にここが富士仙元かぁと思っちゃいました。気づいてよかった。。。

ということで一通り散策を終え、駐車場に戻ったのが11:45頃でした。次は御城印をゲットしに横浜市歴史博物館へ。

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無事、ゲットして帰路につきました。

興国寺城

今日はホテルを9時に出て、興国寺城(静岡県沼津市)に行ってきました。ホテルから1時間程度なので帰りに寄る感じです。

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10:30頃に三の丸にある無料の駐車場に到着しました。

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案内図も貼られていて分かりやすく登城できそうです。

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三の丸です。

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この道を進むと二の丸、本丸へと続きます。

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二の丸です。

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本丸です。

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道を進んだ本丸の一番奥にスタンプとパンフレットが設置されていました。無事スタンプゲット。

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本丸にある高尾山穂見神社です。

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本丸の巨大な土塁です。土塁上に伝天守台があります。

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土塁を登っていきます。

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本丸の土塁の上です。

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伝天守台です。奥には北曲輪が見えますが、間には大空堀があります。

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土塁をさらに進んだ先にあるのが西櫓台です。大空堀へ行ってみます。

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伝天守台と北曲輪を隔てる巨大な大空堀です。

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北曲輪です。

これで一通り見た感じですが、北曲輪の向こう側に東海道新幹線が通っているので見に行きました。

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こんな感じで新幹線見れるのはちょっとうれしい。。。このわきから北曲輪を経由して戻ってきました。一か所通ってない道には。。。

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天守台石垣がありました。ほかの場所に石垣はみませんでしたが、ほかにもあるのでしょうか?

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さてちょうど1時間くらいの散策でしたが、御城印を近くにあるお茶屋さんの野﨑園で購入し、帰路につきました。

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帰り道は山梨県経由で帰ることにして、途中道の駅すばしりによって富士山見て帰ってきました。