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お遍路さんの旅-第2回 徳島2回目 #1

お遍路さんの旅-第2回 徳島2回目ということで今日はいよいよ飛行機に乗ってお遍路さんの旅である。昨年4月にお遍路さん開始して約一年、今日が2回目で徳島県2回目の札所は続きの11番からである。一泊二日の今日は一日目で旅のしおりでの計画では15番までの予定。

E7系あさま浜松町駅手荷物預け所

7:02発の新幹線はちょっと余裕見過ぎということとE7系に乗りたかったということで7:11あさまに変更。それでも山手線とモノレールは計画通りで南ウイング着いてからは荷物預けるのは多少時間必要だったが搭乗時間近づいた便は優先してもらえるようなので慣れてればもう少し後でも大丈夫そうだ。ところで納経の掛軸は65㎝だが、貴重品と言うのと空席がある状況なので特別に持込可としてくれた。混んでるときはもっと大きなスーツケースに入れて預ける必要があるような感じ。預けたところでまだ時間的には余裕があるがやっぱ1時間くらい余裕見といていい感じかも。

ガラガラの機内DSCN0346

いよいよ搭乗、日曜日というのもあってかかなり空いている。手荷物をシートの下に入れようとしたら、CAさんが隣の席にシートベルトで締めてくれた。ふーん、そういうもんなんだ。どっかに飛んでかなきゃいいんだね。意外にアバウト。席は後ろの方を予約しておき、行きも帰りも同じ席にした。後ろだからか特に空いている。

いよいよ離陸雲ばっかり機内サービス束の間の地上

飛行機は時刻通りに離陸。そうそう自分は大の飛行機嫌いだが、いざ乗ってしまったあとはそのハイテクさにワクワクする自分でもあるので、デジカメで離陸の様子を動画撮影。ところが離陸したらまもなく景色は真っ白、雲でなーんにも見えない。せっかく窓側席なのにつまらない。安定飛行に入っても下はずっと雲が見えるばかり。近畿地方上空では少し地上が見えたりしたけど、基本は何にも見えないフライトである。

来た方向へ戻るAirすだちくんとうずぴー開港5周年記念グッズ徳島空港ロビー

そしていよいよ時刻通りに着陸態勢に入っていく。徳島空港は海沿いで直前まで海でいきなり滑走路が現れる。そしていよいよ着陸!ドドドドッと衝撃があり降りたぁーと思った直後、エンジン音パワー全開、うん、逆噴射ね!って思ってたらなんか上昇していき、まさかの再離陸。なんだこれ、飛行機嫌いで通してた俺がせっかく勇気を出して国内線初めて乗ったというのにこんなことある?でも、怖い、心配というより、めったに撮れないだろう状況の動画撮れたことの喜びが勝っていた。詳しい状況が分かり次第お知らせするとのことで待ってると、しばらくして機長からのアナウンス。なーんと滑走路に車両がいたそうな。こんなこと通常ありえない状況だからきっとニュースもんだな。あと5分で着陸すると言ってたけどなかなか着陸せず、結局25分遅れで到着、早くも綿密な計画が崩れた。全く持って想定外。これから荷物受け取ってなんてしたらと思ってたら、荷物って結構早く出てくるんだね。意外だった。ところでロビーでは何やらゆるキャラがいて係りが何か配ってたのでいただくと、徳島空港開港5周年記念グッズで、そこにいたゆるキャラはAirすだちくん(緑の方)と、うずぴーというらしい。ほんとゆるキャラ大国だね。心がなごむ。

日産レンタカー旅の友マーチ

空港から歩いて3分程度で日産レンタカーへ。今日借りる旅の友はマーチの喫煙車。自分の車は禁煙だが喫煙者にしたのはたばこ吸うための休憩が不要となるから。日産レンタカーを出発する時点で予定より約20分遅れ。借りてから取り敢えずコンビニでタバコ吸ってレンタカーについてるナビとか設定したりしたら約30分遅れに。今回2回目の徳島で今日の予定では札所は11番から15番までとなっているが、30分遅れがどう響くか。

■11番 金剛山 一乗院 藤井寺

藤井寺山門藤井寺藤の古木藤井寺本堂藤井寺大師堂

藤井寺御朱印藤井寺御影藤井寺記念御影藤井寺白龍弁財天堂

11番の藤井寺へは、13:05頃到着(40分遅れ)。臨済宗妙心寺派で本尊は弘法大師作と伝えられる薬師如来。弘法大師が堂宇の前に藤を植えたことから藤井寺となったそうだ。見どころとしては藤の古木と本堂の雲龍の天井画などがあるが、天井画は見忘れる。

御朱印をいただくと四国霊場開創1200年記念の御影をいただけた。もう今年はもらえないと思っていたけど5月まではいただけるようだ。いずれにしても今回までか、それとも5月までにもう一度来て徳島分だけは揃えるかというのは今後の楽しい悩みであるが、こうなると8割方5月までに来そうな気がする。

一年振りのお遍路さんというのと、団体参拝客に遭遇したのもあり、予定参拝時間の25分を55分と大幅に超過してしまい、出発予定12:50に対し一時間遅れと遅れがさらに拡大。ここまで来るともう計画は破綻しつつあった。しかし当初は徳島の残りの札所13箇所を2日で回りたいと思っていたが絶対無理ということが判明し、また徳島には来るのだ、焦らずに行けるところまででいいと言う気分に。

■12番 摩廬山 正寿院 焼山寺

焼山寺御朱印焼山寺御影焼山寺記念御影焼山寺仁王門焼山寺境内

次の12番焼山寺は四国霊場で2番目に高い山岳札所で四国霊場の「遍路ころがし」といわれた難所とされる札所の一つ。高野山真言宗で本尊は虚空蔵菩薩、開基は役行者小角とされる。クルマでも最後は細い道をくねくねと上り途中ですれ違いとかあるといやだなと思わせる道。上りきると駐車場は広い。

焼山寺本堂焼山寺大師堂焼山寺三面大黒天堂焼山寺多宝塔

駐車場から境内までは参道を少し歩かなくてはならないので、予定参拝時間は45分で設定。この参道脇には十三仏が祀られているので一体ずつ写真を撮ったりしたが、これも先ほどの遅れで急がないことにしたことによる余裕か。境内には本堂、大師堂のほか、三面大黒天堂、12社神社が横に建ち並び様は壮観であった。

次の13番へは、14:45焼山寺出発の予定に対し15:35すぎ出発と約50分遅れに回復。

■13番 大栗山 花蔵院 大日寺

県道沿いの大日寺大日寺山門大日寺本堂大日寺大師堂

大日寺御朱印大日寺御影大日寺記念御影大日寺しあわせ観音

13番大日寺は、真言宗大覚寺派の寺で大日如来のお告げにより弘法大師が建立し寺名もそれに由来しているそうだが、現在の本尊は十一面観世音菩薩となっている。

予定15:40に対し16:20頃着。駐車場から山門までは走ってきた県道を数分歩くがなかなかクルマの往来も多い道で山門もこの道に面している。今まで回ってきた四国の札所とは少し違う趣きである。みどころの一つ、しあわせ観音は樹齢100年以上の木の側にある美しい観音像。

こじんまりとしたお寺であったので大日寺出発は、16:05の予定に対し16:40過ぎと約35分遅れまで回復したものの四国八十八箇所の納経時間は一律17時までとなっているためギリギリあと1箇所というところである。

■14番 盛寿山 延命院 常楽寺

常楽寺石柱門常楽寺流水岩の境内常楽寺本堂常楽寺大師堂

常楽寺御朱印常楽寺御影常楽寺記念御影常楽寺境内下の池

14番常楽寺は高野山真言宗の本尊は弥勒菩薩のお寺で、弥勒菩薩を本尊とする札所は四国の中ではここのみである。 13番からは約8分程度で到着。

山門はなく石柱門を通って石段を上ると断層が剥き出しとなった流水岩といわれる自然の岩盤の上にある境内に出る。あと10分しかないので先に納経をしていただいた後に参拝させていただき17:10に参拝終了。

次の15番はここからすぐそばなのになぁ、結局飛行機遅れた分だけ行けず後30分あれば行けた。ということは、かなりちゃんと計画出来てたのは凄いかも。それに今回は20番までで、かなり余裕がある感じで徳島城へ行く計画だからちょうどいいかもしれない。

昴宿よしの夕食宿の部屋302号室

さて今日の宿、昴宿よしのには17:45頃到着。これもちょうどいい。18時半から夕飯にしてもらってその前に大浴場でサッと一風呂。で生ビールのみながら夕飯。少なめの弁当メニューだがご飯がうまかったのでおひつの茶碗3杯分全部食べたら満腹。

眉山ロープウェイ眉山からの夜景眉山からの夜景

夕食後は19時15分くらいに眉山へ外出。21時までロープウェイが動いてて夜景が素晴らしいとのことなので行ってみた。宿からは徒歩10分程度の阿波おどり会館の5階がロープウェイのりば。夜だと往復610円で片道6分。ロープウェイは貸切状態で、夜景動画撮ったりして満喫。山頂で桜ライトアップしてるというのもお目当だったけど、これはイマイチ。でも、夜景は綺麗で夕飯後の散歩としてはいい感じであった。

帰りのコンビニで酒とツマミ調達して、風呂入ってから飲んでいるとニュース番組で今日の着陸やり直しのニュースをやっていた。やっぱそうだよねー、ニュースになって当然の出来事だったわけである。

明日は朝食は6時半からにしてもらったので6時起床、朝風呂に入って朝食食べてさっさと出かけるつもり。旅のしおりでは8時にチェックアウトとしたが、7時半には出たい。

旅のしおり完成

今週ずっと綿密に考えてきた明日からの徳島旅行の計画を旅のしおりとして完成した。今回は紙に印刷するのではなく、旅行中にもすぐ見られるようにWeb上に作成し、間違えないように空港の構内図、現地でレンタカーのナビで目的地設定をすぐできるよう施設の電話番号、比較的効率的で正確な案内をしてくれると思っているGoogleマップでの大まかなルートの地図を掲載するなど、我ながら素晴らしい出来栄えとなった。

それがこちら。→旅のしおり「お遍路さんの旅 – 第2回 徳島2回目

この計画通りいけば、1日目は15番まで回れる予定である。2日で20番まで。一番下には持ち物リストも。これを確認して忘れ物がないようにもした。うーん、完璧。あとはこの計画がどれだけ精緻なものとなっているかだが、それは現地に行ってみないと分からない。

じゃらんJALパック

北陸新幹線が開通したので、新幹線乗って金沢とか福井とか行きたいなと思いじゃらんのサイトで宿とか探したりしてたんだけど、例えば来週末とか土日でとなるとあまりいい宿ないし、なんといっても新幹線片道15000円!ってのがちょっとでかいなぁと考えてしまった。

で何の気なしに四国八十八箇所を昨年始めたこともありその続きもしないとと思い立ち、大の飛行機嫌いのためいつもは宿しか探さないのに航空券付パックを見てみた。それを冷静に見てあまりの安さに驚愕!!レンタカーもつけることができ、これも普通に時間借りするとかなりの金額なのに、このパックで一緒に申し込むと飛行機降りてから帰り乗るまでまるまる借りられ、しかもパック料金に加算される金額も激安!!来週の土日、よさそうな宿で一泊二食付でレンタカーつけて、さらに今じゃらんのクーポン券があるので3000円くらいさらに安くなって3万円台で行けちゃうってことが判明。因みに航空券付パックってJALとANAが選べるけどANAはなぜだかかなり高いのでJALが前提。

四国八十八箇所はその名のとおり88のお寺を参拝しなくてはならず、徳島、高知、愛媛、香川の順になっていて、前回徳島から開始して回れたのが10寺。徳島だけであと13寺もあるのだ。こうなるともう飛行機大嫌いなんて言ってられない。安く済んで、早く行けるので現地滞在時間も断然長く取れるのである。四国を回りきるのにクルマや電車でなんて思ってたら何年かかるか分からない。ほんとに全部回る気なら飛行機以外ありえない!

ということで、これを申し込む前提で宿の場所とか回るルートのシミュレーションとかしてたらだんだん現実味が湧いてきた。よし、夜ゆっくり時間のあるときに申しこむぞ。

日本のミケランジェロ

越後のミケランジェロ、はては日本のミケランジェロと称される江戸時代末期に活躍した木彫りの名工、石川雲蝶(いしかわうんちょう)。

道の駅みつまた

今日は石川雲蝶の作品を見に新潟県の魚沼市へ行ってきた。石川雲蝶の作品は各地に残っているそうだが、中でも有名な2寺、永林寺西福寺へ向かう。

例によって高速は使わず17号まっしぐら。苗場、みつまたと進んできたあたりは、先日山形へ行った時よりも雪が多く残っている印象でスキーシーズンはまだまだ続くという感じである。

永林寺永林寺本堂永林寺御朱印

まず永林寺。現地につくと一見普通の家?と思うような建物が駐車場前にあるがこちらは入口。玄関のような入口を入るとまず間取り図と主な作品が記されたパンフレットと簡単な案内をしてくれる。拝観料は300円。説明のメインは「天女」。裏側には背中が彫られているとのこと。ごゆっくりと言われると家のような建物から本堂へと続いており、あとは自由に見学。こちらには雲蝶が13年かけて手掛けた100点あまりの作品があるそうだが、「天女」を始めとする欄間の深掘り彫刻で、他に龍や鳥などが彫られたものや浅掘り彫刻の欄間が多くあり目を引く。残念ながら写真撮影は禁止だったので伝えることはできないが、その彫刻は色彩豊かで素晴らしいもの。ただ、例えば天女の欄間がある部屋で寝るのは怖いだろうなぁ。他に寝牛と蛙の石造が置かれておりそれぞれ牛に触ってから蛙に触って帰ると「もーかってかえる」んだそうだ。ということで当然触る。

山門(赤門)山門(白門)開山堂孔雀遊戯図三保の松原龍虎と四季の花鳥三顧の礼木の葉

西福寺開山堂御朱印

次に向かったのは西福寺。こちらのお寺は結構大きなお寺で、まずは山門(赤門)の前に雲蝶作の日除地蔵と「禁葷酒」(きんくんしゅ)の戒壇石が両脇に並んでいる。もう一つの山門(白門)をくぐり進むと左に鐘楼と茅ぶき屋根の開山堂。開山堂はおおきなやぐらで守られている。庫裏にて拝観料300円を支払い進むとまずは本堂で、こちらはフラッシュを炊かなければ撮影は可。本堂では主に雲蝶作の襖絵がみどころであるが、本堂の廊下のところどころに床板の修復時に使う埋め木にも工夫が。これも雲蝶の仕事だそうだ。さて本堂の先に開山堂だが、こちらは入った途端すごさに圧倒される。お堂内部は彫刻だらけでこれらが全て雲蝶作。なかでも圧巻は天井彫刻で開山堂のガイドでは必ずトップにあげられるもの。ずっと見ていても全く飽きることがない。

ということで今回2寺を参拝したが、実は今日はあと2ヶ所(穴地十二大明神、龍谷寺)へも行く予定だったが、穴地十二大明神が見つからず諦めて帰ってきたというわけだ。まぁ正直2寺でお腹一杯で満足したからでもあった。

松本城

100meijo29松本城松本城天守六階

行ったことがあるがなぜか日本100名城のスタンプがない。当然あると思ってたのに、たぶんスタンプ帳忘れたとか、行ったのが100名城スタンプラリーを始める前だったとかそんな感じなのだろう。そんな城がいくつかあるので行かないとということで松本城へ。松本城には最低でも2回は行っている。

写真は以前撮っていてそんなに撮るところはないはずなので、撮影は4K動画がメイン。なんか4K動画にはまりつつある。こんな感じで撮りだしてから、D800持っていかない状況が続いてる。まぁ一時的なマイブームってやつだ。なので4K動画はまたあとで編集してyoutubeにアップしたいけど、前回の秋間梅林の動画もあるので、まだまだ先だなぁ。こういうのって貯めちゃって飽きちゃうのがブーム終焉なのである。そうならないようにしないとね。

忍者

最近こういうところでたまに見かけるようになったのがコスチューム着てる人。ここにも殿と姫、忍者がいた。外国人観光客がとても喜んで一緒に写真とか撮ってて、内心、いいなぁ。ということで、一通り見物してから忍者に写真撮影をお願いした。セルフタイマーセットして駆け寄るといきなり忍者に武器渡され、とっさのポーズ。あまりに急な出来事だったので、長刀でこの持ち方はないだろってなっちゃったけど、おもしろかった。今日も三脚持って行ってたので大活躍。今回買った三脚、背は1メートル程度と高くないけど、その代わりコンパクトで軽く、トートバッグにも入っちゃう割にしっかり安定するので必需品となりそう。さすがにD800は試していないけど、そもそもハンディカム用で積載重量は1.2Kgなので、ムリ。

lx100_p340_1lx100_p340_2

LX100とP340で完全オートで撮り比べてみた。センサーサイズが違うのでP340には酷だけど、P340はISO80でLX100はISO200でも、P340はノイズが目立つ。色合いは全然違う仕上がりで、好みはやはり色合いをすごく気に入っているP340。ただし実際は晴天とは言えない天気だったので、どっちが実際に近いのかといわれるともしかしたらLX100の可能性もあり。だけど忘れちゃった、実際どんなだったか。

秋間梅林

LX100でもっと撮りたい気分で、どっか行こうと群馬県の秋間梅林に行ってきた。秋間梅林はぐんま3大梅林のひとつであと2つは榛名梅林と箕郷梅林。梅の本数は一番少ないが、それでも約35000本ということで、梅で有名な偕楽園でさえ3000本なのだから十分すぎるのある。。時期的にはまだ三分咲きくらいのようだが、満開の時なんかにいったら混雑して大変そうということで早めに。

県道215号線から梅林へ向かう道は一方通行で梅林からの帰路は県道125号線へ出るこれまた一方通行。食堂や土産物屋が集まった一角に駐車場があり、駐車料金は500円。ここを中心に上の方行ったり、下の方行ったりして梅林を散策。確かに三分咲き程度だが、木によってはもっと咲いていたり、赤や桃色、枝垂れなど色々な種類があり十分楽しめる。土産物屋では小さな梅の木が売っていたりして思わず買ってしまいたくなるような値段である。

秋間梅林秋間梅林秋間梅林秋間梅林秋間梅林梅地蔵梅販売秋間梅林

写真と4K動画を交互に撮影、今回は先日購入した三脚も持参。三脚の使い心地は軽くて悪くなく、固定して撮影する分には全くもって十分、自分撮りなども構図が決められて楽。ただ動画を撮るとき左右に動かすのが難しい。ゆっくり動かしていてもスムーズに一定に動かせなかったりすることも多く、これは修業が必要だ。帰宅後4K動画を確認すると、前回の山形旅行時よりももっとゆっくり動かしたこともあって、素材的にはかなり使えそうな状態である。またこれから編集してyoutubeにアップするつもり。

ということで見物客も予想通り多くなく、ゆっくりと鑑賞できた。でもホントは満開見てみたい

4K – 冬の大内宿

Vegas Pro 13を使って先週末に訪れた大内宿で撮った4K動画から、ブレやカクカクの少ないものだけピックアップし編集してyoutubeにアップしてみた。

手持ち撮影の上、動かすのが早すぎた、などダメな理由は沢山あれど、Vegasの使い心地も試せたし、あくまでテスト動画の扱いなので、三脚なくてもこれくらいは撮れるよというのが分かればいい程度である。

ちなみにyoutubeで4K動画を4Kとして見るには、プレイヤーの下にある歯車マークを左クリックして画質で2160pを選択する必要があるのでちゅうい。

山形旅行 #2

朝早く起きて朝風呂へ連れてってもらう。とわの湯という公衆温泉浴場で朝6時からやってるんだそうだ。なーんと100円。これなら毎日仕事前に温泉もいいよなぁと思いつつも、たぶん俺には無理だろう、朝起きられない。7時前だというのにお客さん結構いるもんである。おもしろいなと思ったのは、浴槽のまわりに座り込んでそこで洗って浴槽のお湯で流すスタイル。びっくりしたけどみんなそうやってる。やっぱいいなぁ、こういうの。

早起きしたので朝食食べてからちょっと寝てから出ればいいと言ってくれて、そうするつもりだったが、せっかく早く起きられたのでそのまま出ることにした。お土産まで持たせてくれてなんか申し訳ない気分だったけどお世話になりました。感謝感謝。

で、どこ行く?と悩みまくる。いっそ山形ではなく、新潟に抜けて新潟の温泉浸かって帰るかとか、昨日考えてたとおり山寺とか山形城行くかとか、あとはもう十分満喫したので那須方面からゆっくり帰るかとか。で、結局は山形城にとりあえず行くことに。

山形城に行こうかと思ってると昨日知人に入ったら「がじょうこうえん」行くならこのくらいみたいな話をしていた。がじょうこうえん?と思ってたんだけど調べると山形城があるのが霞城公園、これを「が」ではなく「か」で「かじょうこうえん」と読むのだった。てっきり「かすみじょうこうえん」かと思ってたし聞き間違いまでしてた。

南大手門巽櫓塀の礎石二の丸東大手門二の丸東大手門山形新幹線二の丸堀最上義光騎馬像本丸一文字門旧済生館本館旧済生館本館本丸堀

日本100名城スタンプ

霞城公園はクルマでそのまま入ることができて、体育館のところの駐車場にクルマを停めた。まずそこから一番近くに南大手門、堀に沿って二の丸東大手門へ。ここが写真とかでよく見るスポットで、東大手門から一旦堀を渡ると下には山形新幹線が通っている。近くにいたカメラ持った人が何時ごろに山形新幹線が来るよと話しているのを聞いたので、よし!山形新幹線を4Kで撮ってやるぞということでしばらく何もせず待機してやっと来た新幹線を撮影。上の新幹線の写真は4K動画から切り出しもの。トリミングと縮小してるわりに期待以上の画質で、確かにこんなんだと取りあえず4K動画だけ撮っていてなんてこともありうるかも。そのあと本丸方面へ行ったあと、日本100名城のスタンプが設置されている山形市郷土館(旧済生館本館:国指定重要文化財)へ。山形市郷土館は無料。中にはいろいろと展示物があるが、やはり重要文化財に指定された洋館がきれいだ。

山形城を見たのであとは帰ることにしたが、また迷う。来たのと同じ西会津街道で帰るか、福島中通りへ出て帰るか、はたまた会津から新潟経由で帰るか。結局は来た道としたわけだが、ここで昨日見られなかった湯西川温泉の今日が最終日となった、かまくら祭りに行こうかと。

で途中、昨日パスした塔のへつり。ちょっと待てよ、昨日通行止めとなってた道は川はさんだ塔のへつり側。でも観光案内とかで見てた塔のへつりは、吊り橋わたるような景色があったはず。ということは、反対側通行止めでも全く関係ないんじゃ?とのことでこれがその通りだった。国道121号から塔のへつりの案内に従って道を進むと土産物屋と駐車場がある一角へと着いた。

藤見橋藤見橋塔のへつり虚空蔵尊

塔のへつりとは、百万年の歳月をかけて、浸食と風化を繰り返し創られた景観を持つ景勝地で、へつりとはこの地方の方言で危険な崖を意味するそうだ。吊り橋は藤見橋といい、これを渡ると橋の下をくぐり、岩のくぼみを進むような感じでなぜこんな形になったのか?というより、上には虚空蔵尊が祀られているので人が通路として掘ったものなのかもしれない。

さて、最後、湯西川温泉のかまくら祭に向かう。最終日だし、先日テレビでも放映されてたから混んでて見るに見られないかもしれないけど、行くだけ行ってみた。最終日とはいえ、日曜日ということもあってかクルマは止められたし見物するのにも人が多すぎということもない。到着したころはまだ明るかったので暗くなってからの景色も見たいということでゆっくりと時間をつぶしながらかまくらを散策。

かまくら祭自販機入りかまくらミニかまくらミニかまくら

かまくら祭では人が入れる大きなかまくらと3-40センチくらいの小さなかまくらがある。大きなかまくらの中には自動販売機が入ってたりするのもあって楽しい。靴のまま入るものや、畳敷きのものなどもある。小さなかまくらにはひとつずつ蝋燭の火が灯されていて、特に河原にたくさんのミニかまくらが並べられているのが一番のみどころ。どんどん暗くなるにつれ、灯りがきらびやかに揺らぐ。来てよかったと思うし、今度このあたりの温泉に泊まるのもいいかもしれない。

ということで往復高速使わずに行ってきた今回の山形旅行、メーター読みで走行距離692.3km、同じくメーター上の給油後平均燃費が25.2km/Lとかなりのエコ旅。十分満喫満足旅でした。

山形旅行 #1

今日から一泊二日で山形旅行。なんだけど宿泊先は知人の家だし、高速は例のごとく使わないのでとても安く済ます旅。知人宅には16時ごろ着くよう伝えてあるので、逆算して朝6時には出発しようとしてたのに目覚まし鳴らず、っつか、たぶん鳴ったんだろうけど気づかず約1時間の寝坊。自宅は7時すぎの出発となった。

今日は日光抜けて鬼怒川抜けて西会津街道を北上し喜多方から米沢へ抜ける約280キロのルートとし、途中、道の駅湯西川で一服、塔のへつり大内宿大内宿、時間があれば途中どこかの立ち寄り湯を訪れる。寝坊しなきゃ道の駅ではなく、湯西川温泉で明日までやっているという、かまくら祭りに行くつもりだったんだけど。

道の駅湯西川湯西川橋梁

雪の心配は多少あったけど、日光がまさかの雪。まぁ道路はまったく問題ないので風情があっていいくらい。鬼怒川から先は道路は心配だったけど、全然。道に雪は皆無。順調に進み最初の目的地、道の駅湯西川到着。野岩鉄道会津・鬼怒川線「湯西川温泉駅」に直結した道の駅で、ここは景色が綺麗というイメージがあり写真撮るために立ち寄った。

写真というよりLX100で撮影する4K動画を撮るほうかな。今回の旅は4K動画を沢山撮ることがもう一つの目的でもあるのだ。家で試し撮りで雑に撮った4K動画はブレとカクカクが多すぎ、あれだと使い物にならないので、動きはおそく、静止した状態をゆっくりよこにスライド、あとは静止しながらのズームという感じで撮るつもり。三脚なしの手持ちでである。このような感じで4K動画をたくさん撮って編集してyoutubeにアップしてブログで公開みたいなことできたらなぁと考えているわけである。ということでとりあえず今回は写真のみアップ。4K動画は編集なども必要なので綺麗に撮れてたらあとで公開できたらと思っている。

山の奥へ進むにつれ道路の雪とか心配だったが、まったくそのような気配なく進み、塔のへつり近辺に来たが塔のへつり近くの道路通行止め表示がナビに出てるのでパスし、そのまま大内宿へ。

大内宿大内宿大和屋ねぎそば

大内宿はもう十数年前に一度だけ来たことがあるが、江戸時代の宿場の面影がそのままに残った村で冬に来るのは初めて。この手の昔の宿場町はどこもみなタイムスリップしたような感じがして好きだが雪景色にはとても期待してた。はやりもう春が近いのだ、雪は思ったほどたくさんということではなかったけど、それでもいい景色。見晴台があるようなので登って行ってみたがそこに行くのがひと苦労。夏場ならなんてことないんだけど、雪がずるずる滑ってマジ危ない。手すりも設置されてるけど、それ持ちながらでもビビりまくり。よく転ばずに済んだと思うほど。でも見晴台からみた景色は格別だった。さて時間はお昼時ということで、普段一人旅では昼食をとることはほとんどないけど、今日は最初からここで食べると決めていた。と目に飛び込んできたのが「テレビ、雑誌でおなじみ」「ねぎ一本で食べる」という文字。ねぎそばである。もうこれしかないねと大和屋さんに入ってねぎそばを食す。食べ方は、ねぎでそばをかきこむように食べるんだそうだ。なかなか面白い名物を食べることができた。もちろんそばはおいしかった。だた、ねぎはかじって食べるので緑が近づくにつれどんどん辛くなる。でもこの辛さが汁をすするのを促す。この生ねぎは子孫繁栄をねがったものだそうだ。

大内宿には1時間ちょっといたので計画通りではあるが、もう時刻は13時半に近い。16時に着けるとは思うけど、途中雪道などあったらまずいので立ち寄り湯もパスして知人宅へ向かう。今回一番雪道を心配していたのが喜多方から米沢へ抜ける大峠道路だったが、むしろここが一番スピードに乗れたほどだった。知人宅へはほぼ予定通り到着。雪が降ったのは日光だけで結局あとはまったく雪は降らずだし、結果から言えばスタッドレスもいらなかったのはこれはこれでつまらないかも。

着いたらそく知人がそのまま出かけるよと街の案内をしつつ、温泉へ連れてってくれた。ハイジアパーク南陽という日帰り温泉施設。お湯はほんとやわらかいあたりの湯で、温泉きた!という感じ。高台にあるので景色が素晴らしい。ただ、露天風呂はこの冬は雪が記録的に多かったらしく、春まで閉鎖ということで少し残念だったけど内湯も一面ガラスばりなので景色は存分に楽しめた。

夕食は知人宅でなーんと、米沢牛を用意してくれててすき焼き!以前蔵王温泉に泊まった時も米沢牛のすき焼きだったけど、あれに比べても2ランクは上というきれいなさしが入った肉で、すごくうまかった。温泉入っておいしい肉食べて、しかもここまで来るのに高速使ってないから2000円もかかってなくって最高の気分。

明日は山寺の五大堂から見る雪景色もいいし、数回山形に来てるのにいまだ行っていない山形城も訪れてみたいけど、明日次第。