LIVA DLNAサーバー化#2

ここまででLIVAが無事DLNAサーバーになったので、次はコンテンツの登録。今回の肝はFAT32の外付けHDDをMediaTombから扱う方法。コンテンツの登録はMediaTombのブラウザベースの管理画面で行う。管理画面を表示するにはブラウザ上で下記入力。

http://サーバーIPアドレス:49152/

ログイン画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力する。

今回はLIVAに接続したFAT32でフォーマットされた外付けHDDを使おうとしている。このHDDはもともとルーターに接続したHDDで既にコンテンツが入っているので、そのまま使いたいということ。

左のフレーム上部で「Filesystem」を選択し、表示されたツリーから外付けHDDのフォルダを選択すると、「Error: could not list directory /media/xxxxxx : Permission denied」と表示されて保存されているはずのコンテンツファイルが見られない。色々ネット上で調べた結果MediaTombからFAT32がそのままでは見られないような感じ(パーミッションの変更ができない)なのだが、マウント時にパーミッションの設定をすればいいとのことで、以下その手順。

/etc/fstabに以下を追加。
(参考:https://wiki.archlinux.org/index.php/Fstab_(%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E)
/dev/sda1    /home/usdhdd    vfat    user,rw,umask=111,dmask=000   0    0

/dev/sda1の部分はデバイス名なのであらかじめ次のコマンドで確認。
$ sudo fdisk –l

/home/usbhddの部分はマウントする場所なので予めそのディレクトリーを作成しておく。
$ mkdir /home/usbhdd

あとの手順は色んなところで説明されているので省略する。

 

ところがここで大きな落とし穴らしきことが!なんとVPN経由だとつながらないのだ。もちろんVPN越しのDLNAクライアント接続が可能なクライアントソフトを使っているし、今までルーターのDNLAサーバー機能を使っていた時はVPN越しに接続できていた。

かなり手こずった結果、次の結論らしい。VPNサーバーに割り当てられているLANデバイスはVPN経由での他のサービスに使えない、という感じの制限。それを可能にするためには別のLANデバイスを用意する必要があるとかないとか。完全には理解できてないけど、こういうこと。

Linux オペレーティングシステム内部での制限事項により、VPN 側 (仮想 HUB 側) からローカルブリッジしている LAN カードに割り当てられる IP アドレスに対して通信を行うことはできません。この制限は SoftEther VPN が原因ではなく、Linux の内部構造に原因があります。もし VPN 側 (仮想 HUB 側) から Linux でローカルブリッジに使用しているコンピュータ本体と、何らかの通信を行いたい場合 (たとえば VPN Server / VPN Bridge サービスと HTTP サーバーサービスを両方動作させており、VPN 側からもサーバーサービスにアクセスさせたい場合) は、ローカルブリッジ用の LAN カードを用意して接続し、その LAN カードと既存の LAN カードの両方を物理的に同じセグメントに接続してください (この他の場合においても 「3.6 ローカルブリッジ」 で解説したように、ローカルブリッジに使用する LAN カードはそのための単独のものを用意することが推奨されています)。

だめそうでしょ?なんだったんだ、この一日作業!

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