朝早起きできたので、さっそくネットで城崎温泉の宿を予約。宿はお宿白山で温泉街からは少し離れているが徒歩圏内。何より食事がよさそう、貸切風呂も姉妹館含め全部で9つ空いていれば自由に使用可、外湯巡りパス付、駄菓子詰め放題、ビール一杯目0円などなど特典も盛りだくさんでリーズナブルな11340円(税込)。しかもじゃらんポイントが1000円分あったので、さらにお安く泊まれるとあり非常に楽しみな宿なのである。
自宅出発が6時半前、関越道、上信越道、長野道、中央道、東名、名神と経由して京都縦貫道で丹波ICまで、そこから一般道を行くルート。途中姨捨SAで最初の休憩としたが、珍しく朝飯食って行こうと思い、豚汁定食で腹ごしらえ。これなら昼抜きでおなか空かせて宿の夕飯にありつける。さすが平日、渋滞など一切なく順調だった。朝からも準備して万端のはずだったのが、またもやゴリラポッドを忘れてしまい、途中福知山のキタムラにてもっと安い類似品(だが粗悪品ではない)を購入。
そして宿には16時半着。夕食は18時からにしてもらい、それまでは空いている貸切風呂のうちを露天2つを楽しむ。宿には5つの貸切風呂がある、というか夜は5つある風呂が全部貸切になるという感じか。洗い場には畳が敷いてありこういうのが自宅にあってもいいかも。なんか売ってるの見たことある気がするし。
夕飯は、最初一杯目のビール無料、二杯目は100円!お品はお花見前菜3種、但馬牛すき焼き100g、紅カニ1匹、蓋物、春野菜天ぷら、刺身(イカ、甘エビ)、八鹿豚しゃぶ小鍋、清汁、東さんの手作りプリン、0円但馬牛焼きそば。とにかく豪華な感じで品数も多く、朝飯しか食べていないにも関わらず、とてもじゃないが食べきれなくて、焼きそばは手つかず。カニも半分も食べられなくてもったいないので、夜食用にかたづけないでもらった。
食事の後は外湯めぐりに。送迎バスも出してくれているが行きは歩いて行ってみた。外湯の数は全部で7つ。宿でもらった地図を頼りに駅方面に向かう。せっかくなのでできるだけ多く入ろうということで、それぞれ短時間、さっさと入って、はい次!というように行くことにした。
最初は城崎温泉駅前にある、さとの湯。こちらは21時まで(それ以外は23時まで)ということで屋上の露天やサウナがあったりと外湯の中では一番楽しめそう。行ってわかったのだが、城崎温泉の外湯は、よく温泉街にある公共浴場のような外湯ではなく、もっと大きな施設ということ。ロッカーも当然完備しているし、休憩所なども広かったりする。なので、値段も高めで施設により600円から800円。まぁ今回は外湯パス持ってるので無料だが。さとの湯では、サウナと屋上の露天を楽しんで、次はお地蔵さんが入口にある地蔵湯。地蔵湯は大谿川沿いにあり、大谿川の両岸に建ち並ぶ宿や店、垂れ下がる柳を街灯がライトアップする景色は素晴らしい。大谿川に沿って歩いて次にある柳湯は木曜は休みということで、その先の一の湯へ。建物も横に長いレトロな感じのもので、中に洞窟湯があって風情あり。次はまた大谿川沿いに進むがここからは街灯がピンクに変わり、それが桜をさらに美しく見せる。その先にまんだら湯があるが、その前にまんだら湯の前にある宿の姉妹館にて駄菓子詰め放題を。詰め放題と言ってもかわいい紙袋くれるだけなので、大した量は詰められませんが。で、まんだら湯は小さめのお風呂と樽湯の露天だが、なんとなく一番温泉街の外湯っていう感じに合ってる感じがして落ち着く。次は御所の湯。ここはすごい立派な門と建物で京都御所がモデルになっているとか。露天の庭が大きな滝になっていて、これはすごいなという感じ。最後は鴻の湯で庭園風呂がある。ということで宿への送迎バスが姉妹館前から22時35分最終ということでなんとかそれに間に合い、休み以外の全ての外湯に入ることができた。休みだった柳湯は明日は15時からということなので、今回は入れないことになる。
宿の風呂も23時までだがあと15分ほどあるので、まだ入っていない貸切露天風呂に。そして部屋に戻ってからビール飲みながらカニも食べるがなんだかそれほど食欲もなく。酒も飲んだが湯あたりでもしたか?少し横になって休んでからお菓子つまみに飲んだりしたが、それほど飲みたいとも思わず寝ることにした。