坂東三十三観音 #1,2 午歳特別結縁巡礼

ふと思いつき、鎌倉へ。西国三十三所も満願したし、実は坂東三十三観音も納経軸で回りだしていたのも、西国をメインで回っていたため止まっていたので再開しようと思ったわけだ。ちなみに前回、坂東三十三観音を回ったのは、手元の納経帳によると平成5年の1月からで10月に満願。今回の納経軸で回りだしたのは開始はよくわからない。というのも納経軸では参拝日が記入されないからである。なので今再開しても間が開いたということも関係なし。

■第1番 大蔵山 杉本寺(杉本観音)

宗派:天台宗
本尊:十一面観世音菩薩
詠歌:頼みある しるべなりけり 杉本の 誓ひは末の 世にもかはらじ

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杉本寺は鎌倉幕府が成立する500年も前の奈良時代に行基が開いたと伝えられる、鎌倉最古のお寺。坂東三十三観音の中でもお寺の駐車場がないという、クルマで回るには大変不便というか心配なところである。事前に駐車場情報を調べると鎌倉五山 第五位の浄妙寺の駐車場がすぐ近くにあるとのことで、そちらを目指す。前回はどうしたんだったか、全く持って記憶にない。浄妙寺駐車場に着くと一杯。すぐ空いたのでよかったが、もう夕方に近いからかもしれず、休日昼間だとはやり駐車に困ることは確実かも。なお駐車料金は1時間500円。そこから徒歩で杉本寺に向かうが、途中の信号左側のすぐ先に民営駐車場を発見。休日は同じ料金だが、平日なら30分200円とのこと、しかも少し穴場的なのでこちらの方が停めやすいかも。

工事中の石段と仁王門本堂工事中本堂

杉本寺に着くと何やら現在石段工事中。手すりを挟んで右側(登りの場合)が通れなくなっている。拝観料は200円。工事中だとお参りの記録としての写真もちょっとがっかりしたものになってしまうのが残念。石段をあがり、仁王門さらにいくと今度は本堂がなにやらグリーンのシートに囲まれている状況が見える。実は本堂の茅葺き替え工事もやっているのであった。これは終わった頃にまた綺麗になったところを見に来ないとなぁ。本堂内の納経所にて掛け軸と納経帳に御朱印をいただく。

■第2番 海雲山 岩殿寺(岩殿観音)

宗派:曹洞宗
本尊:十一面観世音菩薩
詠歌:たちよりて 天の岩戸を おし開き 仏をたのむ 身こそたのしき

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続いて向かったのは岩殿寺。杉本寺からクルマなら近い。ただし、通りから寺のあるところまでの道にかなり狭いところがあり気を使う。小さめのクルマに乗り換えたからよいが、前乗ってたクルマだと通れるか?っていうくらい。

納経所観音堂午歳結縁朱印

もうあたりは暗くなり始めているので、先に納経を済ませたのだが、なんと西国でも配布していたような散華を頂いた。なにこれ?杉本寺では頂いてないぞ。裏を見ると「午歳特別結縁巡礼 奉修記念」とある。あれ、もしかして午年だから坂東でも散華を配布するのか?あとで調べてみると、散華だけではなく、全く気づかなかったんだが「午歳結縁」と書かれた印が一つ増えていたのだ。「午歳結縁」の印は確かに杉本寺の御朱印にも押されていた。あー、杉本寺に散華頂けなかったからまた行かねば(因みに上にある杉本寺の散華は後日頂いたもの)。というよりも、午歳の間に三十三観音回らねば!ということでもある。これはやる気がでるというものだ。

御朱印を頂いたあと、観音堂をお参りした。

今日はここまで。第3番の安養院も近いのだが時間切れとなり帰路につく。

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