静岡城めぐりの旅 #2-3 丸子城

今回の静岡城めぐりの旅、最後は丸子城です。

匠宿エントランス
匠宿エントランス

13:01ごろ駿府匠宿第一駐車場に到着しました。匠宿エントランス コトコトストアで御城印を買いました。茶染職人により染められた和紙に一枚一枚手作業で仕上げられたというもので800円です。かっこいいですね。

■■ 丸子城 ■■

丸子城跡鳥観図
丸子城跡鳥観図

丸子城(まりこじょう)は、静岡県静岡市駿河区にある山城で、最高所の標高は136m、比高100mです。駿河国守護今川氏の家臣斎藤安元によって築城されました。曲輪、土塁、 空堀、三日月堀、堀切、竪堀、枡形、馬出し等の遺構が残っています。

丸子城跡登城口
丸子城跡登城口
登城道(猪出没注意!)
登城道(猪出没注意!)
登城道
登城道

匠宿敷地内にある登城口から登城開始、登城道に入ると猪出没注意の表示があります。熊じゃないのは少し安心(とは言え危険)ですが、最近はどうなんでしょう。この表示から先は整備されているとはいえ、外曲輪に着くまでひたすら急な階段が続きました。キツかった山城を思い出すくらいキツイですが、でも距離は短めなので15分足らずで外曲輪へ。

■外曲輪

丸子稲荷神社奥宮
丸子稲荷神社奥宮
外曲輪
外曲輪

外曲輪の入口には麓にある丸子稲荷神社の奥宮があります。丸子稲荷神社は丸子の氏神として祀られ、武田信玄や徳川幕府に崇敬されたそうです。鎮座1050年を記念して奥宮が建立されました。外曲輪は東西に長い広い曲輪です。

丸子城案内板
丸子城案内板

外曲輪にも案内板がありました。これで3種類の案内図があったことになりますが、表記が統一されておらずわかりにくいです。地形の確認にはここのもの、曲輪の確認には登城口にあったものがよかったです。

■大手曲輪(東曲輪)

土橋
土橋
三日月堀
三日月堀

外曲輪の間は緩やかですが、終わると急坂になり、その先に土橋と三日月堀があります。木や草のせいで写真だと三日月堀がよく分からないですね。

大手曲輪(東曲輪)
大手曲輪(東曲輪)
大手曲輪(東曲輪)
大手曲輪(東曲輪)
北曲輪へ
北曲輪へ

土橋の先は大手曲輪(東曲輪)です。ここからはずっとなだらかな坂で北曲輪に続きます。

■北曲輪

北曲輪
北曲輪
北曲輪
北曲輪
北曲輪
北曲輪

北曲輪は今川氏時代の本丸です。

北曲輪土塁
北曲輪土塁
横堀
横堀

大きな土塁があり、その先下方に横堀が見えます。

堀切(北曲輪-三の曲輪)
堀切(北曲輪-三の曲輪)
堀切(北曲輪-三の曲輪):東側竪堀
堀切(北曲輪-三の曲輪):東側竪堀
堀切(北曲輪-三の曲輪):西側
堀切(北曲輪-三の曲輪):西側

北曲輪と三の曲輪間の堀切があります。

■三の曲輪

三の曲輪
三の曲輪
横堀
横堀
横堀
横堀

土塁の手前西側へ下りられそうだったので横堀へ寄り道してみました。

三の曲輪
三の曲輪
三の曲輪
三の曲輪

さて先ほどの土塁が高く登れば二の曲輪かと思ったのですが、案内図に寄れば三の曲輪に土塁が2つあるのと二の曲輪との間の東側に堀があるようなので、この先もまだ三の曲輪かなということでそのていで進めます。

竪堀
竪堀

進むと先の一段上の手前左側に竪堀がありました。三の曲輪はここまででよさそうです。とはいえ鳥観図では三の曲輪の表記はなく二の曲輪にまとめられています。おそらくはっきりしないのかも。確かにこの地形では全部二の曲輪にまとめちゃっていい気がします。

■二の曲輪

二の曲輪へ
二の曲輪へ
二の曲輪
二の曲輪
二の曲輪
二の曲輪
二の曲輪より
二の曲輪より

二の曲輪は平坦で、静岡市街がのぞめるビュースポットです。

湾曲する土塁
湾曲する土塁

二の曲輪からは横堀の湾曲させた土塁を上から見れます。

堀切(二の曲輪-本曲輪)
堀切(二の曲輪-本曲輪)
堀切(二の曲輪-本曲輪)
堀切(二の曲輪-本曲輪)
堀切(二の曲輪-本曲輪)
堀切(二の曲輪-本曲輪)
堀切(二の曲輪-本曲輪)
堀切(二の曲輪-本曲輪)

二の曲輪と本曲輪の間は堀切です。

■本曲輪

桝形虎口
桝形虎口
桝形虎口
桝形虎口
本曲輪
本曲輪
本曲輪
本曲輪

堀切から登ると本丸ですが、虎口は桝形虎口になっています。

平虎口
平虎口
平虎口
平虎口
袖曲輪
袖曲輪

本丸に入って左側(東側)には平虎口があり、その下に袖曲輪が段状に下に続いていますが、ここからは一段くらいしか見えません。

物見曲輪
物見曲輪

本曲輪西端部には馬出曲輪の案内板があります。これはこの場所ではなく、ここから見えるという意味で下を見ると物見曲輪がありますが馬出し的な役割を持ったとしてこう呼ぶようになった?

喰違い虎口
喰違い虎口
喰違い虎口
喰違い虎口

物見曲輪へ行くには、本曲輪西側にある喰違い虎口を下りるのがルートのようですが、ロープが張られていたので二の丸との堀切から横堀経由で向かいました。

■物見曲輪・大鈩曲輪(丸馬出)

物見曲輪
物見曲輪
物見曲輪から見た大鈩曲輪(丸馬出)
物見曲輪から見た大鈩曲輪(丸馬出)
大鈩曲輪(丸馬出)
大鈩曲輪(丸馬出)
長大竪堀
長大竪堀
三日月堀
三日月堀
大鈩曲輪(丸馬出)
大鈩曲輪(丸馬出)
大鈩曲輪(丸馬出)南側の竪堀
大鈩曲輪(丸馬出)南側の竪堀

物見曲輪の一段下には大鈩曲輪(丸馬出)と三日月堀があります。その脇からは一直線に下に伸びる長大竪堀があります。

横堀
横堀

ひととおり遺構は見ることができたので横堀経由で下城しました。14:43ごろ登城口に下りてきました。予想よりも短時間で済んだので、計画通りに帰宅しました。

静岡城めぐりの旅 #2-2 小山城

道の駅掛川
道の駅掛川

横須賀城の次は小山城に向かいましたが途中道の駅掛川でうなぎパイをお土産に買いました。

■■ 小山城 ■■

小山城は、静岡県吉田町にあった日本の城で吉田町の指定史跡です。武田氏が遠州攻略のため砦を拡張し小山城としました。舌状台地上に本曲輪・二の曲輪・三の曲輪を配置した連郭式平山城です。

駐車場?
駐車場?

Google Mapで適当に小山城跡でナビセットしたせいか、11:06ごろ駐車場らしきところについたものの、何の表示もなく。。。しかし目の前に登城路が見えたのでクルマを置かせてもらって登城しました。戻ってから思いましたが、これどう見ても資材置き場かなんかでしたかね。

■大手門跡・三重堀

大手門跡
大手門跡

登城路を登っていくとすぐに大手門跡に至ります。以前は冠木門が建っていたようですが、今は何も建っていません。

勘助井戸
勘助井戸
三重堀
三重堀
三重堀
三重堀
三重堀
三重堀

右側には勘助井戸と三重堀。勘助井戸は、武田氏の軍師といわれた山本勘助の声がかかっていると伝えられる井戸です。三重堀は三日月堀が三重になっていて当時のままの形が残されています。

■三の曲輪

展望台小山城
展望台小山城

三重堀の土塁を通り反対側に出ると、天守の形をした展望台が見えます。

三の曲輪
三の曲輪
空堀(三の曲輪-二の曲輪)
空堀(三の曲輪-二の曲輪)
空堀(三の曲輪-二の曲輪)
空堀(三の曲輪-二の曲輪)

三重堀の東側は三の曲輪です。二の曲輪とは空堀で区切られています。

■二の曲輪

丸馬出・三日月堀
丸馬出・三日月堀
丸馬出・三日月堀
丸馬出・三日月堀
丸馬出
丸馬出

空堀を渡ると二の曲輪です。二の曲輪には丸馬出とそれを囲む三日月堀があります。

■本曲輪

本曲輪虎口
本曲輪虎口
空堀(二の曲輪-本曲輪)
空堀(二の曲輪-本曲輪)
本曲輪
本曲輪
本曲輪
本曲輪

丸馬出の東側は本曲輪への虎口で本曲輪との間の空堀に橋が架けられています。説明板には土橋と書かれていて、確かに木橋の下に土橋のようなものがあります。本曲輪は芝生広場になっています。

■展望台小山城

展望台小山城
展望台小山城
展望台小山城
展望台小山城
展望台小山城
展望台小山城

高さ21m、3層5階の模擬天守(展望台小山城)は二の曲輪に建てられています。

縄張り模型
縄張り模型

展望台小山城は入館料200円で、武田氏ゆかりの品々が展示されています。

展望台より
展望台より
展望台より
展望台より
展望台より
展望台より

最上階は展望台。本来の駐車場(吉田町営駐車場)も見えて「あそこだったか」と納得しました。

小山城御城印

12:00ごろ資材置き場に戻り、御城印は吉田町営駐車場にある「しらすのまどぐち」さんで入手しました。駐車場からの展望台小山城をパチリ。

展望台小山城
展望台小山城

12:17ごろ丸子城に向けて出発しました。本来11:40ごろ丸子城に到着する計画だったので、大幅なタイムロスです。

静岡城めぐりの旅 #2-1 横須賀城

静岡城めぐりの旅二日目は横須賀城丸子城です。小山城にも行きたいので早起きし、6:39ごろ出発しました。

■■ 横須賀城 ■■

横須賀城跡公園駐車場
横須賀城跡公園駐車場
横須賀城案内板
横須賀城案内板

7:03ごろ横須賀城跡公園駐車場に到着しました。駐車場は二の丸と西の丸の間にあります。

横須賀城御城印

横須賀城は、掛川市にある平城で、国の史跡に指定されています。戦国時代末期に徳川家康が家臣大須賀康高に命じて築かれました。他では見られない玉石垣が特徴です。

■西の丸・帯曲輪

西の丸
西の丸
西の丸西斜面の石段
西の丸西斜面の石段
西の丸帯曲輪
西の丸帯曲輪

西の丸へ登る階段には石垣の復元遺構が見られます。途中平坦な帯曲輪となっていて、さらに登ると西の丸です。

西の丸
西の丸
西の丸
西の丸
西の丸から下りる石段
西の丸から下りる石段

西の丸の東端は本丸に続き、少し手前に本丸南斜面下段へ下りる石段があります。特徴的な玉石垣が見えてきます。

■本丸南斜面下段

本丸南斜面高石垣
本丸南斜面高石垣
本丸南斜面中段(中)、下段(下)
本丸南斜面中段(中)、下段(下)
本丸への石段(左)、本丸南斜面中段への石垣(右)
本丸への石段(左)、本丸南斜面中段への石垣(右)
西の丸への石段(左)、本丸への石段(右)
西の丸への石段(左)、本丸への石段(右)
本丸南下門跡
本丸南下門跡

本丸南斜面下段で見られる石段はすべて玉石垣でこのような城跡は確かに見たことがありません。ここからは本丸、本丸南斜面中段への石段があります。さらに一段下に下りる坂に本丸南下門跡があります。

三日月池
三日月池
三日月池
三日月池

さらに一段下りた道沿い東側には三日月池があります。これは唯一残る水堀だそうです。

■三の丸

太鼓櫓跡
太鼓櫓跡
三の丸
三の丸
牛池跡
牛池跡

三日月堀から東へ進んで行くと三の丸です。途中に東大手門の跡がありますが、遺構は何もありません。城跡保存活用計画の地図からすると道路から三の丸に入る坂の途中辺りに太鼓櫓があったようですが、案内等は何もありません。三の丸は広大な敷地ですがやはり遺構の案内等もないのでただ広いだけ。三の丸の西側には牛池がありました。

■三日月池北側中段

三日月池北側中段の本丸石垣と玉砂利敷遺構
三日月池北側中段の本丸石垣と玉砂利敷遺構
三日月池北側中段の本丸石垣
三日月池北側中段の本丸石垣

三ノ丸の西南隅から三日月池の西側に進みます。その上段は三日月池北側中段で、玉砂利敷遺構や本丸の巨大な石垣を見ることができます。石垣の右側には本丸へ続く坂がありますが、ここは一旦、本丸南下門跡まで戻って本丸にあがり、その坂から下りてきて北の丸をめざすことにします。

■本丸南斜面中段

本丸南斜面中段の石垣
本丸南斜面中段の石垣
本丸南斜面中段より
本丸南斜面中段より
本丸南斜面中段
本丸南斜面中段

本丸南斜面下段から右手前石段を登ると本丸南斜面中段です。

■本丸

本丸への石段より
本丸への石段より
天守台
天守台
天守台
天守台
本丸土塁
本丸土塁

本丸の北東隅には4層の天守があった天守台があります。北側に土塁、東・南側では石垣が確認され、天守1階北側が土塁上に架かる形態だったそうです。

本丸
本丸

南側には横須賀城跡復原模型が設置されています。こういう模型って後から見返す時にすごく役に立ちますね。

本丸南東隅の崩れた斜面
本丸南東隅の崩れた斜面

本丸南東隅から先ほど三日月池北側中段へ下りる坂の手前の斜面は崩れています。

本丸南東隅の崩れた斜面
本丸南東隅の崩れた斜面


坂を下りて北の丸へ向かいます。

■北の丸

北の丸
北の丸
本丸北側斜面
本丸北側斜面
建物跡石列遺構
建物跡石列遺構
溝状石列遺構
溝状石列遺構
地覆石溝状石列遺構
地覆石溝状石列遺構

北の丸では建物跡石列遺構、溝状石列遺構、地覆石溝状石列遺構などが見られます。

■松尾山

松尾山へ
松尾山へ
松尾山
松尾山
多門櫓跡
多門櫓跡
多門櫓跡
多門櫓跡

北の丸の東側にある松尾山に登ります。松尾山はもともと本丸があった場所だそうです。一番奥に多門櫓跡があります。

大堀切
大堀切
大堀切
大堀切

松尾山の北側と東側には大堀切があり、上から見ることができます。かなりの高さです。

■米倉

北の丸の東側から少し下がったところは米倉です。

米倉へ
米倉へ
米倉
米倉
米倉
米倉

■二の丸

米倉を進むと駐車場に戻ってきます。続いて二の丸を散策します。二の丸には御殿や御朱印蔵、武器蔵、土蔵などがあり、城主の住居や執務を行う場所だったそうです。三の丸同様、遺構の案内等もないのでただ広いだけです。

二の丸
二の丸
北外堀跡
北外堀跡
北外堀跡
北外堀跡

二の丸を左手に見ながら北上すると米倉の北側、北外堀跡を確認できます。北外堀跡は二の丸の北側、不開門跡あたりまでずっと続いています。

■不開門・外堀跡

不開門跡
不開門跡
撰要寺山門(横須賀城移築不開門)
撰要寺山門(横須賀城移築不開門)
撰要寺山門(横須賀城移築不開門)
撰要寺山門(横須賀城移築不開門)

二の丸は西に向かって西曲輪、厩曲輪と続いていますが、その境界はよくわかりません。厩曲輪には不開門跡があります。不開門はすぐ北側にある撰要寺の山門として移築されています。

西外堀跡
西外堀跡
西外堀跡
西外堀跡
西大手門跡
西大手門跡
西櫓跡
西櫓跡
中土居道跡と南外堀跡
中土居道跡と南外堀跡

不開門跡の西側に用水路が流れていますが、これは西外堀跡です。南に進むと県道に出ますが、県道の部分は中土居道と呼ばれる土手で、その南側は入り江でした。北側は南外堀跡です。東に少し進むと西大手門跡、その隣に西櫓跡があります。

これで散策は終了です。早起きの甲斐があり時間ができたので、小山城に行くことにしました。9:32ごろ出発しました。