家に着いて、財布探したらあった!
よかったぁー。
財布がない
朝通勤中、駅降りたらなんかズボンがスッキリしてる気が。あれっ、なんかない、あっ、財布がない!
落としたんだか、家に忘れたんだかわかんない。
ということで行ったん会社には行ったんだけど、ただいま帰宅中。
城崎温泉・竹田城旅行#2
なんと早朝から非常に体調が悪く、気持ちが悪く胃がキリキリ痛み、腹も下す。7時半からにしてもらった朝食は8時に変更してもらうが、たったの30分伸ばしたところで大して体調はよくならず。無理して朝食をとろうとするも、ほとんど何ものどをとおらず。見た目はすごくおいしそうなのに。せっかく早起きして早めに出て竹田城、篠山城、それと行ければ総持寺と思っていたが、チェックアウトギリギリの10時まで休むことにした。何か変なものでも食ったか?食事会場ではほかの客は元気に飯食ってたから、俺だけだとするともしかして夜まで放置しておいたカニ?ネットで調べると火を通したカニでも室温で放置すると何やら菌が再発して食あたりを起こすことありという情報を得た。きっとこれか。夕飯17時半ころからずっと部屋にカニ放置してしまってた。冷蔵庫入れればよかったものを。案外単純でおバカな始末である。
ということで宿は10時にチェックアウト、竹田城へ向かう。途中ドラッグストアを見つけたので胃腸薬を買って飲んで、竹田城に備える。クルマ運転してる間もたまに急にキリキリと胃が痛んだりして一人でウーッとうめく感じだが、道のりそのものは順調に現地に到着。
竹田城はクルマの場合は天空の郷までしか行けず、そのうえの中腹駐車場は一般車両は行くことはできない。天空の郷からは天空バスか徒歩などで中腹駐車場まで行き、さらにそこから城跡まで歩くことになる。体調が万全なら全くそんなことは気にせず歩いていきそうなものだが、何せこの調子じゃ心配である。現に天空の郷についた途端、腹下したし。ちょうど天空バスの時間がよかったためとりあえず行きはバスでいくことに。バスも運よく座ることができた。立って変な力入るのはまずいことになりそうだし。
中腹駐車場に着くと薬がだいぶ効いてきたのか、体調も良化してる感じがしたので、休まず城跡へ。現在は亀さんコースからしか行けないということで、さらに20分ほど歩くと観覧料を払う受付があり、そこからはすぐ。
城跡に着くとそこにはたくさんの桜が咲いており、ちょうど桜のいい時期に訪れたことを認識した。すごいいいタイミング。城跡そのものは結構な広さの敷地でよくぞまぁこんなところにこんな広い城を建てたものだと思わせる。城跡はおおまかに散策順路があり、ロープで立ち入り禁止の場所が多数あるが、そりゃそうだ、ロープなかったらどこも石垣とさらにその下の絶壁なのだから、危険極まりない。逆にロープ一本だったりするわけで、いくら国指定史跡とはいえ、そんなんでいいのと思ってしまうくらい。それと最近の竹田城人気で観光客が爆発的に増えた影響で、現在は天守台には入れない。日本のマチュピチュと言われる代名詞的な天守台からの風景は残念ながら見られないが、まぁそれでもそれを思わせる風景や場所は至る所にあるのでそれほど不満はない。本来竹田城が天空の城といわれるのも、9月から12月くらいまでの早朝に朝霧が発生したことによりできた雲海の上に城が浮かぶように見えることからだが、今はその意味ではオフシーズンであるので桜満開の今日は(体調以外は)運がいい。しばし、ゆっくりと撮影スポットを探しながら城跡を楽しんだあと、帰りは天空の郷まで40分ほどかけて歩いて降りてきた。このころには少なくとも腹を下しそうな雰囲気はないくらいまでは体調も回復。ただし、時刻はもう14時前、その気になれば篠山城くらいは行けそうだが、気力は残ってない。素直に帰路につくことに。
逆に帰りに出発が早いので、できるだけ高速は使わずに帰って安く収めるように朝来市から東へ進み、福井方面へ抜けそこから南下して関ヶ原インターから名神、中央と進み、岡谷インターから一般道で帰ってきた。おかげで有料道路代は6-7000円分くらい浮いた!一般道でも田舎の信号の少ないところ走ると思ったほどは時間がかからない面もあるということ。まぁそれでも自宅についたのは日付変わってたけどね。夕飯はコンビニで買ったお茶漬けとおにぎり。これなら食べられそうという予想通りで、意外においしく食べられた。当然お酒など飲まず。
城崎温泉・竹田城旅行#1
朝早起きできたので、さっそくネットで城崎温泉の宿を予約。宿はお宿白山で温泉街からは少し離れているが徒歩圏内。何より食事がよさそう、貸切風呂も姉妹館含め全部で9つ空いていれば自由に使用可、外湯巡りパス付、駄菓子詰め放題、ビール一杯目0円などなど特典も盛りだくさんでリーズナブルな11340円(税込)。しかもじゃらんポイントが1000円分あったので、さらにお安く泊まれるとあり非常に楽しみな宿なのである。
自宅出発が6時半前、関越道、上信越道、長野道、中央道、東名、名神と経由して京都縦貫道で丹波ICまで、そこから一般道を行くルート。途中姨捨SAで最初の休憩としたが、珍しく朝飯食って行こうと思い、豚汁定食で腹ごしらえ。これなら昼抜きでおなか空かせて宿の夕飯にありつける。さすが平日、渋滞など一切なく順調だった。朝からも準備して万端のはずだったのが、またもやゴリラポッドを忘れてしまい、途中福知山のキタムラにてもっと安い類似品(だが粗悪品ではない)を購入。
そして宿には16時半着。夕食は18時からにしてもらい、それまでは空いている貸切風呂のうちを露天2つを楽しむ。宿には5つの貸切風呂がある、というか夜は5つある風呂が全部貸切になるという感じか。洗い場には畳が敷いてありこういうのが自宅にあってもいいかも。なんか売ってるの見たことある気がするし。
夕飯は、最初一杯目のビール無料、二杯目は100円!お品はお花見前菜3種、但馬牛すき焼き100g、紅カニ1匹、蓋物、春野菜天ぷら、刺身(イカ、甘エビ)、八鹿豚しゃぶ小鍋、清汁、東さんの手作りプリン、0円但馬牛焼きそば。とにかく豪華な感じで品数も多く、朝飯しか食べていないにも関わらず、とてもじゃないが食べきれなくて、焼きそばは手つかず。カニも半分も食べられなくてもったいないので、夜食用にかたづけないでもらった。
食事の後は外湯めぐりに。送迎バスも出してくれているが行きは歩いて行ってみた。外湯の数は全部で7つ。宿でもらった地図を頼りに駅方面に向かう。せっかくなのでできるだけ多く入ろうということで、それぞれ短時間、さっさと入って、はい次!というように行くことにした。
最初は城崎温泉駅前にある、さとの湯。こちらは21時まで(それ以外は23時まで)ということで屋上の露天やサウナがあったりと外湯の中では一番楽しめそう。行ってわかったのだが、城崎温泉の外湯は、よく温泉街にある公共浴場のような外湯ではなく、もっと大きな施設ということ。ロッカーも当然完備しているし、休憩所なども広かったりする。なので、値段も高めで施設により600円から800円。まぁ今回は外湯パス持ってるので無料だが。さとの湯では、サウナと屋上の露天を楽しんで、次はお地蔵さんが入口にある地蔵湯。地蔵湯は大谿川沿いにあり、大谿川の両岸に建ち並ぶ宿や店、垂れ下がる柳を街灯がライトアップする景色は素晴らしい。大谿川に沿って歩いて次にある柳湯は木曜は休みということで、その先の一の湯へ。建物も横に長いレトロな感じのもので、中に洞窟湯があって風情あり。次はまた大谿川沿いに進むがここからは街灯がピンクに変わり、それが桜をさらに美しく見せる。その先にまんだら湯があるが、その前にまんだら湯の前にある宿の姉妹館にて駄菓子詰め放題を。詰め放題と言ってもかわいい紙袋くれるだけなので、大した量は詰められませんが。で、まんだら湯は小さめのお風呂と樽湯の露天だが、なんとなく一番温泉街の外湯っていう感じに合ってる感じがして落ち着く。次は御所の湯。ここはすごい立派な門と建物で京都御所がモデルになっているとか。露天の庭が大きな滝になっていて、これはすごいなという感じ。最後は鴻の湯で庭園風呂がある。ということで宿への送迎バスが姉妹館前から22時35分最終ということでなんとかそれに間に合い、休み以外の全ての外湯に入ることができた。休みだった柳湯は明日は15時からということなので、今回は入れないことになる。
宿の風呂も23時までだがあと15分ほどあるので、まだ入っていない貸切露天風呂に。そして部屋に戻ってからビール飲みながらカニも食べるがなんだかそれほど食欲もなく。酒も飲んだが湯あたりでもしたか?少し横になって休んでからお菓子つまみに飲んだりしたが、それほど飲みたいとも思わず寝ることにした。
坂東三十三観音 #17
今日はどこかとりあえず日帰りでも行くぞということで、ちょうど先日予約はしたものの都合でキャンセルした、れくた君ことCT200hのガラスコートをしてもらおうと予約の電話を入れる。すると今日の今日なので17時からに。ならばその前にそっち方面のどこかに行ってからレクサスに行けば充実だよね、ということで、レクサス店の途中に寄れそうな、坂東三十三観音の満願寺へ。
| ■第17番 出流山 満願寺
宗派:真言宗智山派 |
縁起について、公式HPから引用(抜粋)する。
今から千二百余年前に修験の行者、役の小角によって「観音の霊窟」(鍾乳洞)が見つけられ、天平神護元年(765年)日光山繁栄の源を作られた勝道上人によって開山されました。この「観音の霊窟」には鍾乳石によって自然にできた十一面観音像があります。当山の奥之院にお祀りされている鍾乳洞で自然にできた「十一面観音菩薩」は子授け、安産、子育てのご利益があると信仰されています。
ちょうど境内には桜などが美しく咲き時期的にはいい参拝タイミング。奥之院にも行きたいところだが、満願寺には何度も参拝していて今日は時間が限られているため、本堂をお参りするにとどめ、奥之院へはお参りしないことにした。それでも結構ギリギリな時間。ちゃんとお参りもして、写真も収めてとなると結構な時間を使ってしまい、予定の17時にレクサス店に着けるかそうとうやばい時間になってしまった。
レクサス店についたのは、17時20分ごろ。ガラスコートと洗車で美しくよみがえったれくた君。明日からはどこか一泊しに行くつもりなので、あまり汚れててもね。
ということで明日どこに行く?候補は四国か竹田城。宿を調べるとどちらもまだ取れるが竹田城へ行くなら城崎温泉に泊まるつもりで、直前予約もOKという記載のあるよさそうな宿があったので、明日早起きできたらそのタイミングで予約しよう!もし起きられなかったら日帰りに変更だ!
休み中の仕事
先週金曜日からGW開けまで約1か月の休みだけど、今日は仕事で会社へ。これが終われば次の仕事は今週末ちょっとメール見て、来週月曜日は午前中会社行く予定。それ過ぎれば完全にしばらく休みに入れる。ということでしばらく休みなので、同僚と今日は飲みに行くことになっていた。同僚一人は体調が悪いにもかかわらず付き合ってくれてありがたや。
9時過ぎくらいにお開きになったが、どうせ今日は泊まりになるので上野に移動してからいつもの酔虎伝へ立ち寄り飲み増しして泊まった。明日はどこか行くということはないけど、あさってから動き出そう。
明日から長期休暇!
実は明日からは約1か月の長期休暇なのである。勤続25周年を迎えた年の記念に一か月休暇が取れるのだ。とは言っても自分がやらなきゃならない最低限の仕事はあるので、休暇中に数日は仕事になるが。それにしても1か月の休みなんて学生時代以来!ぜひとも計画性をもって無駄にだらだら過ごしてしまったなんてことのないようにしたい。
ということで休暇中にやりたいこと。
- まずは家の大掃除。何が何でもこれくらいの休みが取れる機会でもなければできないので、徹底的に無駄なものは捨て、空間のひろい我が家に大変身させる!
- 旅行に行きまくる。日帰り、泊まり含め、ちょくちょく旅行に行きまくる。一泊旅行3〜4回は行きたいし、日帰りはもっとたくさん。ただし、飛行機大嫌いなので、海外は当然、クルマで一泊で収まらないところには行かないけど。お金にもケチはつけないつもり。
- 昨年分の確定申告を自分でやる。
この3点かな。
ということでさっそく明日から休みなので、会社の帰りにちょー久々に以前部門が同じだった先輩社員と夕飯を一緒に行って今日は泊まり。やば、なんかいつもの週末と一緒じゃん。だって、明日は休みだが、月曜は会社だし。
下部温泉旅行#2
ということで下部温泉旅行二日目は、久遠寺参拝!のはずが。。。今日は春の台風といえるほどの荒天!そうとう天気予報でもやばそうなので、非常に無念ながら久遠寺はあきらめ、早々と帰路にたつことに。確かに帰り道、まるで台風のような嵐にも巻き込まれ、こりゃ参拝どころの話じゃなかったなと。
Fくん宅に着く直前デニーズにより、軽く昼飯食ってからさらにFくん宅から自宅までドライブが待っている。早く荒れ荒れにならないうちに急いで帰らないと!と帰ってきたが、なんと途中都内すぎる辺りからは荒れた天気どっかへ行っちゃった。まるで台風翌日の透き通った空が広がり始めた。なんだったのかこの天気。
いずれにしても久遠寺のリベンジは果たすぞ!
下部温泉旅行#1
今日明日の一泊二日でFくんと下部温泉と久遠寺へ行く旅行。特に久遠寺はFくんのリクエスト。日蓮宗総本山である久遠寺は、確かに調べてみると大きくてすごそう。日頃お寺に行くことは多いが、だいたい観音霊場がベースになっていることもあり、日蓮宗のお寺に行く機会はほとんどこれまでなかった。
今回クルマを出すのはFくんなのでFくん宅までクルマで行って、俺のクルマは留守番。久遠寺は山の中、だけどコースは東名なので久遠寺は明日ゆっくり参るとして、今日は清水あたりで海の幸の昼飯、その後宿という計画。
東名に乗るまでは渋滞もあったが、乗ってからしばらくすれば順調。行く途中ネットで調べて、清水魚市場河岸の市というところが良さそうということでそちらへ向かう。河岸の市には、多くの地元仲卸業者の店が入っていて、魚介の販売はもちろん、多くの食事処が集まっている。昼飯に選んだのは、まぐろ館2階にある大間新栄丸という店。はっきり言うとまわりは皆新鮮なまぐろや魚を出す店だけなので、どこでも大して変わらんだろう。ということでこちらの店で5種類の地魚が入った丼とかき揚を注文。特に生しらすが入っているのがチョーポイント高い。すごく満足したんだけど、時刻は15時過ぎている。これ夕飯やばそう。
清水からは一般道で下部温泉へ向かうが、至って順調で17時すぎに宿到着。今日の宿は古湯坊源泉館。到着したがなかなかそれらしき建物が見つからないと思ったら、なんと外壁部分を足場とネットで覆われていた。聞くと先日の大雪で屋根とかやられて修理中とのこと。まさか工事中の建物なんか探さないもんね。工事は外なので、中は当然なんの問題もなし。夕飯は18時半からにしてもらい、それまで温泉街を探索することにした。仲居さんに温泉街でなんか見どころとかあるか聞いたら、はっきり「ない!」だって。笑った。確かにこの下部温泉はどちらかというと湯治向きで、よくある観光温泉街という趣ではなかった。
さっと風呂入ってからは部屋での夕食。牛ステーキや山女の塩焼き、それとこの辺りは湯葉が名産のようで、多くの湯葉料理。とってもおいしいのだがなんせあの時間に昼飯たらふく食ったもんだから、食べきれず。あー、もったいない。ただでさえ旅館の食事は量多いんだからむしろ昼飯抜きくらいがちょうどいいんだよ、本当は!食事の後は、宿自慢の「武田信玄公かくし湯大岩風呂」。武田信玄公が自らここの岩風呂で刀傷を癒したという伝承が伝わっている、足元から湧き出るかけ流しの源泉で、宿の隣の湯治用別館神泉にある。風呂のおススメの入り方は、冷湯に20分、温湯に5分を数回繰り返し、最後に一瞬冷湯に入って出るとのこと。冷湯は震えるほどではないが、ほんのり温かいかなと思える程度の30度くらいの湯。ところがこれがおススメの入り方をすると体が芯から温まるのだ。なるほど珍しいお風呂であった。
ということで明日は久遠寺。天気は悪そうだが大丈夫かな。
秩父札所巡り三巡目(#1-3)
今日から秩父札所巡りの三巡目を始めた。と言うのも今年は午年、秩父札所の本尊は12年に一度の総開帳であるからである。期間は3月1日から11月18日まで。札所開基が文暦元年でこの年の干支が甲午(きのえうま)。今年は開基から13回目の甲午歳で、12年に一度というより、60年に一度の特別な開帳年ということである。そして期間中に参拝して納経をすると散華シールがいただける。ということで今日は札所一番から三番までお参りした。
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■札所一番 誦経山 四萬部寺 宗派:曹洞宗 |
今回の秩父札所についての参拝日記では、お寺に縁起など基本的に境内に設置された案内板から抜粋引用する。
この札所は妙音寺とも称し、秩父札所観音霊場三十四ヶ所は、ここから始まります。寛弘四年三月、播州書写山性空上人の「武蔵国秩父は観世音菩薩有縁の地なり、彼の地に行きて教化せよ」と師の命を奉じて弟子幻通は、この地に至り里人を強化し朝夕妙典四万部を読誦し、供養を行って経塚をきづき秩父第一番の霊場にしたという縁起があります。
本堂は三間四面、表一間に軒唐破風の向拝を配し千鳥破風をふした入母屋造りで、秩父札所中、特に整っており埼玉県文化財に指定されております。
本尊は聖観世音菩薩立像一木造り江戸時代の作であります。(境内設置案内板より)
まず境内に入るといつもはないものが目に入ってくる。それは本堂の前に建てられた祈願塔。その祈願塔から本堂に向かって手綱が伸びている。このお手綱は本尊である観音様の手とつながっていて、お手綱と手をつなぐことで、観音様との縁がつながるというものである。このような祈願塔とお手綱は信州の善光寺でも見たことがあった。
お参り後納経所で御朱印をいただくのだが、迷ってしまった。というのは秩父札所は三巡目であり、納経帳、納経軸とすでにあるので、今回は納経帳にするつもりだったのが、甲午総開帳記念納経軸なるものがあったから。でも軸は表装も先日やっとしたのもあるし、ただ「開帳記念」の文字が入っているだけといえばそれだけ。なので納経帳にした。今回の納経帳は比較的ポピュラーな坂東とかと同じものではなく、秩父札所連合会オリジナルの納経帳にした。それと入手したのは散華を集めて貼るための台紙。あくまで台紙であり、ポスター紙と同じ素材。大事に扱わないとすぐ皺など入りそう。全部集めてから貼った方がよいとのこと。ならば今日買わずに最後でもよかったか。御朱印も総開帳にあわせて一つ増えてます。
いろいろと参拝グッズが取り揃えてあるので、秩父札所を巡るならあとの順序はどうでもいいけどここに最初に来るのがおすすめである。
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■札所二番 大棚山 真福寺 宗派:曹洞宗 |
その昔、知行兼備の大棚禅師がこの地の岩窟に安置する観音像に暫々お参りすす老婆あり、禅師あやしみてこの老婆に問えば、吾はこの里の農家の妻である。嫉妬心つよく強欲鬼畜の身を観音におすがりしてのがれたいと詣でている。観音は吾をあわれみ本尊を祈り広く信仰を得ながら吾と同じ苦中の者も救われるであろうと伝えれば禅師はもっともなりと大棚の地に本尊を安置しようという。老婆は喜び、たづさえる竹杖を禅師に呈して「これは人間のものにあらず、これをもって今日の布施となす」と言い放すや松風吹き、雲のごとく老婆はなし。禅師は後、この霊験を本尊に祈り一宇の堂をたて永く観音の霊跡をしたという演技があります。
この札所は昔、観音堂南向五間半四面、ほか本堂、札堂、仁王門、羅漢堂、稲荷社、諏訪社等があったといわれ、これらの建物は火災にあって焼失し、須弥壇や彫刻の一部は取り出されて現在の堂に転用されています。本尊は聖観世音立像一木造りで室町時代の作といわれております。(境内設置案内板より)
おそらくクルマで行くにはこの秩父札所の中で一番難所で嫌なのが、ここであろう。お寺まではすれ違いが非常に困難と思われる細い山道を上がっていく必要があるからだ。とは言ってもそれが嫌なら下に置いて歩くのもよし。幸い行きも帰りも対向車には会わずに済んだ。堂守が居らず、納経などは麓の光明寺でいただく。
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■札所三番 岩本山 常泉寺 宗派:曹洞宗 |
その昔、この堂より北の矢行地に本尊が安置され、今の札堂の地に行基菩薩彫刻の十王像が安置されていたと云う。巡礼客十人あまりこの十王堂に宿り誦経し、その声は里人の心を打ち非常に喜ばれたと云う、折しも近くにある矢追の地より数千の征矢を射る如く光明が輝きこの地を照らし里人は驚いて十王堂に集まり例の巡礼者をみると、いづこへか消えて矢行地にあるべき霊像が厳然と座している姿に驚き里人は矢行地の堂を矢追に移し永く当所に安置したと云う縁起があります。
この札所は、三間四面、表に一間の大唐破風の向拝をふし、建築彫刻として繊細を極めています。これは秩父神社の薬師堂を移築したもので江戸後期の建築物であります。本尊は聖観世音立像一木造りで室町時代の作です。(境内設置案内板より)
本堂向かって左側のすこし階段を上ってところに観音堂がある。祈願塔に傘がさしてあって、これはこれでそう変でもない。境内には長命水というとお地蔵さんがある井戸があって、これを飲むと病気が治って健康になり、長命の御利益があるそうだ。当然飲んで御利益にあずかる。それと本堂の縁側に、子持石といわれる母親が子供を抱いているような珍しい形の石があり、子授けの御利益があるそうだ。
ということで今日の札所巡りはここまで。昼飯は秩父そば「武蔵屋」で。いつも混んでるおいしいそば屋さん。毎回そうだが、秩父札所巡りのお昼はやっぱりそばである。