奥飛騨慕情2日目

今日は早めに動いて夕方には帰宅できるようにしたかったので、朝食は7時半からにしてもらっていた。その前にやはり朝の露天風呂。朝食はまた飛騨らしさも感じるシンプルなもの。椎茸とネギが入ったほう葉焼きの焼き物もあり、やはりこの辺はほう葉味噌なのだなぁ。生卵も付いていたので久々に卵かけご飯、おひつのご飯は全部たいらげた。おかみさんに聞くと今日はとてもいい天気、これなら多分アルプスはとてもよく見えると思いますよ、とのこと。やはり山の天気は全然予報はあてにならないもんだなぁ。とてもついてる。新穂高ロープウェイは9時始発。早く行かないとせっかく晴れているのに突然曇り出したりするかもしれないで、9時ちょっと過ぎにはチェックアウト。昨日の夕飯時に瓶ビールと冷酒を追加したにもかかわらずトータルで11,000円!凄い満足感!出るときにおかみさんが新穂高ロープウェイの割引券をくれた。往復2,800円なので10パーセントでも大きい。これはまたここに来たくなるな。リピーターが多そうなのもうなづける。旅館たにぐち、おススメである。

新穂高ロープウェイ山頂駅からの北アルプス

新穂高ロープウェイは、山麓にある新穂高温泉駅から中間地点として鍋平高原駅までの第一ロープウェイ、鍋平高原駅から徒歩2〜3分のしらかば台駅から山頂の西穂高口駅までの第二ロープウェイと、2つのロープウェイを乗り継いで山頂駅まで行く。第二ロープウェイはなんと二階建てのゴンドラ。西穂高口駅の屋上は山頂展望台となっていて西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳などの北アルプスの山々が360度の大パノラマで広がる。この壮大な白銀の景色は、ミシュラングリーンガイドジャポンで二つ星に認定されている。テレビや書籍などでしかなかなか見られないだろうなというこの景色を、冬場に1人で車で来られたなんてやっぱりCTに乗り換えたからこそ。高級なのもいいが、車に求められるものは機動力ということも再認識。

雪の回廊

西穂高口駅からは本当の登山に行く人のための登山口があり、そこに至るまでの間は雪の回廊ができていて散策することができる。2メートルほどの雪の壁が迷路のようになっていて楽しい。散策した後は駅の中にあるレストランで山菜そば。ここで食べておけばよる地元で夕飯を取るまでに食事はしなくて済むかなと言うことで。だけど正直、これで700円?ちょっと高すぎ、という感じ。もしかしたら今回の旅での失敗はこれだけだったかも。ということで白銀の大自然を満喫し今日はこれで帰路につくことにした。

今回の奥飛騨の旅、最高によかった。こりゃ毎年行きたくなるな、できれば1月や2月のまだ雪が本格的な時期に大露天風呂で雪見を楽しむ、まぁ、今回も半分はそれが目的だったんだけどちょっと時期が遅すぎたかな。また今回の宿をリピートしてもいいし、今回泊まった新穂高温泉のほかにも、奥飛騨温泉郷には平湯温泉、福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉もあるので、毎年別の温泉に泊まると言うともあるだろうし、季節を変えてくるのもいいかもしれない。温泉と大自然以外はアミューズメントはあまりないかもしれないが、それで十分、それだけでいいという素晴らしい場所だった。松本から奥飛騨へ抜けると自宅から4時間程度で行けるという近さもいい。日帰りで風呂だけ入りに行くと言うのもいいかもしれないなぁ。

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