下部温泉旅行#1

今日明日の一泊二日でFくんと下部温泉久遠寺へ行く旅行。特に久遠寺はFくんのリクエスト。日蓮宗総本山である久遠寺は、確かに調べてみると大きくてすごそう。日頃お寺に行くことは多いが、だいたい観音霊場がベースになっていることもあり、日蓮宗のお寺に行く機会はほとんどこれまでなかった。

今回クルマを出すのはFくんなのでFくん宅までクルマで行って、俺のクルマは留守番。久遠寺は山の中、だけどコースは東名なので久遠寺は明日ゆっくり参るとして、今日は清水あたりで海の幸の昼飯、その後宿という計画。

河岸の市大間新栄丸地魚丼

東名に乗るまでは渋滞もあったが、乗ってからしばらくすれば順調。行く途中ネットで調べて、清水魚市場河岸の市というところが良さそうということでそちらへ向かう。河岸の市には、多くの地元仲卸業者の店が入っていて、魚介の販売はもちろん、多くの食事処が集まっている。昼飯に選んだのは、まぐろ館2階にある大間新栄丸という店。はっきり言うとまわりは皆新鮮なまぐろや魚を出す店だけなので、どこでも大して変わらんだろう。ということでこちらの店で5種類の地魚が入った丼とかき揚を注文。特に生しらすが入っているのがチョーポイント高い。すごく満足したんだけど、時刻は15時過ぎている。これ夕飯やばそう

下部温泉郷古湯坊源泉館

清水からは一般道で下部温泉へ向かうが、至って順調で17時すぎに宿到着。今日の宿は古湯坊源泉館。到着したがなかなかそれらしき建物が見つからないと思ったら、なんと外壁部分を足場とネットで覆われていた。聞くと先日の大雪で屋根とかやられて修理中とのこと。まさか工事中の建物なんか探さないもんね。工事は外なので、中は当然なんの問題もなし。夕飯は18時半からにしてもらい、それまで温泉街を探索することにした。仲居さんに温泉街でなんか見どころとかあるか聞いたら、はっきり「ない!」だって。笑った。確かにこの下部温泉はどちらかというと湯治向きで、よくある観光温泉街という趣ではなかった。

部屋での夕食

さっと風呂入ってからは部屋での夕食。牛ステーキや山女の塩焼き、それとこの辺りは湯葉が名産のようで、多くの湯葉料理。とってもおいしいのだがなんせあの時間に昼飯たらふく食ったもんだから、食べきれず。あー、もったいない。ただでさえ旅館の食事は量多いんだからむしろ昼飯抜きくらいがちょうどいいんだよ、本当は!食事の後は、宿自慢の「武田信玄公かくし湯大岩風呂」。武田信玄公が自らここの岩風呂で刀傷を癒したという伝承が伝わっている、足元から湧き出るかけ流しの源泉で、宿の隣の湯治用別館神泉にある。風呂のおススメの入り方は、冷湯に20分、温湯に5分を数回繰り返し、最後に一瞬冷湯に入って出るとのこと。冷湯は震えるほどではないが、ほんのり温かいかなと思える程度の30度くらいの湯。ところがこれがおススメの入り方をすると体が芯から温まるのだ。なるほど珍しいお風呂であった。

ということで明日は久遠寺天気は悪そうだが大丈夫かな

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