11:00すぎに鬼城山ビジターセンターに到着しました。計画の45分前倒しで順調です。
■鬼ノ城
鬼ノ城は総社市にある標高約400mの鬼城山山頂付近に築かれた古代の山城で、日本100名城の69番、国の史跡に指定されています。
鬼城山ビジターセンターで日本100名城スタンプをゲットしましたが、御城印は聞くと公式では発行していないとのことでした。
大きな鬼ノ城総合案内図(散策マップ)をスマホで撮り、それを見ながら散策へ。城壁が2.8kmにわたって鉢巻状に巡っているので、それに沿った遊歩道を進みます。
歩き出して少し進んだところで右手に折れた先には展望デッキ(学習広場)があり、西門を望めます。
遊歩道に戻り、西門方面へ進むと左側に角楼があります。背面からの攻撃への備えと西門防備を意図した防御施設と考えられています。
角楼のすぐ横に西門。古代城ということで、お城というより砦という感じがします。鬼ノ城で復元された建造物は角楼と西門で、西門は一番のみどころです。
西門をくぐって城外側へ。城壁沿いに東へ下りたところに第0水門がありました。
城内へ戻ります。敷石は城壁の下の面に接して板石を多数敷き詰めて通路状としたもので、城壁が雨水によって壊されることを防ぐためのものと考えられています。
南門の方へ進みますが、案内図の第1水門と第2水門あたりまでは上側と下側の遊歩道がありどちらがよいか迷いましたが下側を行くことにしました。結果正解、第1水門と第2水門に着きました。
水門は、城内の排水のために設けられたものです。さらに進むと南門跡があります。
南門は、規模・構造ともに西門と同じということです。東門の方へ進むと第3水門に着きました。
さらに進むと内側列石、その先は高石垣の上、展望ポイントに出ました。
遠くに東門跡と屏風折れの高石垣も望めます。内側には岩切観音様。
東門跡を目指します。分岐点があり右側の石段を下りた先に第4水門。
第4水門を過ぎると東門跡に出ます。東門は西門や南門より小ぶりです。ほかの門が角柱を多用するのに対し東門はすべて丸柱だそうです。
さて、屏風折れの方へ向かいます。左側に鍛冶工房跡。
分岐点を屏風折れの方へ進むと巨石が並んでおり、その先からは屏風折れが見えました。
さてここからが何を思ったか、巨石群の上方にある展望台の方へ行って眺望を楽しんでから、そこにあった道を間違って行ってしまい。。。気が付くと湿地が出てきて、屏風折れとは全く逆の礎石建物群のある方向に進んでしまっていたのでした。
仕方ないので礎石建物群、北門跡と進んで降りることにしました。鬼ノ城の中心部分委は、7頭の礎石建物跡が発見されています。
礎石建物群を見た後は、北門へ向かいました。北門は唯一背面側にある門で、東門同様ややこぶりです。
北門跡からは一気に山頂広場まで。山頂広場を少し下りると角楼に戻ってきました。
ということで、結果第5水門と屏風折れ(高石垣)に行けなかったという悔いの残る結果に。まぁ屏風折れ(高石垣)は遠くから見れたからよしとしましょう(するしかない)。
13:40すぎに鬼城山ビジターセンターをあとにしました。次に向かうは急遽目的地に加えた鷲羽山展望台です。