「四国八十八箇所」カテゴリーアーカイブ

お遍路さんの旅 #9-2-5 根香寺

■第82番札所 青峰山 千手院 根香寺

根香寺は天台宗で、本尊は千手観世音菩薩です。弘法大師が五色台の主峰、青峯山に五大明王を祀り花蔵院を建立され、後に大師の甥にあたる智証大師が蓮華谷の木で千手観音像を刻んで千手院を建て安置しました。この霊木は香木で切り株から芳香を放ち続けたことから、この二院を総称して根香寺と名付けられたといいます。

第82番境内図
境内図

牛鬼の像
牛鬼の像

駐車場に止めると何やら変な像が。この像は寺に伝わる伝説に出てくる青峯山の人間を食べる恐ろしい怪獣、牛鬼の像です。

仁王門
仁王門

境内
境内

納経所
納経所

回廊式の本堂入口
回廊式の本堂入口

本堂
本堂

本堂より
本堂より

万体観音の回廊
万体観音の回廊

本堂は回廊式となっていて、回廊には万体観音が納められています。回廊の先に本堂があります。

大師堂
大師堂

六角地蔵堂と龍宮地蔵尊
六角地蔵堂と龍宮地蔵尊

鐘楼
鐘楼

次は83番です。

お遍路さんの旅 #9-2-4 白峯寺

■第81番札所 綾松山 洞林院 白峯寺

白峯寺は真言宗御室派、本尊は千手観世音菩薩です。弘法大師と大師の妹の子と言われる智証大師が創建したといいます。

第81番境内図
境内図

山門(七棟門)
山門(七棟門)

七つの棟からなる高麗門形式の珍しい門です。

護摩堂
護摩堂

最初にあるのが護摩堂です。納経はここで。

勅額門
勅額門

道に沿って行くと勅額門がありその先に本堂かと思うような大きなお堂が見えます。が本堂ではありません。頓証寺殿です。

頓証寺殿
頓証寺殿

DSCF0320

勅額門手前右の石段を上った先に本堂・大師堂があります。

鐘楼
鐘楼

薬師堂
薬師堂

行者堂
行者堂

本堂本堂
本堂

大師堂
大師堂

また雨が降ってきました。結構つよめ。山だからですかね。

次は82番です。

お遍路さんの旅 #9-2-3 国分寺

■第80番札所 白牛山 千手院 国分寺

国分寺は真言宗御室派、本尊は十一面千手観世音菩薩です。寺の創建は聖武天皇より勅命を受けた行基菩薩が巨大な十一面千手観音像を刻み本尊としたとされています。

第80番境内図
境内図

仁王門
仁王門

本堂
本堂

大師堂
大師堂

納経所
納経所

弁財天
弁財天

毘沙門天堂
毘沙門天堂

閻魔堂
閻魔堂

千体地蔵堂
千体地蔵堂

境内は結構広く、大きなお寺です。本堂は国の重要文化財、このお寺の大師堂は二重塔で、納経所の前からお参りする感じのところでした。納経所に人がいなくてちょっと時間食っちゃいましたが納経所には売り場もあってお遍路タオル買いました。

次は81番です。

お遍路さんの旅 #9-2-2 こんぴらさん #2

■こんぴらさん(奥社)

奥社 北透垣の鳥居
北透垣の鳥居

785段、本宮の向かって右にある神饌殿の右側の北透垣に沿って奥に進み、北透垣の鳥居から奥社への道のりが始まります。

DSCF0242
真井橋

809段、真井橋です。

DSCF0241
常磐神社

832段、常磐神社です。御祭神は、武雷尊(たけいかづちのみこと)・誉田和氣尊(ほんだわけのみこと)です。

DSCF0239花崗石神明造の石鳥居
花崗石神明造の石鳥居

白峰神社
白峰神社

866段、白峰神社です。御祭神は崇徳天皇です。

紅葉谷鳥居
紅葉谷鳥居

菅原神社
菅原神社

974段、菅原神社です。御祭神は讃岐守を務めた菅原道真命です。

P1020255P1020256

石段の後はしばらく平たんな道が続き、先に見えてきたのはもしや奥社?いえいえそんな近いはずはありません。

奥社 卯花谷休憩所
卯花谷休憩所

見えていたのは卯花谷休憩所でした。1098段です。ここで180度後ろ方向に左折すると、、、

奥社 卯花谷休憩所の鳥居
卯花谷休憩所の鳥居

鳥居とその先の果てしなく見える石段です。

P1020258

厳しいながらも石段に落ちた紅葉はすごく綺麗。

奥社 手水舎
奥社 手水舎

1261段、奥社の手水舎です。ここで再度大きく後ろ方向に右折すると、、、

奥社 まだまだ続く石段

まだまだ石段が。ほんときついです。頑張って上ると。

DSCF0218

鳥居が見えてきました。やっと到着か?

厳魂神社(奥社)DSCF0211
厳魂神社(奥社)

10:10ごろ、はい、やっと着きました。奥社と呼ばれる厳魂神社(いづたまじんじゃ)です。1368段上り切ることができました。でもここまで来る人はとても少ないんですね。自分の前後見渡せる範囲でも1人か2人くらいでした。

厳魂神社は金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命が祭られています。

威徳巖(いとくのいわ)
威徳巖(いとくのいわ)

奥社西側には断崖、崖下には方石が一面に折り重なっていて威徳巖(いとくのいわ)というそうです。

奥社からの眺望
奥社からの眺望

御守所
御守所

奥社御朱印天狗御守
奥社御朱印と天狗御守

奥社のお守りは「ニュー天狗守り」という新しい天狗御守だそうで、御本宮守護神と書かれていてとてもかっこいいお守りです。

ということで下山します。帰りはらくちんさっさ、と御本宮まで降りてきまいた。

■こんぴらさん

開運こんぴら狗みくじ
開運こんぴら狗みくじ

昨晩授かった開運こんぴら狗みくじですが、昨晩いなかった小さな犬がいました。夜は子犬は休むんですね、きっと。

下向道
下向道

三穂津姫社の正面から下に向かって続く石段が帰路となる下向道です。ここを降りると旭社の脇にでます。ちゃんと帰りに旭社をお参りできるようになっているんですね。

桜馬場の紅葉
桜馬場の紅葉

鼓楼
鼓楼

金刀比羅本教総本部
金刀比羅本教総本部

参道の石段
参道の石段

11:20ごろ参道入口まで降りてきました。2時間半くらいで奥社まで行ってこれたことになりました。

さてここからお遍路さん再開です。80番に向かいます。

お遍路さんの旅 #9-2-1 こんぴらさん #1

宿・露天GOPR0491

お遍路さんの旅2日目は、屋上展望露天風呂から始まりです。後ろに見える右側の山にこんぴらさんがありますが、うーん、あいにくの雨。こんぴらさん参りで今日は奥社まで行くつもりなので少しやだなぁ。のんびり風呂なんて入ってますが、もう8時。予定では7時にこんぴらさんの参道だったのですが、昨晩お参りしたおかげで時間的になんとかなりそうな感触です。

■こんぴらさん

チェックアウトして参道についたのは8:40ごろですが、実際歩きだしたのは8:50ごろ。今日は参道の動画を撮るつもりでジンバルを用意、そのセッティングに時間使ってしまいました。

こんぴらさん 一段目
一段目

御本宮までの785段ある石段の最初の一段目です。

こんぴらさん 土産物屋が並ぶ参道
土産物屋が並ぶ参道

少し登っては平たんの連続。土産物屋が沢山並んでいます。まだ平日の早い時間だからか人はあまり見かけません。

こんぴらさん 一之坂鳥居
一之坂鳥居

113段目にあるのが一之坂鳥居です。ここから先急な石段となる一ノ坂です。

こんぴらさん 灯明堂
灯明堂

一ノ坂の途中168段くらいのところ、左側に重要有形民俗文化財の灯明堂があります。

こんぴらさん 琴陵宥常銅像
琴陵宥常銅像

大門手前の288段、右側にある琴陵宥常銅像です。

こんぴらさん 大門こんぴらさん 大門
大門

こんぴらさん 「琴平山」の額
琴平山の額

365段にくると神域の総門である大門です。二層入母屋造・瓦葺です。琴平山の額は、有栖川宮熾仁親王殿下の御筆です。

こんぴらさん 五人百姓
五人百姓

大門をくぐると、特別に宮域での商いを許された五人百姓と言われる5軒の飴の店がありますが、今日はまだ4軒でした。あとから来るんでしょうか。

こんぴらさん 桜馬場
桜馬場

その先は桜馬場という石畳の道で沢山の石灯篭が並んでいます。

こんぴらさん 桜馬場西詰銅鳥居
桜馬場西詰銅鳥居

桜馬場の先、石段をのぼると桜馬場西詰銅鳥居があります。この辺りは広場になっていて左側には御厩があります。

こんぴらさん 御厩
御厩

こんぴらさん 神馬
神馬

こんぴらさん 神馬月琴号
神馬月琴号

御厩には、神様が乗るための神馬がいます。

こんぴらさん 着見櫓
着見櫓

桜馬場西詰銅鳥居をくぐって石段を上ると477段目、着見櫓があります。

こんぴらさん 書院
書院

着見櫓の右側に社務所門、その中に書院があります。その逆方向、着見櫓の左方向に進みます。

着見櫓の左方向
着見櫓左方向

石段

500段目の玉垣と石畳の広場につくと今度は右折でまた長い石段です。

祓戸社
祓戸社

595段目の祓戸社(右側)がある広場に到着です。祓戸社の御祭神は、瀨織津姫神・速秋津姫神・気吹戸主神・速佐須良姫神です。先にある石段をまた登ります。

DSCF0263
旭社

628段目にある旭社につきますが、旭社は帰路で参拝するところだそうです。旭社の御祭神は、天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・天照大御神・天津神・国津神・八百万神です。

こんぴらさん 旭社廻廊
旭社廻廊

旭社に面して廻廊があります。

こんぴらさん 黄銅鳥居と賢木門
黄銅鳥居と賢木門

回廊沿いに進んでいくと黄銅鳥居があってその先の門は賢木門、参道が続いています。

こんぴらさん 本宮手水舎
本宮手水舎

本宮手水舎が見えてきます。写真の右手前方向、石段が1段下がっているのが分かるでしょうか。本宮までの石段で下がるのはこの1段だけで、上がる石段は786段、ここで1段下がることによりので785段となっているそうです。

こんぴらさん 真須賀神社
真須賀神社

手水舎右側の連籬橋を渡ると真須賀神社があり、御祭神は、建速須佐之男尊・奇稲田姫尊です。

こんぴらさん 御前四段坂
御前四段坂

真須賀神社を左折すると、御前四段坂と呼ばれる急な石段がありこの先が御本宮です。昨晩来たので着いたという安心感がありますね。

御本宮御本宮
御本宮

9:30前、無事到着、785段目の御本宮です。御本宮の御祭神は、大物主神と崇徳天皇です。

神楽殿
神楽殿

神楽殿は祭典の伶人楽や雅楽を奏する所です。

こんぴらさん 南渡殿
南渡殿

南渡殿は本宮から三穂津姫社まで渡っている廊下です。

こんぴらさん 三穂津姫社
三穂津姫社

三穂津姫社には本宮の御祭神である大物主神の后、高皇産霊神の御女、三穂津姫神が祭られています。

こんぴらさん 祓除殿と銅馬
祓除殿と銅馬

祓除殿は神職や昇殿する参拝者が御祓を受ける所で、その前には銅馬があります。左は絵馬殿です。

こんぴらさん 絵馬殿の絵馬
絵馬殿の絵馬

絵馬殿には、各地から奉納された絵馬が掲げられています。

こんぴらさん 神札授与所
神札授与所

IMG_3329IMG_3326
御本宮御朱印と幸せの黄色いお守り

神札授与所では御朱印、そして幸せの黄色いお守りとミニこんぴら狗のセットを授かりました。こんぴら参りの代参(当人に代わって代理で参拝に行くこと)をした犬までいたとのことで、この犬をこんぴら狗と呼ぶのだそうです。なんかすごくかわいい。

高台から望む讃岐富士
高台から望む讃岐富士

御本宮前の高台からは讃岐平野や讃岐富士が望めます。

さて御本宮の次にお参りするのは奥社です。

こんぴらさん 御本宮と神饌殿・北渡殿
御本宮と神饌殿・北渡殿

奥社は本宮の向かって右にある神饌殿の右側の参道を進んでいきます。

お遍路さんの旅 #9-1-7 夜のこんぴらさん

湯元八千代

さて、本日の宿はこんぴらさんのすぐ近くにある、こんぴら温泉湯元八千代さんです。17:30ごろ到着。素泊まりなので、近くの居酒屋をネットで調べました。そんなに多くはなく、一番近い店に行くことにしました。田中屋というさぬき名物骨付鳥を押し出している店。骨付鳥うどんに次ぐ香川ご当地グルメなんだとか。

田中屋

ということでせっかくなのでご当地グルメをいただくしかないでしょう。でも一応注文前に店員さんに一人で食べられる量かどうかは確認、どうやらいけそうだということでたのみました。骨付鳥は親鳥と若鳥の2種類があり、親鳥は肉質は硬めだが旨味が凝縮、若鳥は肉質が柔らかくてジューシーということで、若鳥にしました。うん、たしかに食べ応えがありますが、ジューシーで飽きないおいしさ。たのんでよかった!

さて、まだ8時半すぎ、これからどうしようと思いついたのが、夜のこんぴらさんってどう?ということ調べると夜でも参拝できるってことで、行ってみることにしました。

■夜のこんぴらさん

宿を通り過ぎてこんぴらさんの参道へ!

P1020077
参道入口付近

参道に入ってもほとんど人がいません。土産屋さんとか立ち並んでますが閉まってますね。

P1020079
一段目

御本宮までの785段ある石段の最初の一段目です。

土産物屋が並ぶ参道
土産物屋が並ぶ参道

少し登っては平たんの連続。土産物屋が沢山並んでいます。先が長いですね。

一之坂鳥居
一之坂鳥居

113段目にあるのが一之坂鳥居です。ほんとに人いないなぁ。ここから先の大急な石段となる一ノ坂とです。

灯明堂
灯明堂

釣燈籠
釣燈籠

一ノ坂の途中168段くらいのところ、左側に重要有形民俗文化財の灯明堂があります。すごく綺麗です。

大門
大門

大門
大門

365段にくると神域の総門である大門です。二層入母屋造・瓦葺です。

桜馬場
桜馬場

大門をくぐった先は桜馬場という石畳の道になっています。大門の前よりも明らかに神聖な雰囲気に変わりました。その先また石段になって登りきると。。。

桜馬場西詰銅鳥居
桜馬場西詰銅鳥居

桜馬場西詰銅鳥居につきます。鳥居をくぐり石段をまた登ります。

書院
書院

書院の反対側、左側の道
書院の反対側、左側の道

登りきった477段目右側に社務所門と書院。どっちに進めばいいのか分かりにくいですが、多分書院の反対側、左側の道のようです。500段目の玉垣と石畳の広場につくと今度は右折。

また石段
また石段

また石段です。なかなか着かないですね。先は長そう、息ハァハァです。それにしても人いないなぁ。

祓戸社
祓戸社

595段目の祓戸社(右側)がある広場に到着です。先にある石段をまた登ります。

旭社旭社
旭社

旭社の回廊
旭社の回廊

大きな建物が現れました。やっとついた?かと思いましたが、旭社という628段目にある社です。旭社には回廊があってライトアップも綺麗です。

回廊沿いに進んでいくと。。。

黄銅鳥居と賢木門
黄銅鳥居と賢木門

黄銅鳥居があってその先の門は賢木門、参道が続いています。

P1020140
本宮手水舎

本宮手水舎が見えてきました。この辺りが一番ちょっとゾゾッときそうな雰囲気です。652段目にあります。ということは785段の御本宮まで、うー、あと133段もあるんですねぇ。

最後の石段
最後の石段

この最後の石段の先に見えるのがきっとゴール、御本宮でしょう。

御本宮御本宮御本宮御本宮
御本宮

ついに到着、785段目の御本宮です。

御本宮前からの夜景
御本宮前からの夜景

南渡殿
南渡殿

開運こんぴら狗みくじ開運こんぴら狗みくじ
開運こんぴら狗みくじ

境内にはひたすら白く明るくめだつものが。何?と思ってみると「開運こんぴら狗みくじ」、夜でもいただけました。100円です。

帰りの石段
帰りの石段

ということで初のこんぴらさん参りは夜でした。下りは上りと別になっています。

旭社
旭社

下っていくと旭社の横にでます。

P1020216
参道からの夜景

宿に戻ったのは21:50頃でした。20時40頃、参道入口だったので、急げば1時間程度でお参りできるということですね。これは明日のお参り所要時間の参考になった!

部屋に戻ってから知人に夜のこんぴらさん参りを伝えると、驚かれました。怖くないのー?だって。だって神様なんだから全然怖くないですよねぇ。

お風呂は宿の温泉ですが、内風呂と屋上展望露天風呂がありました。もちろん両方楽しみましたよ。

お遍路さんの旅 #9-1-6 天皇寺

■第79番札所 金華山 高照院 天皇寺

天皇寺は真言宗御室派、本尊は十一面観世音菩薩です。行基菩薩によって開創され、弘法大師によって荒廃した堂舎が再興されたそうです。

第79番境内図
境内図

本堂
本堂

大師堂
大師堂

白峰宮
白峰宮

白峰宮は崇徳天皇が祀られています。

さて、予定では次、80番だったのですが、タイムオーバーですね。宿に向かいます。

お遍路さんの旅 #9-1-5 郷照寺

■第78番札所 仏光山 広徳院 郷照寺

郷照寺は、時宗のお寺で
本尊は阿弥陀如来です。行基菩薩が阿弥陀如来像を彫り、本尊として安置したのが開創だそうです。

第78番境内図
境内図

本堂
本堂

DSCF0182
大師堂

万躰観音洞
万躰観音洞

大師堂の左手には万躰観音洞とよばれる地下回廊があり、全国の信者が奉納した30,000の観音像が祀られています。

鐘楼
鐘楼

次は79番に向かいます。

お遍路さんの旅 #9-1-4 丸亀城

■丸亀城

丸亀城は高さ日本一の石垣を有する名城で、現存十二天守の一つでもあり、日本100名城にも選ばれています。標高約66mの亀山に築かれた平山城で、本丸・二の丸・三の丸・帯曲輪・山下曲輪からなります。

丸亀城跡案内図

資料館脇側の無料駐車場にクルマをとめ、散策。

資料館側から見た天守
資料館側から見た天守

資料館脇から大手門方向へ公園内を進むと玄関先御門と番所・長屋があります。

玄関先御門と天守
玄関先御門と天守

玄関先御門は旧藩主居館の表門で江戸時代初期に建てられたものです。

番所・長屋
番所・長屋

番所は御殿に入る者を見張るもので長屋がついています。

大手二の門と天守
大手二の門と天守

大手一の門
大手一の門

一度大手一の門をくぐって二の門から外へ。大手一の門は1670年頃に建てられた櫓門で、太鼓門とも呼ばれています。大手二の門は一の門と同時に建てられました。

見返り坂
見返り坂

見返り坂は大手門から山上に向かう坂です。

三の丸北側の石垣
三の丸北側の石垣

三の丸北側の石垣は、丸亀城の石垣の中で最も高く、20m以上の城壁が続きます。

三の丸
三の丸

三の丸は、二の丸・本丸を取り巻く曲輪です。

二の丸
二の丸

本丸の手前が二の丸です。

二の丸からの天守
二の丸からの天守

本丸と天守
本丸と天守

天守に入ります。入館料は200円。100名城スタンプは受付にありました。

天守1階
天守1階

天守1階階段
天守1階階段

天守2階
天守2階

天守3階
天守3階

天守からの眺め
天守からの眺め

天守は高さ約15メートル、三重三階構造で1660年に完成しました。

大手一の門
大手一の門

戻る途中、大手一の門の内部が公開されているのを見つけました。

現存天守の天守はもちろんですが、石垣がとても印象的で素晴らしかったです。

次はお遍路さんに戻って、78番へ向かいます。

お遍路さんの旅 #9-1-3 道隆寺

■第77番札所 桑多山 明王院 道隆寺

道隆寺は真言宗醍醐派、本尊は薬師如来です。

この地方の領主、和気道隆公が桑の木で小さな薬師如来像を彫り、草堂を建てたのが寺の初めといわれ、道隆公の子・朝祐公が唐から帰朝した弘法大師に懇願し薬師如来像を彫造、その胎内に父・道隆公の像を納めて本尊としたとされます。

第77番境内図
境内図

仁王門
仁王門

本堂
本堂

大師堂
大師堂

多宝塔
多宝塔

時間に余裕があると言いつつも、すこし急ぐ感じですかね。次はお参りは一休み、日本100名城の丸亀城に登城します。