2泊3日の熊本・宮崎・鹿児島城めぐりの旅1日目。計画では、
・1日目:人吉城
・2日目:八代城、飫肥城、志布志城
・3日目:知覧城、鹿児島城
をめぐる予定です。

熊谷駅近くの有料駐車場に止めて、7:22の新幹線で羽田空港へ向かい、東京モノレールで羽田空港第1ターミナルには8:40前に到着。9:55羽田発鹿児島行きのJAL便は出発時刻が10:05に変更でした。途中雲海に浮かぶ富士山が見えてラッキーでした。11:40ごろ鹿児島に到着しました。

鹿児島空港からは日産レンタカー、今回の相棒はノートではなく、なんとセレナです。奮発したのではなく、ノートがリコール中で変更の確認は事前に受けていました。ミニバン運転するのってほぼ初めてですが、意外に違和感なくすぐになれましたね。
人吉城へ向かいます。
■■ 人吉城 ■■
人吉城は、熊本県人吉市にある梯郭式平山城です。相良氏が鎌倉時代に地頭として人吉荘に赴任して以来35代670年にわたり在城し、江戸時代には人吉藩の藩庁でした。国の史跡、日本100名城の93番です。
■西外曲輪
13:23ごろ、人吉城歴史館に到着しました。こちらでまずスタンプとパンフレットを入手しました。歴史館は西外曲輪にあり、相良清兵衛屋敷跡に建設されています。西側から東側に向かって散策します。
西外曲輪の西側には古写真をもとに復元された角櫓、長塀、多門櫓が連なっています。
角櫓は球磨川と胸川の合流点、城跡西北隅にあります。角櫓の前には軍役蔵跡と思われる表面表示がありました。角櫓からは多門櫓北側長塀が伸びています。長塀の途中には、敵の侵入を防ぐための石落としがあります。長塀は多門櫓に続いています。長塀の向かいには渋谷家屋敷跡。
多門櫓は大手門の北側石塁上にある長櫓です。多門櫓の南側に続く石垣は大手門櫓跡で、大手門は胸側御門とも呼ばれました。
西外曲輪を東西に伸びる後口馬場の南側は上級武士が屋敷があった場所で、下台所跡や犬堂市衛門屋敷跡が整備されています。
後口馬場は幅約10メートルの大きな道路・馬場跡です。後口馬場の北側、球磨川に挟まれた区域には相良清兵衛屋敷や息子の相良内蔵助屋敷がありました。
球磨川と後口馬場に挟まれた区域の東部は、大台所や御厩になっていました。
大井戸遺構は、人吉城跡で二つ発見された井戸のある地下室の一つで、相良内蔵助屋敷の地下室の遺構です。地下室の構造は、石段の降り口、踊り場、方形の大型の井戸、黒色の小石敷き、その下のスギ板敷きなど。実物展示のため復元修理を行い、 上部に覆屋を設け休憩施設となっていますが、遺構はガラスで囲われている上、ガラスが反射して少し見づらいのが残念。もう一つの大井戸遺構は人吉城歴史館内にあり内部にも入れたようで、入ればよかったと悔やんでいますが、知らなかったし。下調べは十分にしないとです。
馬責馬場は東側の城主御館と西側の武家屋敷跡(西外曲輪)の間を南北に貫いている道です。球磨川の方へ進み、北側から本丸を目指します。
球磨川に出ると橋が架かっていますが、この橋は当時はなかったものです。橋からは復元された水ノ手門西側長塀と奥まで続いている石垣が見られます。長塀の内側にある間米蔵跡は年貢米を収めた蔵の遺構です。御館北辺の石垣には武者返しと呼ばれる突出部がついた石垣があり、これは日本全国でも他には五稜郭と龍岡城にしかないという珍しいものです。
水ノ手門は、球磨川に面した場所にあった門で、年貢米や物資の搬入に使われ、川に面した石垣には船着場が設けられていました。水ノ手門のすぐ近くにある門は堀合門で、城主御館の北側入口に置かれた門です。復元されたものですが移築された門は現存しています。堀合門の東側には大村米御蔵跡と欠米蔵跡があります。
さらに東へ進むと御下門跡があります。本丸・二の丸・三の丸への唯一の登城口に置かれた櫓門でした。いかにも城への入口といった雰囲気がとてもいいです。奥へと続く石段を登っていきます。
■三の丸
石段を登り切ると三の丸です。三の丸は球磨川沿いの最も低い場所にある広大な曲輪で、長屋や井戸、塩蔵がありました。そのまま道なりに進むと中御門跡です。
■二の丸
中御門跡は三の丸から二の丸へと繋がる巨大な櫓門跡で桝形虎口になっています。ここの石垣も素晴らしいです。 石段を登ると二の丸です。二の丸には御殿が建てられ、城の実質的な中心地でした。北西北端には埋御門跡があり、三の丸へ直接下りることができます。
■本丸
二の丸南西部には石段があり登ると本丸ですが、適当に地図を見たため護摩堂があるだけの場所だし疲れたし登らなくていいかなと思ったことが今思うと危なかった。思いなおして登ったらそこが本丸でした。本丸は、城内最高所にある天守台に相当する曲輪ですが、天守閣は築かれず二階建ての護摩堂が建てられていたそうでその礎石も残っています。
■三の丸
本丸から二の丸へ戻り、埋御門跡から三の丸に下りると、二の丸の西側には広場が広がり、少し下側の三の丸北西部の曲輪には於津賀社跡があります。相良氏入国前の城主だった平氏の代官の矢瀬主馬祐をまつる霊社跡です。
■城主御館跡
三の丸西端部からの石段を下りていくと、相良護国神社と相良氏の歴代藩主が祀られた相良神社が建っている、城主御館跡に出ます。ここは、かつて相良氏の藩庁や表屋敷(御殿)が置かれていた中心的な場所でした。御館跡庭園は、池泉廻遊式の日本庭園で300年以上前に作庭されたそうです。無人社務所では、御城印や神社の御朱印を買うことができます。城主御館跡の最西部には水堀に架かる御館御門橋があり、石造りの桁橋として熊本県内最古として県指定重要文化財になっています。
最後に人吉城に入る4ヶ所の門のうち、南側入口にあった岩下門跡に行ってみました。ほぼ何も残っていない感じでよく分からずでした。
駐車場に戻ってきたのは15:45ごろで、大体2時間20分ほどの散策でした。15:53ごろ、今日の宿・ホテルアルファーワン八代へ向けて出発、ホテル提携のセイワパーク八代本町にとめて、17:35ごろチェックインしました。夕飯はホテル1階にある居食屋がらっぱさんで、熊本名物のちくわサラダ(ちくわの穴にポテトサラダを詰めた天ぷら)やお刺身などいただきました。ホテルには大浴場もあってしっかり体を休めました。
明日は八代城を巡りますが、早起きしてチェックアウト前に散策することにしました。